Shopifyメールについて徹底解説!|メリットやハードル、料金など詳しくご紹介

2020年10月29日

Shopifyメールについて徹底解説!|メリットやハードル、料金など詳しくご紹介

低価格でありながら、オシャレで機能的なECサイトが作れると人気のShopify。実はECサイトだけでなく、Shopify内にメール機能もあるのをご存知でしょうか?Shopifyメールは、EC事業で得たデータやその他サイトの機能と連動し、マーケティングに有効活用できる優れたツールです。

そこで今回はShopifyメールについて特徴やメリットとハードル、そして利用方法などを徹底解説します。

Shopifyメールとは

Shopifyが提供するメールマーケティングツール

Shopifyメールは2020年の4月にリリースされた、Shopifyが提供しているメールツールです。現在20以上の言語で利用可能で、日本語版は5月4日から利用が可能となりました。

Shopifyメールは、Shopifyで得た顧客データを使ってメールマガジンなど送ることが可能なので、メールマーケティングツールの役割を果たしてくます。Shopifyメールを使うことで顧客管理とメールマーケティングツールの一元化ができるようになり、より利便性が向上するといえるでしょう。

Shopifyメールの特徴

特徴1:Shopifyでの顧客データをそのまま使用できる

Shopifyメールは、Shopifyで管理しているお客様データをそのまま利用してメール送付が可能です。

例えば、一度購入した方に向けてリピート購入を促すメールを送付する時には、お客様データのセグメントを「初回購入者」にチェックをすると、すぐに対象者のみにメールを送付することができます。そのため、自身で毎回お客様のセグメント分けをする必要もありません。

セグメントは「未購入者」「最終注文日」「購入金額」などのさまざまな方法で作成することができます。適切なお客様に適切な情報を提供することで、ショップへのファン化やリピート購入を促すことができるでしょう。お客様から見ても、興味関心の低いメールが送られてくることが少なくなるため、送り先のECサイトに嫌な印象を持つこともなく、自身に親和性の高い情報を得ることが出来るのです。

特徴2:操作性がシンプルで使いやすい

Shopifyメールはシンプルな操作で利用できます。メールの基本的な操作画面はもちろんのこと、メールマガジンを作成したい場合には、自動でロゴ・商品・ストアカラーが自動でメールテンプレートに取り込まれるため、何回も外部から写真を取り込むなどの面倒な手間が削減できます。

テンプレートも複数用意されているので、セール情報やニュースレター、新商品のリリースなど用途に合わせて展開可能で、テンプレート自体も文字のフォントや画像なども変更でき、自分好みのメールを簡単に作成できます。

また、メールの自動保存機能も搭載されているのも嬉しいポイントです。「時間かけて作ったものが消えてしまった!」という事態を未然に防げるでしょう。

メールの送信時間を事前に設定しておき自動送信することもできるので、開封率の高い適切な時間に送信するなど、メールの効果を最大化することも可能です。このようにメールマーケティングにかける時間を削減し、効果を最大化できるため、その他の業務により集中できるような環境を整えられます。

特徴3:毎月2500通まで無料

Shopifyメールは、一ヶ月に2500通を上限として無料でメールを送信することができます。それ以上の件数を送付したい場合は、1,000通ごとの送信に1ドル、つまり約100円という低価格で利用が可能です。

1週間にメール送信は5回まで、一度に最大4万人までの配信と制限はありますが、比較的大きなショップの運営にも耐えうる条件でしょう。

これまで外部で提供されてきたメールマーケティングツールと比較しても、Shopifyメールはとても良心的な料金設定といえます。

特徴4:配信したメールの分析も可能

さまざまなメールマーケティングツールにあるような分析機能も搭載されています。

開封追跡はデフォルトで有効になっており、送付したメールごとに開封率が確認できます。その他にも下記の項目が分析データとして確認することができます。

・正常に配信されたメールの数を表す配信率
・メールマガジンの購読を解除した購読者数
・メール内のリンクをクリックした購読者数
・メールがスパムとして報告された回数
・メールからストアを訪れたUU数(ユニーク訪問者数)
・カートにアイテムが追加されたメールからの来店回数
・メールからECサイトにアクセスしたお客様によって行われた注文数
・メールからのECサイトに訪問して発生した購入額

このようにただメールを送付するだけでなく、一通ごとにお客様の行動が細かく把握することができます。この機能を応用して、セグメントごとに効果がどのように変わるのかなども分析することができるでしょう。配信データを分析しながら、試行錯誤を続けられる環境がShopifyメールには揃っています。

メールマーケティングがもたらすメリット

メリット1:お客様に直接リーチをかけられる

メールマーケティングのメリットは、お客様に直接リーチし、リピート購入につなりやすい顧客関係を継続的に構築できることです。

上記で紹介したように、お客様のセグメント別にメールが送信できるため、お客様の関心や特徴にあわせたメッセージを送ることができます。さまざまなECサイトが乱立する中で、一度のみの購入や、会員登録のみで終わっているお客様に対して何も対策を行わなければ、お客様に再び再訪してもらうのは至難の業です。そのため、定期的にお客様の関心に沿った情報発信を行うことで、リピート購入を促したり、将来の潜在顧客層の方を囲い続けることが重要なのです。

