Yahoo!ショッピング出店方法のキホン|手順や費用について徹底解説

2021年9月30日

Yahoo!ショッピング出店方法のキホン|手順や費用について徹底解説

Yahoo!ショッピングは無料で出店できるため、国内のショッピングモールの中でも比較的出店のハードルが低いECモールです。事業者様の中にはこれから出店を検討しており、出店方法を詳しく知りたいという方も多いのではないでしょうか。

Yahoo!ショッピングは出店料がかからない点が魅力ではありますが、売上に対して所定の手数料を支払わなければならない点には注意が必要です。そこで今回は、Yahoo!ショッピング出店方法の詳しい手順や費用を徹底解説します。

Yahoo!ショッピング出店の手順

現在、Yahoo!ショッピングの出店方法は「プロフェッショナル出店」という方法に限られています。

以前はフリーマーケットのように簡易スペースに対して商品を出品するための「ライト出店」という出店方法も用意されていましたが、現在ではプロフェッショナル出店として、次の手順に則って手続きを進める必要があります。

登録に必要な情報を入力する

まずは、Yahoo!ショッピングの公式サイト(https://business-ec.yahoo.co.jp/shopping/)を開き、「出店の申込み」をクリックします。遷移した先のページに「お申し込みの前に」という確認事項が表示され、申込時に必要な情報が表示されるため、手元に提示された情報が全て揃っているかどうかを確認しましょう。

事前に作成したYahoo! JAPAN IDと支払いに利用するクレジットカード情報、出店する会社や代表者の情報、銀行口座情報、出店を予定している商品の情報が必要になります。

この時点でYahoo! JAPAN IDが未登録であれば、登録しておかなければ先へ進めなくなってしまうためあらかじめ準備しておくことをおすすめします。登録は下記のURLから行えます。

https://account.edit.yahoo.co.jp/signup?.src=acct

また、出店するショップの運営者が法人である場合は、 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)や代表者・サービス管理者いずれかの身分証明書も必要になります。個人事業主の場合も、登記簿謄本は不要ですが代表者・サービス管理者の身分証明書は提出しなければなりません。

もし取り扱い予定の商材が酒類や中古品、医薬品など所定の許可証が必要な商材の場合は許可証の情報を入力する必要があるため、併せて手元に用意しておきましょう。

以上全ての情報が揃っていることを確認できたら、実際に必要情報を全て入力して登録作業を進めていきます。入力と提出書類の送信が完了すると、1回目の審査の申請が完了します。審査が完了するまでには約2~10営業日ほど要することになり、途中で入力した電話番号に確認の電話がかかってきます。

本人確認の電話があり、Yahoo!ショッピング名義で登録口座に2円の入金が確認できれば、1回目の審査は完了です。

開店準備を進める

1回目の審査を通過したら、Yahoo!ショッピングの「ストアクリエイターPro」というストア管理システムにログインできるようになります。ここから、ショップの開店に向けて準備を進めていきます。

ログインするためのIDやパスワード情報は、審査結果が完了した際にメールで連絡が来るため、誤って削除しないように注意しましょう。

ショップの開店には、いくつかの項目を事前に設定する必要があります。まずは、ストアの名称をはじめとした基本的な情報や運営会社の情報、ショップとしてユーザーに表示するお買い物ガイドやプライバシーポリシーの設定、出品する商品やカテゴリーの設定を完了させます。

その後に、ストアデザインを設定します。Yahoo!ショッピングのストアデザインは「新ストアデザイン」というツールを使用して設定することになりますが、基本的には全てのショップが統一されたプラットフォームを使用し、表示する項目のON/OFFやレイアウトの変更、ショップ内の文言の変更を行うのみとなります。

最大5つのお知らせや20個のおすすめ商品の表示などもできるため、用意されている機能を効果的に活用してユーザーの興味を惹きつけるようなデザインを心がけましょう。

基本情報を全て入力し、ストアデザインが整って開店できる状態になったら、2回目の審査を申請します。

2回目の審査は約2営業日程度で完了し、通過した場合は「ご利用開始日のお知らせ」というメールがYahoo!ショップから送られてきます。ただし、取り扱っている商材が免許や許可証を必要とする商材であれば2営業日以上かかるケースもあるため、開店準備は早めに進めることをおすすめします。

【コラム】Yahoo!ショッピングの審査は厳しい?

