eBayの送料と配送方法とは|注意したいポイントや送料設定方法について詳しくご紹介

2019年12月6日

eBayの送料と配送方法とは|注意したいポイントや送料設定方法について詳しくご紹介

eBayを利用して越境EC事業を行うことを考えたとき、送料と配送方法に悩む事業者様は多くいます。送料や配送方法はお客様に直接関わる事項のため、決めておかねばならない大切な項目です。

海外に商品を送る配送方法は豊富に存在します。その多数ある配送方法の中でも、eBayで良く利用されている方法があります。

今回はeBayを活用したときのおすすめの配送方法や送料について、注意したいポイントや送料設定方法を詳しくご紹介します。eBayで越境EC事業を行うときの参考にしてください。

eBayでよく使われる配送方法

eBayで越境ECを行うときに知ってきたい事といえば、配送方法です。配送方法は選択肢が豊富に存在します。ですがeBayを利用する越境EC事業者に、特に好まれて使用されている配送方法があります。ここではeBayで良く使用されている配送方法について詳しくご紹介します。

日本郵便


eBayでよく使用されている配送方法の1つめは日本郵便です。日本郵便と一言で言っても配送方法はさらに細分化されています。日本郵便の代表的な配送方法は「EMS」「eパケット」「sal」「航空便」の4つです。ここでは、その4つの方法をひとつずつ詳しくご紹介していきます。

EMS

EMS(Express Mail Service)は、eBayで頻繁に使用されているポピュラーな配送方法です。世界120ヵ国以上に配送することが可能で、国際郵便の中では最速のスピードで届けることができます。また書類や荷物などは、30kgまでのものなら配送することが可能です。

越境ECを利用するお客様の中には、商品が届くまでのスピードを重視する方も多くいらっしゃいます。

東京からアメリカのニューヨーク州までなら最短3日で届けることが可能です。また最大で200万円までの損害賠償制度もあり、万が一のトラブルにも備えることができます。

利用できる国は限られてしまいますが、低温を保った状態で商品を送ることができる「クールEMS」もあります。温度帯を維持することが必要な商品もクールEMSを使用すれば、商品の品質を保ったまま、お客様の元へ届けることができます。

国際eパケット

eパケットとは、2kgまでの荷物なら航空便やEMSよりも安く配送することができる配送サービスです。6000円までの商品なら補償を付けることが可能です。

小型の荷物を手軽に安く送ることができるため、とても便利な方法といえるでしょう。また、一部の国では、追跡機能を使用することも可能です。

配送スピードもEMSと変わらず早いところも魅力のひとつです。ただし、重量や梱包の形状にやや制限があるため、国際eパケットを使用するときには、国際eパケットが使用できるか否かをしっかりと調べてから活用するようにしましょう。

航空便

航空便はその名の通り、飛行機を使用して荷物を輸送する方法のことを指します。EMSや国際eパケットと比較すると航空便は配送までの時間が長く、概ね3~6日程度かかります。飛行機で輸送するので料金がやや高めです。

上記2つの配送方法に比べると遅い印象を受ける航空便ですが、その他の郵送方法である船便やSAL便よりは早く商品を届けることができます。

重量や梱包サイズなどが合わず、EMSやeパケットで配送できない場合は、航空便を選択肢に入れても良いでしょう。

SAL便

SAL(Surface Air Lifted)便は航空便よりも安く料金が設定されている配送方法で、平面路と航空滑走便を組み合わせて郵便物を配送します。

早さよりもコストを抑えることに重きを置いている配送方法のため、航空便よりも届く日数がかかります。日数がかかっても配送コストを押さえて商品を配送したい事業者様には向いている方法でしょう。

東京からアメリカのニューヨーク州まで荷物を運ぶ場合、約2週間程度かかります。

またSAL便は、主要国では対応している国が多いですが、中には対応していない国もあります。万が一対応していない国にSAL便で荷物を配送すると、荷物が返送されてしまうので気を付けましょう。事前に対応しているか否か、しっかりと調べておくことが重要です。

