大人気EC「かねこ道具店」の新たな挑戦。高品質な物流と事業成長を両立させた「対応力が高い」物流代行パートナーとは

2025.05.26

かねこ道具店で特に人気の「出汁の地図」

株式会社Carry On

【かねこ道具店|https://kaneko-douguten.com/

 

株式会社Carry Onは、クリエイターのマネジメントやSNSマーケティングを通じて社会に貢献する企業です。ECの企画販売事業も展開し、クリエイターの世界観を再現したコラボ商品の取扱いが年々増加しています。魅力的な商品をユーザーの皆さんにお届けしたいというCarry Onの挑戦とオープンロジ導入の背景や今後について、クリエイターマネジメント担当の加納様にお話を伺いました。

課題
ECストアの運営において、商品の保管や梱包・発送のリソースが課題。また、在庫管理の精度にも問題があり、効率的で安定した物流体制の構築が急務だった。
効果
業務のシステム化により作業時間の短縮、人的ミスの削減、人件費を含むコストの最適化に成功。さらに流通加工も対応可能になり、柔軟な物流体制を構築。

クリエイターの世界観と想いを届けるCarry Onの挑戦

―― オープンロジを導入いただいている「かねこ道具店」について教えていただけますか?

「かねこ道具店」はCarry Onに所属する人気クリエイターがプロデュースするECストアで、クリエイターが本気で厳選した食材や調理器具などを扱っています。

もともと「本当に良いものをユーザーの皆さんにおすそ分けしたい」という想いから始まったブランドですが、規模が大きくなってきた今もその想いは変わりません。

さらに「良い商品を生産されている一次産業に従事している方々に対して少しでも経済面で恩返しをしたい」というCarry Onの理念があり、クリエイターご本人にも共感いただき一緒に運営をしています。

―― ユーザーの皆様だけでなく、生産者の方々への社会的な意義も大切にされているのですね。運営体制についても教えていただけますか?

はい。少数精鋭のチームでクリエイターと密に連携を取りながら運営しています。商品の販促やプロモーションは主にクリエイターの紹介動画で展開し、販売はオンライン中心ですが、商品の魅力やブランドの熱量を直接ユーザーの皆さんにお届けするために不定期でポップアップも行っています。

かねこ道具店選りすぐりのカニ

物流の品質を落とさずに効率化をはかるためには…

―― 物流における課題はどのようなものがあったのでしょうか?

「かねこ道具店」の立ち上げ当初、弊社は物流のノウハウが少なかったということもあり、保管や梱包、発送まで運営メンバーによる手作業で行っていました。そのため効率が下がってしまい、人件費などのコスト面で負担が大きくなっていました。また、このような状況を打開すべく物流代行の事業者に物流業務を依頼していたのですが、在庫管理の精度に課題があり、把握していない在庫が後から見つかるなどの問題も発生していました。

「かねこ道具店」の安定的な成長のためには、物流の品質を落とさずにオペレーションを効率化することがポイントでしたので、クリエイターと協議を重ね、新たな物流代行システムを導入することにしました。

システム・サポート・柔軟な対応力が決め手!

―― そのような課題がある中で、オープンロジを選んでいただいた決め手はなんでしょうか?

まず、システムの機能性と使いやすさが挙げられます。特にShopifyとの自動連携は魅力的でした。また、管理画面上でほぼ全て完結できる使いやすさにも惹かれました。

次に、手厚いサポート体制も重要なポイントでした。「かねこ道具店」が取り扱う商品の性質上イレギュラーな対応が多くなる旨、オープンロジの担当の方に相談したのですが、すぐに検討していただき対応可能とOKいただいた点が良かったですね。

また、料金面での柔軟な対応力も決め手となりました。弊社に適した料金をフレキシブルに設定いただいたことが私自身深く印象に残っています。

限定の包丁「きまぐれブラック」

「安心感」と「積極的な提案」が信頼につながる

―― オープンロジ導入後に印象に残るエピソードがあれば教えてください。

運用面での柔軟性と質の高さは印象に残っています。以前の委託先は流通加工が難しくこちらの要望を断られることがあったのですが、オープンロジは実現の可否を徹底的に検討していただけるので安心感があります。

例えば、レトルトパウチへのシール貼りを入荷の数日前に急きょお願いしたことがあったのですが、その際もきちんと対応いただけました。また、先日在庫の棚卸しを行ったのですが、差異はございませんでした。在庫管理の精度が高いので助かっています。

担当の方から積極的に提案をいただけるのもいいですね。弊社側から『○○のような商材を扱おうと思っているんです』と相談させていただいた際、率先して『このような商材であれば、こんな倉庫でこういった管理ができます』と前のめりに提案いただけました。単に依頼をこなすだけでなく、弊社にとってより良い方法を提案してくれるので、業務改善はもちろん、稟議など社内プロセスの円滑化にも貢献しています。

今では何か困ったときは担当の方にすぐに相談するようにしています。サポート体制が充実しているので、ECストアを利用されているユーザー様だけでなく、弊社に所属する他のクリエイターからも評判です。

かねこ道具店特製のおせち料理

クリエイターD2C支援を加速!物流を強みに新たなブランド創出へ

―― 今後の事業展望について教えていただけますか?

「かねこ道具店」での成功を活かし、Carry On所属クリエイターのD2Cブランド立ち上げを推進したいと考えています。物流の品質は商品そのものの品質と並ぶくらい顧客満足度に直結してくる部分なので、オープンロジとの連携で培ったノウハウと体制は強い武器になりそうです。新規ブランド立ち上げの際はまたオープンロジに依頼できればいいなと思っています。

読者へのメッセージ

――最後にオープンロジを検討中の皆様にメッセージをお願いします。

繰り返しになりますが、物流の品質は顧客満足度に直結すると思っています。今使っている倉庫で少しでも不満があればまずはオープンロジに相談して、その悩みが払拭できるかどうか提案を受けてみると良いと思います。数年後の運用コストや人件費の面で非常に楽になると思うので、ぜひ気軽に検討してみてください!