Webtoonで世界中のファンを魅了するソラジマの挑戦
―― はじめにソラジマ様の事業について教えていただけますか?
私たちは、デジタル領域に特化した出版社として、主に「Webtoon」と呼ばれるタテ読み形式のデジタルコミックを制作し、国内外の電子書店様へ配信しています。Webtoon市場は、スマートフォンの普及とコロナ禍をきっかけに急激に成長しており、その中で私たちは数々のヒット作品を生み出してきました。
中でも『傷だらけ聖女より報復をこめて』はアニメ化され、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』は『次に来るマンガ大賞2025』でWEBマンガ部門3位を受賞するなど、多くの読者に愛される作品を世に送り出しています。
―― Webtoonコンテンツの配信が主な事業である貴社において、EC事業はどのような位置づけなのでしょうか?
私たちが所属するIPプロデュース部は、作品の可能性をさらに広げるため、グッズ化やポップアップストアなどのイベント開催、映像化、ライセンス事業などあらゆる挑戦を行っています。ポップアップストアに行けないお客様も作品の世界観をより深く楽しんでいただけるように、気軽にグッズをお求めいただけるEC事業を手掛けています。
EC事業の立ち上げ当初、MD(マーチャンダイジング)担当は私一人だけだったため、手探り状態からのスタートでした。
――えっ、お一人でEC事業を担当されていたのですか!?
はい。ファンの皆様にどのくらい需要があるのか読めなかったため、スモールスタートでEC事業を開始しました。
商品の梱包から伝票の貼り付け、発送まで、すべて私自身の手で行っていたんです。
スモールスタートならではの課題とは
EC事業を立ち上げた当初は、本当にゼロからのスタートでした。グッズの在庫を保管する場所もなく、もちろん物流に関する知識や経験もありません。
まずは自分たちでやってみようと、手探りで最初のグッズ販売に踏み切りました。すると、予想をはるかに上回る数の注文をいただいたんです。
もちろん、ファンの方々が喜んでくださっている証なのでとても嬉しかったのですが、同時に「これは大変なことになったぞ」と(笑)。
――それは嬉しい悲鳴ですね(笑)。発送業務が大変そうです……。
はい。ダンボールを組み立て、商品をプチプチで包み、伝票を印刷して貼り付け、出荷するという全工程をほぼ一人でこなしました。発送業務が終わる頃には、指先がガサガサになってしまいました。
そのとき、EC事業は今後成長するに違いないという手応えを感じながらも「これ以上の規模になったら一人では対応しきれない」と痛感しました。事業として成長させていく未来を描いたとき、このままでは物理的な限界がすぐに来てしまう。それが、外部の物流パートナーを検討し始めたきっかけでした。
「ここしかない」前職の経験が導いたパートナー選定
――物流支援を行う会社は数多くありますが、なぜオープンロジを選んでいただいたのでしょうか?
実は、物流の委託先を探すにあたって複数の会社を比較検討することはあまりしませんでした。というのも、私が前職でオープンロジと協業していた経験があったからです。
そのときの経験からオープンロジが提供するサービスの柔軟性や、小規模から事業を始める事業者にとって非常にフィットする仕組みであることを理解していました。
自社で倉庫を持たずにECを始めシステム連携はスムーズに行いたい、という私たちのニーズに対して、まさに「第一想起」として頭に浮かんだのがオープンロジで、最初からオープンロジを導入するつもりで問い合わせました。
スモールスタートOK、柔軟なAPI連携、そして「期待以上」の倉庫。すべてが導入の決め手に
オープンロジを導入する決め手となったポイントは、大きく3つあります。
1つ目は、私たちの事業フェーズに合った「スモールスタート」が可能だった点です。まだ先を見通しにくい新規事業にとって、固定費を抑えながら始められる従量課金制は非常に魅力的でした。
2つ目は、自社でフルスクラッチ開発したECサイトとの「柔軟なシステム連携」です。APIを通じて注文情報が自動で連携されるため、倉庫にExcelで出荷指示リストを作って送る、といった煩雑な手作業が一切不要になります。この効率化は、少人数で運営する私たちにとって不可欠でした。
そして決定打となったのが「倉庫の品質」です。実際にグッズを保管する予定の倉庫を見学させていただいたのですが、私の期待を上回る最新式の倉庫で、清潔かつ管理体制が徹底されていました。
ファンの方々へお届けする大切な商品を、安心して預けられる環境だと確信できたことは、非常に大きな安心材料になりました。当初、梱包資材のサイズや入庫時のルールなど、かなり細かい質問をさせていただいたのですが、その場で的確かつスムーズに回答いただけたので、大きな不安もなく導入を決定できました。
オープンロジ導入で実感した3つのメリットとは
――オープンロジ導入後に感じたメリットはありますか?
