目次
STORESは初心者でも使用しやすくデザインも洗練されているため、初めてネットショップを開設するのにピッタリのネットショップ制作プラットフォームです。
今回はネットショップ制作プラットフォームであるSTORESについて、どのような制作プラットフォームなのか、メリットや使用する際の押さえておきたいポイントなど、詳しくご紹介します。自社でネットショップを開設する際の参考にしてください。
STORESとは
ここではSTORESについて概要を詳しくご紹介します。
本格的なネットショップを手軽に開設できる制作プラットフォーム
STORESとは誰でも手軽に本格的なネットショップを開設することが可能なネットショップ制作プラットフォームです。ネットショップといえば一昔前までは、製作にコストも時間もかかり大変な作業でした。
しかし今は、簡単な手順を踏むだけで本格的なネットショップを制作することが可能です。またSTORESでは無料でネットショップを開設することもできるため、コストを抑えたい事業者様や、試験的にネットショップを開業してみたい人にも適しています。
STORESのメリット|低コストでスタート可能
ネットショップを制作できるプラットフォームはいくつかありますが、メリットは各制作プラットフォームごとに異なります。
ここではSTORESのメリットを詳しくご紹介します。STORESのメリットを詳しく知り、制作プラットフォームを選定するときの参考にしてください。
メリット1:簡単にネットショップを制作できる
STORESのメリット1つめは簡単にネットショップを開設できるところです。
ネットショップは一昔前までは、専門業者に製作を依頼する、もしくは自分で知識を付けて立ち上げるものであり、事業をスタートするまでにとても大変なものでした。
しかし昨今では、STORESのようにネットショップ制作プラットフォームができ、手軽に開業することが可能になりました。ネットショップ制作プラットフォームのなかでも、簡単にネットショップを作ることができるのがSTORESです。STORESではメールアドレスやパスワードなど、必要事項を入力するだけですぐにネットショップを始めることができます。
またSTORESではネットショップデザインもテンプレートが豊富に用意されています。お好みのテンプレートをチョイスすれば、簡単におしゃれで洗練されたネットショップがすぐに開業できるのです。
メリット2:無料プランがあるため、リスクが低く抑えられる
STORESのメリット2つめは、無料プランがあるためリスクが低く抑えられることです。
ネットショップを自分で、もしくは業者に依頼してイチから制作すると、コストが嵩みます。しかしSTORESでは、ネットショップを無料で開設することができるなため、費用面でのリスクを少なくすることが可能です。
ネットショップを立ち上げるのはストアを開設する以外にも、商品を仕入れたり倉庫を確保したりなど、さまざまなコストがかかります。そのためネットショップの立ち上げには、コストをできるだけ低く抑えたいと考える事業者様が多いです。
STORESは無料で利用してみたあとに、有料プランでより一層ネットショップを充実させることも可能です。また無料といってもクオリティは高く使い勝手も良いため、有料のサイトと比べても見劣りせず利用しやすいのも魅力です。
メリット3:手数料が比較的安いため、低コストでスタートできる
STORESのメリット3つめは、手数料が比較的安いため低コストでスタートできるところです。
無料でネットショップを制作できる制作プラットフォームでは、ネットショップの作成自体は無料ですが、実際には商品を売買するときに各所で手数料が発生します。STORESも同様、手数料がかかる部分が存在します。この部分の価格が高めですと、売上が上がる程にコストも高くなってしまいますが、STORESは比較的安価です。
ちなみにSTORESでは決済手数料がかかります。無料のフリープランでは1オーダーに対して5%、有料のスタンダードプランでは3.6%の手数料が発生します。
たくさん販売することが予想される場合には、最初からスタンダードプランを選択しておいた方がトータルの費用で見ると割安になることも考えられるため、プランを決める際はよく検討しましょう。
STORESを利用する際のポイント|集客対策が必須
STORESを利用するときには、いくつかの押さえておきたいポイントがあります。ポイントをしっかりと押さえておくことでSTORESでネットショップをスムーズに開設することができます。
ここでは、STORESを利用するときに押さえておきたいポイントを詳しくご紹介します。全てしっかりと理解してネットショップ開設・運営に役立ててください。
ポイント1:売上の振込日は必ずチェックしよう
