COREKARAキャンペーン
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大人気EC「かねこ道具店」の新たな挑戦。高品質な物流と事業成長を両立させた「対応力が高い」物流代行パートナーとは

クリエイターの世界観と想いを届けるCarry Onの挑戦

―― オープンロジを導入いただいている「かねこ道具店」について教えていただけますか?

「かねこ道具店」はCarry Onに所属する人気クリエイターがプロデュースするECストアで、クリエイターが本気で厳選した食材や調理器具などを扱っています。

もともと「本当に良いものをユーザーの皆さんにおすそ分けしたい」という想いから始まったブランドですが、規模が大きくなってきた今もその想いは変わりません。

さらに「良い商品を生産されている一次産業に従事している方々に対して少しでも経済面で恩返しをしたい」というCarry Onの理念があり、クリエイターご本人にも共感いただき一緒に運営をしています。

―― ユーザーの皆様だけでなく、生産者の方々への社会的な意義も大切にされているのですね。運営体制についても教えていただけますか?

はい。少数精鋭のチームでクリエイターと密に連携を取りながら運営しています。商品の販促やプロモーションは主にクリエイターの紹介動画で展開し、販売はオンライン中心ですが、商品の魅力やブランドの熱量を直接ユーザーの皆さんにお届けするために不定期でポップアップも行っています。

かねこ道具店選りすぐりのカニ

物流の品質を落とさずに効率化をはかるためには…

―― 物流における課題はどのようなものがあったのでしょうか?

「かねこ道具店」の立ち上げ当初、弊社は物流のノウハウが少なかったということもあり、保管や梱包、発送まで運営メンバーによる手作業で行っていました。そのため効率が下がってしまい、人件費などのコスト面で負担が大きくなっていました。また、このような状況を打開すべく物流代行の事業者に物流業務を依頼していたのですが、在庫管理の精度に課題があり、把握していない在庫が後から見つかるなどの問題も発生していました。

「かねこ道具店」の安定的な成長のためには、物流の品質を落とさずにオペレーションを効率化することがポイントでしたので、クリエイターと協議を重ね、新たな物流代行システムを導入することにしました。

システム・サポート・柔軟な対応力が決め手!

―― そのような課題がある中で、オープンロジを選んでいただいた決め手はなんでしょうか?

まず、システムの機能性と使いやすさが挙げられます。特にShopifyとの自動連携は魅力的でした。また、管理画面上でほぼ全て完結できる使いやすさにも惹かれました。

次に、手厚いサポート体制も重要なポイントでした。「かねこ道具店」が取り扱う商品の性質上イレギュラーな対応が多くなる旨、オープンロジの担当の方に相談したのですが、すぐに検討していただき対応可能とOKいただいた点が良かったですね。

また、料金面での柔軟な対応力も決め手となりました。弊社に適した料金をフレキシブルに設定いただいたことが私自身深く印象に残っています。

限定の包丁「きまぐれブラック」

「安心感」と「積極的な提案」が信頼につながる

―― オープンロジ導入後に印象に残るエピソードがあれば教えてください。

運用面での柔軟性と質の高さは印象に残っています。以前の委託先は流通加工が難しくこちらの要望を断られることがあったのですが、オープンロジは実現の可否を徹底的に検討していただけるので安心感があります。

例えば、レトルトパウチへのシール貼りを入荷の数日前に急きょお願いしたことがあったのですが、その際もきちんと対応いただけました。また、先日在庫の棚卸しを行ったのですが、差異はございませんでした。在庫管理の精度が高いので助かっています。

担当の方から積極的に提案をいただけるのもいいですね。弊社側から『○○のような商材を扱おうと思っているんです』と相談させていただいた際、率先して『このような商材であれば、こんな倉庫でこういった管理ができます』と前のめりに提案いただけました。単に依頼をこなすだけでなく、弊社にとってより良い方法を提案してくれるので、業務改善はもちろん、稟議など社内プロセスの円滑化にも貢献しています。

今では何か困ったときは担当の方にすぐに相談するようにしています。サポート体制が充実しているので、ECストアを利用されているユーザー様だけでなく、弊社に所属する他のクリエイターからも評判です。

かねこ道具店特製のおせち料理

クリエイターD2C支援を加速!物流を強みに新たなブランド創出へ

―― 今後の事業展望について教えていただけますか?

「かねこ道具店」での成功を活かし、Carry On所属クリエイターのD2Cブランド立ち上げを推進したいと考えています。物流の品質は商品そのものの品質と並ぶくらい顧客満足度に直結してくる部分なので、オープンロジとの連携で培ったノウハウと体制は強い武器になりそうです。新規ブランド立ち上げの際はまたオープンロジに依頼できればいいなと思っています。

読者へのメッセージ

――最後にオープンロジを検討中の皆様にメッセージをお願いします。

繰り返しになりますが、物流の品質は顧客満足度に直結すると思っています。今使っている倉庫で少しでも不満があればまずはオープンロジに相談して、その悩みが払拭できるかどうか提案を受けてみると良いと思います。数年後の運用コストや人件費の面で非常に楽になると思うので、ぜひ気軽に検討してみてください!

「最高の準備」を届けるMorghtの挑戦:睡眠の質を高めるマットレスへのこだわり

―― ブランドを立ち上げた背景について教えていただけますか?

『NELL』は、代表の土井が様々な事業領域をリサーチ・検討する中で、日本人の睡眠に対する多くの「不」を感じ、それらを解決すべく立ち上げたブランドです。ブランドコンセプトとして、「Sleep for Great Tomorrow(素晴らしい明日を生きるための睡眠を)」を掲げ、圧縮マットレスを中心に、睡眠に関連した商品開発を進めてきました。

ブランド名の『NELL』は、英語の「WELL」と日本語の「寝る」を掛けた造語です。また、ロゴに使用されている「バク(漠)」という動物は悪夢を食べてくれると言われています。ブランド名やロゴ、コンセプトに共通しているのは、消費者の睡眠をより良いものにしたいという願いでして、今後も消費者の睡眠課題の解決に向け、商品開発を進めていきます。

―― 主力商品であるマットレスはどのような特徴でしょうか

NELLのマットレスの最も象徴的な特徴として、高密度のポケットコイルを使用している点があります。結果、体圧をバランスよく分散してくれ、スムーズに寝返りできる構造になっています。また、圧縮梱包を採用しているので、消費者の自宅までの送料を抑えて配送でき、さらに時間指定までできるのも特徴です。最後に、120日間のフリートライアルを提供していますので、実際に寝てみて体に合わない場合は返品可能となっています。

開封の瞬間を特別に:オンライン販売のプロモーション戦略

―― 商品の販促、プロモーション手法にもこだわってらっしゃいますよね?

そうですね。商品の販促やプロモーションにも強いこだわりを持っています。マットレスのような高額商品は購入を検討する期間が長く、じっくり情報を収集されるお客様が多いです。そのため、SNSや口コミサイトでの情報発信は欠かせません。特にインフルエンサーの方々にも協力いただき、実際に使っていただいた感想やリアルな魅力をお伝えすることで、「自分も試してみたい」と思っていただけるよう工夫しています。

また、私たちはなるべく店舗を持たず、ECを中心に商品を販売しています。結果、販管費を抑え、その分を商品のクオリティや価格に還元できる点が大きな強みです。また、オンライン販売の場合、商品が自宅に届いてから開封して使うまでの体験をいかに上質化するかも重要な要素となります。そのため、梱包デザインや同封するメッセージカードなど細部にまで気を配り、ブランドの世界観を消費者に伝えられるようにしています。

総じて、ブランドコンセプトである「Sleep for Great Tomorrow」を消費者に深く理解頂くためには、上記のような商品の梱包に加え、広告や商品、WEBサイトといったあらゆる消費者接点で一貫したメッセージを発信し、世界観を積み上げていくことが重要だと考えています。

物流の進化:成長する事業に対応するための挑戦

―― 事業の成長にあわせて、物流における課題はどのように変化していったのでしょうか?

事業が大きくなるにつれて、物流の課題も変化してきました。最初の頃は、商品をちゃんとお客様に届けることが一番大事でした。立ち上げ直後には出荷作業の中で手作業の工程も多く、どうしてもミスが出てしまうことがあり、いかに効率よく、正確に発送するかが大きな課題でした。

また、120日間フリートライアルによる返品在庫の物流を検討する必要がありました。具体的には、返品したい旨の連絡を消費者から受け、適切な日時に回収するといった静脈物流を整備すべく、回収事業者の選定や廃棄事業者の選定を行い、オペレーションを設計しました。消費者まで送るだけではなく、戻りも考慮して物流を設計するという面では、通常よりも難易度の高い物流プロセスとなっていると感じます。

次に、過剰在庫の問題が出てきました。圧縮マットレスは長期間置いておくと品質が落ちてしまうので、在庫回転日数を適切に保つことが必要になります。また、当初の販売予測に実績が伴わず、過剰在庫となり保管コストが上がってしまったことも悩みでした。結果、需要予測の精度向上と発注サイクルを高頻度化する必要が出てきました。

上記のような課題は、事業規模が成長していく中で次々と出てくるものでして、その都度どうやって物流の効率性や品質を落とさずにオペレーションを構築できるかがポイントでした。

―― そのような課題の変遷がある中で、オープンロジを選んでいただいた決め手はなんでしょうか?

オープンロジさんを選んだ理由は、やはり柔軟性と提案力です。自社が抱えている課題を相談すると、従来のオペレーションに固執せず、柔軟に提案を出してくれるので、とても心強かったです。受発注の自動化や返品物流の構築など、我々の課題に合わせて解決策を一緒に考え、形にしてくれる姿勢が大きな決め手でした。

特に、受発注の自動化においては、システム連携によって出荷業務の自動化を実現できたことが大きかったです。注文データから出荷までをスムーズに連携させることで、業務全体の効率化につながり、スタッフの工数も大幅に削減できました。

さらに、オープンロジさんはマットレスのような大型商品の取り扱い実績が豊富で、取り扱いに手間がかかる大型在庫を効率的に扱うノウハウを既に持っている点にも安心感がありました。独自資材の利用や冊子の封入など、D2C特有の細かなニーズにも対応してくれるので、ブランドの世界観を崩さずに物流面を任せられるのがありがたかったです。

「120日間の返品プログラム」が生み出す信頼とブランド価値

―― 導入後になにか印象に残っているようなエピソードなどあれば教えてください。

繁忙期における柔軟な対応ですね。大型キャンペーンやCM放映後に注文が急増した際、事前に倉庫の人員配置や物流計画を調整してもらえたおかげで、遅延なくお客様に商品を届けることができました。発送の遅延はブランド価値を瞬時に棄損してしまうリスクを伴うため、こうした物流面でのスピーディーかつ柔軟な対応はブランドを継続していく上での重要要素となっています。

―― お客様への満足度を高める観点で他にどのような取り組みをされていますか?

お客様の満足度を高めるために、私たちが特に意識しているのは、商品が届いた瞬間の体験です。マットレスって日常生活に欠かせないものだからこそ、ただの梱包じゃなくて、開けた瞬間に『わぁ、NELLだ!』と感じてもらえるような仕掛けを考えています。

例えば、まくらの梱包には専用のオリジナルカートンを使っています。真っ白で洗練されたデザインに、NELLのロゴやブランドカラーをあしらっているので、届いた瞬間に特別感を感じてもらえるかと思います。SNSでも取り上げていただいていまして、『こんな素敵な箱で届きました』という投稿をしてくださる方も多く、ブランドへの好意度を高めることにもつながっています。

こうした細かな取り組みを実現するには、柔軟な物流体制が欠かせません。たとえば、オリジナル資材の管理や、メッセージカードの同梱といったオペレーションもスムーズに行える仕組みがあるおかげで、商品が完成形でお客様のもとに届いています。こういった細部へのこだわりが、NELLらしい体験を作り出し、ブランドの価値向上にもつながっていると感じています。

物流効率化への挑戦:継続的な改善でコスト削減を実現

―― ここ最近で力を入れている取り組みやテーマがあれば教えてください。

物流に関する取り組みは常に進化していて、直近では継続的なコスト見直しと効率化が大きなテーマになっています。これまでもコスト最適化には力を入れてきましたが、業界的には値上げの方向に向かっており、手をこまねいているとすぐに物流費や資材費が値上げされ、最終的には商品価格を上げざる負えない状況に陥ってしまいます。競争力のある価格で消費者に商品を届けるべく、さらなる改善余地を探り続けています。

たとえば、倉庫の分散配置により、配送リードタイムの短縮と輸送コストの削減を実現しました。東西2拠点を活用して、地域ごとに効率的な配送を行う体制を整えています。これにより、配送スピードを向上させながらも、全体的なコスト削減に成功しています。今後は、商品ごとに倉庫配置を最適化することで、さらに効率的な運用が可能ではないかと考えています。

今後の取り組みとしては、SCM関連業務の更なるシステム化が重要だと考えています。販売、在庫、発注データを同一プラットフォーム内で連携・可視化することで、適正在庫や発注数量の管理が精緻化され、保管コストの更なる削減が期待できます。

こうした取り組みを継続することで、物流業務の効率化だけでなく、ブランド全体の競争力をさらに高めていきたいと思っています。物流は単なるコストセンターではなく、事業を支える重要な要素であり、私たちのブランド価値を向上させる大きな武器だと考えています。

「最高の睡眠体験」を目指して進化を続けるブランド

―― 今後の事業展望について教えていただけますか?

私たちのブランド『NELL』は、睡眠を軸とした訴求をさらに深化させたいと考えています。これまで圧縮マットレスを中心に展開してきましたが、今後は消費者の睡眠環境全体をトータルでサポートするブランドを目指し、寝具に留まらない商品展開を考えていきたいです。

これらを実現するためには、物流体制のさらなる強化も欠かせません。今後も柔軟で効率的な物流網を構築し、ブランド価値を高めながらお客様に商品を届けることに注力します。商品サイズに関わらず、安定した配送ができる体制を整えることが重要です。

最終的には、NELLが「最高の睡眠体験を提供するブランド」として、国内外で信頼される存在になることを目指しています。そのために、商品・サービス全般で妥協せず、常に進化を続けていく必要があり、中でも物流は非常に大きな役割を占めていると考えています。

読者へのメッセージ

―― 最後にオープンロジを検討中の読者に一言メッセージをお願いします。

D2C企業における物流は、ブランドの体験価値において非常な大きな役割を担っています。製品がただ届けばそれでいいというものではなく、お客様の手元に届くその瞬間までが、私たちのブランドの一部であり、価値を届ける大切なプロセスです。そのため、私たちはパートナーとなる物流会社に、ただの業務委託先ではなく、事業の一端を担う存在としての期待を抱いています。

オープンロジさんは、私たちのそんな想いをしっかり受け止めてくれるパートナーです。細かい要望にも柔軟に対応していただき、ブランド体験を高めるための物流を一緒に作り上げてくれました。オープンロジさんなら、きっと皆さんのビジネスにも新たな価値を生み出す提案をしてくれると思います。ぜひ一度相談してみてください!

ikawという名の物語、言葉と美容が織りなす唯一無二の世界観

―― ブランドを立ち上げた背景について教えていただけますか?

ikawという名前は、フィリピン語で『あなた』という意味を持っています。元々、言葉を表現する仕事をしていたんですが、美容と言葉というものをすごく大切にしていて、言葉というものを美容として触れることができるような、そんなブランドを作りたいと思ったんです。周りの方々に助けられながら、最初はオイル一本からスタートしましたが、今はラインナップも増えて、スキンケアだけでなく、様々な表現を通して、ブランドの世界観を伝えています。ただスキンケアブランドを作るというよりも、写真だったり、映像だったり、音楽だったり、感覚だったり、色んな面からそのスキンケアのプロダクトの可能性を引き出したいっていう思いがあります。外から見るとスキンケアブランドではありますが、製品も表現の一つとして会社を運営しております。

もちろん表現したいという想いだけではなく、プロダクトとしての質感、付け心地だったりと、製品に対するクオリティーにもこだわっておりikawにしかだせない仕上がりというものは特に大切にしております。

少数精鋭、情熱とチームワークでブランドを育む

―― 現在のikaw様の運営体制について教えていただけますか?