オープンロジさんを導入して感じたメリットは数えきれませんが、特に大きいと感じるのは次の3点です。
1つ目は「コア業務に集中できるようになった」ことです。これまで梱包や発送に費やしていた時間を、私たちの本業である商品企画やプロモーション、ファンの方々とのコミュニケーションに充てられるようになりました。
2つ目は、「在庫管理の効率化」です。システム上でリアルタイムに在庫数を確認できるので、手動で管理をすることがなくなり精神的に非常に楽になりました。
そして3つ目は、「スピーディーな出荷による顧客満足度の向上」です。注文データが自動で取り込まれ、すぐに出荷されるので、お客様をお待たせする時間が格段に短くなりました。「思ったより早く届いて嬉しい」というお声もいただくことがあり、顧客体験の向上にも繋がっていると実感しています。
――その他印象に残ったエピソードなどありましたら教えてください。
特に印象に残っているのは、その出荷スピードの速さですね。注文データがオープンロジに連携されるとほぼ自動的に出荷準備に移行できるのですが、まだ発送してはいけないアイテムがあると私たちが慌てて保留処理をかける、なんてこともたまにあります(笑)。
でも、これは裏を返せば迅速かつ正確に業務を遂行していただいている証拠だと感じています。このスピード感があるからこそ私たちも安心して販売戦略を立てることができますし、お客様に対しても自信をもってお届け日時のご案内ができるのです。
コンテンツの海外展開にも挑戦
――今後の貴社の事業展望について教えていただけますか?
私たちのチームの使命は、沢山の方の情熱がこもった作品を様々な形でお届けし、ファンの皆様に長く愛し続けていただくことです。
その手段としてECは非常に重要ですが、それだけにとどまるつもりはありません。今後は、海外のファンの方々に商品を直接届ける越境ECも実現できたらいいなと思っています。
公式SNSには、海外の方から「私もグッズが欲しい!」というお問い合わせをいただくことも少なくありません。越境ECのハードルは高いですが、挑戦していく価値は十分にあります。
その他、コラボカフェやオンラインくじの開催など、作品の世界から飛び出して楽しめるような企画を、これからもオープンロジと伴走しながら積極的に仕掛けていきたいです。
――最後にこれからEC事業を始めようとしている皆様にひと言お願いします。
これからEC事業を始めようと考えている方や物流業務に課題を感じている方に伝えたいのは「物流はプロに任せるのが一番」だということです。
特にオープンロジさんは、物流の専門知識がない方でも非常に導入しやすいシステムとサポート体制が整っていると感じます。
煩雑で専門性が高い物流業務を信頼できるパートナーに任せることで、事業者本来の強みである商品開発やマーケティングにリソースを集中させることができるので、事業の成長スピードを加速させることができると思います。
私たちもまだ走り出したばかり。これからもオープンロジさんと共に、ファンの方々をあっと驚かせるような新しい挑戦を続けていきたいですね。
クリエイターの世界観と想いを届けるCarry Onの挑戦
―― オープンロジを導入いただいている「かねこ道具店」について教えていただけますか?
