アパレルの仕入れの方法とは?種類や導入法から、個人でも利用可能なサイト紹介まで解説

openlogi2023年11月9日  
openlogi2021年3月3日

アパレルの仕入れの方法とは?種類や導入法から、個人でも利用可能なサイト紹介まで解説

近年では個人でも簡単にECサイトが開設できるため、新たにビジネスなどを立ち上げる人も増えてきましたが、その中でもアパレル商品は特に人気のある商材です。

アパレルショップを運営する上で重要となるのは商品の仕入れ先といわれています。この商品の仕入れ先によってショップの売上が大きく変わるといっても過言ではないでしょう。

今回は、これから個人でアパレルショップの開業を検討されている方に対して、アパレル商品の仕入れ方法を中心に、具体的な仕入れ先やメリットデメリットをご紹介します。

アパレルの仕入れ先ってどこですればいいの?3種類の仕入れ方法をご紹介

アパレルの仕入れ先を考えるとき、海外から仕入れることを検討される方もいらっしゃるでしょう。

海外から仕入れを行う場合は、日本ではあまり見られない商品を見つけることができるだけでなく、物価の違いから日本よりも圧倒的に低価格で仕入れることができるというメリットがあります。

しかし、海外仕入れは言語や文化の違いなどの課題が発生するだけでなく、送料や関税が発生する場合もあり、想像以上に経費がかかる傾向にあります。商品自体も裁縫が日本より雑であったり商品に独特な匂いが付いている事もあるため、はじめてアパレルの仕入れを始める人にとっては、海外からの仕入れは難易度が高いといえます。

その分、日本国内での仕入れは言葉の壁もなくクオリティも安定しているため、事業者の自身が語学が堪能であったり対象の国にに精通していない限りは、国内での仕入れをおすすめします。したがって今回は、国内での仕入れ方法を前提にご紹介します。

国内でのアパレル商品の仕入れ方法は、大きく分けて3種類に分けられます。

1つ目はインターネットで商品を見ることができる「卸問屋サイト」を通じた仕入れ方法、2つ目は商品を実際に取り扱っているメーカーと交渉を重ねて仕入れを行う「メーカーとの直取引」、3つ目は実際に店舗へ足を運び購入するかどうかを決める「問屋街」での仕入れになります。

それぞれメリットとデメリットも含めて特徴が異なりますので、下記にて詳しくご紹介していきます。

卸問屋サイト|個人でも気軽に仕入れやすい簡単仕入れ

卸問屋サイトとは

卸問屋サイトとは、アパレル事業を営む事業者向けに仕入れ値価格で安く販売しているサイトになります。卸問屋サイトはさまざまなメーカーから数万点もの商品を仕入れ、商品を販売する仲介の役割と担っています。

初めてアパレル商材を扱うときに、ゼロからメーカーのピックアップを行い、自社のコンセプトにあった商品を探し、仕入れ交渉を行うのは途方もない労力がかかります。ですが卸問屋サイトを利用することで簡単に多くの商品を比較検討することができるという利点があるため、最も効率的に仕入れを行える方法として現在人気を集めています。

導入・利用方法

卸問屋サイトを利用する際には会員登録が必要となる場合がほとんどです。

その理由としては卸問屋サイトが、事業者側の信頼確保のために一般消費者との取引は制限したいということと、サイト側が取引相手を慎重に見極めたいという点があります。そのような理由から、会員登録する時に法人や事業者でないと登録ができないサイトも多く存在します。

それだけでなく、事業内容などの審査があるところも多いため、必要書類の提出が求められます。また、サイトによっては有料制となっているところもあります。

利用する際は年間コストなども計算した上で、どこの卸問屋サイト利用するか比較検討を重ねましょう。

卸問屋サイトのメリット・デメリット

卸問屋サイトのメリットとしては、複数のサイトから自分のお店にあった商品を効率よく仕入れることができる点です。多くのサイトが1点からの購入が可能ですが、ある程度のロット数での購入が求められる場合も仕入れ単価を抑えることができます。

事業をはじめたばかりの方が、メーカーの商品を仕入れたいと思っても実績が無いため取引ができないことはよくあります。しかし卸問屋サイトは、サイトに会員登録さえできればどんなに小さい事業者であっても卸価格で購入できるので、ショップを始めたばかりの方にとっては貴重な仕入れ先の一つとなるでしょう。

ただし、卸問屋で取り扱っている商品は販売数も多く、登録さえすれば誰でも買い付けができるため、同じ商品を他のサイトでも販売していることがあるという可能性もあり、希少性はどうしても失われてしまいます。