Yahoo!ショッピングは、従来に比べると審査が厳しくなってきているといわれています。ただし、審査の基準は公表されていないため、どのような対策を行えば通過しやすくなるのかなどの情報を具体的に把握することはできません。審査に落ちた理由が分からないため、どこを改善すれば良いのか八方ふさがりになって出店を諦めてしまうケースもあります。

しかし、審査に通過しやすくなるポイントはいくつかあるといわれています。まずは、1回目の審査を申請した後にYahoo!ショッピングからかかってくる電話に必ず出ることです。本人確認を目的とした電話ですが、この電話に応答できないと審査落ちするケースがあるようです。

一度出られなかっただけで審査に落ちてしまう事例もあるため、Yahoo!ショッピングから電話がかかってきたら速やかに応答しましょう。審査が完了するまでに約2~10営業かかることから、どのタイミングでかかってくるかが分かりにくいのは難点ですが、かかってきた電話を逃さないようにすると審査に通過できる可能性を高められます。

また、初出店であれば「予約販売あり」を選択しない方が良いのではないかともいわれています。Yahoo!ショッピングは予約販売可能な設定にもできますが、初出店だったりこれまでショップの運営経験がほとんど無かったりする方が「予約販売あり」で審査を申請すると、通過しにくくなる傾向にあります。

ビジネスとしてECサイトを運営した経験が多くない場合は、「予約販売なし」を選んで申請すると通過しやすくなるでしょう。

出店の際に注意したいポイント

ポイント1:出店条件を満たす必要がある

Yahoo!ショッピングでは企業ではなく個人の出店も可能ですが、個人が出店するためにはあらかじめ開業届を提出済みでなければなりません。また、出店時には「会社概要ページ」を記載していなければならず、代表者の氏名、ショップ所在地、問い合わせ先の電話番号とメールアドレスを明記する必要があります。

これらのことから、個人がYahoo!ショッピングに出店するのであれば会社としての必要事項を埋めるための準備を整えてから申請しましょう。登録に必須の情報を埋められれば、個人の副業であっても出店は十分に可能です。

「企業でなければ出店できない」というわけではなく、「出店は難しいものの、条件を満たせば可能」であり、Yahoo!ショッピングの集客力を活用したいのであれば試してみても良いでしょう。

ポイント2:登録に必要な物や申請も忘れない

出店の際はクレジットカードを必ず登録しなければなりませんが、デビットカードを登録することで代替できます。ただし、利用できるデビットカードかどうかはよく確認する必要があります。

他にも食品の出店は可能ですが、酒類の販売など特定の商品に関しては所定の許可を取得していなければなりません。事前に要件をしっかりと確認し、準備を整えておきましょう。

Yahoo!ショッピング出店費用の詳細

Yahoo!ショッピングへ出店する際の出展費用は、初期費用や毎月の固定費、売上ロイヤルティはかかりませんが、ユーザーインセンティブやアフィリエイトなどの費用がかかります。ここでは、出展費用費用の詳細について解説します。

Yahoo!ショッピング出店費用|初期費用、毎月の固定費、売上ロイヤルティ無料

Yahoo!ショッピングは登録時の初期費用や毎月の月額費用、販売金額にかかる売上ロイヤリティは全て0円です。一般的なECモールは月額費用や販売手数料が必要になるケースが多いため、気軽に出店できるのは魅力といえるでしょう。

しかし、Yahoo!ショッピング全体で開催するキャンペーンの原資として、「ストアポイント原資負担」「キャンペーン原資負担」「アフィリエイトパートナ報酬原資」「アフィリエイト手数料」の4種類を負担する必要がある点には注意が必要です。

月額費用や売上ロイヤリティがかからないからといって安易に出店を決めると、各種手数料の請求によって想定外のコストがかかる可能性もあるため、事前にどのような手数料がかかるのかを理解しておくことが大切です。

ユーザーインセンティブ

Yahoo!ショッピングでユーザーが商品を購入すると、「PayPayボーナスもしくはPayPayボーナスライト」と「Tポイント」が付与されます。このポイントのことを「ユーザーインセンティブ」と呼んでおり、ユーザーインセンティブの原資は各ストアが負担することになります。

負担の割合は一律というわけではなく、2.5%~16.5%の間で任意に指定できます。しかし、完全に支払わないという選択肢はなく、最低でも2.5%は必ず支払わなければならないため注意が必要です。

ショップに出品している商品がユーザーによって購入されると、あらかじめ設定した2.5%~16.5%のユーザーインセンティブ(ストアポイントとも呼ぶ)+1.5%に相当する金額をYahoo!が開催するキャンペーンの原資として負担します。