STORESで押さえておきたいポイント1つめは、売上の振込日です。
STORESの売上振込日は固定されているため、自分で変更することはできません。STORESの振込日は、月末締めの翌月末支払となっています。きちんと収支を計算しておかなければ、さまざまな面でトラブルが発生する可能性があります。
例えば売上が手元に入ってくる前に在庫が切れてしまったり残高が無くなってしまえば、ショップの運営に響いてしまいます。STORESでネットショップを開業するときには、しっかりと売上振込日を計算に入れて、物事を進めるようにすることが肝心です。
ポイント2:集客戦略を立てよう
STORESで押さえておきたいポイント2つめは、集客です。
ネットショップの集客は商品やネットショップを運営している企業のネームバリューが無い限り、対策を打たないと上手くいかない可能性が高いです。商品や企業が有名だとしても、しっかりとした集客対策をしなければ、継続的にお客様が来てくれるネットショップを作るのは難しいでしょう。
集客戦略をしっかりと練っておくことで、ネットショップ運営を円滑に行うことが可能です。集客戦略にはさまざまな方法があります。SNSを活用したり、広告を出したりなど方法は多岐に渡りますが、自社やネットショップで販売する商品に合った方法を選定することが大切です。
集客の方法はネットショップを開設する前にしっかりと綿密に練りましょう。ネットショップを開業した後でも、フェーズに併せた集客方法を取っていくことが大切です。
ポイント3:FAQなどを読み込もう!それでもわからなければサポートメールへ
STORESで押さえておきたいポイント3つめは、FAQをしっかりと熟読しておくことです。
STORESには電話での問い合わせ窓口がない代わりに、メールでのサポートが充実しています。またFAQも細かく書いてあり、大抵の分からないことに関してはFAQを読めば解決することが可能です。
始めてネットショップを開設するときは疑問点がたくさん発生するものです。
問題や分からないことが発生したときには落ち着いて、しっかりとFAQを読み込みましょう。それでもわからなかった時には、メールサポートを活用することをオススメします。
STORESの登録方法
STORESの登録方法はとても簡単に行うことができますが、事前に手順を知っておくことで、より一層スムーズに登録やネットショップの制作を進めることができます。また、登録前にイメージを掴むこともできるでしょう。
ここではSTORESの登録からネットショップの開設までの流れを詳しくご紹介します。
メールアドレスと自分で決めたパスワードを入力する
STORESに登録するためには、まず始めにトップページより、メールアドレスとパスワードを入力します。入力を始める場所は、左側のメールアドレスとパスワードを入力するところに適宜入力するのも良いですし、右上部にある「ショップ開設」をクリックして開始しても良いです。
右上部の「ショップ開設」を押下すると、ポップアップが表示されます。
必要な項目を全て入力したら、「今すぐ無料ではじめる」を押下します。押下後は、ダッシュボードに遷移します。
ストアの名前を入力する
ダッシュボードに遷移した後は、すぐにストアの名前を決めるためのポップアップが表示されます。ストアの名前は後ほど変更することも可能です。既に決まっている場合はそのストア名を、決まっていない場合は仮のストア名を入力するようにしましょう。
ストアの名前を入力したら、OKを押下します。
ストアのデザインを選定する
ストアの名前を入力したら、次はストアのデザインを決めましょう。ダッシュボードの「STEP1ストアをデザインしてみよう!」を押下します。
使用したいテンプレートを選び、「このテンプレートを使用する」を押下します。
STORESには多数のテンプレートが用意されています。自社の商品に合ったデザインや機能性を兼ね備えたデザインをチョイスしましょう。
こちらのテンプレートは後から変更することが可能です。まずはどのようなテンプレートが良いのか、実際に設定してみたりなど、試用してみるのも良いでしょう。
商品を登録し、公開する
サイトのデザインが決まったら商品の登録をします。商品の登録は、ダッシュボードの「STEP2アイテムを登録してみよう」を押下します。
押下後、下記のような画面に遷移します。「アイテムを登録する」を押下します。
アイテム編集の画面に遷移するため、必要事項を入力して商品を登録しましょう。
全て入力したら、「保存する」を押下します。
以前まで、アイテムの登録数はフリープランの場合、5点まででしたが、2019年4月より無制限になりました。自社の商品を制限なく登録できるのは嬉しいポイントだといえるでしょう。