最初は私一人で始めたんですが、今は4人で運営しています。物流業務やEC運営業務は、外部のパートナーさんにも支援いただいておりますが、チームとして、ブランドの世界観を共有し、柔軟に対応しています。無理に大きくする必要はないと思っているのですが、ikawをもっと体験してほしいとか、もっと多くの人に触れてもらえるきっかけを作りたいという思いがあり、自然と事業も拡大しているのだと思います。

―― 今後もスキンケアを中心にしながら商品ラインナップも拡大していくのでしょうか?

お客様にとって「ikawといえばオイル」というイメージを確立することを目指しています。オイルをブランドの象徴として、その魅力を最大限に引き出し、お客様の心に深く刻みたいと考えています。その上で、オイルを基軸とした、新たな製品開発にも積極的に取り組んでいる最中です。現在、ヘアケアやボディケア用のアイテムなどの構想が進んでおり、これらの製品を通じて、お客様のニーズに応え、より豊かな体験を提供していきたいと考えているところです。

一般的に、多くのブランドは大手企業の支援を受け、初期から大規模な展開を行うケースが見られると思います。ですが、ikawはあえてその道を選ぶことはしませんでした。なぜなら、ブランドの世界観を大切にし、自分たちのペースで着実に歩みを進めるためです。先日発売された洗顔料をもって、当初想定していたスキンケアラインナップを取り揃えることができました。これは、ikawにとって一つの大きな節目であり、ここから新たなフェーズとして卸売の開始や、更なる販路拡大など、新たな挑戦を始めていきたいと思ってます。

SNSを軸に、共感を呼ぶブランドコミュニケーション

―― SNSでの発信を拝見していると、コンセプトに共感しているファンの方が非常に多い印象を受けます。SNSでの活動はどのようにされていますか?

SNSを通じて、お客様とコミュニケーションを取ることを大切にしており、ただ商品を売るだけでなく、ブランドのビジョンや、お客様に言葉を届けることを意識しています。商品開発においても、SNSでのご意見やご要望を参考にする事も多く、ikawの成長を支えてくださるお客様との距離が近いからこそ良い関係性を築けているのだと思っています。

アナログ作業と梱包品質のばらつき、物流が抱える限界

―― 事業拡大にあわせて、当初はどのように物流業務を行なっていましたか?

最初は、知人の紹介で物流倉庫と直接契約をしていました。本当にアナログな会社さんだったので、発注業務も手作業で行っていました。SKUが1つだけだったので、まだ何とか回せていたのですが、商品が増えるにつれて、倉庫さんとのやり取りも大変になってきました。

柔軟な対応を求めて、委託先の見直しを決断

―― オープンロジ導入前に、他の物流倉庫も検討されたのですか?

そうですね。導入の前は別の倉庫会社さんと契約していました。そこは、システムはあったのですが、柔軟性に欠けていて、こちらからの要望に対して細かい対応をしていただくのは難しい状況でした。梱包品質もどうしてもばらつきがあり、購入いただいたお客様から梱包についてのお問い合わせが発生することも度々あるという状況でした。また、海外のお客様からご注文のご要望を頂くようになりましたが、当時の倉庫会社さんでは対応が難しいなと感じていました。そこで、柔軟に対応してくれる、物流会社さんを探していたところ、オープンロジさんに出会いました。

決め手は、顧客体験を重視する姿勢と柔軟な対応力

―― 数ある物流会社の中で、オープンロジを選んでいただいた決め手は何でしたか?

ikawは、商品をただ送るだけでなく、お客様に感動を届けたいと思っています。季節ごとのノベルティや、メッセージカードなど、細やかな施策も大切にしています。なので、お客様が満足していただけるアイデアは常に考えているのですが、それをすぐ実現したいとなった際に、オープンロジさんは私たちの要望をきちんと聞いてくれて、アイデアを形にするところまでサポートいただけるのが本当にありがたいと感じています。物流業務を自動化させるシステム提供だけではなく、御社の担当者が付いてくださっているので、何かあったらすぐに相談できますし、コミュニケーションがスムーズなところも、すごくいいなと思っています。

周年イベントでの感動、柔軟な対応が生んだ成功体験

―― オープンロジ導入後、課題であった顧客満足にむけた取り組みはどのように変化したのでしょうか?

ikawにとって、毎年10月に行う周年イベントは本当に大切なイベントです。それにあわせて発送件数も多くなるため、オープンロジさんに委託する前は倉庫がキャパオーバーとなってしまい、配送遅延でお客様にご迷惑をおかけすることが多々発生していました。オープンロジさんにお願いしてからは、事前に倉庫の増員を手配いただいたり、充分足りるようなら人員を減らすなどの対策をとっていただくことで、遅延も発生せずにお客様の元にスムーズに商品が届くようになりました。

お客様からも本当に多くの声を頂くのですが、その中でも『すぐに届いた』というお声がとても多く、お待たせしすぎて少し気持ちが下がった状態ではなく、購入後のワクワク感を感じた状態、気持ちが高まっている中で商品を届けられるというのは、私たちも想定していた以上に、お客様が満足してくださっているのだと強く感じています。

イベントに限らずですが、以前契約していた倉庫さんでは土曜日発送に対応いただけなかったので、土曜発送や時間指定での発送にも対応して頂けるようになり、お客様からは『昨日注文したのに今日届いた』という驚きのお声もたくさんいただけて大変嬉しく思っています。

ブランドの想いを届けるための二人三脚の取り組み

―― 商品が届いたときの体験をとても重視されていると思いますが、その観点で物流面で工夫されている点があれば教えてください。

以前の委託先では、梱包マニュアルをお渡ししていたのですが、イレギュラーなケースに対応できず、どうしても倉庫さん独自の梱包になってしまうことがありました。また、梱包方法のレクチャーはしたものの、どうしても品質にばらつきが生じてしまっていたため、お客様からのクレームも少なくありませんでした。 オープンロジさんは、私たちの梱包に対する想いを理解してくれ、いつも丁寧に作業してくれています。なにかイレギュラーなケースが発生した場合でも柔軟に対応してくれますし、何かあれば必ず弊社に確認をしながら進めて下さるので、常に一定の品質を保てています。

また、お客様から梱包資材などを環境への配慮から少なくしてほしいという声を頂くことがあります。そのようなニーズに対しても、商品をしっかり守りながら、見た目や箱を開けたときのクオリティも大切にして、新しい梱包資材や方法を提案してくれたりする部分は本当に助かっています。 商品が届いたときの体験を大切にしたいですし、ikawとしてのブランディングにもつながっていく部分なので、とてもありがたいと感じています。

―― 販売チャネルの変化や海外への展開について物流面で気をつけている点などありますか?

現在、少ない件数ではありますが、海外のお客様への発送も少しずつはじめています。これについては、以前はできなかったことが出来るようになっただけでも、大きな進歩だと思っていますが、今後、海外発送を拡大していく中で、新たな課題が出てくるかもしれませんので、常に状況を把握し、柔軟に対応できる体制を整えておきたいと思っています。 また、ポップアップイベントなど、実店舗での販売も期間限定で行っています。卸売やポップアップイベントは、頻繁に行うものではないので、依頼をするタイミングがギリギリになってしまったり、どうしてもイレギュラーな対応が必要になる為、まずはそういうイベントが発生した場合にも、スムーズに対応できる体制をオープンロジさんと一緒に整えておきたいと思っています。

さらなる高みへ、ikawのブランド認知拡大への挑戦

―― 今後のikaw様の展望について教えていただけますか?

次の段階としては、販路も拡大しつつikawというブランドの認知を大きく広げていきたいと思っています。ゆくゆくは、実際に足を運んでいただけるような実店舗も作りたいという構想もあります。ただ、オンラインで全国のお客様に商品をお届けするという軸は変わらず、これまでのように購入いただいたお客様の満足度、ワクワク感を高めるために、細かなノベルティや季節の色を取り入れたような施策については、今後も力を入れていきたいと思っています。

同じ想いを持つ企業へ、オープンロジが実現する物流の可能性

―― 最後に、オープンロジの導入を検討している企業様へ、メッセージをお願いします。

物流パートナーを選ぶ際、自社のブランドイメージや世界観を共有できるかがとても重要だと思います。オープンロジさんは、私たちの『やりたい』を一緒に考えてくれ、様々な提案をしてくれます。課題や目標を素直に伝え、相談ベースで共有することで、きっと、自社の可能性を広げるヒントが見つかるはずです。

オープンロジさんの魅力は、システムがしっかりしているだけでなく、人と人との繋がりを大切にしている点です。システムチックな部分と、人と人との手触り感のあるやり取りのバランスがとても良く、両側面から安心感を得られます。困ったことがあれば、すぐに相談できますし、親身に対応してくれます。そのような安心感が、私たちにとって非常に心強いです。

―― この度は誠にありがとうございました!

ゲームでユーザーを幸せにする会社でありたい

貴社についてご紹介をお願いします

弊社は、「ゲームでユーザーを幸せにする」という理念を掲げ、2012年、鹿児島に設立しました。オリジナルタイトルのスマホアプリ・ゲームを開発しております。また2018年から2023年にかけて、ゲームのイベントやコラボショップなども展開しています。弊社のゲームのユーザー層は日本だけではなく海外にも広がっていて、世界中でプレイされています。

現在は、ゲーム制作運営と自社タイトルのキャラクターグッズの販売を行っております。

ECサイトの運営・企画進行チームは何名くらいで行ってらっしゃるのでしょうか?

現在、グッズ販売チームは3人で、専属で担当しているのは私のみとなっております。ECサイトの運営だけではなく、商品の企画や、販促業務としてX(旧:Twitter)の運用も少数精鋭で行っております。

貴社が行われている販促施策をお聞かせください

主にXで告知を行っています。Xのフォロワー数は、ゲームのアカウントが約23万人、グッズアカウントが約5.8万人にまで成長している状態です。Xのフォロワー様はゲームのファンがメインで、ゲームを好きなった流れでグッズにも興味を持っていただく方が多いという印象です。一番反響が大きいのはXなので、定期的に投稿をしてフォロワー様の興味が薄れないよう工夫しながらアカウント運営を行っております。

また、LINEや公式ホームページ、アプリ内でも告知を行うことがございます。

倉庫のキャパシティ問題と人的リソース不足を解消して、販路を拡大したい

オープンロジ導入前は、物流をするにあたってどのような課題がありましたか?

オープンロジ導入前は、モールを使ってグッズ販売を行い、物流も同じモール直下の倉庫を利用していました。そのような状況下で、弊社には以下3つの課題がありました。

1つ目は「販売機会の損失」です。事業が成長し、物量や出庫件数が増加してくると、事前の物量の見込みに対して実際の注文件数が常に上回っている状況が続くようになりました。ただ、モール倉庫ではキャパシティが限られており、保管点数の上限の制限があったため、希望する数量を保管できないことがありました。

当時の倉庫を利用していくとなると、倉庫側で定められたルールに従うしかありません。しかし、このままだと販売機会の損失につながると強く感じたため、モールから切り替えて自社サイトを立ち上げることにしました。

2つ目は、人的リソースについてです。上記の状況から、エンドユーザー様への配送に時間がかかってしまい、それに伴ったカスタマー対応に追われることになりました。少数精鋭で事業を回していることもあり、コア業務との両立を考えると人的リソースが不足している状況でした。

3つ目は、販路拡大、売上向上のための施策についてです。モール直下の倉庫は制限が多かったため、越境販売へのチャレンジや取り扱う商材のレパートリーを増やすことへのハードルが高いという状況にありました。事業を成長させていくという観点で考えると、制限の少ない倉庫を利用して新しいことに挑戦しやすい環境を整えたいと思いました。

数あるサービスのなかから、オープンロジを選んでくださった理由をお聞かせください

物流業務の課題について相談した際、倉庫と事前に相談したうえで柔軟に対応していただけるオープンロジのビジネスモデルに魅力を感じました。

例えば、1プロジェクトの出庫上限がないため、プロジェクトの展開を増やすうえでの支障がなく、事業拡大における物流面での不安を解消できるところが嬉しいポイントです。また、全国73拠点の倉庫と連携しているため、1拠点で耐えられないほどの数量まで成長した際に、拠点分散や更に大きな倉庫へ移管できる点も、急激な成長による大量入出庫の頻度が高い弊社にとっては、とてもありがたいです。

そして、他社倉庫と比較してエンタメ系の事例が豊富で、専門性の高い知識があることも安心感につながりました。オープンロジは物流や倉庫面だけでなく、どのような販売カートを利用すればよいかといったところまで踏み込んでアドバイスをしてくださるので、ありがたい存在です。

※オープンロジ提案書(イメージ)

オープンロジ導入で物流の課題が解決され、商品のラインナップも増やせるように

移転に際して、お困りごとはございませんでしたか?