クーリエ便

eBayでよく使用されている配送方法の2つめはクーリエ便です。クーリエ便とは国際宅配便のことを指し、関税手続きを含めて商品を配送してくれることが大きな特徴です。また配送のスピードが早いため、迅速に届けたい商品や書類を配送するのに使用されることが多いです。

ちなみに配送料金はEMSに比べると高めです。クーリエ便の配送可能な荷物の重量や大きさ、サービス内容は各社ごとに異なります。

クーリエ便の業者は複数存在します。ここではクーリエ便の業者ごとにサービス内容を詳しく紹介します。クーリエ便の利用を考えている事業者様は参考にしてください。

DHL

DHLはドイツにある大手の国際貨物輸送会社です。

主に航空便でドイツの国内だけでなく国外の配送まで手広く行っており、DHLは世界最大の国際貨物輸送会社として知られています。

配送プランも複数用意されており、到着時間の指定ができるDHLエクスプレスや、配送スピードに長けているDHL SAME DAY JETLINEなど、顧客のニーズに応えることのできるプランが用意されています。

FedEx

FedExはアメリカに本社をおく界最大手の総合貨物輸送会社です。

FedExは世界220ヵ国以上の国を対象に輸送サービスを提供しています。サービス内容は多岐に渡り、顧客の要望を満足させてくれます。

1~3営業日で商品を配送する最も早いプランであるフェデックス・インターナショナル・ファースト(IF)や、多数の小口を一つのユニットとして取り扱い輸送するフェデックス・インターナショナル・プライオリティ・ダイレクトディストリビューション(IPD)など、質の高いサービスが豊富に用意されています。

UPS

UPSはDHLやFedExに並ぶアメリカの大手輸送会社です。

200ヵ国以上の国・地域に配送することが可能です。1~3営業日の午前中のうちに荷物の配送を完了させるUPSワールドワイド・エクスプレス・プラスや、70kg以上の荷物を1~3営業日で配送するUPSワールドワイド・エクスプレス・セイバーなど、そのサービス内容は豊富でFedExやDHLに引けを取りません。

またコストが比較的抑えることのできるプラン、UPSワールドワイド・エクスペダイテッドも魅力のひとつです。

このように配送方法は日本郵便からクーリエ便まで多数存在します。

どの配送方法が適しているかは各事業者様によって異なるため、一概にどの配送方法が最も良いと判断を下すことはできません。配送方法や会社は自社のフェーズや扱っている商品・対象国など、複合的に考えて選定する必要があります。

eBayの送料が高くなる要因

eBayの送料は一見高くみえますが、eBayの送料の高さにはしっかりとした要因があります。要因を事前に理解しておくことで、お客様から送料について詳細を聞かれたときでも、冷静に対応することができるでしょう。

ここではeBayの送料が高くなる要因について詳しく説明します。

配送場所までの距離が遠いため

eBayの送料が高くなる要因1つめは、配送場所までの距離が遠いからです。

越境ECではターゲットが海外の消費者のため、配送場所までの距離が長くなりがちです。ですので必然的に配送料金は高くなってしまいます。また輸送中に破損などのリスクが国内の配送よりも高いことが否めません。

配達記録や保険・補償などのサービスを付加すると、さらに高い配送料金がかかってきます。お客様の元へ商品の状態を保ったまま届けることは大切です。しかし送料があまりにも高くついてしまえば、商品の購入をためらってしまう原因や自社に負担がかかる恐れがあります。

どのくらいの送料をかけて商品を発送するのが適切か、自社でしっかりと検討することが必要です。

航空便を利用するため

eBayの送料が高くなる要因2つめは、航空便を利用するためです。

eBayは越境ECで使用されることが多いので、航空便を利用する頻度が高くなります。他国に商品を配送する方法としては船便もあります。船便は商品が到着するまでの日数が1~3ヶ月とかなり長くかかってしまいます。

商品の到着が遅くなってもかまわないから送料をとにかく安くしたいという時には、船便でも問題ないでしょう。ですが越境ECを利用する消費者のほとんどは、商品の到着スピードを気にします。そのため船便は越境ECには不向きの方法だといえるでしょうなのです。