ユーザーインセンティブの倍率はストア全体で一律にすることもできますが、出品している商品ごとに設定することも可能です。

ユーザーインセンティブはあくまでもYahoo!のキャンペーンの原資となる費用であり、決済サービスにかかる手数料とは別の費用です。後述のアフィリエイトも別途かかる費用となるため、混同しないように注意しましょう。

アフィリエイト

Yahoo!ショッピングでは、Yahoo! JAPAN以外のWebサイトで自社のショップに出品している商品を宣伝できるアフィリエイト機能が用意されています。アフィリエイトのリンクから商品が購入された場合にYahoo!ショッピングに対して所定の成果報酬を支払うオプション契約となっており、成功報酬の割合は任意に設定可能です。

商品が購入された際にアフィリエイトパートナーサイトに支払う報酬の原資は、商品価格(税抜)の1~50%の間で設定でき、最低1%は必須となります。また、アフィリエイトを運営しているバリューコマース株式会社に支払うアフィリエイト手数料も別途必要となり、こちらはアフィリエイトパートナーサイトに支払う報酬原資の30%です。

例えば、税抜1,000円の商品の報酬原資を5%に設定した場合、アフィリエイトパートナーサイトに支払う報酬金額は50円、バリューコマース株式会社に支払うアフィリエイト手数料は15円で合計65円となります。

報酬原資を高く設定するほど、アフィリエイトパートナーサイトに入る報酬が高くなるためリンクを貼ってもらいやすくなる効果が期待できます。

Yahoo!ショッピング出店のメリット

Yahoo!ショッピングに出店するメリットには、主に次の3点があります。コスト面や集客面を考慮するのであれば、ぜひ出店を検討したいモールのひとつです。

メリット1:低コストで出店しやすい

Yahoo!ショッピングは出店の際に初期費用や月額の固定費用がかかりません。そのため、低コストで出店できるのはショップにとって大きなメリットといえます。

一般的な国内の有名モールは初期費用や固定費用がかかるケースが多いため、少数の出品で商品の販売が限られていたとしても必ずコストの負担が発生します。ほとんど売上がない月に固定費用を支払うと売上がマイナスになってしまう可能性もあるため、「必ず支払わなければならない費用が設定されていない」ことはそれだけでメリットがあります。

また、Yahoo!ショッピングは販売額に対するロイヤリティもかからないため、他のモールに比べて手数料を低く抑えられる点も注目したいポイントです。

ユーザーインセンティブやアフィリエイト手数料などは発生しますが、ユーザーインセンティブは最低2.5%、アフィリエイト手数料は最低1%に設定できるため、他のモールよりも手数料を抑えやすいでしょう。

Amazonなどでは商品のカテゴリーによって10~15%程度の高額なロイヤリティを支払わなければならないケースがあることを考えると、Yahoo!ショッピングの手数料は非常に安価であるといえます。

メリット2:モールの認知度が高く集客力がある

国内モールの中でも、Yahoo!ショッピングは認知度が高く集客力があるモールです。出店社数も非常に多く、PayPayモールとの連携によりユーザーにとってお得なキャンペーンなども定期的に開催しているため、あえてYahoo!ショッピングで商品を購入したいというユーザーも数多く抱えています。

また、同社はソフトバンクモバイルユーザーにポイントを還元するキャンペーンなども実施していることから、キャリアユーザーの囲い込みによる集客効果も期待できるでしょう。

自社ECのように集客を1から行わなければならない場合、認知度が十分に高まっていない状態のショップはなかなか売上が立たない期間が続く恐れもあります。モール自体の認知度を活用できれば、ショップの認知度がそれほど高くなくても一定の売上を期待できるでしょう。

中には他のモールと同時に出店したり、自社ECを並行して育てながら当面の売上確保のためにECモールを活用したりするショップもあります。出店費用が安価であり、固定費用もかからないので、Yahoo!ショッピングだけでなく他のモールや自社ECと同時に出店するのも手段のひとつです。

メリット3:外部リンクを許可している

一般的なECモールはSNSや自社ストアなどの外部リンクを許可していない場合も多く、ショップの紹介ページにリンクを貼ると規約違反として処罰の対象になる可能性があります。しかし、Yahoo!ショッピングでは外部リンクの設置が許可されているため、ショップページに自社の関連するSNSやWebサイトのURLを設置してアピールできます。