初めての移管だったので少し不安な気持ちもありましたが、オンボーディング担当の方に調整していただいたことで、思った以上にスムーズに移転できました。

商品の数量が多かったので少しずつ移管したり、新商品からオープンロジの倉庫を利用していくオペレーションを組んだりと、工夫しながら進めていけたため、大きな問題なく切り替えができたと思います。

移管時に弊社のミスで在庫連携ができておらず、在庫が足りなくなってしまって販売できなくなるといった事態になったことがありました。どうしたらいいか分からず困っていたのですが、オンボーディング担当の方に素早く対応していただき、大事に至らずに済みました。その時、原因追及から対策までアドバイスをいただけたので、とてもありがたかったです。

何か問題が起きた時や分からないことがあって悩んでいる時に、相談にのってくださったり、いち早く対応してくださる担当者の方についていただけるのは、大きな安心感につながります。

実際にオープンロジを導入・利用されて感じたメリットをお聞かせください

メリットは3つあります。

1つ目は、少数精鋭でも事業を回せる体制になったことです。専属で物流業務を担当しているのは私1人なのですが、配送件数が数千件あっても問題なくこなせています。現在は在庫の管理や配送先の不備対応、カスタマー対応のすべてを4時間ほどで行っています。基本的に午前中のうちにこれらの業務を完了できるので、以前よりもゆとりができた分、コア業務に注力できるようになりました。

何かイレギュラーなことがあった場合はアラートでお知らせしてくれるので、そのタイミングで対応しています。アラートが鳴った時に管理画面を確認すればいいので、負担が軽減されています。

2つ目は、配送が早くなったことです。以前利用していた倉庫と比べてリードタイムが短いうえ、検品作業や梱包が丁寧でとても助かっています。

ファングッズはコレクション性の高い商材のため、少しの傷や汚れがあるだけでもクレームにつながり問い合わせ対応に追われることがあります。その点、オープンロジは検品の時にかなり細かい部分まで見てくださるのでありがたいです。
また、万が一クレームが起きた場合でもオープンロジに相談することで、今後同じようなことが起こらないようにするための施策を考えられます。例えば、ブロマイドは折れてしまうことを考慮し厚紙と梱包を合わせたり、アクリルスタンドは傷がつきやすいため、直接バーコードシールを貼らないようにして通常よりも多めに梱包材を入れたりといった対策を提案してくださります。こういったファングッズ特有の不安を解決してくれるところも、エンタメ系の事例を多く扱っているオープンロジならではのよさだと感じています。

3つ目は、付帯作業に柔軟に対応していただけるところです。特に、商品のランダム化※1に対応していただけた点が嬉しかったです。
※1 商品のランダム化:グッズや特典など、どのキャラクターが入っているかが分からない状態で販売する施策。グッズECにおいてはよく行われる販売手法の一つ。

弊社は以前からランダム商品を販売したいと思っていたのですが、ランダム化に対応していないOEM先がほとんどだったため、商品化できずにいました。オープンロジはランダム化にも対応していただけるため、導入によってランダム商品を販売できるようになりました。

販売を始めたばかりの頃はユーザー様から「商品が混ざっていない」「レアカードの排出率が合っていない」「推しが出てこない」といったご意見をいただくことがよくありました。担当者の方とも話し合いをさせていただき改善を重ねたので、現在は問い合わせ件数が大幅に減少しました。

また、弊社はセット商品の販売もしているのですが、オープンロジは複数の製造所から納品された商品を出庫時にまとめてパッケージングしてくださるので助かっています。セット販売も、導入前は行っていませんでした。オープンロジは付帯作業の幅が広いので、さまざまな商品の形態に対応してくださります。オープンロジを導入したことで、以前までは難しかったランダム商品やセット販売ができるようになり、商品のラインナップを増やすことができました。

オープンロジを利用されるなかで特に印象に残っているエピソードはありますか?

受注生産の商品を販売していた時のエピソードが印象に残っています。納品完了後、その商品の発送時期を弊社の方で予想して発表したのですが、実際には出庫件数などがネックとなって難しいことが判明しました。このままではお知らせした期間内に商品をお届けできなくなってしまうと思い、オープンロジの担当者の方に相談させていただきました。担当者の方がすぐに諸々の調整をしてくださり、当初のスケジュール通りに出庫ができました。

結果として、クレームもなく出庫が完了したので、とても助かりました。

オープンロジのサポートで越境EC進出を目指す

今後、挑戦していきたいことはありますか?

より多くの方に商品を手に取ってほしいので、越境ECにも挑戦していきたいです。実際、海外のユーザー様からご注文いただいたり、「もう少し、海外からでも購入しやすくしてほしい」というご意見をいただいたりしているので、越境ECのニーズが高まっていると感じています。

現在はまだ越境ECをやっておらず、海外の方には個人的に転送サービスを利用していただくという形です。オープンロジを利用すれば、すぐに海外配送が可能になるとのことなので、EC側も海外の方が購入できるように準備を進めていきたいと思っています。

最後に、オープンロジの検討をされているお客様へメッセージをお願いします

発送が早く、検品作業が丁寧であること、そして担当者がついて柔軟に対応していただけることに、とてもメリットを感じております。疑問点などをすぐに解決してくれるので、ECサイトを初めて作るという方にもお勧めできるサービスだと思います。

さらに、オープンロジは多言語・海外通貨の決済に対応したShopifyを取り扱っているため、越境ECを検討している事業者の良きパートナーになると感じます。弊社のように倉庫の拡大や移動を検討しているEC事業者にとっても、柔軟に対応いただけるオープンロジの導入は間違いのない選択になると思います。

※記事内の画像はイメージです。

【おすすめ資料】
アニメ、キャラクター、VTuber、YouTuber、アーティストなどグッズのEC販売の物流施策について解説しています。合わせてご覧くださいませ。

 

子供服のセレクトショップELMO for Family(エルモ フォー ファミリー)を運営する株式会社Get It様。Instagramのフォロワー数は約10万人に達し、その数からも人気ぶりが伺えます。

EC事業の他にもECサイトの開発や運営、マーケティングサポートなどの分野でも活躍している同社ですが、国内にてEC事業を拡大していくにあたり課題となったのが物流でした。

今回は、株式会社Get Itの軸屋様と菅原様に、物流をオープンロジに外注したきっかけや利用で感じられたメリット、オープンロジ社員の具体的な対応や、その時に感じた印象などを詳しくお聞かせいただきました。

オープンロジの決め手は
「コミュニケーションの取りやすさ」
「スピード感」

貴社についてご紹介をお願いします

【軸屋様】株式会社Get Itは2015年に起業した会社です。現在、弊社では「ELMO for Family(エルモ フォー ファミリー)」という子供服のセレクトショップを運営しておりますが、こちらは弊社のメンバーが子育て世代が多かったことがきっかけとなりスタートした事業です。

試験的に始めたD2C・ECストアでしたが、そこで手応えを感じられたため本格的に事業を展開していくこととなりました。現在はShopifyで構築したストアの他に、BASE、楽天市場、Yahoo!、Amazonの5箇所で販売を行っています。

物流に関しては当初、商品仕入れ先の海外から直接発送をしていたのですが、事業を拡大していくにあたって物流の効率をより高めるべく、日本から商品を発送しようと考えました。

そこで導入したのがオープンロジのサービスです。

物流を外注しようと思ったきっかけは何ですか?

【菅原様】もともと最初から物流は外部に委託していたのですが、そこは海外の業者であり海外からの物流しか対応していませんでした。今回事業を拡大していくにあたり、「今まで海外から直輸送だったものを今後は日本から輸送を行うようにする」ということが決まっていたため、倉庫管理と輸送を一気に請け負っていただける業者様を探していたのです。

オープンロジを選んだ決め手を教えてください

【菅原様】外注業者の選定の際、実際に商談したのは8社ほどです。その中でオープンロジを選ぶ決め手となったのは「コミュニケーションの取りやすさ」と「スピード感」でした。

商談をした時、私たちは料金面のご相談をかなりさせていただいたのですが、当時担当してくださった方は具体的な数字をすぐに提示してくださいました。また、私が質問した内容についても全てお答え頂き、その時点で「いつまでにやらなければいけない」「始めなければいけない」といったことに対しても、あらかじめ「ここまでに契約していただいたらできます」と具体的に提示していただけたので、安心感があったのを覚えています。

他社様ももちろん良い提案をしてくださったのですが、オープンロジはそれを大きく上回っており、私たちの求めていたスピード感を持って行動し、前向きに提案してくださっただけでなく、こちらの要望もしっかりと受け止めていただけたので、好感を持ったのです。

オープンロジの管理画面は分かりやすい

オープンロジ導入はスムーズに進みましたか?

【菅原様】オープンロジ導入を決めて契約後から実際に運用するまでには約1カ月くらいかかりましたが、特に仕様に関して難しいところはありませんでした。

具体的な確認方法なども、その都度相談しながら疑問点を解決して進めることができたので問題は無かったです。

オープンロジ導入のメリットを教えてください

【菅原様】私たちは国内での物流アウトソーシングサービスを使うのはオープンロジが初めてですので他社のサービスとの比較はできませんが、管理画面が非常に分かりやすいところがメリットであると感じています。

弊社は少人数で事業を運営しているため、管理画面をパッとみればすぐに入庫や出庫の状況を把握できる点はとても助かっています。また、運用していく中で何か問題が発生してもすぐに担当者の方と連絡が取れ、迅速に解決できるため、安心して利用することができています。

日々の物流業務にかかっている時間は受注量にもよりますが概ね30分程度であり、内容はデータの取り込みやチェック程度ですので負担としては重くありません。

オープンロジはサービス改善に
前向きな姿勢で取り組んでいる

オープンロジ利用で印象に残っているエピソードがあればお聞かせください

【菅原様】2ヶ月くらい前のことですが、商品を生産している工場から「今日中に入庫データを作ってくれ」と突如言われたことがありました。私たちは月に1回大量入庫をさせていただいてるのですが、その際ケース数が300~400程度になっており、入庫データの作成にすぐ対応することは当時難しかったのです。

ですので、当日中の対応は正直無理だと思ってました。しかしオープンロジに相談したところ、担当の方がすぐに解決策を提案してくださったため、不可能と思っていたことが30分程度で解決できたのです。この出来事が私にとって印象に残っていることです。

【軸屋様】私にはその方以外にもオープンロジの社員で一人、とても印象に残っている方がいらっしゃいます。その方にも、物流サービスを導入するにあたって大変尽力していただきました。

具体的には、オープンロジからの説明は特に無かったので私たちは「できる」と認識していたことが、実は「できない」内容だった、ということが実際にオープンロジを利用していく中で発覚した際、どうにかならないかと問い合わせたのですが、「できません」と断られてしまったといったことがあったのです。

しかし私たちは諦めきれず、その方に再度相談させていただいたところ、責任者の方に掛け合ってくださり、その後、一緒にサービス改善に向けて取り組んで頂いたという出来事がありました。

このように私たちがオープンロジに対して、スタートアップならではの柔軟性やチャレンジ精神を求めるような強めの要望を正直に伝えさせていただたときでも、その方は「できません」と跳ねのけるのではなく、しっかりと受けとめ、サービス改善に繋げるといった姿勢を見せてくださったことは私の中で強く印象に残っています。

今後、オープンロジに期待されることはありますか?

【軸屋様】Webサービス業界では細かくPDCAを回していくので、何か問題が発生したり新たな施策が決まれば気軽に試したり挑戦したりする企業様が多くいらっしゃいます。先述したように、私たちはオープンロジにはそのスピード感があると実感しています。

加えてオープンロジは、業務内容的に国内外のBtoC業界に携わるEC事業者やECプラットフォームからECに関連した情報をどこよりも早く・多く入手しているはずです。もしそこで得た情報を積極的に共有・提供していただくことができれば、私たちはとてもありがたいですし、私たち以外にもそれを期待している事業者はきっと多いでしょう。

このように私たちはオープンロジをただの配送業者といった位置づけではなく、SaaSとしての価値を提供していける企業だと思っています。ですので配送品質だけを改善していくのではなく、サービスを提供するというところに対して付加価値を付けることができれば、さらに良いサービスへと発展していくのではないでしょうか。

【菅原様】私が今後期待していることは「返品対応」です。返品についてはオープンロジだけでなく他企業にとっても課題点ではあると思っており、私たちも解決をしなければいけないポイントであると考えています。

大手アパレル企業では返品を無料で受け付けているところも存在します。仮に返品が無料であれば、色やサイズの異なる商品を敢えて購入し、試着してみて気に入らない・サイズの合わない商品は気軽に返品することができます。これはお客様にとって大きなメリットとなり、事業者側としても大きな強みになるでしょう。

しかし現状のコスト感ですと、まだ弊社では導入することが難しいのが実情です。この先、オープンロジのサービスで返品にかかるコスト感が現実的なラインになってくれば、返品無料のサービスをお客様に提供することができますので、これからの取り組みに期待しています。

EC事業の運用に手間をかけたくない人に薦めたい

貴社の今後の展開についてお聞かせください

【軸屋様】現在よりもさらに自社ブランドとしてより良い商品をたくさん作っていき、認知をもっと拡げていきたいと考えています。

最近では世界進出の足がかりとして、中国をターゲットに越境ECにも挑戦しようと計画中です。中国ECの市場規模はとても大きく、期待ができる市場です。加えて、そもそも私たちの商品の生産は中国で行っているので、現地で販売するのが一番効率的であることも中国をターゲットに定めた理由のひとつとなっています。

今後の事業目標としては「子供服といえばELMOだよね」と言っていただけるようなブランドをしっかり作っていくことです。日本国内だけでなく、ゆくゆくは世界でも多くの人に認知されるような大きなブランドへと成長させていきたいですね。

最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします

【軸屋様】スタートアップ企業は躍動感といいますか、スピード感を持ってPDCAを回して改善していき、より良いサービスに成長し、そして規模も大きくなっていくものだと思っています。それはもちろんオープンロジにも言えることであり、利用者と共により良いサービスへと成長していけるのはSaaSならではの利点でもあります。

ですので「これから自社の規模を大きくしていきたい」「何か新しいことに挑戦したい」という事業者様にとってオープンロジを利用することは、物流の面だけでなく企業の成長という面においても利点があるのではないでしょうか。

そして何よりShopifyでECを始めようと考えられている方にとっては、物流外注サービスを手軽に導入できます。できるだけEC事業の運用に手間をかけずに始めたいという方は、オープンロジの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

株式会社Get It:https://getit.co.jp/
ELMO for Family:https://elmo-shop.jp/

数々のWebサービスを提供している株式会社アトラエ様。提供しているサービスのひとつであるwevoxは、1500以上の組織に導入され、扱うデータ量は1900万件にものぼります。

自社サービスの充実性を図るべく商品を作り、販売を開始したところ、予想を上回る人気ぶりに、いつの間にか物流が本業を圧迫してしまうこともあったアトラエ様ですが、倉庫サービスを利用することで課題をクリアすることができました。

今回は株式会社アトラエの竹田哲也様に、販路にECを選択した理由やSTORESの利用を決めたきっかけ、倉庫サービスの使用感や今後の事業展開などを詳しくお聞かせいただきました。

形ある商品を多くの人に届けたい

貴社についてお聞かせください

株式会社アトラエと申します。私たちは求人メディアのGreen(グリーン)、ビジネス版マッチングアプリのyenta(イェンタ)、エンゲージメント解析ツールのwevox(ウィボックス)、この3つのサービスを提供しております。

弊社が提供しているサービスのひとつであるwevoxは、人やチームのコンディションを分析するWebサービスです。このサービスを最大限に活用していただくためには、コミュニケーションが結構大事なポイントになってくるのですが、Webサービスですと、どうしても直接的な人と人との繋がりを作ることが難しいと常々感じていました。

そこで弊社はバリューズカードといった、人と人との対話を促すアイテムを作成しました。そしてお客様に試作した商品を実際に使用して頂いたところ、とても評判が良く、手応えを感じたのです。

このことがきっかけで、私たちは手触りのあるプロダクトをもっと多くの人に使ってもらいたいと思い、STORESで商品を販売することを決めました。

なぜECという手段を選ばれましたか?