また、セールや新作の情報などをお知らせしたい時に、メールを使って既存のお客様にアプローチすることも効率的な方法でしょう。

このように、メールマーケティングのデザインや届けるコンテンツを工夫することで、自社のカラーを出しながら、商品のこだわりなどを直接丁寧に届けることができるのです。お客様をファンとしてつなぎ止めるための最適な方法として、積極的に活用することをおすすめします。

メリット2:安価で集客対策が可能

メールマーケティングは他の施策と比べて低コストで少ないリソースで始められる施策といえます。

よく集客対策として広告やSEOなどが挙げられますが、広告の場合、効果を得るためには比較的大きな費用が発生しますし、SEOの場合は検索上位に表出されるまでには、長い時間と労力が必要です。その上、Googleアルゴリズムの変更や、各種広告媒体の仕様変更などにより、突然効果が低下してしまうというリスクもあります。

その点メールマーケティングの場合は、その影響を受けることが非常に少ない集客対策です。

またShopifyの公式サイトによると、56%の人は受信したメールの少なくとも半数を開封し、なおかつ59%のお客様がブランドからのメールをほかのチャネルより好む傾向があるとされています。そういった意味でも、メールマーケティングはその他のマーケティング手段と比べても安定して成果を期待できる集客手段といえるでしょう。

メリット3:今後のストア運営に役立つ情報が手に入る

メールマーケティングは、配信したメールへの反応があまりよくなかったとしても、それをその後のECサイト運営に活かすことができます。

メールの開封率はもちろんのこと、送ったメールのどの内容が購入率が高かったのか、配信したメールの中でどこの箇所が読まれているかなど、さまざまなお客様の動向を図ることができます。

そのため、キャンペーン内容の比較やテストマーケティングとしても使えるのがメールマーケティングのメリットです。このようなデータを、今後のECサイト運営のさらなるブラッシュアップのために有効活用すると良いでしょう。

Shopifyメールの使い方

手順1:Shopifyメールアプリをインストールする

Shopifyメールアプリは「Shopifyアプリストア」でダウンロードできます。「アプリを追加する」 をクリックするとダウンロードできますが、この時Shopifyアカウントにログインしている必要があります。

手順2:送信者のメールアドレスを独自ドメインに変更する

アプリをダウンロードしたら、お客様にメールを送るときの、ECサイト側のメールアドレスの設定を行いましょう。これはお客様のメールサーバーで、迷惑メールと判断されないようにするためにも重要なポイントです。

「管理画面」から「オンラインストア」の「ドメイン」をクリックします。そのあと「新しいドメインを購入する」のところで、購入したいドメインを入力しします。その後「購入する」をすると、独自ドメインを購入できます。

そして同じく「設定」の「一般設定」をクリックすると、「ストアの詳細」のところで「送信者のメールアドレス」という場所があります。そこを編集することで、送信者のアドレスを独自ドメインへ変更することができます。

また、すでに別のサイトでドメインを取得しているときは、別途ドメイン認証を行う必要があります。この場合のドメイン認証は最大で48時間かかることもあるようですので、余裕を持って設定しましょう。

手順3:メールテンプレートを作ってみよう

Shopifyメールの場合は、テンプレートが自動で取り込みが可能です。そのため、自社のイメージに合ったメールテンプレートを最初に設定してみましょう。一度設定すると「以前のメール」と登録されて何度も使えますので、最初に設定しておくととても便利です。

テンプレートの設定は「管理画面」の「マーケティング」から「概要」の部分をクリックします。そこの「キャンペーンを作成する」のボタンから「Shopifyメール」を選択します。

ここでいくつかテンプレートが出てきますので、気に入ったデザインのものを選択すると、レイアウトの設定や宛先リストの設定ができる画面になります。ここでメールの受取人、件名、プレビューテキストの設定が可能で、差出人はストアの名前とメールアドレスが自動的に反映されています。

このメールの受取人もさまざまなセグメントに区切ったグループ分けを自分で作成して設定することが可能です。

メール上部に表示されるヘッダーと、最後に表示されるフッダーはすべてのテンプレートに挿入されるものになります。ヘッダーにはストア名やストアのロゴなどを、フッダーにはストアの情報やSNSのアイコンなどを入れるのがおすすめです。

そして、レイアウトの各セクションの間にカーソルを合わせると「+」マークが表示されます。それをクリックすると、さまざまな要素を追加できる選択ウィンドウが現れます。

現時点でメールに挿入できる要素は「テキスト」「ボタン」「画像」「商品」「ギフトカード」「ディスカウント」です。

「テキスト」メニューからフォントや色、そしてリンクの差し込みなどを編集することができます。

「ボタン」はメールに直接外部のホームページのリンクを設定でき、クリックすると外部のサイトに遷移させることが可能です。ボタン自体の色も変更できますので、ストアの雰囲気に合わせて選びましょう。

