【パートナー事例】オープンロジと越境ECでパートナーシップを組む「世界へボカン」とは

2021年9月6日

【パートナー事例】オープンロジと越境ECでパートナーシップを組む「世界へボカン」とは

「世界へボカン」の概要

——貴社のサービス内容についてお聞かせください

世界へボカン株式会社は、「日本の魅力を世界へ伝える」というミッションの元、英語圏向けの越境ECと、製造業やメーカー様の海外BtoBマーケティングを専門とする会社です。

これまで14年にわたって越境EC、製造業の海外BtoBマーケティングを行っております。2014年に前職の事業部をMBO(※)する形でこの会社を起業するに至りました。

現在、社内にはアメリカ人、フランス人、オーストラリア人、モンゴル人、中国人、香港人、マレーシア人、日本人といった8ヶ国のメンバーがおり「日本の魅力を世界に伝える」というミッションのもと、日本企業の海外進出を専門として事業に取り組んでいます。

私たちの業務は主に、日本企業が海外進出・販路拡大する際の、
①海外市場調査及び戦略立案
②海外向けサイト構築
③海外WEBプロモーション
の3つを行っております。

海外市場調査・戦略立案では、自社、海外競合、海外市場を整理し、貴社がどのような形で海外市場でポジションを築いていくべきか戦略を立案し、アクションレベルまで落とし込みます。

例えば、先日の越境ECプロジェクトではイタリアのモニターに商品のサンプルをお送りし、競合製品と共に使用して貰い、ユーザーインタビューを実施することで顧客の解像度を上げていきました。

また、競合サイトやAmazonを定量・定性的に分析します。イスラエルの競合調査ツールSimilarWebを活用し、競合のチャネル別流入データ、国別アクセスデータ、流入キーワードといった情報をすべて丸裸にし、これからクライアントが海外に進出する上でどういった打ち手を取るべきかを事前に把握した状態でプロジェクトを進められるようにしております。

競合サイトの共通するコンテンツをネイティブメンバーが全て調べ上げ、各企業の共通コンテンツ及び訴求軸を整理することで、自社サイトが海外進出する上で網羅しなくてはならないコンテンツを洗い出しました。

その後、こうした調査に基づいた越境ECサイトの構築・ネイティブによるコピーライティング、その後のプロモーションまでをワンストップで実現しています。

ただ越境ECサイトを構築するのではなく、クライアントの海外販路の拡大を導きだし、実行フェーズまで伴走できるところが価値として感じて頂けるポイントだと考えています。

しかし物流だけは、なかなか私たちだけではサービスを提供することが難しいため、オープンロジとパートナーを組むことで、お客様へ提案できるサービスの幅を拡げることができています。

※MBO:Management Buyout(マネジメント・バイアウト)。株主から自社の株式を譲り受けたり、事業を譲渡されること。

——社名の由来を教えてください

前職で携わっていたサービスサイトの名前が「世界へ ボカン」という名前でして、それをそのまま使用しています。もちろん起業する際に他の名称も検討はしましたが、しっくりくるものが無かったのです。

以前の職場では英語圏だけでなく、日本や中国語圏、韓国語圏のマーケティングも行っていたのですが、今回起業するにあたって私は「英語圏でのWEBマーケティングに力を入れて価値を提供していく」という方針を決めていました。

敢えて「世界へボカン」という海外向けのWEBマーケティングしか出来ない名称を付け、国内向けのマーケティングはない一切やらないという覚悟を全面に出したかったというのも、この社名にした大きな理由となっています。

「世界へボカン」の強みと事例

——貴社の強みは何ですか?