一般消費者の方でも購入できる卸問屋サイトもありますので、原価が分かってしまうというデメリットも見逃せません。

メリットとデメリット双方をしっかりと理解し、自社に合った利用方法を検討することが必須といえるでしょう。

メーカーに直接取引|本格的展開なら安定した仕入れ先を

メーカーに直接取引とは 

アパレル商材を実際に製造・販売しているメーカーに直接連絡して取引を始めるのがメーカとの直接取引になります。メーカーとの取引の場合、多くが審査を設けており、その審査が通れば直接の取引が可能となるケースがほとんどです。

導入・利用方法

メーカーの方と知り合うきっかけは、年に数回開催される展示会が主な経路でしょう。展示会はメーカー単独で行うこともありますが、多くの場合は複数のメーカーが合同で開催していることが多いです。

仕入れを行うバイヤーが展示会に参加して、実際の商品を見てから商談を行う流れでメーカーとの取引が始まります。この展示会では、数ヶ月先の商品を取り扱っていることが多いため、年明け頃に開催される展示会では「秋冬物」、夏の終わりに開催される展覧会が「春夏物」という形で商品が紹介されています。

これらの展示会情報は、業界紙やインターネット上に掲載されていることが多くありますので、参加したい方はこまめに目を通すようにしておきましょう。

またこれから事業をはじめる方でも事業計画などが決まっていれば、メーカーの担当者は商談に応じてくれることもあります。その際に取引を始める条件として、事業詳細はもちろんのこと、販売方法や支払方法についても尋ねられる可能性があります。この聞き取り内容を元に取引可能かどうか確認されますので、きちんと答えられるように準備しておきましょう。

メーカーに直接取引のメリット・デメリット

一番のメリットは直接メーカーとの繋がりができることで、市場に出回っていない商品を直接仕入れることができる点です。直接取引は他店との圧倒的な差別化を図る手段になるだけでなく、卸問屋などの仲介がいないのでより低価格で商品を仕入れられるというメリットもあります。

そしてメーカーに商品に関する質問や意見など担当者に直接伝えることができる点も大きなメリットです。メーカー側も「商品の購入者と直接やりとりをしている販売店側の意見を聞ける貴重な機会」として展示会に参加していることもあるようです。直接の取引は双方にとってメリットがあるといえます。

一方デメリットとしては、直接取引は注文してから納品が数ヶ月先ということが多く、仕入れに時間がかかってしまうという点です。これから事業をはじめる方にとってはハードルとなるでしょう。

仮にメーカーでの仕入れを中心に行う場合は、長期スパンでの販売計画・マーケティング戦略を立てておく必要があります。またメーカーとの取引では、ある程度のロットでの契約を求められることが多いため、まとまった資金も必要になる可能性があります。

メーカー側も安定した取引ができるビジネスパートナーを求めているため、ある程度の売上などの実績を求められる場合も充分考えられます。ですのでビジネスを始めたばかりの方にとっては、ネット仕入れなど他の仕入れ方法を比べると比較的ハードルの高い仕入れ方法といえるでしょう。

問屋街|ブランドを実際みて触って仕入れることが可能

問屋街とは

問屋街とは、メーカーなどの生産者から商品を買い取って販売しているお店が数多く連なるエリアのことをいいます。問屋街は商材によってエリアが固まっていることが多いため、一度に効率よく商品を見て回ることが可能です。以前に比べて問屋街は縮小傾向にありますが、仕入れ価格で販売されている点と掘り出し物を見つけられるという利点から問屋街に足を運ぶ事業者の方も多くいます。

導入・利用方法

問屋街は一定のまとまったエリアで形成されていることがほとんどです。現在は一般の方も買い物できたり、その珍しさから外国人観光客が多く訪れる問屋街もありますが、店ごとに入店許可書や他の問屋との取引伝票がないと販売してくれない場所もあります。

店舗の中には「ロットでしか販売しかしない」「会員登録がないと入れない」など、その店舗独自の販売ルールがある場合もあります。アパレル系の問屋街として有名な東京馬喰町の問屋街など、独自のホームページを持っているところありますので事前に下調べをしておくことが大切です。

問屋街のメリット・デメリット

実際に商品を手に取って確認でき、そして在庫があればその場で購入・持ち帰りできるのは大きなメリットといえます。メーカーとの取引などと異なりこれから開店準備をする方でも、安心してすぐに商品を揃えることができるでしょう。大手の問屋であればアパレル商品だけでなく包装用紙なども販売しているため、ショップ運営に必要なものはすべて問屋街で手に入れることができます。

問屋街は、さまざまな店舗が軒を連ねていることもあり、行く度に新しい商品が入荷していたり人気のある商品は一気に売り切れてしまうことがあります。しかし、こまめに足を運ぶことで掘り出し物が見つかりやすいのも、問屋街の大きな特徴でありメリットのひとつ。