弊社は元々Webサービスを提供しているので、そもそもお客様に商品を手にして貰うことに対して物理的な距離を意識していませんでした。Webサービスはインターネットが繋がっていればどこでもいつでも使い始めることができるので、物理的な距離を考えずにサービスを使えます。

今回バリューズカードという実際に形のある商品を作りましたが、それを多くの人に使って貰いたいという気持ちはありつつも、私たちの本業はITビジネスですので、店を持つ考えは一切ありませんでした。ですので、より多くの人に商品を届けることができるECという手段を選択しました。

想定していたよりもスムーズに
サイトを作成することができた

多くのECプラットフォームの中からなぜSTORESを選ばれましたか?

STORESのことは以前から知っておりました。ECプラットフォームとしてだけではなく、STORESを作成しているデザイナーやエンジニアの方たちとも繋がりがあったため、以前から存在は気になっていたのです。

今まではSTORESで販売できる商品を弊社では取り扱っていなかったので、利用する機会がありませんでしたが、バリューズカードを作成したことで機会が訪れたため、以前から興味があったSTORESを選択しました。

STORESを利用すると決めるまでに他社と比較検討は一応したのですが、少し調べただけでそこまで本格的な比較はしませんでした。私たちが重要視していたのは、ストアのデザインをwevoxらしいものにできるかということや、コストを抑えられるかという部分だったのですが、STORESはその部分を最初から全てクリアしていたので、ほとんど迷わずに選択したという感じですね。

集客対策はされましたか?

商品を作った当初は、本格的に販売をする予定は一切ありませんでした。数量も多く生産せず、欲しいとお声がけを頂いたお客様へ直接渡すという感じだったのですが、使用して頂いたお客様から「お金を出してでも欲しい」「お金を払うのでもっと多く貰えませんか」といった声を多く頂き「じゃあ販売してみよう!」という流れで始めたのです。

ですので集客対策はほぼ何もせず、ありがたいことに口コミで広まっています。私を含めた社員がSNSで「こんなものできたよ」と発信したりすることはありますが、コストをかけた広告・宣伝は一切行っていません。

購入し使用したお客様がTwitterなどのSNSに感想を書いていただくことも多く、その書き込みが評判を呼び、他のお客様が購入するきっかけとなり……といった感じでどんどん周知されていってますね。

実際に利用されてみていかがでしたか?

アイテム登録したり、実際にサイト自体のデザインを変えたりなど、操作では一切困らず一通り作業することができました。すごく使い勝手が良かったという印象です。想定していたよりもスムーズにサイトを作成できましたね。

実は、アカウントを作ってから実際に公開をするまで1ヶ月ぐらい余裕があったのですが、準備自体が一週間もかからずに終わってしまったのです。公開するタイミングは決めていたので、ずらすこともできず「早く公開したい!」という気持ちを募らせていました。

倉庫サービスは
ワンクリックで発送依頼ができる

倉庫サービスを利用しようと思ったきっかけは何ですか?

STORESでサイトを作成する前から、既に1回目に生産した商品在庫が手元にありました。正直そんなに売れないと思っていたので、自分たちで全て発送業務をやろうと決めていたのですが、実際売り始めてみると月を追うごとにどんどん注文数が増えていくので、物流作業がかなり負担になってしまいました。

毎日のように伝票を書いて、商品の個数や種類を間違えないよう商品と個数を確認してその上に書いた伝票をおいて、全て仕分け終わったら梱包して、配送業者に集荷に来てもらって箱詰めした商品を渡して……という作業を、私ともう一人の社員とでしていたのですが、既存の業務以外に物流業務をしなければいけないのは、なかなか大変でしたね。

このようにIT会社なのに、梱包や発送といった本来の業務とは異なる作業に多くのリソースを取られるようになってしまったため、2回目に商品を生産するタイミングで物流を外注することを決めました。

他社との比較検討はされましたか?

もちろんしました。
私たちの業務はECは本業ではなく、これで大きな収益を上げようとは全く思っていません。ですのでコストは最低限抑えることや、ECに関わる社員も本来のメイン業務であるWebサービスに専念できるようにEC業務をまわすことをポイントとして、外注業者を比較しましたね。

さまざまな倉庫業者を比較しましたがオープンロジの場合は、STORESと連携している場合と連携していない場合でどう違うのかというところを比べていました。結果的にワンクリックで発送依頼できる部分が決め手となりましたね。

例えば連携していない外部に物流を任せる場合、エクセルなどで情報をダウンロードして倉庫サービスに渡す作業が発生します。しかし連携していれば、そのような作業は一切ないので、入ったオーダーをボタンひとつクリックするだけで任せることができます。私たちはなるべくECに時間をかけたくないため、作業の簡便性は重要なポイントでした。

倉庫サービスの利用に不安はありましたか?

梱包の不安は多少ありました。
商品が微妙なサイズで、一見一番小さなサイズで送れそうなのですが、測ると少しオーバーしてしまうため、次の規格である大きめの段ボールを使用することになります。梱包すると当然中身がスカスカな状態になってしまうので、購入したお客様の手元に届く前に商品が傷ついていないか、最初は不安に思っていました。

ですが倉庫サービスを使い始めてからトラブル的なことは一切問い合わせがきていないので、今は安心して任せることができています。

利用される中で印象に残っているエピソードがあれば教えてください

STORESのサイトでは購入していただいた方達から評価を星の5段階でいただけるのですが、私たちはこの評価について商品だけでなく、購入する体験から手元に届くまでの工程全てを含めてのものであると受け取っています。

バリューズカードで頂いている評価は星5の評価ばかりであり、これは私たちだけでなくSTORESや物流の面も合わせて評価していただいていると思っています。手元に届くまでの間に遅延や商品の破損などのトラブルがあれば、低評価に繋がります。

お客様へ商品を届けるまでに配送という工程を挟むのは、Webサービスでは無い部分です。配送は、商品の購入に与える印象として影響が大きいと私たちは考えています。

倉庫サービスを利用すれば
配送業務の負担を軽減できる

貴社の今後の事業展開についてお聞かせください

まだ構想段階ではありますが海外販売をしてみたいです。
私たちの販売しているバリューズカードは、日本語と英語の両方が書かれているカードなので、英語圏の人も使える仕様になっています。ですので、海外の人に手に取ってもらうとどうなるのかなっていうところがちょっと興味がありますね。

現時点では具体的に動いてはいませんが、wevoxを使っていただいているクライアントさんである外国人の方に、試用していただいたことがありまして、そこでは結構評判が良かったので、試してみる価値はあると思っています。

あとは新商品を発売したいです。
アイデア自体はあるのですが、今はサービスに注力しており、製作する時間が無いのですが、時間があればすぐにでもやりたいです。先述した通り、私たちはWebサービスで人と人との対話や繋がりを大事にしているのですが、Webサービスにはない手触り感がやっぱり欲しい部分なのです。

今、販売できている商品は2種類しかないので、3つめ4つめと新商品を作り、ECで展開していきたいですね。

最後に、STORES倉庫サービスの利用を検討されている方にメッセージをお願いします

STORESはECのストア自体のデザインや設定、アイテムの登録だけに限らず、倉庫サービスもシンプルで簡潔に利用でき、かつ自分の思うようなECストアを作成することが可能です。このポイントは、ちょっとECを始めてみたいなという人にピッタリなのではないでしょうか。

また、私たちと同じようにEC自体がメインというより、ECを一つのチャネル・ユーザーとのタッチポイントというように解釈されているような方達にとっても、STORESは良いサービスだと思います。倉庫サービスを利用すれば、ECの配送業務でかかる負担をかなり抑えることができ、他の業務に影響を与えることなく運営を続けられるので、自信を持ってオススメできます。

イタリアの希少なヴァケッタレザーを使用した革小物を販売しているSYRINX様。公式サイトのメルマガ登録者数は16000名、クラウドファンディングの調達金額は累計は1億7000万を超えており、高い人気ぶりが伺えます。

当初、販売先としてECモールを利用していた同社ですが、昨年秋頃モールからの撤退を決断し、現在はD2C(DtoC)で事業展開されています。完全D2C(DtoC)化にあたりShopifyに公式サイトを移されましたが、同時に物流の外注先も変更を検討されました。

今回は、ECモールから完全D2C(DtoC)に移行されたSYRINX代表取締役である佐藤様に、ECという販路を選択した理由、モールから撤退し完全D2C(DtoC)化したきっかけ、今後の事業展開などを詳しくお聞かせいただきました。

ECという手段が無ければ
事業は成立しなかった

貴社とブランドについてお聞かせください

当社はもともと設計事務所を生業にしております。あるとき、自分が設計した空間に設置するスピーカーを探さねばならない案件がありました。ですが良いものが見つからず、スピーカーを自分で作ってみたのです。それが非常にいい音だったため、特許を取得し事業にしようと思い、SYRINXを立ち上げました。

このスピーカーの特徴のひとつは革でできているため、ボディ自体が非常に柔らかいことです。ボディが柔らかいスピーカーは、固いものと比べて、音が濁ったり雑音が出るなど余計な音がせず、クリアが音が出ます。

しかし通常柔らかい素材というのは軽く、音も通しやすくなってしまうため、当初私たちは柔らかくて重たい素材を探していました。そして行き当たったのが革だったのです。ですが重たい革は硬く、柔らかい革は軽いものが多いのです。

柔らかいけれど重い、その矛盾する2つの要素を満たす革をひたすら探し、ようやく見つけたのが、イタリアのヴァケッタレザーというオイルを非常に多く含む革でした。その革に巡り合ったことでスピーカーを作り始めることができたのです。

実はこのスピーカーを作ると、その工程で端材がいっぱい出てしまいます。この商品は完全受注生産なので、大きい革から下手するとワンセットだけしかスピーカーを作る事ができず、多くの革が余ってしまうこともありました。

ヴァゲッタレザーはとても高品質な革ですので、そのまま捨ててしまうのは非常にもったいない。そこで始めたのが革小物のプロダクトでした。

なぜECという販路を選択しましたか?

当社の本業は設計事務所であるため、プロダクト事業は専属の人材は置かずに業務をまわしております。そのため、効率を重視しなければいけません。もしECという手段がなければ、この事業はできなかったと思います。

実は有名セレクトショップからお声がかかったことも何度かありますが、すべてお断りしています。もちろんそういうところに商品を置いてもらえば、知名度は上がり、売上として貢献するのは分かっています。

しかし実店舗で販売するとなると、ECとは流通経路が変わり、手間が大きく増えます。専属の人材がいない現状の体制で、それに対応することは困難で、実店舗販売をする予定は今のところございません。

販売と流通に関してはほぼ無人で運営できるようなシステムを作り上げないと、事業を成立させることが難しかったのです。そのタイミングで知ったのがAmazonのFBAでした。オープンロジを利用する前は、こちらのフルフィルメントサービスを利用し、各モールと在庫連動・自動出荷システムを構築していました。

完全にD2C(DtoC)へ切り替えることを決断

集客はどのような対策をされましたか?

集客は当社の場合かなり特殊かもしれませんが、クラウドファンディングで行っています。

最初ECモールで商品を販売をしていたのですが、ECモールではレビューが貯まらないと商品が売れません。新商品を出してもなかなか売れるようにならず、数十人のお客様に購入されてやっとレビューが書かれ、それでようやく少しずつ売れてくるようになります。

このようにECモールでは、新商品がヒットするまでに時間がかかるのです。それを何とかしたくて始めたのがクラウドファンディングでした。

クラウドファンディングで成功すると、そのあと、ECモールで一般販売を開始したときも、お客さんがレビューを書いてくれることが多く、ジャンプスタートを切ることができるのです。

なおかつクラウドファンディングを利用することで、当社のファンを増やすことにも繋がります。こうして独自の集客も増やしていきました。

完全にD2C(DtoC)へ切り替えたきっかけは何ですか?

完全D2C(DtoC)を目指そうと思ったのは、Amazonを含めた大手ECモールからの撤退を決めたことがきっかけです。

FBAを利用し商品の在庫連携・自動出荷ができれば、オペレーションに手間はかからないと思っていたのですが、複数のECモールの運営は、商品ページの構築や、更新など、意外と手間が多くかかるのが難点でした。当社は売上ではなく、生産性を最大化させることを目指しています。たとえ売り上げが増えたとしても手間がそれ以上にかかることは望みません。

撤退を決める前は、ECモールの売上が全体の8割を超えていました。ですが、思い切って全ECモールからの撤退を決断しました。

Amazon FBAの利用手数料は、送料込みの価格なので決して高くないと思います。私は個人的にAmazonが好きですし、Amazonの提供するクオリティの高いロジスティクスを、これだけ安い手数料で利用できるのはすごいことだと思っています。

しかし最近はサクラレビューの件が問題になったり、商材によっては明らかにコピー商品が並んでいる現状があります。当社としてはそういうものと一緒にカタログに並べられてしまうのは、ブランディングを考えたときにNGだと判断しました。

また当社は、クラウドファンディングが主な集客となっています。実は8割の商品がECモールで売れると言っても、その多くがECモール内での集客ではなく、他で当社を知り、ECモールで「SYRINX」を検索して買っているという状況だと判断しました。

このことから、既存のお客様のうち、ある程度は当社のECサイトに流れてきてくれることが予想できたので、完全にD2C(DtoC)へ切り替えることを決断しました。

数あるECプラットフォームの中でShopifyを選択した理由はなんですか?

当社は既に他ECプラットフォームで自社サイトを持っていましたが、機能的に十分でなく、完全D2C(DtoC)化を目指すためには、改めて自社サイトを本格的に立ち上げる必要がありました。

ECプラットフォームを選定する際、詳しくデモサイトを作って比べた訳ではありません。しかしShopifyは、機能・インターフェイス・拡張性・越境ECに適した将来性、すべてにおいて優位なポジションにあり、かつ価格も非常に安価であったため、迷うことなく選択することができました。

オープンロジのインターフェイスは
直観的でよくできている

オープンロジへの物流委託はいつ頃から検討されましたか?

完全D2C(DtoC)化を決断したのは昨年の秋くらいのことでした。
Amazon FBAに商品を預ける理由はAmazonでの販売を止めたら無くなります。そのため、Amazon FBA以外でShopifyと連携できる倉庫を探しました。

何社か候補はあったのですが、調べていくうちに、オープンロジを使えば、Shopifyと他社を介さず、ダイレクトに在庫連携・自動出荷できることを知りました。あと以前知り合いから「オープンロジは良いよ」という話を聞いており、実際調べてみると私も良いサービスだと思ったのです。

ただスムーズに移行できるかどうかは、実際使ってみないと分からないという不安がありました。そのため、しばらくはAmazon FBAと並走で商材・商品ごとに分けて使っていました。結果的には、最初に少し戸惑った以外何のトラブルもなく、現在はオープンロジに一本化し、快適に利用させてもらっています。

オープンロジを利用されていて感じるメリットはありますか?

