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数あるECモールの中でもAmazonは知名度も高く、集客を期待できるモールのひとつです。最近ではマーケットプレイスに出店する企業も増え、Amazon全体に占めるマーケットプレイスの比率も半分を超えるようになりました。
これからECモールへの出店を検討している方の中には、Amazonに出店してみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。そこで今回はAmazonにECを出店する方法やマーケットプレイスを利用する利点、楽天市場との違いなどについて解説します。
AmazonにECを出店する方法|マーケットプレイスを利用
AmazonにECショップを出店するには、マーケットプレイスという出店方法を利用してショップを登録する必要があります。出店の際はアカウントを作成して必要情報を登録し、Amazonによる審査を通過すると正式に商品の販売を開始できます。越境ECを考えている企業では北米やヨーロッパのAmazonに同時登録もできるため、複数回登録する手間が省けるのも便利です。
マーケットプレイスには「大口出品」と「小口出品」がありますが、小口出品は個人が少数の不用品などを販売することを想定して作られている制度なので、法人であれば大口出品で登録するのが望ましいでしょう。小口出品は商品を1点販売するごとに100円の手数料がかかるのに対し、大口出品は月額4,900円(+税)の利用料がかかるので、1ヶ月に50点以上販売するのであれば大口出品がお得になります。
ただし、アカウントは各法人1つしか持てないので複数のアカウントで運営しないように注意しましょう。複数アカウントを所有すると罰せられる可能性があり、悪質なケースでは売上を没収される例もあります。ブラックリスト入りすると二度と出店できなくなるため、規則に則った運用が大切です。
Amazonマーケットプレイスの概要
Amazonへの出店にはAmazonマーケットプレイスを利用することをお伝えしましたが、どのような制度なのかよく分からないという方も多いでしょう。そこで、Amazonマーケットプレイスの概要についてもう少し詳しく紹介します。
年々市場シェアを拡大中
AmazonではAmazon自身が商品を各メーカーから仕入れて販売する販売方法と、各企業がマーケットプレイスとしてAmazonに出店し、商品を販売する方法の2通りの販売スタイルを扱っています。
実はマーケットプレイスのシェアは年々市場シェアを拡大しており、全世界においてAmazon内ではすでにAmazonによる販売よりもマーケットプレイスの販売額の方が大きく、2017年時点で約2倍に達しています(Amazon約7.7兆円/マーケットプレイス約14.3兆円)。
また、2018年にはAmazonのグローバル流通額に対してマーケットプレイスの割合が58%に達し、個々のストアが商品を販売するスタイルが主流になっているのが見て取れます。日本国内に限っても、Amazonマーケットプレイスの流通総額は2018年時点で9,000億円を突破しており、この傾向は今後も続いていくと見られています。
Amazonマーケットプレイス出店方法
実際に出店する前に、マーケットプレイスへの出店に必要なものを確認しておきましょう。出店登録には次の6点が必要なので、事前に準備しておくと作業がスムーズに進みます。
- アカウント開設用のメールアドレス
- 認証用のクレジットカードまたはデビットカード
- 電話認証用の電話番号
- 入金用の銀行口座情報
- 顔写真入りの身分証明書(有効期限内)
- 180日以内に発行されたクレジットカードや預金通帳等の取引明細書
それでは、具体的に登録方法を解説していきます。
ステップ1:Amazonのアカウントを登録する
Amazonのアカウント登録ページ(https://services.amazon.co.jp/)にアクセスし、右上の「さっそく始める」をクリックします。すると「出品用アカウントでログイン」というページが表示されるので、ページ下部にある「Amazonアカウントを作成」をクリックしてアカウント情報登録ページに進みましょう。
名前、メールアドレス、パスワードの設定を求められるので入力し、「次へ」をクリックします。入力したメールアドレスアドレス宛に届いた確認コードを入力して「アカウントの作成」をクリックすると、登録が完了します。