デメリットとしては、問屋街の中には「実店舗があること」を条件に販売しているなど、販売先に一定の条件を設けていることです。問屋街に出店している業者が設けている条件に当てはまらなければ、どれだけ気に入った商品があっても購入することができないため、訪問する前の事前確認は必須といえるでしょう。

また大きな問屋街は東京や大阪などの大都市圏にあることがほとんどです。そのため交通費や移動時間などのコストや手間がかかることもデメリットのひとつとして押さえておく必要があります。

卸問屋インターネットサイト|アパレルの仕入れにお勧めのサイトをご紹介

マルチ型

アパレル系も含め、多くの種類の商品を扱う卸問屋のインターネットサイトでも最大級サイトを紹介します。

NETSEA

出典:NETSEA  https://www.netsea.jp/

日本最大級の卸問屋サイトである「NETSEA」はアパレルだけでなく雑貨、家具、家電、食品関係までさまざまな商品を扱う、取扱店数170万点以上の日本でも有数の大型問屋卸サイトです。商品としては、NETSEAにある在庫を買い取るスタイルになり、1点からの購入はもちろんのこと小ロットでも購入も可能です。

このサイトで卸価格を閲覧したり実際に仕入れを行うには「仕入会員登録」が必要です。登録条件は「法人、個人事業主、開業準備中の人のみ」となっています。登録は無料でありコストがかからないため、これから事業をはじめる方でも利用しやすいでしょう。

トップセラー

出典:トップセラー https://top-seller.jp/

取扱商品25万点以上と日本でもトップクラスの流通を誇る卸問屋サイトが「トップセラー」です。

特徴としては、楽天市場やYahoo!ショップをはじめとする大型ECモールやMakeShopやカラーミーショップなどのECプラットフォーム、そして自身で構築した独自のサイトなどの連携が可能なことです。そのため自社が運営しているサイトとトップセラーの仕入れ先倉庫の連携が可能なので、在庫を抱える必要がありません。

あわせてトップセラーの倉庫からお客様の元へ発送も可能です。会員登録は無料、利用するには自社のサイト運営の形態に合わせて有料のコースを選ぶ必要がありますので、どの形態が自分に合っているかを吟味した上で会員登録を行いましょう。

総合ファッション型

ファッション商材により特化した卸問屋サイトも多数あります。ここでは入会ハードルが高いサイトや老舗アパレル卸商社のサイトまでご紹介します。

SUPER DELIVERY

出典:SUPER DELIVERY https://www.superdelivery.com/

専門業者専用の卸問屋サイトの中でも、アパレルと雑貨に強い「SUPER DELIVERY」は商品だけでなく店舗等で使用する備品や什器、販促物まですべて事業者価格で購入できるサイトになります。導入実績は小売店を中心に90,000以上。

オンライン商談会も開催しており、アパレル事業に力を入れて運営していきたい方には大変人気のある卸問屋サイトです。

トライアル登録として無料で2ヶ月間利用できますが、継続利用する際には月額2,000円の入会費がかかります。この登録も審査があり実店舗販売の場合は写真などが求められ、開店準備中の場合は店舗の物件が確定した段階で入会が可能です。しかし、ネットショップのみで運営している場合はショップサイトの規模感やコンセプト、クオリティなどの確認が必須のため、オープン前のショップなどは入会ができませんので注意が必要です。

ETONET

出典:ETONET https://etonet.etoile.co.jp/ec/app/auth/login

毎日150点以上の新着商品をアップロードしている「ETONET」は実店舗販売を行っている事業者様を対象としたサイトになります。

運営元のエトワール海渡はアパレルに強い専門卸商社で、東京の問屋街に自社ビルを構えていることもあり、店舗に足を運べば実際の商品も手にすることもできます。

また商品を注文した後も最速で当日中に出荷するなど、発送が早いのも特徴のひとつです。多くの商品を購入した場合も一箱にまとめて送付できるため、送料も削減可能など細やかなサービスも充実しています。

ETONETの利用には会員登録が必要です。登録条件として「衣料品」「服飾雑貨」「インテリア雑貨」「生活雑貨」のいずれかの商品を販売していることがあり、条件を満たした上でさらに独自の審査がされます。

登録までのハードルはありますが、普段はネットで商品の仕入れを行いながら気になる商品があったら実店舗で確認したり、専門スタッフに話を聞くことができるのは、ETONET利用時に得られる大きなメリットといえるでしょう。

SMASELL

出典:SMASELL https://www.smasell.jp/

「SMASELL」はアパレル在庫の卸売・仕入れサイトです。アパレル専門のサイトということもあり、新作のアイテムから有名ブランドの商品、激安商品、そして特殊ルートから仕入れた古着まで幅広い種類のアパレル商品を取りそろえています。