インターフェイスが直感的でよくできていると思います。
最初はやっぱり、以前利用していた出荷自動サービスとの違いで少し戸惑うことがありました。以前はAmazon FBAにある在庫数が各ECサイトに反映されていました。オープンロジの場合は初期値を入力し、入出荷の差分を拾って在庫数が調整がされていき、根本的にカウント方式が違います。

現在、当社の売上の9割が予約販売になっています。予約商品の販売をしていこうとすると、実在庫がないので、Amazon FBAとは相性が悪く、初期値を自在に設定できるオープンロジの機能でないと難しい。オープンロジに切り替え、結果的に大変助かっています。

現在4000個ぐらい予約待ち、もしくは発送待ち状態でデータがストックされています。こういう状態で在庫を数十個も納めたりした場合に、きちんと古いものから順にちゃんと処理され、複数予約注文でも、入荷順に在庫が取り置きがされています。何のトラブルも無く、安心して利用しています。

そして、やっぱりShopifyとの連携がすごくやりやすいですね。データの取り込みなどがとても使いやすいです。

オープンロジとShopifyの連携であれば間違いない

今後の事業展開について教えてください

現在、商品の知財関係を国際登録で色々取得するなど、海外展開を念頭に置いて動いております。

Shopifyはすごく良くできていて、海外で販売するインフラを整えるのも簡単です。まだ本格的には展開していませんが、既に現地の英語対応や通貨の対応などの機能を実装させてもらっています。

海外で販売し軌道に乗せるには、海外のファン層を増やし、集客をする必要があります。そのためには、まず集客方法を考えなければいけません。現時点で海外から買えるようになっておりますが、海外をターゲットに据えた集客対策をしていないため、月に数件くらいしか注文が入っていない状態です。

海外配送も既にオープンロジに出荷作業をお任せしています。海外に発送する場合は国内よりも多少手数料が高めですが、自社で伝票を打ち出して国際配送の準備をする手間を考えると、それくらいのコストは許容範囲内です。

今は少ない海外販売ですが、いずれは増やしていきたいです。

最後に、オープンロジのご利用を検討されている方にメッセージをお願いします

オープンロジはShopifyとの連携であれば、機能・安定感・価格、すべてにおいて完成されていて、間違いない選択だと思います。インターフェイスもスムーズで、直感的に使いやすいように良く練られています。

またShopifyでの販売は、どこにでも売っている汎用品ではなく、個性的な商品に向いています。これから独自のブランドを立ち上げていこうという事業者様には、Shopifyとオープンロジの組み合わせは最強だと強くお勧めします。

画面が光らず目に優しい、Einkパネルを使用したパソコンモニターやタブレットを販売しているSKT株式会社様。2017年12月に法人化し、2020年3月にはテレワークにおける需要の高まりを受け月間売上が前年度比1.5倍を突破。eコマース事業者としてますます成長されています。

元々他社のフルフィルメントサービスを利用していた同社ですが、法人化を機に物流業務の見直しを図られました。

現在、ネクストエンジンやShopifyとのAPI連携も使用されているSKT株式会社様に、改めて物流を見直した理由や今後の事業展開など、ご自身のeコマース事業について、詳しくお話を聞かせていただきました。

Eink製品の特性に魅力を感じ、
日本に広げたいと思ったのがECのきっかけ

貴社や製品についてご紹介をお願いします

SKT株式会社と申します。社名にあるSKTには、『S世界の、K買い物、T楽しもう』という意味が込められています。

私たちはEinkパネルを用いたパソコンモニターやタブレットを販売しています。このパネルは通常のモニターのように、バックライトを用いなくても文字や画像を表示できるため、長時間使用しても目が疲れにくいというのが特長です。

商品力のある製品ではありますので、お客様がご使用になりたいアプリをインストールして検証したり、公費払いへの対応など、サポートを重視した運営を行っております。

なぜEinkの製品を取り扱おうと思ったのですか?

当社がEink製品を取り扱うに至った理由は2つあります。

1つめは「Einkのアンドロイド端末に出会ったこと」です。
Eink製品の特性については、他社の読書端末を通して知っており興味はありました。しかし、その端末は自社ストアに限定されたものでした。

「読書だけでなくもっと幅広い機能があればいいのに」と思っていたところ、AndroidOSが入ったEinkの端末に触れる機会があり、とても使い心地が良く感動しました。この体験が原体験となり、Eink製品の販売を本格的に考え始めたのです。

2つめは「製品の品質に課題を感じたから」です。
当時は2013年頃でしたが、その頃はとりあえず製品を販売して不具合が起きたらその都度アップデート等にて修正するという発想で製品開発がなされておりました。

そのため発売時においては、検証不足により操作が急にできなくなったり、画面に筋が入っている初期不良があったりなど、不良品や不具合が数多くありました。

しかし、その当時においては一般のお客様にとって、返品や交換の手続きはとても大変なものでした。そこで、私たちのような業者が間に入ることで、お客様の負担が減らせるのではないかと考えたのです。

販売手段にECを選んだ理由を教えてください

ECは日本全国のお客様に商品を届けられるところが魅力でした。
AndroidOSの入ったEink製品を知っている人や、求めている人は限られます。そのため、全国のお客様に向けて宣伝し販売する手段を考えたとき、ECという手段が一番適していると考えたのです。

また実店舗を構えるよりもローコストであることもECを選んだ理由のひとつですね。固定費を抑えることで、お客様のサポートにコストやリソースを割けるため、手厚いサポートサービスを提供することができます。

当社の取り扱っている商品は、商品自体のサポートはもちろんのこと、お客様の使用されるAndroidアプリに関しても検証や説明が必要です。そのため、詳細を詳しく伝えることのできる手段としてメールを採用し、多くのリソースをお客様のサポートに割いています。

購入されるお客様はどのような方が多いですか?

第一には、光源のある画面を見つめると目が辛いと感じられる方です。お客様の中には、目の手術の結果、光に対する感度が上がり、目まいや頭痛を引き起こされる方がいました。そういった方から、発売していること自体に対して、感謝のメールをいただいたりします。

第二には、大学や研究所、翻訳業や文筆家の方ですね。タブレットなので本やPDFを読む人、紙ベースの仕事をしている人から良く購入されています。最近では電池保ちが良く、太陽光が反射しないという特性を生かして、建築業界や工事現場で図面を表示するのにも使われてるようですね。

Shopifyはどの項目を取っても
メリットが大きかった

Shopifyを選んだ理由はなんですか?

元々他のプラットフォームで自社サイトを持ち商品を販売していたのですが、手数料が上がってしまって……。結構薄利で販売している部分もありますので、手数料が上がるのは正直きつかったのです。そのため比較的手数料の安いShopifyに移行しました。

またShopifyを選ぶまでに、色んなプラットフォームやカートシステムを試用しました。しかし、どこも倉庫連携が上手くいかなかったり、ちょっとしたカスタマイズにいちいち料金が発生したりなど、見逃せないデメリットがありました。

一方Shopifyはサイトを作るのも簡単で料金形態も明確な上、決済手数料も安かったのです。他社と比較したときにShopifyは、どの項目を取ってもメリットが大きかったですね。

法人化するタイミングで
ネクストエンジンの利用を決断

なぜネクストエンジンを利用することにしたのですか?

以前は販売サイトの受注情報をCSVで落として、フルフィルメント サービスの方にアップロードするという方法を取っていました。ただ、その作業に時間を取られてしまっていたので、自動的に受注情報とフルフィルメント サービスが繋がるシステムを構築したかったのです。

そのことから受注一元化システムの導入と、フルフィルメント サービスの切り替えを同時に検討していました。これがネクストエンジン利用に至ったきっかけですね。

ネクストエンジンを選択した一番の決め手は価格です。他社と比較もしたのですが、当時においては最も安価でした。また、API連携しており、手間がかからないシンプルな受注システムも決め手のひとつとなりました。

オープンロジ導入を決めたポイントは何ですか?

ネクストエンジンとAPI連携していることはもちろんですが、何よりオープンロジを導入することで、作業が格段に楽になることが決め手でした。Shopifyのような販売システムとネクストエンジンの受注システム、オープンロジにおける倉庫システムと全てがつながることによって、作業効率を格段に向上させることができました。

私が認識する限り、その全てが繋がっているサービスを提供しているのは、当時はオープンロジしかありませんでした。EC・物流業界で一番早くこのサービスを提供していたということも、当社がオープンロジの導入を決めた大きなポイントですね。

また当社はオープンロジのセット組という機能を利用しているのですが、この機能では自由にセットを組めて、SKUを変えることもできます。

私たちの扱っている商品は、販売するECサイトによってケースを外したり、キャンペーンに合わせて付属品を追加するなど、細かな部分が異なる場合があるのです。販売サイトによってはSKUが被ってしまうと勝手に統合されてしまうことがあり、そういった場合はセット組みの見直しやSKUの変更が必要です。そのため、セット組のSKUを変更できる柔軟な対応ができる点はありがたいですね。

オープンロジの導入はスムーズでしたか?

はい。とてもスムーズに進みました。導入してから実際に稼働するまでに一日かからなかったと思います。オープンロジの仕組みは必須入力の項目も少なくシンプルだったので、手間取ることなく導入することができました。

物流にかける一日の作業時間はどのくらいですか?

現状使用してみて出庫に使う時間は15分程度ですね。たまに郵便番号が独自のものであったり、住所が間違っているなどしてエラーで引っかかってしまうときがありますが、それを調べて直す手作業を含めて15分程度しかかかっていないため、ものすごく短い時間で済んでいる印象です。

とにかく出庫に関してはエネルギーを使いたくないと考えているので、こうやってオープンロジに任せる方が手間が減り、ShopifyやネクストエンジンとAPI連携しているおかげで、一件一件CSVで送る必要がないのは本当に助かります。

きちんと仕事をしてくれることは
当たり前だけど大切なこと

オープンロジを使用して感じたメリットは何ですか?

一番大きなメリットは仕事をきちんとしてくれるところです。2020年4月における緊急事態宣言後、出荷業務が滞るのではないかと考えましたが、平常時と同じ品質での出荷作業を行っていただけたので本当に助かりました。もしも自社出荷のままでしたら、従業員を輪番で休ませながら、増加した出荷作業を継続するというのは、本当に難しかったのではないかと思います。

土曜日に出庫していただけるのもメリットですね。当社の製品は高額であるため、お客様は金曜日のような週末に検討を重ねた上で注文されることが多いのです。土曜日の午前中までに受けた注文をその日の夕方に出荷できるのは、お客様からの心象もよいため、とてもありがたいですね。

私たちは2~3年ずっとオープンロジを使っていますが、本当に仕事をきちんとやっていただけるので助かっています。

他社のサービスを利用していた時は倉庫内におけるロストが2件はあったのですが、オープンロジを利用してからはありません。また入庫のデータの反映が早いのも助かっています。ロストがないことやデータの即時反映は当たり前のことではありますが、こういったところをきちんとやってくれるのはとてもありがたいことです。

またシステム画面が見やすいのもメリットです。導線がシンプルでとても分かりやすいのです。また、出庫の情報などは全て残っているのでキャンセルが出たときに、出庫情報が一元化されているため、どのECサイトの誰からキャンセルされたのか、すぐに調べることができます。顧客管理にも非常に有効です。

システムの使いやすさという面でオープンロジは群を抜いているので、よく考えられているなと関心しています。

今後オープンロジに期待することはありますか?

2つ要望があります。
1つめは「保管料金設定の細分化」です。現在オープンロジはSSサイズと60サイズの間に細かな料金設定がなく、一辺でもサイズオーバーしてしまえば60サイズの料金が発生します。細かな部分ではありますが、数が多くなるほど負担は大きくなるため、事業規模が大きくなってくると他社のプランが魅力的に感じてしまうことがあります。

2つめは「保証の拡充」です。
当社の製品は仕入れ値の段階でオープンロジによる保証金額を大きく超えてしまうものがありますが、もしも倉庫が火災や地震等で倒壊した場合、現在のオープンロジの保証金額ですと補いきれず、商売自体が止まってしまうため、リスクが高いと考えております。そのため、今後はオプションで保険がかけられるようになると、嬉しいですね。

また、商品を一か所の倉庫だけでなく、複数の倉庫を選べるようにして、地震などの天災に対するリスク回避ができるようになると、もっと安心して利用することができると思います。

貴社として今後挑戦していきたいことはありますか?

私たちは今後も変わわらずEinkパネルを使用した製品を取り扱い、お客様ひとりひとりに対応した手厚いサポート体制を維持していきたいと考えています。

現在、当社の製品は大学や研究所への出荷が多いのですが、その多くは公費払いと呼ばれる手続きを通して購入されております。この手続きは複雑で、大学によって異なり、発注している担当者様の負担は大きいものであると把握しております。

その手間を省くべく、大学生協などに展示していただき、直接当社の製品を購入できるようにしたいと考えておりますが、現在テレワークが中心となっているため、再考する必要があると思っています。

他には、オンライン授業の進展に伴い、タブレットを学習等で長時間使用される中学生や高校生向けのアプリを開発されております事業者とも協力してお仕事ができたらと考えております。

仕事の高度化に伴い、人間がタブレットやパソコンに向かって仕事をする時間は今後も増加し続けるはずです。このような時代に、閲覧・インプット用としてのBOOXのタブレットシリーズや、文章作成やオンライン学習などのアウトプット用としてDASUNGのEinkPCモニターの良さを知る人を一人でも増やしたいと考えています。

最後にオープンロジの利用を考えている人に向けてメッセージをお願いします

オープンロジは特に商品が高単価のもので、お客様に手厚いサポートがしたい事業者の役に立つと思いますね。発送の手間が省けることによって、メールの応対などに時間を多く割くことができます。

当社の商品の場合、問い合わせがきたら、まずはアプリがおかしいのか、商品がおかしいのかという原因を切り分けます。そしてアプリがおかしければ、実際に端末にインストールししてみて、どういうところがおかしいのか使い方の詳細をメールで送り、サポートしております。その作業にかなりの時間を要しますので、それ以外の点で時間を使いたくないのです。

したがって問い合わせにリソースを割くためには、物流業務を委託する手段が必須でした。オープンロジの提供しているフルフィルメントサービスは、当社にとってありがたいものです。

コストを抑えたい事業者様にもオープンロジはオススメできます。運賃は年々上昇傾向にあります。オープンロジを使って送れば、個人で送るよりも運賃が安いですし、外部に委託することで得られる発送費やリソースの削減というのもメリットだと思います。商品件数が少ないeコマース事業者にとっても、オープンロジのサービスは役立つと思います。

「世界をWi-Fiで覆い尽くす」という目標のもと世界最大のWi-Fiコミュニティサービスを 運営するFON(フォン)の日本法人、フォン・ジャパン株式会社様。 同社では、FONルーターを持つコミュニティメンバー同士で自宅や 店舗のアクセスポイントをシェアしあうことで、メンバーは世界中のアクセスポイントで 無料のWi-Fiを利用できるというユニークなサービスを提供しています。

物流業務の作業負担がネックとなり、一度は個人向け販売を中断した同社。 再開を決意できたのは、オープンロジとYahoo!ショッピングのシステム連携があったからでした。これにより、社内業務の負担削減に加えスピーディーな顧客対応を実現。今回のインタビューでは、どのように負担が削減できたのか、 また、物流アウトソーシングを検討している方へのアドバイスも伺いました。

一度は中断した個人向け販売。
ネックになったのは物流だった

まず、貴社について教えてください

私たちは、世界150カ国で2000万箇所以上・日本でも約50万箇所のアクセスポイントを持つ世界最大のWi-Fiコミュニティサービスを運営しています。 「コミュニティーサービス」というのは、2005年に創業者が考えたアイディアです。 当時はまだスマートフォンが普及しておらず、インターネットといえばPCがメインの時代。 公衆Wi-Fiも非常に高価で、家ではネットを使えるけれど、外に出ると使えないのが普通でした。 そこで「どこでもインターネットを使えるようにしたい」という想いで作ったのがこのサービスです。

各家庭にはインターネットがあるのであればそれを皆でシェアしよう、という発想で、コミュニティメンバー同士で自宅や店舗のアクセスポイントをシェアし、どこでも無料でWi-Fiを利用できるというサービスをスタートしました。 現在ご利用のユーザー様は、全世界で約3億人です。

また個人向けだけでなく、塚田農場やリンガーハット、カフェのセガフレード・ザネッティなど、チェーンの飲食店様への導入も進めているところです。
オープンロジは、2017年からWi-Fiルーターの個人向けネット販売の物流で、利用しています。

オープンロジ導入以前の販売・物流はどのようにされていたんですか?