「かねこ道具店」はCarry Onに所属する人気クリエイターがプロデュースするECストアで、クリエイターが本気で厳選した食材や調理器具などを扱っています。
もともと「本当に良いものをユーザーの皆さんにおすそ分けしたい」という想いから始まったブランドですが、規模が大きくなってきた今もその想いは変わりません。
さらに「良い商品を生産されている一次産業に従事している方々に対して少しでも経済面で恩返しをしたい」というCarry Onの理念があり、クリエイターご本人にも共感いただき一緒に運営をしています。
―― ユーザーの皆様だけでなく、生産者の方々への社会的な意義も大切にされているのですね。運営体制についても教えていただけますか?
はい。少数精鋭のチームでクリエイターと密に連携を取りながら運営しています。商品の販促やプロモーションは主にクリエイターの紹介動画で展開し、販売はオンライン中心ですが、商品の魅力やブランドの熱量を直接ユーザーの皆さんにお届けするために不定期でポップアップも行っています。
物流の品質を落とさずに効率化をはかるためには…
―― 物流における課題はどのようなものがあったのでしょうか?
「かねこ道具店」の立ち上げ当初、弊社は物流のノウハウが少なかったということもあり、保管や梱包、発送まで運営メンバーによる手作業で行っていました。そのため効率が下がってしまい、人件費などのコスト面で負担が大きくなっていました。また、このような状況を打開すべく物流代行の事業者に物流業務を依頼していたのですが、在庫管理の精度に課題があり、把握していない在庫が後から見つかるなどの問題も発生していました。
「かねこ道具店」の安定的な成長のためには、物流の品質を落とさずにオペレーションを効率化することがポイントでしたので、クリエイターと協議を重ね、新たな物流代行システムを導入することにしました。
システム・サポート・柔軟な対応力が決め手!
―― そのような課題がある中で、オープンロジを選んでいただいた決め手はなんでしょうか?
まず、システムの機能性と使いやすさが挙げられます。特にShopifyとの自動連携は魅力的でした。また、管理画面上でほぼ全て完結できる使いやすさにも惹かれました。
次に、手厚いサポート体制も重要なポイントでした。「かねこ道具店」が取り扱う商品の性質上イレギュラーな対応が多くなる旨、オープンロジの担当の方に相談したのですが、すぐに検討していただき対応可能とOKいただいた点が良かったですね。
また、料金面での柔軟な対応力も決め手となりました。弊社に適した料金をフレキシブルに設定いただいたことが私自身深く印象に残っています。
「安心感」と「積極的な提案」が信頼につながる
―― オープンロジ導入後に印象に残るエピソードがあれば教えてください。
運用面での柔軟性と質の高さは印象に残っています。以前の委託先は流通加工が難しくこちらの要望を断られることがあったのですが、オープンロジは実現の可否を徹底的に検討していただけるので安心感があります。
例えば、レトルトパウチへのシール貼りを入荷の数日前に急きょお願いしたことがあったのですが、その際もきちんと対応いただけました。また、先日在庫の棚卸しを行ったのですが、差異はございませんでした。在庫管理の精度が高いので助かっています。
担当の方から積極的に提案をいただけるのもいいですね。弊社側から『○○のような商材を扱おうと思っているんです』と相談させていただいた際、率先して『このような商材であれば、こんな倉庫でこういった管理ができます』と前のめりに提案いただけました。単に依頼をこなすだけでなく、弊社にとってより良い方法を提案してくれるので、業務改善はもちろん、稟議など社内プロセスの円滑化にも貢献しています。
今では何か困ったときは担当の方にすぐに相談するようにしています。サポート体制が充実しているので、ECストアを利用されているユーザー様だけでなく、弊社に所属する他のクリエイターからも評判です。
クリエイターD2C支援を加速!物流を強みに新たなブランド創出へ
―― 今後の事業展望について教えていただけますか?