こちらのサイトも会員登録は必要ですが、小売り事業者からフリマアプリで販売したい方、ECのみで事業を営んでいる個人であっても登録が可能です。初期登録料や月額の固定費も必要ありません。アパレル商品を取り扱う方は仕入れ先の一つとして、気軽に一度登録してみるのもおすすめです。 

GOMEN Online

出典:GOMEN Online https://www.gomen.jp/

「GOMEN Online」は大正12年創業の大阪に本社を持つ老舗総合卸問屋・江綿株式会社が運営するサイトです。

幅広い商品ラインナップだけでなく、自社グループで生産部門を持ち、商品企画などを行っていることから、ここでしか手に入らないオリジナル商品を購入できるのが特徴です。

会員登録は無料ですが、事業者のみを対象にしており、営業実態の確認が取れない業者には登録できないなど基準を設けています。ですが大阪の本社では商品を実際に手に取って確認することもできるなど、アパレル事業を運営する事業者の方が安心して取引できる仕組みが整えられています。

レディースファッション

アパレル系卸問屋サイトの中でも、さらにレディースファッションのみに特化した話題のサイトをご紹介します。

TOPWHOLE

出典:TOPWHOLE https://topwhole.shop/

レディース専門の卸問屋サイト「TOPWHOLE」は、韓国で指折りのアパレル問屋街である東大門市場や中国などの独自のルートで仕入れた商品を提供しており、今の流行をしっかり抑えた商品を多数取り扱っています。

会員登録には月額3,000 円発生しますが、最低注文価格を設けておらず一点のみの購入が可能であったり、商品掲載画像がそのまま自分のECサイトに利用できる写真の二次利用を許可しているなど、嬉しいメリットが豊富です。

また、取扱ショップごとに検索ができるなど、サイト自体もすっきり見やすいサイトとなっています。

プロルート丸光

出典:プロルート丸光 https://proroute-ec.biz/

 創業120周年を迎えた卸問屋「プロルート丸光」が運営するストアではレディース商品が多数取り扱われています。プロルート丸光の実店舗での仕入れも可能ですが、会員となった事業者の方はオンラインでも取引を行うことができます。

オンラインサイトを見ると、国内外約1,000社のメーカーの商品ラインナップがあるだけでなく、オリジナルのプライベートブランドの開発も行っています。また自社のアイディアを形にするOEM・ODM 事業も展開しており、に自社サイトオリジナルの商品を作成することも可能です。

取扱商品は若い女性向け商品から年配の方などの年齢層、そしてインナーからフォーマル、ドレスまで他の卸問屋サイトと比べても随一の幅広い層へ向けたものが多いサイトになります。

韓国ファッション

海外の買い付けを行いたいけれども、言葉の壁があって不安な事業者の方には嬉しい、韓国系ファッションを専門的に取り扱う卸問屋サイトもあります。 

BUYON

出典:BUYON https://buyon.jp/

多くのバイヤーが仕入れに訪れる韓国・ソウルにあるアジア最大級のアパレル問屋街「東大門総合市場」の商品を、仲介を通さず現地価格で提供しているのが「BUYON」です。

入会資格として法人・個人事業主であることが設けられており、ショッピングサイトの規模感や内容なども審査されます。加えて初期費用とお預かり金、月額費用などが発生いたします。

しかし、面倒な韓国からの発送書類などもWebで作成できるだけでなく、海外に直接仕入れに行ったり、他の仲介業者を介して購入するより、かなりお得でコストが抑えることができるため、海外から商品を仕入れて他のサイトとの差別化を図りたい事業者の方には大変人気のサイトになります。

【ご紹介】仕入れ後の物流対策ならオープンロジにお任せ

アパレル事業でのショップを運営し、そして売上を拡大して行くにはライバル店舗との差別化が大切になります。その差別化の対策として信頼できる仕入れ先の確保はもちろんのこと、安定した物流環境の構築もポイントの一つとなります。

物流アウトソーシングサービスを提供しているオープンロジであれば在庫管理や発送作業、そしてアパレル商品の発送時に必要な検品作業まですべて自動化が実現します。業務を自動化することで、いきなりやってくる繁忙期に備えて、年中通して安定した物流環境を確保可能です。

事業をはじめる上で要となる仕入れ先の選定はもちろんのこと、売上拡大まで視野を入れるのであれば早めの物流対策をおすすめします。

 

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オープンロジマガジン 編集部

物流プラットフォーム「オープンロジ」のマーケティングメンバーにて編成。物流のことはもちろん、ネットショップやマーケティングのことなど、EC事業者に役に立つ情報を幅広く発信していきます。

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