セラーが商品代金を格安に表示させているため

eBayの送料が高くなる要因3つめは、セラーが商品代金を格安に表示させているためです。

eBayの送料はほぼ規制がないのでセラーが自由に決定することが可能です。商品の料金を格安に表示し、送料を高めに設定することもできます。

eBayを利用しているバイヤーの中には、事情を知っていて送料を交渉してくる人もいます。その時に適切な対応が取れるように、しっかりと送料に対して考えをまとめておくことが必要です。

ですがeBayの送料はむやみに高く設定されていることは少なく、訳があって高く設定されている場合がほとんどです。eBayから商材を入手し、販売しようとしている人もいるでしょう。eBayでは送料の価格交渉は難しいと考えておいた方が無難です。

eBayの送料設定方法

eBayの送料設定はほとんど規制がないため、金額や配送可能な地域を自由に決めることができます。

ここではeBayの送料設定方法を順を追って詳しく紹介します。

Business Policiesを使用できるようにする

eBayに登録し始めたばかりで設定がされていないときには、こちらの画面が表示されます。「Get started」を押下して次のページへ遷移しましょう。

eBay送料設定画面説明1

遷移後はこちらのページになり、Business Policiesを設定することが可能になります。

eBay送料設定画面説明2

Shipping Policyで送料設定を一括で実行可能

送料はBusiness PoliciesのCleate policyにあるShippingから一括で設定ができます。

eBay送料設定画面説明3

押下後はこちらのページに遷移します。

eBay送料設定画面説明4

まずはじめに、Policy nameを入力しましょう。Shipping Policyはひとつだけでなく何個も設定を作成することが可能です。分かりやすく区別できる名前を付けることをオススメします。

次に、Domestic shippingの設定をします。こちらの項目はアメリカ国内への配送が基準となっているのでご注意ください。日本国内から配送する場合は、必ずFlat same cost to all buyers(すべての購入者に同じ料金)を選択しましょう。

eBay送料設定画面説明5

次に他の国への送料について設定をします。こちらでもFlat same cost to all buyersを選択します。選択すると、下記のような画面に変わります。

eBay送料設定画面説明6

入力欄を増やしたい場合は、Offer additional serviceを押下すると増やすことができます。

eBay送料設定画面説明7

もし、配送先から除外したい国がある場合は、一番下のCreate exclusion listからリストを作成すると、特定の国のみ除外することが可能です。

eBay送料設定画面説明8

全て入力したらSaveを押下します。ここで全て設定しておけば、商品を出品する度に送料を設定する手間がないためとても便利です。送料設定ははじめに全て入力しておくことをオススメします。

【コラム】越境ECの関税のポイント|事前のリサーチと最新の情報入手が重要

越境ECは国をまたぐ取引のため、必ず関税の手続きが必要です。関税は実際に支払う義務が生じるのはお客様なので、しっかりと手続きについて理解しておかなければトラブルやクレームの元となりかねません。

ここでは越境ECの関税のポイントについてご紹介します。

関税はセラーではなくバイヤーに支払い義務がある

関税の手続きはセラーが行いますが、支払い義務が生じるのは買い手、つまりバイヤーです。そのため商品を購入する前にしっかりと関税がどの程度かかるのか、明確に伝える必要があります。

関税についてお客様にしっかりと伝えておかなければ、自分が支払うと思っていた金額と異なる場合、トラブルやクレームに繋がりかねません。関税は国によって異なりますが、金額が高額になる場合もあります。

関税については事前にきちんとリサーチし、関税がかかる旨をお客様に分かるよう明示することが大切です。

事前に詳細を調べておく

関税は具体的な内容を事前に調べておくことが可能です。前もって調べておくことで、きちんとお客様に提示できます。また関税の詳細を知っておくことで、通関時にトラブルがあったときにも対策を打てます。

関税は国ごとに規制やルールが異なります。越境ECで対象とする国が複数ある場合、その国それぞれの関税について詳細を知っておかなければなりません。国によって商品が規制されていたり、特別な手続きが必要な場合もあります。