言語で言えば英語圏が得意です。国は主にアメリカ、アフリカ、  東南アジア、ヨーロッパが得意としていますが、ターゲット国は限定していません。最近ですと、製造業で既にインド進出している企業がWEB経由で良質なリードを獲得できるようにするための支援や、着物をリサイクルしたアロハシャツをアメリカ、ヨーロッパに販売するプロジェクトに携わらせて頂いております。

とにかく英語圏でニーズがあれば、顧客に対してしっかり価値を伝えて、成長していく戦略を提案しています。私たちは戦略立案時には現地調査や競合のデータ分析に至るまで徹底的に調査を重ねており、情報量とクオリティの高さには自信があります。

具体的に得意としている部分は、WEBサイトやInstagramといったSNSで配信できるコンテンツを活用して、DtoCといったビジネスモデルや、AmazonまたはeBayといったモール販売を行う事業者様の商品価値をお客様に伝える・感じていただくことです。

当社には英語をネイティブに扱える社員がいるだけでなく、英語サイトを制作するチームもあるため、綿密な調査だけでなく組み立てた戦略をクリエイティブに落とし込み、その後のマーケティングも可能です。これは海外WEBマーケティングを専門としている会社だからこその強みだと自負しています。

——具体的な事例を教えてください

10年くらい一緒にお仕事させていただいてるクライアント様がいるのですが、こちらは年商34億円から600億円に成長しております。

私たちが手がけたことはプロモーションだけではなく、「サイトの見せ方や伝え方」「そもそもクライアント様のサービスがどういったものなのか」「SNSでどのようなことを言われていてサービスに生かせる部分はあるのか」といったさまざまな部分にタッチポイントを持ってアドバイスをする議論もさせていただく、といった内容です。

このように、私たちはクライアント様の現状を整理し、目標との間にどういったステップがあるかを明確化する海外WEBマーケティングにおけるコンサルティングのような部分と実行支援の両面で関わることが多いです。

他にも直近では、世界一のコーヒー・バリスタになった粕谷哲氏のコーヒーロースタリーPhilocoffea様のShopify越境ECサイトの構築•販売支援、伝統工芸品や車など日本ならではの商品を取り扱う企業様が海外に出店開始した際に、デジタルマーケティングを支援させて頂いたことが事例としてあります。

ちなみに現在、海外では伝統工芸品にニーズがあり、越境ECを活用して購入されるお客様が多いのですが、商品によっては商品単価に対して物流コストがかかることが課題として挙げられます。例えば、ヨーロッパの場合は倉庫を現地で借り、物流拠点を新たに作って販売する手法がとられる傾向にありますが、中小企業の場合、その物流網にまできちんと配慮できない企業様が多くいらっしゃるのが実情です。

しかしDtoCにとって物流品質は重要であり、クオリティが低ければブランドイメージの低下に繋がるばかりでなく、マーケティングで顧客接点を持つチャンスを逃してしまいかねません。ですので「しっかり物流のオペレーションが回せる企業と組む」ということが重要であると私は考えています。

「世界へボカン」から見たオープンロジの強みと紹介したい理由

——貴社がオープンロジを紹介したい理由は何ですか?

「お客様にとってメリットがある」というのが大きな理由です。

中小企業が越境ECを立ち上げたばかりの頃は担当者が一人だったり、一人+アルバイトといった少人数でスタートをされているところが多いです。事業を成功させるためには「その限られたリソースをどこに割くのか」といったところがポイントになります。

現実には梱包や送り状の作成といった部分に対して多くの時間を消費してしまっていて、基幹業務に注力できず苦労している方がとても多くいらっしゃいます。

オープンロジを利用すれば倉庫に商品を保管することが可能です。そして、越境ECであってもオープンロジでは配送依頼などの作業を簡単に済ますことができます。実際にマレーシアのプロジェクトではオープンロジのサービスを利用して商品を送らせていただきましたが、簡単に作業を行えました。

商品数が多く物流倉庫を自分たちで持っていないからといって、自分たちの貴重なリソースを物流に多く割くのではなく、プロモーションやサイトの構築などといった他の基幹業務に予算やリソースを使いたい場合には、越境ECでも国内ECと同じようにクリアな価格で物流代行サービスが利用できるオープンロジのソリューションはきっと役立つでしょう。

このようにオープンロジのサービスが越境ECを立ち上げるお客様にとってメリットがあり、弊社とオープンロジ双方にとってWin-Winな関係を築けるのであれば、これからも積極的に紹介していきたいです。