2006年に日本法人ができた当時は、量販店やAmazonなど様々なところで販売していました。 当初はAmazonで個人向け販売をしていたのですが、自分たちがオフィスで在庫の保管や梱包、出荷作業を行っていたため、とにかく大変でしたね。 また戦略として業務提携などにも力を入れる必要があったため、手間のかかる個人向けの販売は一旦中止し、BtoBtoCの形で携帯キャリア等を通じた販売に注力することにしました。 物流の手間が、個人向け販売を一度断念せざるを得ない大きな原因になりました。

物流を外部委託するという方法もあったかと思いますが、断念せざるを得なかったのはどのようなご状況だったのでしょうか。

倉庫への外部委託も試してみましたが、ECサイトとのデータ連携ができないため結局自分達で行う作業が発生したり、倉庫とのやりとりに手間がかかったので、最終的に断念してしまいました。

たとえば倉庫の実在庫データやその日の出荷データなどをすぐに把握できなかったので、お客様からのお問い合わせにすぐ答えられなかったり、こちらでの確認作業が発生したりと、委託したのに結局手間がかかってしまう状況だったのです。

頼めない作業や倉庫とのやりとりが、負担になってしまったんですね

社員からも負担の声が上がっていましたね。みんな「大変だ。」と口に出しては言わないのですが、物流関連の業務にかなりの時間がかかっているのは事実でした。 多い時で、社員2人で半日ほどの時間を出荷関連の作業に費やしていました。 他にビジネス関連の業務も山ほどある中、外部委託しても自社での出荷作業でもどちらも時間がかかる。 残業も発生してしまっていました。

個人向け販売中止の背景には、物流面のご苦労があったんですね。では、どのようにして再開する運びになったのでしょうか? 再開の1番大きな理由は、ユーザーのレスポンスを直接聞きたかったからです。 コミュニティサービスとして、もう一度きちんとお客さまと向き合って商品づくりをしたいと考えました。

一度個人向けを中止し、BtoBtoCの販売や飲食店などへの設置を推進していましたが、やはり店舗様を挟むと、お客様がどういった感想を持っていらっしゃるかが見えづらい。 そういったレスポンスを直接受けたいという思いがあり、2017年からECで再度個人向け販売に取り組むことにしました。

オープンロジ導入で、EC再開!
手間なく・誰でも導入できる

オープンロジのYahoo!ショッピング連携を知り、「これはいける!」と思いました。

EC再開にあたり、販路や物流についてはどのように選定されたんですか?

販路に関しては、Amazonに加えて、Yahoo!ショッピングさんでも販売したいと考えていました。 昔はECといえばほぼAmazon一択で、それはAmazonがフルフィルメントサービスを提供していたからだと思います。 あれから時間が経過し、物流に不安を抱えていた私はYahoo!ショッピングでも物流サービスの紹介サイトを発見しました。 そこから受注管理システムのネクストエンジンさんを知り、彼らからオープンロジを紹介してもらったんです。

そうやってYahoo!ショッピングさん経由でたどり着いたオープンロジでしたが、仕組みが非常に面白いなと思ったので、素直に興味を持ちました。 我々もベンチャー企業でWi-Fiコミュニティサービスという独自のサービスを提供しているので、相性が良さそうだと。 これで物流面の問題を解消できると思い、さっそくオープンロジを使ってYahoo!ショッピングでの販売を開始しました。 実際に商品を入庫して出荷依頼してみても、「これはいける!」という手応えを感じました。 その後、楽天での販売も始めることができ、ECの販売チャネルを広げられたのは、オープンロジのおかげなんです。

導入の一番の決め手は、具体的にはどこでしたか?

やはり、手間が削減できるというところが大きかったですね。
それも単に作業を委託できるだけではなく、Yahoo!ショッピングなど、販売に利用しているモールと連携できるのが大きかったです。 それまで2人で半日がかりで行っていた出荷作業が、モールと倉庫のシステム連携で1クリックで完了するようになりました。

それから、オープンロジのカスタマー対応が非常に良かったのも印象に残っています。 説明も分かりやすく、具体的な作業はどう進めればいいのかなど、すぐに分かりました。 問い合わせフォームからの質問への回答スピードも良いですし、問題や不明点を伝えると迅速に対応していただけるので、非常に助かってます。 対応の早さは、他社サービスと比べても満足のいくものでした。

また導入当時、Yahoo!ショッピング連携の機能はまだ開発中の段階だったので、テストユーザーとして利用を開始しました。 その際も、こちらのフィードバックに素早く対応していただきました。 正式サービスとしても、我々の想定より早く提供開始されたので、信頼感も高まりましたね。

導入のメリット

実際にオープンロジを導入して感じたメリットを教えてください

メリット1:作業時間を大幅に削減!半日が15分に、15分がボタン1つに、続々と改善

導入後、まずはCSVファイルを使って出庫依頼をしたところ、昔は半日かかっていた作業が、一気に15分に短縮されました。 CSVデータを抽出したら、オープンロジのシステムに取り込んで終了なので、大幅に楽になりましたね。

その後、Yahoo!ショッピングとの連携が使えるようになったことで、作業時間が更に短縮されました。 今は、本当に1クリックで、5分もかからず作業が済みます。かなり有難いですね。 社内の担当者からも、使い勝手がよくてすぐ作業が済むという声を聞け、助かっています。

メリット2:スピーディーな顧客対応が可能に

オープンロジの導入により、出庫履歴や在庫状況をすぐに把握できるようになり、スピーディーな顧客対応ができるようになりました。 お客様のお電話番号やご注文番号など様々な情報から検索ができるので、問い合わせがあったらすぐ検索して、配送状況を一覧で確認できます。 管理画面も見やすいので、確認するのは簡単です。

以前使用した他社サービスには、配送会社の送り状番号を追跡する機能がなかったり、そもそもオープンロジのような管理画面もなかったので、私たちは「まあ送ってくれているんだろうな」 くらいしか分からない。そのうえ、販売量が増えれば増えるほど倉庫さんとの電話やメールのやりとりが手間になりました…。 お客様からの問い合わせが来たら、都度エクセルの資料を確認したり、倉庫に電話して状況を確認することもありました。本当に送ったのか、不安になってしまいますよね。

こういった手間によってお客様へのご連絡が遅れてしまったり、とにかく管理が煩雑でした。 オープンロジの導入で、そこが整理できたことは非常に良かったです。 その倉庫に、オープンロジのシステムを導入してほしかったと思っちゃうくらいです(笑)。

メリット3:社員全員が使える使いやすいシステムで、導入も簡単。

アカウントさえ持っていれば、誰でもすぐに管理画面にログインして対応ができるので、とても便利です。また、ダッシュボードの設計も非常に使いやすくて満足しています。

導入の際もトラブルなくスムーズに導入できました。 CSVで出荷依頼する際はフォーマット合わせをする必要はありますが、一度プログラムを書いてしまえば問題ありませんでした。 ただ出荷量がそこまで多くない方であれば、CSVを使わなくても大丈夫ですし、もうYahoo!ショッピングとの連携も完成してますしね。 ITや物流に関する専門知識に自信がなくても、誰でも簡単に使えるサービスだと思います。

意外と多い物流関係のレビュー。
スピーディーな対応が重要

意外と多い物流関係のレビュー。高評価はありがたいです。

個人向け販売の再開や販売数の拡大に伴い、変化はありましたか?

販売数の伸びに伴って、お客様からお問い合わせは増えましたね。 個人向け販売に限って言うと、創業当初と比べて販売個数は4倍、問い合わせ数は3倍くらいになっています。
加えてECは、直接お客様からお問い合わせが来るので対応が煩雑です。 やはり、個人向け販売は、求められるものが全く違ってきますね。 スピードや、出荷IDによる個別管理、宅配会社の配送番号のトラッキングなど、きちんとお客様をサポートをしなくてはならないです。

販路によって、物流に求められるものは変わってきますね

そうですね。それに、お客様からのレビュー評価にも思った以上に影響しています。 商品のことだけではなく、「すぐ届きました。ありがとうございました。」など、物流のことをレビューに書いてくださる方も結構多いんです。 我々としても、中身の製品はもちろんですが、物流がきっかけで良いレビューを頂けるのなら有難いです。

現在はYahoo!と楽天の配送でオープンロジを利用しているんですが、配送に関しての口コミは良いと思いますよ。早く届いたっていうレスポンスが増えてると感じます。

プラスのレビューが増えたのと、マイナスのレビュー削減にもつながっていると思います。 例えば、不在で返送になっている商品に対して、「全然届かない!」とお問い合わせくださったお客様にも、オープンロジを使えばすぐに出荷状況をお伝えでき、お客様の理解度も高いです。 クレームになることが減りましたね。 以前はお客様からは見えないバックエンドの確認作業に手間取っていて、クレームにつながりかねないという問題意識がありました。

更なる連携先拡大を期待。
少量でもいい、1度使ってみれば便利さが分かる

御社の展望と、今後オープンロジに期待することを教えてください。

今後については、ECに手応えを感じているので、お客様のお声をもとに製品やパッケージなどをより充実させていきたいと思っています。 オープンロジに期待することとしては、もっと連携先を広げてほしいなと思っています。 ECの販売チャネルを増やしていきたいので、Yahoo!ショッピングのシステム連携のような事例を増やしていってくれることを期待しています。

最後に、現在物流のアウトソーシングを検討されていらっしゃる方へのメッセージをお願いします。

特にご自身で出荷作業をしていらっしゃる方は、まずアウトソーシングサービスを一度使ってみたほうがいいと思います。 実際どういうものなのか、使ってみると分かるので。少しでも手間を省いて、その分、本来のビジネスを充実できるようにしたほうがいいと思います。 すごく簡単に使えちゃうので、ぜひ一度試してみるといいのではないでしょうか。

インタビュー後記

ECで販路を広げるにあたり、物流がネックになるケースは意外と多いもの。 また、物流業務をアウトソーシングした場合でも、一部業務が手離れせず残ってしまったり、倉庫とのコミュニケーションに手間がかかったりすると、課題の根本解決には至りません。

個人向け販売の再開にあたり物流業務の手間がネックとなっていたフォン・ジャパン様には、下記3点をご評価いただきました。

1. Yahoo!連携で作業時間を大幅削減
2. スピーディーな顧客対応が可能になり、レビューにも好影響
3. 導入しやすく、誰でも使いやすいシステム

「世界をWi-Fiで覆い尽くす」という目標のもと、多くのユーザー様に便利なネット環境を提供している同社。 同社のコミュニティの広がりに物流を通じて貢献できるよう、今後も連携先の拡大など、利便性の向上に努めてまいります。

Web運営支援のプロ集団として、現在600社以上のクライアントを持つオンサイト株式会社様。Webサービスの運営受託と経営コンサルティングを中心に、ブランディングほか幅広いWeb×経営支援のサービスを提供し、クライアントには大手アパレルメーカーなども名を連ねます。同社が大切にしているのは、「クライアントの全体最適」。その挑戦のパートナーにオープンロジを選んでいただいた理由を、同社シニアマネージャーの松尾様・コンサルタントの安藤様にお伺いしました。

Webの専門家として、数多くの顧客を持つ同社

他社倉庫で問題続出、
わずか3ヶ月でやむなく撤退

まず、貴社について教えてください。

2006年に創業し、もともとはシステムとマーケティングの領域から始まりました。3年前にEC支援・受託事業が立ち上がり、現在はクライアントの約半分がEC系のクライアントです。オープンロジは、EC運営受託サービスの物流の部分で利用しています。

私たちの強みは「一気通貫」と「全体最適」。クライアントのことを「部分」ではなく「全体最適」として一気通貫で考えられるので、クライアントの経営的な判断を担うことが多いことが特徴です。また、広告は広告代理店・制作は制作会社ではなく、全て弊社が窓口としてお引き受けしています。

オープンロジ導入前の物流は、どのようにされていましたか?

パートナー会社の倉庫を使っていました。しかし、その倉庫にはWMS(※)が導入されていなかったり、オペレーションの部分で問題が発生してしまい、事業としての安定性を保つためにしっかりした倉庫パートナーを探す必要を感じていました。

倉庫マネジメントシステム(Warehouse Management System)

具体的には、どんな問題がありましたか?