越境EC事業にチャレンジするときには、事前に関税の詳細を調べておくことが肝心です。

最新の情報を入手する

関税の情報は常に最新のものを入手するようにしましょう。国によっては関税についての規制が頻繁に変わっている場所もあります。

また関税だけでなく、その国の情勢についても常にリアルタイムで情報を入手すると良いでしょう。国によっては情勢も常に目まぐるしく変化しているところもあります。情勢が変われば物流にも影響があります。

最新の情報はインターネットなどの媒体から入手することができます。対象とする国の関税や情勢について、常に新たしい情報を入手する習慣を、始めのうちからしっかりとつけておきましょう。

eBay送料設定時に注意したいポイント

eBayの送料設定は手順を覚えれば簡単に行うことができます。しかし注意したいポイントがいくつかあります。

ここではeBay送料設定時に注意したいポイントを詳しくご紹介します。

ポイント1:箱の大きさと重量を明確に確認する

eBay送料設定時に注意したいポイント1は、箱の大きさと重量を明確に確認することです。

送料は箱の大きさと重量に左右されます。箱の大きさや重量を明確に把握していないと、自分が想定していた送料よりも多くの送料がかかり、余計なコストが発生してしまいます。

自社の商品の送料を決定するときには、事前に梱包資材や箱、商品の全てを含めた重量や大きさをしっかりと確認して認識しておきましょう。

ポイント2:送料はアメリカ視点での設定が必要

eBay送料設定時に注意したいポイント2は、送料はアメリカ視点での設定が必要なことです。

基本eBayの表記はアメリカ視点で説明が書かれているため、国内と表記されていても、それはあくまでアメリカ国内を指しています。そのため国内表記を日本と勘違いして設定してしまうと、間違った送料設定になります。

eBayで送料を設定するときにはきちんと項目を確認し、あくまでアメリカ視点で説明が書かれていることを忘れないようにしましょう。

ポイント3:発送を除外する国は最低限の数に絞る

eBay送料設定時に注意したいポイント3は、発送を除外する国は最低限の数に絞ることです。

eBayでは配送先の設定で発送を除外する国を設定することが可能です。しかし発送先を除外するのは販路を狭めてしまうことにも繋がります。

対応できない国は除外するべきです。しかし明確な理由がない限りは無闇に発送除外せず対象に含めることを検討しましょう。

ポイント4:送料を無料にすることも検討する

eBay送料設定時に注意したいポイント4は、送料を無料にすることも検討することです。

eBayのサイトをみると送料が無料に設定されている商品を多く見かけます。送料無料は消費者にとって利点となり、購買意欲を高める要因となります。

また送料を無料に設定し、商品の価格をやや高めに設定する方法もあります。この場合、遠くの地域に配送するときには自社にとってマイナスになる場合がありますが、近くに発送するときには利益が発生します。

越境ECででかかる送料は国を跨ぐため高額になりがちですが、商品の大きさや種類によってはコストを抑えることもできます。送料無料は消費者にとってメリットと感じるポイントです。ひとつの戦略として、送料を無料にすることも検討する価値があります。

eBayを使った越境ECの物流もスムーズに自動化可能

EC・ネットショップの物流業務は規模が大きくなるほど作業が増えるため、負担が大きい業務のひとつです。物流業務を外部に委託すれば業務負担を軽減できるため、経営などの基幹業務に専念することが可能です。

オープンロジではeBayを使用した越境ECの物流もスムーズに自動化できます。eBayを利用するときには、物流の自動化もぜひ検討してみてください。

オープンロジならeBayとシステム連携!|発送業務が自動化可能

オープンロジはeBayとAPI連携しています。そのため追加料金なしで配送先情報の入力や追跡番号の反映を自動化することが可能です。

海外に向けた発送は国内でのEC・ネットショップでの発送業務より、時間も手間もかかります。オープンロジを利用し発送業務を自動化することで、手間を削減し業務負担を軽減することが望めます。

eBayを使用した越境ECを検討している事業者様はぜひ、オープンロジの物流サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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