ステップ2:法人情報と出品者情報を登録する
ショップの登録には、まず個人か法人かを選択する必要があります。事業の所在地となる国を選択して氏名を入力したら、「同意して続行する」をクリックします。
法人を選択した場合は法人情報の入力画面に遷移するので、表示されている内容に沿って必要情報を入力しましょう。登記簿謄本の記載のとおりに正確に入力することが大切です。ただし、電話番号はメイン業務に使用しているもので構いません。
「主担当者」は本人確認する人の名前を入力して「次へ」をクリックします。次の画面で出品者情報の入力を求められるので、運転免許証かパスポートの内容に基づいて入力します。
ステップ3:マーケットプレイスの種類を選択する
どの国のマーケットプレイスに出店するか確認する画面が表示されるので、必要なチェックボックスにチェックを入れましょう。国内のみの販売であれば「日本」にチェックを入れ、越境ECなどを検討しているのであれば必要に応じて他の項目もチェックします。
ステップ4:クレジットカードとストア情報を登録する
月額利用料を支払うクレジットカード情報を入力して「次へ」をクリックします。ただし、売上が1ヶ月4,900円を超える場合は月額利用料は売上から差し引かれるので、クレジットカードへの請求はありません。
続いてストア情報を画面のとおりに入力し、JANコードの有無などをチェックして「次へ」をクリックします。誤った情報を登録した場合でも、後から変更可能です。
ステップ5:本人確認書類を送信する
本人確認書類のアップロード画面が表示されたら、事前に準備しておいた各書類の画像データをアップロードします。入力を終えたら「送信」を押すと登録作業は完了です。Amazonによって入力内容が審査され、通常2~3日で審査結果が通知されます。
Amazonマーケットプレイス出品方法
無事にストアが開設されたら、実際にAmazonマーケットプレイスに商品を出品します。ここからは、商品の出品方法について具体的に解説します。
手順1:販売する商品を検索する
まずは販売する商品がすでにAmazonに登録されている商品である場合の出品方法について説明します。
マーケットプレイスに登録したアカウントで「セラーセントラル」にログインし、「在庫」メニュー一覧の中にある「商品登録」をクリックします。すると「Amazonで検索する」という検索ボックスが表示されるため、販売したい商品を検索しましょう。
該当の商品が見つかれば、右側の「出品する」というボタンをクリックすると商品情報の入力画面に遷移します。もし該当の商品が見つからなかったり、自社のオリジナル商品を登録したりする場合は「手順2」に進んでください。商品が見つかっている場合は「手順3」で実際に商品を出品する作業に移ります。
手順2:商品を新規登録する
Amazonで販売されていない新しい商品を登録したい場合は、セラーセントラルの「在庫」メニュー一覧の「商品登録」をクリックして表示される「Amazonで販売されていない商品を追加します」ボタンをクリックすると、新規登録画面が開きます。商品の新規登録には次の情報が必要になるので、事前に準備しておきましょう。
- 製品コード(JANコード等)
- 出品する商品の情報(コンディション、数量、価格、配送方法等)
- 出品する商品の詳細(商品名、画像、商品説明等)
- 検索キーワード
- メーカー情報
必要情報を入力したら、出品する商品のカテゴリーを検索して近いものを選択します。すべての情報の入力が完了したら「変更内容を保存」すると新規商品の登録は完了です。処理状況にもよりますが、一般的に登録から15分程度で新規登録した商品のページがAmazon上に作成されます。
手順3:商品を出品する
手順1で商品の検索が完了している場合は商品情報の入力画面に遷移している状態ですが、手順2で新規登録した場合はもう一度「在庫」メニュー一覧の中にある「商品登録」で登録した商品情報を検索する必要があります。
商品の出品情報入力画面が表示されたら、販売価格や商品のコンディションなどの必要情報を画面に沿って入力し、「保存」をクリックすると出品作業は完了です。