問題は山ほどありました。Jリーグのクラブチームグッズ販売をしていたので、タオルやユニフォームの柄や素材、背番号などの違いが細かく、在庫管理が複雑でした。
そしてそれらの在庫をWMSでなくExcelで管理していたので、棚卸しの際には在庫数が絶対に合わなかったですし、発送後の商品を追跡するのも大変でした。

毎月の棚卸しで在庫数が10点以上合わなかったり、誤配送を起こすというトラブルも多発していて、当時は社内のメンバーにも大きなストレス負荷がかかっていましたね。

確かに、背番号入りのユニフォームや微妙な柄違いのタオルは在庫管理が大変そうですね……。

そうなんです。しかも、こうしたオリジナルグッズの多くは受注数を元に生産されています。なので、1件間違うと確実に2人以上のお客様に影響が出てしまうんです。ある時は、全てのお客さんに誤った商品が届いていないかと連絡をしたこともありましたね。その時は約100件のお客様に、ひたすら電話をかけまくりました……。

WMS管理と倉庫内のオペレーションはとても重要ですね。

そうですね。倉庫のオペレーションにも不安があったため、実際に何度も倉庫を見に行きました。しかし倉庫内はロケーション管理(※)がされておらず、在庫は床に直置きされていましたし、倉庫の備品も散在していました。また、スタッフの教育が行き届いていない様子も見受けられたので、オペレーションが上手く回っていなかったようです。このような酷い状態が続き、数ヶ月後には繁忙期が迫っていたので、利用開始から3ヶ月程度でしたが倉庫を変えざるをえませんでした。もっとシステマチックな運用ができる倉庫を探し、メンバーのストレスを減らして繁忙期を迎えたかったのです。

その商品をどこに置くかを意図的に決定し、どこに置かれているかを把握すること

決め手はネクストエンジン連携と
オペレーションへの対応

「私たちの要望を前向きに受け止め、柔軟・迅速に対応してくれました。」

オープンロジを導入した理由を教えてください。

導入の絶対条件は2つ、ネクストエンジン連携と、複雑なオペレーションへの対応です。その両方に対応可能だったのがオープンロジでした。大手物流会社にも相談しましたが、一度入庫した商品を背番号の圧着業者に送り、再度入庫するといったユニフォーム特有の複雑なオペレーションに対応ができないと断られてしまったんです。私たちが思い描いていた自動化についても、難しいと言われてしまいました。そんな時、受注パートナーからオープンロジを紹介してもらいました。

導入から運用開始までは、どの位かかりましたか?

複雑な案件だったと思うのですが、繁忙期まで時間がなかったこともあり、約1ヶ月という速さで対応していただきました。そのおかげで、なんとか繁忙期までに運用を開始できましたね。複雑なものを簡略化したいという私達の要望を前向きに捉えていただき、かなり無理をしてくださったのではないかと思います。

導入後のメリット

実際にオープンロジを導入して感じたメリットを教えてください。

メリット1. 柔軟・迅速な対応

オープンロジの皆さんは物流のプロフェッショナルです。倉庫の現場が回りやすいよう、システムを作るなどの調整をしてくれました。例えばユニフォームに圧着された文字列を読み込んでピッキング指示と連動するなどの様々なご提案をしてくださり、とても助かりました。またスピード感も非常に速く、大手物流倉庫ではできないスピード感で対応していただきました。

メリット2. システム化でトラブルが激減

以前の倉庫で起きていたような管理・配送のトラブルが、激減しました。ネクストエンジン連携もでき、システムの使い心地も良いです。また私たちもクライアントと商品設計や項目選択肢などを考える際、よりシステムに落とし込みやすくするにはどうしたら良いか意識するようになりました。

メリット3. マニュアル化で運用がスムーズになり、労力を削減

エラーやトラブルが発生した際の対応をマニュアル化し、対応に割いていた労力も削減できました。導入前はそもそも仕組み化がされていなかったため、エラーが発生しても担当者が属人的な対応をしてしまい、エラーを検知してマニュアル化するということすらできませんでした。しかし導入後は検知ができるようになりマニュアル化ができて助かっています。

とはいえ、新たなシステムを導入する際は、慣れるまで大変ではないですか?

最初は私たちも新しいオペレーションに慣れず、間違えたりしましたね。

ほかにも実は導入当初、予定していた商品登録と商品番号の付け方を実際にやってみて、上手くいかないことがありました。類似商品が多かったので「これは去年のユニフォーム?それとも今年の?」と、倉庫内で混乱してしまったんです。

こういったトラブル時も、オープンロジは「すぐにどうにかしましょう!」と一緒に考えてくれるスタンスで、とても心強かったですね。オペレーションをどう改善すれば上手くいくか、お互いに膝を突き合わせホワイトボードに書き出しながら相談した結果、現在は番号の付け方を改善してスムーズな運用になっています。

一緒に作り上げていく姿勢でオペレーションを構築できたことを光栄に思います。

はい。一緒に作り上げていくという部分では、お互いの社風もすごくマッチしていたと思います。アジャイル感というか、トライアンドエラーしながらスピード感を持って未知なことに一緒にチャレンジし、トラブルを共に乗り越えていってくれましたね。

顧客のために、
CRMから物流までの全体最適化に取り組む。

「今後も、パートナーとして共に様々な挑戦をしていきたい。」

今後、更なるオープンロジの活用としてどういった展開を考えていらっしゃいますか?

例えば受注システム会社様にもご協力いただいて、受注〜物流までを一気通貫で管理できるパッケージサービスを作れたらいいなと思っています。
あとは社内で使える基幹システムを作って、複数店舗の運営を1つのツールで管理できたら便利だなとも思っているので、ぜひご協力いただきたいです。

より便利なシステムの開発ということですね。

あとは、クライアントの倉庫にオープンロジのWMSだけを導入することができないかと考えています。

卸売業など法人向け販売のみをされていたクライアントは、大手企業であってもいざ個人向け販売に乗り出す際に経験不足でつまづくことがあります。

また私たちのクライアントにはメーカーが多く、既に持っていらっしゃる法人向けの倉庫をそのまま個人向けにも利用したいケースが非常に多いんです。このような導入であれば、クライアントにとっても、導入決定から運用までのスピードが短縮できますし、需要があると考えています。

そのほかの要望で最近多いものは何ですか?

最近は、CRMを気にされるクライアントが多いですね。特に、従来は自社サイトが中心で最近になって大手モールでの販売に注力し始めたクライアントから、同梱物やサンプルを入れたり、より緻密な戦略を打っていきたいというご要望を多くお受けします。

大手企業や成功しているクライアントほど、次の打ち手としてこうした個別カスタマイズのニーズが増えてきます。物流面でも、今後その部分によりスムーズな対応が求められるようになると思いますね。

最後に、今後の目標をお願いします。

私たちの直近の目標は、クライアント数を1,000社にすることです。その実現に向けて注目していることの1つが、外資系大手企業のクライアントですね。日本の倉庫やECのノウハウがないクライアントに対して、お手伝いができると思っています。

パートナーであるオープンロジとは、これから更に相互理解を深め、よりシステマチックな運営ができるようにしたいと考えています。運営の効率化を進化させることで、マーケティング施策などより売り上げに直結する部分に注力できますから。

あとは大手企業向けに、専用システムの構築やカスタマイズ・基幹システムとの繋ぎ込みといった物流コンサルティング的なビジネスも面白いと思っています。

今後もオープンロジと一緒に、クライアントの全体最適を考えていきたいですね。

インタビュー後記

大手企業をはじめ、数多くのクライアントを持つオンサイト様。Webの専門家である同社には幅広い業界の企業から相談が寄せられ、それに対応するオペレーションも様々です。複雑なオペレーションにも対応できる物流パートナーを求めていた同社には、下記3点をご評価いただきました。

1. 初めての取り組みやトラブルにも、柔軟・迅速に対応してくれる
2. 在庫管理や配送のトラブルが激減
3. 仕組み化でマニュアル作成ができ、エラー対応もスムーズに

同社の社名である「オンサイト」は、フリークライミング用語で「初めて目にする岩壁を落ちることなく登り切ること」を指し、「クライアントの成功=”オンサイト”を支援したい」という意味が込められているそうです。クライアントのために強い思いで挑戦を続けるオンサイト様と共に、オープンロジも挑戦を続けてまいります。

株式会社ログバー様は、ネット接続なしで翻訳を可能とする世界初のオフライン音声翻訳機「ili」の製造、販売をしています。2017年に先行販売された2018台は販売開始後1時間で完売となり、翌2018年には代官山 蔦屋書店、郵便局など実店舗でも販売。この記事では、様々な販路を展開する同社がどのようにオープンロジを活用しているのかをお伝えします。

ネット接続なしで翻訳を可能とする音声翻訳機「ili」

典型的な物流フローの限界

オープンロジを導入する前は、どのような状況だったのかお聞かせください。

私たちは、2017年6月から世界初のオフライン翻訳機「ili」を国内法人向けに販売開始しました。当時の委託先の倉庫会社さんとは、エクセルやメールを用いた典型的なやりとりが中心で、両社間の連携は主に人の手で行われていました。

具体的には、弊社の営業担当が顧客から発注を受け、倉庫会社指定フォーマットのエクセルにその情報を入力します。そこから倉庫会社への指示書を作成し、メールで依頼し出荷。出荷後は、出荷報告のメールをもとに弊社の管理表に書き写す、といった流れでした。

在庫管理もエクセルやメールをもとにしていたのでしょうか?

はい。在庫数を、倉庫会社の方にメールで毎週報告してもらい、互いに管理していました。在庫数と入庫タイミングを照らし合わせて「これなら間に合うな」とか「もうちょっと早めないといけないな」という判断をし、メーカーと日程調整をするという具合でした。

それでも問題なく運用できていたようですが、物流管理に課題を感じたのはいつだったのでしょうか?

従来の物流管理に課題を感じたのは、個人向け販売をスタートするタイミングです。法人向けの販売は、前もって内示を頂けたり、納期を調整したり出来たので、エクセルやメールを用いた人手の運用でも問題なく対応できていました。しかし、個人向け販売となると、瞬間的にスピーディーな物流が求められます。

よってシステム連携が不可欠という結論に至り、2017年12月の個人向け販売開始に向け、当時委託していた倉庫会社さんに相談しましたが、すぐには対応が難しいという話になりました。ちょうど2017年の9月頃で、当時は物流業界全体がバタバタしていた時期ということもあり、倉庫会社さんも結構手いっぱいだったようです。

決め手はShopifyとのAPI連携と柔軟性

「ShopifyとのAPI連携を実現しますというオープンロジの回答に期待した」

個人向け販売を前に課題が出てきたのですね。そこで、オープンロジを導入した理由を教えてください。

第一の理由は、管理システムの連携が不可欠だという点でした。そこで、インターネットで「物流 連携 API」と検索して出てきたのがオープンロジでした。色々と探しましたが、システムを強化していて、さらにAPI連携などのオープンな連携サービスを提供しているところは少なかったですね。

また、弊社の場合は、「ili」を海外でも販売していたため、グローバルで自社ECサイトを構築できるECサイト運用サービスのShopify(※)とのAPI連携が必要でした。当初、オープンロジはShopifyとAPI連携していなかったのですが、相談したところ2018年の2月までにはできそうですという回答をいただいたので、最初は様子を見ながら、利用開始することにしました。

Shopifyとは国内外問わずオンライン販売を手軽に始められる、クラウド基盤のEコマースプラットフォームです。

数ヶ月とはいえ、API連携完成前は大変だったのでは?

API連携完成前は大変でしたね。この人力作業は、語るも涙です。(笑)まず、出荷依頼用CSVファイルのアップロード作業がとても大変でした。Shopifyから受注データをエクスポートして、それをオープンロジにアップロードするのですが、単純に右から左にというわけにはいきませんでした。Shopifyが海外のプラットフォームサービスということもあり、住所表記の並びが逆であったり、◯◯郡◯◯町の”郡”が抜けたりしているなど、微妙な修正項目が紛れており、それらを日々の受注データの中から見つけ出しては、潰していく必要がありました。

しかも、発送の締め切り時間との関係で僅か30分でその作業を完了させなくてはならず、毎日その作業が終わると、心身ともに疲れていましたね。

それに、こういった時間に追われる作業ではミスが発生し易いんですね。絶え間ない受注データを区切ってエクスポートすることで漏れやダブリが生じ、未発送や二重発送といった発送ミスが何度かありました。なので、複数の人で作業するのも難しく、ほぼ一人で作業していました。API連携が対応されるまでの暫定的な期間でしたが、しんどかったです。

語るも涙の理由がよく分かりました。では、ShopifyとのAPI連携後はどうなりましたか?

基本的にはノータッチで、寝ているときも起きているときも出荷依頼ができるので助かっています。たまにエラー注文があるのですが、せいぜい1日に数件程度。毎日9時と12時にチェックをして修正していますが、API連携前と比べると雲泥の差の工数です。

オープンロジ導入のメリット

オープンロジを導入した後に感じたメリットを教えてください。

「物流会社は “できる・できない” が決まっているものだと思っていたが、オープンロジは柔軟にログバーのニーズに向き合ってくれた」

メリット1: 瞬間的な大量発送にも柔軟に対応してくれる

弊社は、Youtube、SNSなどの活用や、タレントを起用したプロモーションをするので、短期間で大量の発送をしなければならないケースがよく発生するんですが、毎回柔軟に対応していただいています。

例えば、2018台の限定販売(※)が1時間で完売し、平均的な流動数を遥かに上回る量を速やかに出荷いただけた際には本当に助かりました。これまで、物流会社は過去実績に基づく「できる・できない」がハッキリしているものだと思っていたので、オープンロジの柔軟な対応には助かっています。

今まで法人向け販売のみだったiliを、2017年12月に2018台限定で先行販売するという企画。Youtubeでタレントを起用して番組を作成し、販売受付を開始。僅か1時間で完売となった。

メリット2: クイックな管理体制で長期的なトラブルやクレームがない

オープンロジを導入してからは、長期に渡って解決できないトラブルやクレームが一切ありません。オープンロジは、前例のない依頼に柔軟ですし、配送会社の許容量を超える物量に対しても速やかに挽回してくれます。

弊社は、瞬間的な大量発送などイレギュラーな依頼をする頻度が多いため、いかに短い時間で課題を解決できるのかという物流会社のソリューション能力を重要視しています。海外の倉庫会社とも契約しているのですが、その窓口担当者にオープンロジの管理体制などを話すと、「どうやって実現しているのか?」と、よく聞かれるんですよ。

メリット3: 安心の秘訣は密なコミュニケーション

オープンロジの担当者は密にコミュニケーションを取ってくれるので安心です。やりとりもスピーディーで信頼感が持てます。

また、相談すると、単に「できません」ではなく代替案も含めて検討してくださるので、なんでも相談してみようと思いますね。ShopifyとのAPI連携も、相談して実現したことの一つです。オープンロジとは社内と同じくらいコミュニケーションしています。かなりフレキシブルに対応いただいてるので助かっています。

メリット4: オープン価格とシンプルな課金体系

通常、物流サービスを利用する際は、見積書をもらって細かく料金の話をするんですが、オープンロジは「ホームページに書いてあります。」と言われて驚きました。つまりオープン価格の物流サービスということですが、課金体系もシンプルで分かりやすくて良いなと思いました。

しかし当初は、1個送っても1000個送っても同じ単価というのは小規模向けの物流サービスで、数千個単位で利用する弊社には割高で不向きなのかと思いました。そこも柔軟に検討していただき、不安は薄れましたね。

メリット5: 多様なオプションサービス

1. 領収書対応
ECサイトでは、代引きやコンビニ決済、クレジットカードなど様々な決済を受け付けているため、それぞれの決済方式に基づいた領収書を発行してほしいというニーズがお客様にあるのですが、オープンロジではそれが自動でできるので助かっています。

2. 各販売モールに応じた納品対応
FBA(Amazon)はOPP袋に入れる、楽天スーパーロジはそのままなど、細かい納品ルールに対応してくれます。

メリット6: 物流に関する知見を生かしたアドバイス

オープンロジは、自分たちでは思いつかない解決策を提示してくれます。例えば、私たちはShopify、Amazon、ヤフー、楽天など様々な販路で販売しており、受注管理システムの導入を検討していました。しかし、オープンロジの営業担当に相談した結果、Amazonと楽天はそれぞれのフルフィルメントサービスを利用することにし、Shopifyとヤフー用にオープンロジを利用することで、受注管理システムを導入せずに済み、コストを抑えることができました。

信頼関係でトラブルを未然に防ぐ

良いことばかりですか、何か心配ごとはありますか?