「画像」では、メール本文に差し込む画像を選んだり、大きさの編集が可能です。このときに画像自体にリンクを設定することもできます。画像の見せ方もメールの横幅すべてに貼り付けるか、余白を持たせるかを選択可能です。

「商品」はストアで販売している商品情報を画像・タイトル・価格・説明・ボタンの表示させることが可能です。ここで表示する画像は、すでにストア内で商品登録されていれば、そのまま流用ができます。

「ギフトカード」ではShopifyで作成したギフトカードの情報を反映することができます。操作の方法は「商品」と同じ形になります。例えばこの機能を使って、誕生月の方に誕生日カードなどを作成して導線を促すのも方法の一つです。

「ディスカウント」は割引クーポンを表示させることができますが、先にクーポンを設定をする必要になります。クーポンの作成は「管理画面」の「ディスカウント」から作成しておきましょう。ここでは、テキストやボタンの編集だけでなく、必須事項の項目があります。この必須事項には、有効期限や利用条件などを忘れずに記載をしましょう。

ここまで作成が終わったら、右上に「テストを送信する」ボタンからテスト送信ができますので、実際のメールを見てレイアウトの違和感がないかどうか確認しましょう。

Shopifyメール以外もある!メールアプリ3選

細かなセグメント設定が可能「Klaviyo」

出典:Klaviyo

Shopifyの公式アプリストアからダウンロードできる「Klaviyo(クラビヨ)」は、無料でインストールができるメール管理ソフトウエアです。

大きな特徴としては、自社サイトで購入されたユーザーデータに基づいて、属性・行動履歴など非常に細かいセグメントで区切ることができます。

例えば、過去に購入したものに基づいたおすすめ商品の提案や、商品カートに入ったままの商品についてリマインドメールを送信することなどが可能です。メール自体もテンプレートがありますので、簡単にさまざまなキャンペーンメールを作成できます。

分析もキャンペーンを送った後の結果の分析だけでなく、最適なメールの内容や配信時間の分析機能も有しているため、お客様の行動に応じたメールマーケティングの配信フローを構築できます。

アプリのダウンロードは無料で、250件の連絡先と500件のメール送信が無料です。それ以上のメール配信は、配信数に応じて料金が上がっていく従量課金制となっています。メールマーケティングに取り組みたい事業者の方には、幅広い機能を搭載したツールとして高い人気を誇ります。

コストを抑えたいなら「sendinblue」

出典:sendinblue

「sendinblue(センドインブルー)」はShopifyの公式アプリからダウンロードできるメールマーケティングのアプリです。

他のツールと同じようにさまざまな機能を有していますが、必要な機能だけを自社の管理画面に追加できるため、簡単に運用・操作できると好評です。有料プランは1ヶ月25ドルから準備されており、低コストで利用が可能です。無料のトライアル版も用意されているので、一度利用して判断するのも良いでしょう。

機能としては、セグメント分けやメール配信の自動化、顧客の管理分析機能などメールマーケティングに必要な機能が装備されています。さらにランディングページ機能やリターゲティング広告機能、Facebook広告機能などのWEB広告に関する機能も充実しています。加えて、ライブチャット機能を有しているので、お客様からの問い合わせに対して、すぐにレスポンスが可能です。

もちろんShopifyとの連携も可能なので、低コストで使いたい機能だけ選択して使えるsendinblueは、使い勝手で見ると非常におすすめできるツールです。

自動化で効率よくメールを配信できる「Omnisend」

出典:Omnisend

「Omnisend(オムニセンド)」は、メールマーケティングを効率化したいという方におすすめのツールです。メール配信のフローを自動化することができるため、より効率的にメールマーケティングをできるのが嬉しいポイントです。

メール配信の自動化は、最初にワークフローを構築するだけで、以降は自動化されるという優れものです。その対象はメールマガジンだけでなく、会員登録後の案内メールはもちろんのこと、受注、出荷、キャンセル確認などの受注に関する内容など多岐にわたります。

またお客様の購入履歴やキャンペーンごとの行動履歴を元にセグメント分けを行い、最適なタイミングでメール配信も可能で、その分けたセグメントごとにGoogleやFacebookの広告との同期も可能です。

有料プランは月額16ドルのスタンダードプランから。料金によって使える機能が変わってきますので、是非その違いを確認してみてください。

ShopifyメールでEC事業をさらに加速させよう!

今回はShopifyメールについてご紹介いたしましたが、EC事業で売り上げを伸ばすには、ご紹介したようなメールを使った積極的なマーケティング施策も必要です。

お客様と接点を持ち続け、継続的なリピーターとなってもらえるよう、自社のストアに適したメールマーケティングサービスを選びましょう。

このようにEC事業を発展させて行くには、複数の業務工程が発生いたします。その中でも物流業務のアウトソーシングサービスを提要するオープンロジでは、EC事業の中の物流事業をすべてオンラインで完結できるサービスを提供しています。

ホームページにも実際の事例が多数掲載されておりますので、ぜひ一度ご確認ください。

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