必須入力となっているのは「販売価格」と「在庫数」のみですが、詳細な情報を入力するほどユーザーが商品について詳しい情報を得られるため、できるだけ細かく入力することをおすすめします。この画面からセール情報の設定も可能なので、キャンペーンなどに利用すると良いでしょう。
Amazonマーケットプレイス利用のメリット
ここからは、Amazonマーケットプレイスを利用するメリットについて紹介します。
メリット1:集客力が高い
一般的にECサイトは開設当初の知名度は低く、ECモールを利用せずに独自ドメインを利用してECサイトを運営すると、集客までには長い時間がかかります。商品を販売する前にユーザーを集めるための数々の施策を練らなければならないため、売上が立たない期間が長引くケースも少なくありません。
ECモールを利用するとECモール自体が持つ知名度を利用して集客できるため、自社の知名度がそれほど高くなくても商品を購入してくれるユーザーを獲得しやすいというメリットがあります。特にAmazonは世界でも最大級のECモールであり、日本国内でも巨額の流通総額を誇ることから、高い集客力を期待できるでしょう。
ニッチなジャンルの商品を取り扱っている企業では、どのように商品を購入してくれるユーザーを集めるかが重要になります。しかし、ニッチな商品はユーザー側も探す手段が限られているためAmazonなどの大手のECモールで検索する可能性は高く、双方のニーズが合致してメリットが大きいでしょう。
とはいえ、ジャンルによっては競合他社が数多く存在するのも事実であり、ただ登録しただけではAmazonの知名度があったとしても商品の購入にはつながりにくいといえます。思わずクリックしたくなる魅力的な商品画像を掲載する、正確なサイズや種類を記載する、商品の魅力が伝わりやすい説明文を書くなどの工夫も必要になるでしょう。
メリット2:低価格の商品も一点から販売可能
小規模なショップやスタートアップ企業などであれば、それほど流通量が多くない商品や低価格の商品でも販売できるECモールを使いたいと考えている場合もあるでしょう。Amazonマーケットプレイスは数十円~数百円程度の安価な商品でも一点から販売できるため、少数の商品を低価格で販売している事業者にとっては使い勝手の良いECモールです。
出品方法も簡単なので、空いた時間で手早く登録できて負担になりにくいといえます。自社のECサイトであればクレジットカードの決済システムに対応したり、入金確認を行ったりする必要がありますが、Amazonのシステムを利用できるため代金回収にかかるコストも比較的かからないといえるでしょう。
低価格の商品を少数販売するために自社のECサイトを立ち上げると、サイトの維持費やECカートの整備にかかる経費などが見合わなくなり、売上に対してコストの割合が高くなりやすくなる傾向にあります。Amazonマーケットプレイスは大口出品でも月額4,900円で利用できるため、少数販売に向いているといえます。
メリット3:FBA利用で物流の手間も軽減できる
AmazonマーケットプレイスではFBAというサービスが用意されているため、発送作業の負担を大きく軽減できます。物流業務から解放されてメイン業務に集中したいと考えている企業には便利です。
FBAとは|Amazonが提供するフルフィルメントサービス
FBAは「Fulfillment By Amazon」の略称で、Amazonが提供している「商品をAmazonの倉庫に送り、保管・注文処理・出荷・カスタマーサポートなどの物流業務をAmazonが代行するフルフィルメントサービス」のことです。
ECサイトの物流業務は時間も手間もかかるため、FBAを利用することで業務の効率化を図るとメリットの大きい企業は多いでしょう。利用にはFBA手数料を支払う必要がありますが、スムーズな物流を実現したいのであれば導入する価値はあるといえます。
特に中小企業において24時間365日対応できる体制を整えることは難しいため、Amazonの万全のカスタマーサービスを利用できる意義は大きいでしょう。また、FBAを利用している事業者の商品はAmazonからの発送となるため、「Amazonが配送してくれるなら安心だ」と考えるユーザーの獲得にもつながります。
Amazonマーケットプレイス利用のデメリット
Amazonマーケットプレイスの利用にはさまざまなメリットがありますが、デメリットも存在するため注意が必要です。
デメリット1:競合他社が多い