例えば、Instagramのアカウントをショップページに貼りつけてフォローを促したり、自社のWebサイトへ誘導してブランドのコンセプトをより深く知ってもらったりするなどの使い方が考えられます。Webサイトで開催中のキャンペーンを告知して、自社ECへの誘導を促すことも可能です。

ECモールは決められたプラットフォームの中で商品を出品する必要があるため、外部のWebサイトで自社をアピールする機会を用意することは集客や認知度の向上にも効果的です。ぜひ積極的にショップページと連携して、相乗効果を生み出せるような運用を行うことをおすすめします。

Yahoo!ショッピング出店のデメリット

多くのメリットがあるYahoo!ショッピングですが、デメリットもいくつかあります。ここでは、Yahoo!ショッピング出店のデメリットをご紹介します。

デメリット1:競合が多い

Yahoo!ショッピングは、出店の手軽さとコストの低さから非常に多くのショップが出店しています。国内大手ECモールのAmazonや楽天と比較してもYahoo!ショッピングの出店社数は凌駕しているともいわれており、競合が多い点はデメリットといえるでしょう。

とはいえ、以前のYahoo!ショッピングは「ライト出店」という出店方法を認めており、フリーマーケットのような形で簡単に出店できるという手軽さから無尽蔵に新規ショップが登録され、出品がないまま放置されていたショップも数多くありました。

このような状況を改善するために2019年7月にライト出店は終了し、現在は一般的なECショップページを作成する「プロフェッショナル出店」しか出店を受け付けていません。このことから、以前に比べると登録だけ行って放置されているショップは現状傾向にあるといえるでしょう。

しかし、見方を変えれば「プロフェッショナル出店するほど本格的にビジネスを始めたいと考えているショップだけがYahoo!ショッピングに参入している」ともいえます。

初期費用や固定費用、販売ロイヤリティがかからないというメリットのために多くの競合他社が出店しており、熾烈な争いを勝ち抜くのが難しいため、安定的な売上を上げ続けるには工夫が必要になります。

デメリット2:ブランディングが難しい

ECモール全般に言えることではありますが、モールが用意したプラットフォームに則ってショップページや商品ページを作成しなければならないため、競合他社とページデザインの部分で差別化することは難しいといえます。

自社ECであれば自社のショップのコンセプトや商品の特徴などを分かりやすく表現するためのデザインなどを実装できますが、ECモールにおいては他社とは大きく異なる表現方法が難しく、独自性を押し出すのは難しいでしょう。

他社との差別化が難しいとユーザーが商品を選ぶ際に商品の価格だけで判断しやすくなり、出店しているショップがこぞって自社商品の価格を安く設定することで購入してもらおうとするようになる傾向にあります。価格競争に巻き込まれると利益率は低下し、思うように売上が上がらなくなる可能性も考えられます。

商品の特徴やメリットを分かりやすく伝えることが難しく、ブランディングを行いにくいのは、Yahoo!ショップをはじめとしたECモール全体で言えるデメリットでしょう。

デメリット3:手数料がかかる

自社ECであれば、商品を販売した売上はそのまま自社の利益になります。ショップの運営にかかる経費を考慮する必要はありますが、モールに対して支払う手数料は存在しないため、比較的利益率を高めやすいのが自社ECのメリットでもあるといえます。

一方で、ECモールは出店しているモール側に手数料を支払わなければならないというデメリットがあります。Yahoo!ショッピングの場合は初期費用や固定費用、販売ロイヤリティこそかかりませんが、アフィリエイト手数料やユーザーインセンティブなどの負担は必ず求められます。

また、忘れてはならないのが決済手数料の存在です。前述の2種類の手数料の他にもYahoo!ショッピングで決済サービスを利用すると所定の決済手数料がかかるため、販売額から差し引いて利益率を把握しておかなければなりません。

例えばクレジットカード決済なら、決済金額の3.24%(非課税)がかかります。コンビニ決済なら1件あたり150円~300円(税別)かかるなど、販売ロイヤリティがかからないとはいえ、各種手数料を含めるとある程度まとまった出費になることは覚悟しておく必要があります。

【ご紹介】オープンロジはYahoo!ショッピングとAPI連携可能!