——貴社から見たオープンロジの強みを教えてください

「配送手段の選択肢が手軽に増やせる」という部分は、オープンロジの強みであると感じています。

オープンロジは物流倉庫の拠点を持っており、小規模でも物流業務がすぐに自動化できるのはもちろんですが、先述したようにいくつかの配送手段を持っており、海外への配送方法としてEMSだけでなく、DHLといったクーリエなど複数の配送業者を選択することが可能です。

今回のコロナ禍においてEMSが止まったことでクーリエ業者の利用は増加しています。また「配送方法が2個以上ある事業者の方が無い事業者と比べて約5%売り上げが高い」といった統計データが取れている調査結果も目にしたことがあります。

仮にEMSで送れない、もしくは船便で3カ月以上かかってしまうとしたら、多少コストをかけても2日で配送できるクーリエを利用した方が商品の回転は早く、理に適っていると言えるでしょう。

このように「配送方法が複数あることで、お客様の用途や配送エリアによって手段を変えられる」というのはセラー側だけでなく、配送手段を増やしたいけど手間はかけたくないバイヤー側にとっても大きなメリットです。

——今後オープンロジに期待されることはありますか?

2つあります。

1つめは「オープンロジが提供しているサービス内容詳細の明示化」です。

お客様にオープンロジを薦める際、実際オープンロジは「何ができて何ができないのか」といった情報が具体的に説明できず、すぐに回答することが難しかったり、できないと思っていたことが実はもう対応可能だったといったこともありました。

オープンロジには機能が豊富でサービス詳細については最新機能の詳細が追いきれない場合があるので、リアルタイムでお客様に新しい情報をお伝えするためにも、すぐに分かるような手段があるといいですね。

2つめは「責任の範囲の明確化」です。

表面的にはこのようなサービスだという内容が分かっていたとしても、実際にサービスを利用していくなかで発生する、消費税還付や返品、CSVの活用や各クーリエ事業者への対応など、各部分において「責任がどこに発生するのか」といった責任の所在は明確にする必要があり、重要視した方が良いと感じています。

仮に、上記において責任の範囲が曖昧ですと、オープンロジの責任が伴わない部分で問題が発生したときでも「オープンロジを利用したせいで問題が起きた」というように、オープンロジ自体ののイメージを損なってしまう可能性が考えられます。

そのような責任問題やイメージダウンを未然に防ぐためにも、責任の範囲を事前にクリアしておくことは重要ではないでしょうか。

オープンロジの導入を検討されている方へ

——貴社として今後挑戦されていきたいことがあればお聞かせください

私たちが携わる海外WEBマーケティング事業自体が結構ニッチな市場であり、日本の商品を海外に販売するという難しいことをやっているため、それ自体が大きな挑戦だと思っています。

私自身としてはグローバルなメンバーを雇用し、このような難しいことに取り組んでいるということ自体がチャレンジングなことなのかもしれません。

現在、YouTubeなどのSNSや書籍を通して「正しい情報を発信してコツコツやっていくことで、しっかり海外WEBマーケティングで売上は伸びる」というのを実績と共に説明していく活動を行っていますが、これからも引き続き継続して取り組んでいきたいと考えています。

——最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします

これから越境ECにチャレンジされる方は、オープンロジを利用し配送の部分に関して不安を少しでも減らすことをおすすめしたいです。

越境EC事業を立ち上げるにあたってマーケティングや関税といった色んなことを覚えていかなければならないなか、配送の部分の部分を含めた物流業務をオープンロジに任せることで不安要素をひとつでも減らせることは、大きなメリットになるはずです。

オープンロジでは小ロットでも商品を取り扱ってくれますし、簡単にセットアップできるので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。

世界へボカン株式会社:https://www.s-bokan.com/

固定費ゼロ・従量課金
登録だけで使い始められます

サービスについてのお問い合わせ、資料のご請求、物流の課題についてのご相談など、
どのようなことでもお気軽にご相談ください。

お問い合わせ