Amazonマーケットプレイスにはさまざまな企業が出店しており、競合他社との価格競争になりやすいというデメリットがあります。
私たちがユーザーとしてECモールで買い物をする時、同じ商品が並んで表示されたら最初に見るのはおそらく価格ではないでしょうか。「どうせ同じものを買うなら少しでも安いものを買いたい」という心理が働くため、販売側も少しでも安く提供しなければ売上が上がらないと考えて価格を下げるための努力に終始する企業が増えるでしょう。
Amazonの商品を検索する際に「商品が安い順」でソートする機能も備わっているため、価格競争から脱することはシステム上難しいといえます。結果的に商品の本来の魅力を伝えきれずにブランド力を向上させにくいというデメリットも抱えています。
まったく同じ商品ではなくとも同じカテゴリーに属する商品が数多く登録されていれば、「機能が同じなら少しでも安い商品が欲しい」と考える人が多くなり、やはり価格競争は発生します。マーケットプレイスはどの商品も同じプラットフォームを利用するため、他社との差別化がしにくいという点も価格競争に拍車をかけているといえるでしょう。
デメリット2:各所で手数料が発生する
Amazonマーケットプレイスを利用するためには各所で手数料が発生するため、単純に商品の売上が自社の利益にはならないという点については意識する必要があります。大口出品の月額登録料は4,900円ですが、これはマーケットプレイスの出品システムを利用するための料金であり、登録した商品が売れた際は別途販売手数料が発生します。
販売手数料は商品のカテゴリーによっても異なりますが、8~15%と比較的高い割合なので、負担に感じられる企業もあるでしょう。代表的なカテゴリーの販売手数料は次のとおりです。
- 販売手数料15%の商品
書籍、CD・DVD、ビデオ、TVゲーム、PCソフト、文房具・オフィス用品、ホーム(インテリア・キッチン)、DIY・工具、産業・研究開発用品…等 - 販売手数料10%の商品
(エレクトロニクス、カメラ、パソコン)付属品、スポーツ&アウトドア、カー&バイク用品、おもちゃ&ホビー…等 - 販売手数料8%の商品
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)、カメラ、パソコン・周辺機器、楽器、大型家電…等
また、メディア商品の販売には「カテゴリー別成約料」という手数料を別途支払う必要があり、月間のSKU数が200万点を超える大量出品に関しては「大量出品手数料」が加算されます。購入済みの商品に関してユーザーへの返金が発生する場合は「返金手数料」が生じるなど、さまざまな部分で支払いが発生する可能性があります。
デメリット3:海外をターゲットにする場合は外国語対応が必須
国内販売だけでなく海外をターゲットにするのであれば、外国語対応が必要になるというデメリットもあるでしょう。マーケットプレイスは北米やヨーロッパのストアにも登録が可能ですが、商品情報は日本語で登録するとそのまま表示されるため、現地の言葉で表示したい場合は自分で翻訳する必要があります。
Amazonに出品するための「セラーセントラル」機能自体は日本のストアと基本的には同じ仕様であり、翻訳も可能なので出品に戸惑うことはそれほど多くないでしょう。しかし、実際に商品を購入するのは現地のユーザーなので、日本語で出品されていても商品の情報がよく分からず購入を見送ってしまうかもしれません。
最近では自動翻訳も高性能になってきていますが、それでも不自然な部分は残ります。特に英語に関しては随分と正確な翻訳が可能になりましたが、あまり使用されない国の言語や日本と言語体系が大きく異なる言語はまだまだ自動翻訳では対応しきれない面も多く、表現したいニュアンスが正しく伝わらないことも多いでしょう。
他にも、不慣れな言語で現地の商品の説明文を書くと現地においては好ましくない表現になってしまいクレームが発生するなど、想定外の事態が起こる可能性もあります。外国語対応をするのであれば、極力現地の事情に詳しい人が担当することが望ましいでしょう。
Amazonと楽天市場の相違点
日本国内の大手ECモールといえばAmazonと楽天を思い浮かべる方も多いでしょう。それでは、両者の違いはどのような部分にあるのでしょうか。出店を検討する際の参考資料として相違点を比較しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