ECモールへの出展は物流が大きな課題になりやすい傾向にあります。オープンロジではYahoo!ショッピングとAPI連携しており、モールの物流を自動化することが可能です。ここでは、当社のフルフィルメントサービスについて簡単にご紹介します。

API連携で物流を自動化

オープンロジが提供するWMSはAPI連携に対応しており、自社ECやECモールのデータの自動取り込みが可能です。一件一件手入力で登録する必要がなくなるため、物流を自動化して作業工数を大幅に短縮できます。

自社ECやECモールから受注データを自動的に取り込んだ後は、担当者が内容を確認して、間違いがなければ出荷指示データをボタン一つで作成して倉庫へ送信するだけで全ての作業が完了します。API連携による自動化を実現した事業者様の中には、これまで数時間かかっていた物流業務が、わずか数分~数十分程度に短縮された実績も数多くあります。

Yahoo!ショッピングの他に複数のECモールに出店している場合であっても、複数のモールの受注データをまとめて取り込み一元管理できます。通常はそれぞれのモールごとに受注データを個別に管理しなければなりませんが、オープンロジのサービスを活用すれば管理の手間を大幅に削減できます。

オープンロジは初期費用・固定費用0円でご利用可能であり、メールアドレスをご用意いただいて登録するだけですぐに使用準備が完了します。既に完成しているシステムをお使いいただくことから面倒なシステム調整の手間が発生せず、運用開始までの期間を大幅に短縮できるのもメリットです。

商品1点から登録できる

オープンロジの倉庫は商品1点から登録できるため、小規模事業者様やスタートアップ企業にもおすすめです。

まだそれほど事業規模が大きくない事業者様は、物流の手間を削減したいと考えていても、物量の少なさから倉庫の利用を断られてしまうケースが少なくありません。しかし、将来的な事業拡大を見据えるのであれば、できるだけ早い段階で物流を外注化してメイン業務に集中できる環境を整えることが重要です。

オープンロジは小規模~大規模まで事業者様の規模に合わせて柔軟に運用体制を変更できるため、事業拡大に伴って倉庫の移転を検討する必要はありません。最初に選んだ倉庫が大規模事業者に対応しておらず、事業拡大を機に他社へ移転しなければならなくなって重い負担が発生する事例はよくありますが、オープンロジであればそのような心配は不要です。

まだ事業を始めたばかりで限られた商品しか扱っていなくても登録できるため、ぜひお気軽に利用をご検討ください。越境ECであっても商品1点から登録可能なので、海外発送用の荷物を扱っている方も国内向けのショップとほとんど変わらない感覚でお使いいただけます。

固定費ゼロ!完全従量課金制

オープンロジの料金体系は「初期費用・固定費用0円の完全従量課金制」を採用しています。倉庫を使った分だけのご請求を徹底していますので、毎月倉庫を使わなくても固定費用がかかり続ける負担感に悩まされることはありません。倉庫を使わなかった月はご請求いたしませんので、少数からでも安心して商品を預けていただけます。

「まだ事業が軌道に乗っていない段階だけど、とりあえず外部倉庫を使う準備はしておきたい」などのお考えを持つ事業者様でも、あらかじめ商品を預けて頂いて本格的な事業拡大に向けた準備を進めていただけます。

物流の外注化は、受注が増え始めてから対応するのが難しいという特徴があります。受注が増加している時点では既に物流業務に追われており、新たな倉庫を探して契約するための手間をかけることが難しくなるからです。

需要が増加する前に外注化を進めておき、事業が軌道に乗ったタイミングでスムーズかつ高品質な物流を提供できる環境を整えておくことが大切です。

Yahoo!ショッピングは集客力が高く初心者でも出店しやすい

Yahoo!ショッピングは出店料がかからずに出店でき、販売ロイヤリティも不要なことからECモールの中では出店しやすいといえるでしょう。必要な情報を用意できていれば審査が特別に厳しいというわけではないため、法人だけでなく個人であっても副業として登録できる可能性はあります。

ただし、ユーザーインセンティブやアフィリエイト手数料など、所定の手数料を支払わなければならない点には注意が必要です。希望の割合を任意で選択できますが、最低割合は決められているため、ある程度の負担があることは認識しておきましょう。

Yahoo!ショッピングでビジネスを行うのであれば、API連携による物流の自動化もおすすめです。オープンロジでもAPI連携可能で商品1点から登録できるので、物流の外注化をご検討の際はぜひお問い合わせください。

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オープンロジマガジン 編集部

物流プラットフォーム「オープンロジ」のマーケティングメンバーにて編成。物流のことはもちろん、ネットショップやマーケティングのことなど、EC事業者に役に立つ情報を幅広く発信していきます。

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各種お役立ち資料もご用意していますので、物流の構築を検討中の方はぜひお役立てください。