商品の登録が終わり、ショップ開設の準備が整ったら、いよいよストアをオープンさせましょう。ダッシュボードのSTEP3「ストアを公開してみよう!」を押下します。
押下後、非公開を公開に変更します。
初めて公開したときは、下記のようなメッセージが表示されます。
ストアのURLはアイテムが購入される前までは、変更することが可能です。しかし、アイテムが一度でもお客様に購入されると、ストアのURLは変更不可能になりますので、ご注意ください。
STORESの知っておきたいポイント
STORESには知っておくと良いポイントがあります。ネットショップを簡単に作ることができるSTORESですが、きちんとその内容を知っておくことで、全ての機能をきちんと把握した上でネットショップ運営ができます。ここでは、STORESの知っておきたいポイントをご紹介します。
フリープランとスタンダードプランがある
STORESには、フリープランとスタンダードプランがあります。大きな違いといえば有料か無料の違いですが、その他にも細かな相違点があります。
フリープラン
フリープランはSTORESが無料で使用することのできるプランです。スタンダードプランよりも機能が制限されていますが不自由はなく、十分ネットショップを本格的に運営することが可能です。コストをなるべくかけたくない事業者様や、試験的にネットショップを運営してたいと考えている事業者様にぴったりのプランでしょう。
なお、フリープランからスタンダードプランへの移行も可能です。フリープランからスタンダードプランに移行したい場合は、ストア設定から変更ができます。
スタンダードプラン
スタンダートプランは有料のプランであり、フリープランよりも自由度や機能性がワンランク上がります。
スタンダードプランでは、フリープランにはない機能がついています。独自ドメインの設定、アクセス解析、サービスロゴの非表示や代引き支払いなど、ネットショップ運営をしていく上であるととても便利な機能がスタンダードプランでは使用することができます。
より一層本格的にネットショップ事業を行っていこうと考える場合は、後々、スタンダードプランに移行することをオススメします。
スタンダードプランの料金は月額1980円、決済手数料は3.6%です。フリープランの決済手数料は5%なので、フリープランよりもお得といえます。月額料金の支払方法はクレジットカード、もしくはコンビニ決済です。
1ヶ月分から支払いをすることが可能ですが、まとめて支払うと、6ヶ月は10%OFF、12ヶ月ですと20%OFFとお得になります。長期的にネットショップを運営する場合は、まとめて支払った方が良いでしょう。
STORESでは倉庫サービスも利用可能!|物流業務の自動化が可能
ネットショップの規模が拡大してくると、課題となるのが物流です。規模が小さいときは負担になりにくい物流業務ですが、規模が大きくなり、物量が増えるとその業務の負担大きくなってしまいます。
STORESでは、オープンロジと連携して倉庫サービスを提供しています。この倉庫サービスを利用することで、物流業務を自動化することが可能です。ここでは、STORESの倉庫サービスを設定する方法をご紹介します。
Storesにログインし、機能を追加する
倉庫サービスを設定するときには、ダッシュボードの上部にある「+」を押下し、機能を追加します。
ポインターを「+」に合わすと、「機能を追加」と表示されます。
倉庫サービスをONにする
画面遷移後、倉庫サービスの項目があるため、こちらの機能をONにします。
倉庫サービスをONにすると、ダッシュボード上部の項目に倉庫サービスのアイコンが追加されていることが確認できます。
実際に商品の発送を倉庫サービスを使用して任せたい場合は、この倉庫サービスのアイコンから商品を登録してください。物流業務の軽減を図りたい事業者様はぜひ活用してみることをオススメします。
STORESを利用してネットショップを開設してみよう!
始めてネットショップを開設するときには、分かりやすい制作プラットフォームを使用したいところです。STORESは初心者にも分かりやすくサポート体制も充実しているため、迷った時でも安心して利用できるでしょう。
STORESには無料プランもあります。コストを最低限に押さえてネットショップ事業に挑戦することが可能です。無料プランから有料プランに移行することもできるので、まずは無料プランからスタートするのもひとつの方法でしょう。
STORESとオープンロジは連携しており、倉庫サービスが利用可能です。物流業務は事業が拡大するほどに負荷が重くなっていきます。事業を始めた段階で物流を自動化しておくことで、物流業務のコストや負担を軽減できます。STORESを利用してネットショップを始めるときは、倉庫サービスの利用もぜひ考えてみてください。
STORES:https://stores.jp/