システムで手軽に操作できてしまう反面の不安はあります。作業の現場である倉庫では、梱包や出荷など物理的な作業が発生しているので、オープンロジに大量の注文が入った際に手作業が追いつかなくなるのではないかと心配になりますね。

弊社としてもそれに対する工夫をしています。イベントやプロモーションなどの予定を事前に共有して、大量発送に備えてもらっています。3月にテレビCMを始めた際は、1月に企画が決まり、2月には出荷見込み件数を共有しました。荷主としてなるべく早く・なるべく正確な情報を心がけています。

世界中のお客様のニーズに応え続けたい

今後の取り組みや挑戦について教えてください。

物流に求められるのは「すぐに届く」ということだと思います。実際にお客様から当日配送サービスのニーズを聞くので、物理的に限界はありますが、スピード面はこれからもチャレンジしていかなければいけません。

また、越境ECにも取り組んでいるのですが、注文を受けたすべての国に在庫を置くことはできないので、API連携を活用して早く、安く、正確に、そしてより広範囲に、商品を届けられる物流網を構築していきたいですね。永遠のテーマだと思います。

今後は、商品のバリエーションも増やす予定なので、自ら複雑化させてハードルを高くしていきます。ですが、時代が進むにつれてどんどんニーズは上がっていきますから、私たちもそのニーズに応えていかなくてはなりません。つまり、早く、安く、正確に、広範囲にという4条件に加えて、さらに管理品目を増やすこととなります。オープンロジにはそれを力強く支えてくれることを期待しています。

インタビュー後記

個人向け販売の開始にあたり、物流管理の転機を迎えたログバー様。ECと実店舗の多様な販路をもつ同社は、オープンロジを主に3つの点で評価していただきました。

1. イレギュラーなケースへの柔軟で迅速な対応
2. リアルタイムコミュニケーションによる信頼感
3. 共に高いサービスの追求をしていく姿勢への期待

今回の取材で、CMOの伊藤様は、「イレギュラーなケースに対する迅速で柔軟な対応を高く評価している。」と語られました。今後は、越境ECや多品目展開で商流をより複雑化させ、それを実現する物流をオープンロジに期待しているといいます。これまでの利用実績や、チャットツールを用いた弊社とのコミュニケーションに信頼を抱いていただけていることを嬉しく思います。

株式会社ケースオクロック様は、ハンドスピナーなど人気商品のEC販売を手がけています。直近では「めざましテレビ」や「ヒルナンデス!」で紹介された話題のスマホケース「WAYLLY」の販売で、オープンロジを活用しています。この記事では、その裏側を支える物流アウトソーシングの秘訣に迫ります。

人気TV番組で取り上げられたスマホケース「WAYLLY」

ヒット商品の裏にあった超人力オペレーション

オープンロジを導入する前は、どのような状況だったのかお聞かせください。

僕たちは、アメリカでブームが起きていたハンドスピナーを2017年から日本のECで販売し始めましたが、物流業務は全て手作業で行っていました。

業務の流れとしては、管理担当の社員が自社ECと各モールの受注管理画面を開いてお客様に送る納品書を印刷します。それをもとにアルバイトが梱包し、送り状を手書きして配送会社に引き渡します。その後、ECの受注管理画面から出荷通知のメールを手動で送信していました。

当時の出荷量は平均して1日に200件ほどありました。大型連休明けには受注が1,000件もたまってしまい、アルバイトと社員総手で深夜まで作業して根性で乗り切りました。(笑)僕たちの商品がメディアで取り上げられると、さらに大変でした。そういう時は単発で派遣スタッフを雇いますが、毎回人が変わるので教育コストがかかり苦労しましたね。

それは大変な作業ですね。受注管理も苦労が多かったのでは?

受注管理も苦労しました。各モールの受注を目視で確認していたので、ミスが連発していました。1つ見落とすと数十件の受注を見落としてしまう、なんていうこともありました。さらに当時は配送会社の送り状サービスすら知らず、送り状を1件ずつ手書きしていました。腱鞘炎を起こしてしまい、配送先住所をシールに印刷するようにしましたが、CSVデータが文字化けしたり同じ名前が100件出てきたりして、データの取り扱いにも苦労しました。

当時、「他の企業はどうしているんだろう?」と悩んでいましたが、目の前の出荷作業をこなすことで精一杯で手が回らない状況から抜け出せない日々が続き、とても困っていました。もともと卸業務の経験はありましたが、BtoCの物流業務は比較にならないくらい大変で地獄だと思いましたね。

受注管理も人力ということは在庫管理も?

在庫管理も人力でした。当時は保管専用の倉庫を自分たちで借りて、事務所に置ききれなくなった在庫を倉庫に逃していました。発送担当のアルバイトしか在庫を把握していなかったので、その人がいないと在庫1つ探すのに2時間かかることもありましたね。

アナログな在庫管理はパッと見で在庫数がわかるので注文が少ないときは良いのですが、注文が増えるにつれて無理が出てきました。今思えば、事務所に在庫があることに甘えてデータ管理をしていなかったのだと思います。

そうこうしているうちに業務量が限界に達したため、今以上に売り上げを伸ばすことができなくなりました。その時、物流業務は家賃が高い渋谷の事務所でやる作業ではないと思いましたし、自分たちがやるべきことではないと実感しましたね。

「人力オペレーションにより業務量が限界に達し、これ以上売り上げを伸ばせなくなりました。」

そういった状況で一番多かったミスはどういうものでしたか?

「頼んでいない商品が届いた。」という発送ミスが一番多かったです。多い時は1ヶ月で150件くらい発生しました。問い合わせの電話も1日に20〜30件かかってくるので、電話対応だけで1日を費やす従業員もいました。

また、発送管理をしていなかったので誰に何を送ったのかがわからず、問い合わせがある度に伝票を見直すということをしていたため、その対応にかなりの時間が費やされていました。

ミスのせいで出荷が追いつかず、事務所が在庫でいっぱいになり、またミスが発生し、更に出荷できなくなる…という悪循環でしたね。

決め手はネクストエンジン連携とサポート体制

物流アウトソーシングに踏み切ったきっかけを教えてください。

きっかけは、新商品のスマホケース「WAYLLY」の販売にあたり、受注一元化サービスのネクストエンジンを導入したことですね。クラウドファンディングが成立し、2017年の9月にECで販売開始、実店舗183店舗からの取り扱いが決りました。これまでの人力オペレーションでは対応しきれないことがわかっていたので、どうにかしなくてはならない状況でした。

そこで、まず複数のECサイトの受注をまとめて一元管理できるネクストエンジンというシステムを導入して、受注データの管理をできるようにしました。各販売チャネルからの受注管理、発送通知や問い合わせ対応を一元管理できるので重宝しています。しかし、受注を効率化できた反面、その分注文が増え事務所は在庫でパンパンになっていきました。そこで同業他社さんに相談したところ、3PLの倉庫会社に物流をアウトソースするという選択肢を知り、10社ほどリストアップしてみました。その内の1社がオープンロジです。

3PLとは、保管や配送、荷役、輸出入、物流コンサルなどの物流サービスを一括して荷主企業から請け負う物流形態。

その中でオープンロジに決めた理由は?

「ネクストエンジン連携」ができたからです。ネクストエンジンと連動できないと、その分工数が増えてしまいます。それに、見積もりなどの面倒なやり取りをせず、すぐに利用を開始できたので、オープンロジに決めました。

参考:ネクストエンジン連携について

あとは、営業担当者のサポートのおかげです。ITシステムは、一般的に初期設定のハードルがとても高いと思いますが、オープンロジとネクストエンジンの連携を行う際は、オープンロジの営業さんに細かい点を相談でき、とても信頼できました。今までの物流会社のイメージとは異なりましたね。

どのような点が従来の物流会社のイメージと異なりましたか?

1つは、倉庫の空いているスペースを活用してシェアリングビジネスという新しいことをしている点。もう1つは、空いているスペースをうまく活用して人助けもしているなと感じる点です。

オープンロジの印象も、良い人が集まっているイメージがあります。倉庫にも見学に行きましたが、人間関係も良さそうで、業務パートナーの方々と持ちつ持たれつな関係はスゴイなと思いました。「物流をもっと、簡単に。」というコンセプトもいいですよね。

オープンロジを導入した後に感じたメリットを教えてください。

「オープンロジを導入したことで業務量が減り注文数を増やすことができました。」

メリット1: 出荷リードタイム短縮で注文数が急増

他社では「当日発送」が主流にありつつある中、僕たちは人力オペレーションだったので「4日以内に発送」と表記せざるを得ませんでした。土曜日も頑張れば出荷できる日もありますが、「土曜も出荷」とは明確に謳えません。お客様の中には、夕方頃に「昨日の夕方注文したんだけどまだ届かないの?!」と問い合わせてくる方もいます。お客様のニーズと自社物流の限界との埋められないギャップがありました。

オープンロジでは日祝以外、12時までの出荷依頼を当日発送してくれるので、発送までにかかる日数を「4営業日以内」から「2〜3営業日以内」に変更したら、注文数が伸びました。これだけでお客様の反応が全然違うんです。お客様にとって、発送の日数の短さが決済の決め手になっていたのだと改めて気づかされましたね。

今後は、楽天の「あす楽(※)」も導入する予定です。オープンロジを通すと、より早く届けられる。それがお客様の笑顔に繋がっています。

あす楽とは、楽天市場の配送サービスの名称で、基本的に正午までの注文を当日中に出荷できるショップであれば「あす楽」対応可能ショップとなれる。

メリット2: お客様とのコミュニケーションが改善

人力オペレーションでは、出荷に関する基準がないため、お客様から問い合わせがあっても、いつ出荷できるのか明確に回答できませんでした。オープンロジを導入してからは「11時までなら当日出荷します」や「日祝は発送してません」などの明確な応答ができ、お客様とのコミュニケーションが改善しましたね。

メリット3: ワンクリック出荷のおかげで大幅な時短

以前は、目視の受注確認と人手の出荷作業にプレッシャーを感じていましたが、今はネクストエンジンで受注を一元管理でき、オープンロジへの出荷依頼はワンクリックで完了です。ミスや不安が減り、自分が適切な管理をして「主導している!」という気持ちになり、業務が楽しくなりました。

これまで出荷作業をお願いしていたアルバイトの方々には卸業務をしてもらえるようになり、卸の出荷数を増やすことができました。

メリット4: 見える化で在庫のコントロールが可能に

目分量での在庫管理では、どこに何の商品が何個有るのか把握できませんでしたが、オープンロジを使えば管理画面で在庫を確認できます。管理画面を見ながら欠品防止、売れ筋確認、急なメディア対応の準備など社内で話し合い、作戦を立てています。

メリット5: 管理画面がシンプルで使いやすく、仕事が楽しくなった

一般的に、フルフィルメントサービス(※)の管理画面は、文字も数字も多くて見る気にならないのですが、オープンロジの管理画面は、必要なことしか書いてないので、分かりやすく、ストレスがありません。なので、土曜日も出荷ボタンを押そうという気持ちになります。楽しいんですよね。(笑)

フルフィルメントとは、通販・ECの受注から決済に至るまでの業務全般のこと。梱包・発送業務や入金管理、在庫管理、物流管理、顧客管理などを含む。

メリット6: 一日の出荷可能量が増えた

以前は、朝に一度しか受注確認ができていませんでした。それが、オープンロジは9時と12時に出荷連携をするので、一日に2回連携できるようになり、一日あたりの出荷量が増えました。

メリット7: 提携倉庫の検品レベルの高さ

倉庫で、自分たちが気づかない不良品も見つけてくれるので、今まで以上に自信持ってお客様に商品を送れるようになりました。例えば、プリントがちょっと欠けていたりOPPが少し破れていたりすると、倉庫の方がその部分を写真に撮り、管理画面上でコメント付きで共有してくれます。すごいと思いました。

導入ハードルになったデータ化と初期設定

いいことづくしのように感じますが導入でハードルになったことはありますか?

アナログな業務からデータ管理に移行するのは大変でしたね。今までは物理的に商品と納品書を突き合わしていたので、違うJANコードを付けていても誤出荷することはなかったんです。でも、アウトソースするとJANコードで管理にするようになるので、慣れるまでは大変でした。CSVデータの取り扱いも苦手で、最初はデータ管理は難しいと思いました。

あとはネクストエンジン連携の導入に1ヶ月半程度要したことですね。2つのシステムの基軸が違うので、最初の設定は正直大変でしたが、結果的には出荷量が増えているので導入してよかったなと思っています。

物販を通して笑顔を届けたい

では、最後にケースオクロック様の今後のビジョンをお聞かせください。

僕たちは、世の中が便利になるものや革新的なアイテムで、笑顔を創り出していきたいと考えています。ハンドスピナーもWAYLLYも、その手段の一つにすぎません。とにかくお客様が喜ぶことをどんどん進めていきたいですね。

オープンロジに物流をアウトソースするのも、全てはお客様の笑顔のためです。オープンロジを通せば早く届けることができる、だからお客様が喜ぶ。ということが軸です。

あとは、去年から忙しくてほぼ休んでいないので、1週間くらい休める体制を作るのが直近の目標です。これまで、物販は現場を離れられないのが常識でしたが、アウトソーシングサービスを活用すれば、事務所に誰もいなくても物販の体制を構築できるんですよ。早く体制を整えて、1週間くらいみんなでハワイに行きたいですね。(笑)

インタビュー後記

「現場を離れても物販を行える」ことを目指すケースオクロック様は、オープンロジを活用することで、より早く、より多くの商品を顧客に届けることが可能となりました。自社物流をアウトソースしたことによる主なメリットとしては、

1. より多くの注文を受けられるようになったこと
2. 自社の業務コストを低減し、顧客へ高い質のサービスを提供できるようになったこと
3. データ化により在庫状況が見える化され、販売戦略により専念できるようになったこと

が挙げられました。今後、同社は顧客の心を読みトレンドを創出するという強みに集中し、お客様の笑顔を追求していきます。場所や時間に縛られない自由な働き方を目指す姿勢も印象的でした。

 

物流のお悩み、お気軽に
ご相談ください

オープンロジについて疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。自社で導入できるかどうかのご相談も可能です。
各種お役立ち資料もご用意していますので、物流の構築を検討中の方はぜひお役立てください。