初期費用
まずは出店にかかる初期費用を比較してみます。結論から言えば、初期費用はAmazonに軍配が上がるでしょう。Amazonは初期登録費用はかからず、固定料金は月額利用料の4,900円(大口出品を選択した場合)のみで、ここに商品が売れた際に支払う販売手数料が上乗せされます。
一方の楽天は出店費用として初期費用が60,000円かかり、月額費用はプランによって19,500円、50,000円、100,000円の3種類に分かれます。楽天も商品の販売額に応じた販売手数料がかかるという点ではAmazonと仕組みは同じです。
また、初期費用には店舗のページを構築する費用も含める必要がありますが、この部分でもAmazonに分があるといえるでしょう。Amazonは店舗ページのテンプレートが統一されており、独自性はほとんどないので自社でカスタマイズする部分は限られていますが、楽天の場合は店舗ページは自社で構築しなければなりません。
ノウハウのある人材がいるのであれば社内で作成することもできますが、適した人材がいない場合や凝ったページを作りたい場合は専門の業者に外注する費用なども必要です。
イベントの頻度・関連サービスの多さ
ECモールが独自に企画するイベントの頻度や関連サービスの多さで比較すると、楽天が優位にあるといえます。
楽天ではさまざまな商品がお得になる「スーパーセール」や、複数のショップで期間内に買い物をするとポイントが数倍になる「買い回り」など、ユーザーが楽天で買い物をしたくなるさまざまな施策を打ち出しています。特に買い回りでは普段買わないような商品をポイントのために追加で買うユーザーも増えるため、キャンペーンの恩恵に預かれるショップも多いでしょう。
また、楽天カードで決済したり、楽天の関連サービスを契約していたりするユーザーはポイントの付与率がアップするなど、ユーザーの囲い込み施策にも優れています。
Amazonで催されるセールで特に認知度の高い大規模なものは「Prime Day」と「Cyber Monday」の2種類ですが、最近では他にも定期的にタイムセールやポイントが貯まるキャンペーンを実施することもあります。以前に比べればユーザーを呼び込むための施策が増えた印象はありますが、それでも楽天に比べるとやや控えめであるといえます。
運営に割くリソース負担
次に、運営に割くリソース負担の面で比較してみましょう。この項目は、シンプルさを重視するならAmazon、自由度の高さとサポートの手厚さなら楽天が優位にあります。
Amazonは運営にかかる負担を極力軽くできる仕組みが整っており、店舗ページはすべてのショップが共通のプラットフォームを利用するため自社で用意する必要がなく、メルマガの配信サービスなどもありません。
あくまでも「商品を販売する場所」という側面が強く、セールなども積極的に実施しているわけではないので、自分たちのペースで運営しやすいといえるでしょう。FBAを利用すれば物流にかかる手間も削減され、さらにリソース負担は軽減できます。
楽天では店舗ページのカスタマイズの自由度が高いため、競合他社との差別化を目指して作り込みにリソースを割く企業も多いでしょう。セールに参加するためにたびたび準備に時間を取られる企業も多く、メルマガを配信するとさらにタスクは増えていきます。
しかし、国内企業でサポートも手厚いため、安心して店舗を運営したい企業であれば楽天を使いやすいと感じる場合もあるでしょう。
Amazonマーケットプレイスは圧倒的な集客力と手軽さが魅力
Amazonマーケットプレイスは、Amazonが持つ圧倒的な集客力が魅力のECモールです。まだそれほど知名度が高くないブランドや商品でもユーザーが積極的に探し出して購入してくれる環境が整っているため、開設して比較的短期間で売上を立てやすいといえるでしょう。
楽天などに比べると初期費用も安価で、シンプルなプラットフォームであることから運用の手間がかかりにくいのもメリットのひとつです。FBAを利用すれば24時間365日の対応を実現した上で物流から完全に離れられるので、基幹業務に集中できる環境を整えたい企業には向いています。
オープンロジでも提携倉庫からAmazonFBAへの納品が可能です。固定料金0円で商品1点から気軽に利用できるため、Amazonマーケットプレイスに出店をご検討の際は、ぜひオープンロジへお気軽にご相談ください。