「かねこ道具店」での成功を活かし、Carry On所属クリエイターのD2Cブランド立ち上げを推進したいと考えています。物流の品質は商品そのものの品質と並ぶくらい顧客満足度に直結してくる部分なので、オープンロジとの連携で培ったノウハウと体制は強い武器になりそうです。新規ブランド立ち上げの際はまたオープンロジに依頼できればいいなと思っています。
読者へのメッセージ
――最後にオープンロジを検討中の皆様にメッセージをお願いします。
繰り返しになりますが、物流の品質は顧客満足度に直結すると思っています。今使っている倉庫で少しでも不満があればまずはオープンロジに相談して、その悩みが払拭できるかどうか提案を受けてみると良いと思います。数年後の運用コストや人件費の面で非常に楽になると思うので、ぜひ気軽に検討してみてください!
「最高の準備」を届けるMorghtの挑戦:睡眠の質を高めるマットレスへのこだわり
―― ブランドを立ち上げた背景について教えていただけますか?
『NELL』は、代表の土井が様々な事業領域をリサーチ・検討する中で、日本人の睡眠に対する多くの「不」を感じ、それらを解決すべく立ち上げたブランドです。ブランドコンセプトとして、「Sleep for Great Tomorrow(素晴らしい明日を生きるための睡眠を)」を掲げ、圧縮マットレスを中心に、睡眠に関連した商品開発を進めてきました。
ブランド名の『NELL』は、英語の「WELL」と日本語の「寝る」を掛けた造語です。また、ロゴに使用されている「バク(漠)」という動物は悪夢を食べてくれると言われています。ブランド名やロゴ、コンセプトに共通しているのは、消費者の睡眠をより良いものにしたいという願いでして、今後も消費者の睡眠課題の解決に向け、商品開発を進めていきます。
―― 主力商品であるマットレスはどのような特徴でしょうか
NELLのマットレスの最も象徴的な特徴として、高密度のポケットコイルを使用している点があります。結果、体圧をバランスよく分散してくれ、スムーズに寝返りできる構造になっています。また、圧縮梱包を採用しているので、消費者の自宅までの送料を抑えて配送でき、さらに時間指定までできるのも特徴です。最後に、120日間のフリートライアルを提供していますので、実際に寝てみて体に合わない場合は返品可能となっています。
開封の瞬間を特別に:オンライン販売のプロモーション戦略
―― 商品の販促、プロモーション手法にもこだわってらっしゃいますよね?
そうですね。商品の販促やプロモーションにも強いこだわりを持っています。マットレスのような高額商品は購入を検討する期間が長く、じっくり情報を収集されるお客様が多いです。そのため、SNSや口コミサイトでの情報発信は欠かせません。特にインフルエンサーの方々にも協力いただき、実際に使っていただいた感想やリアルな魅力をお伝えすることで、「自分も試してみたい」と思っていただけるよう工夫しています。
また、私たちはなるべく店舗を持たず、ECを中心に商品を販売しています。結果、販管費を抑え、その分を商品のクオリティや価格に還元できる点が大きな強みです。また、オンライン販売の場合、商品が自宅に届いてから開封して使うまでの体験をいかに上質化するかも重要な要素となります。そのため、梱包デザインや同封するメッセージカードなど細部にまで気を配り、ブランドの世界観を消費者に伝えられるようにしています。
総じて、ブランドコンセプトである「Sleep for Great Tomorrow」を消費者に深く理解頂くためには、上記のような商品の梱包に加え、広告や商品、WEBサイトといったあらゆる消費者接点で一貫したメッセージを発信し、世界観を積み上げていくことが重要だと考えています。
物流の進化:成長する事業に対応するための挑戦
―― 事業の成長にあわせて、物流における課題はどのように変化していったのでしょうか?
事業が大きくなるにつれて、物流の課題も変化してきました。最初の頃は、商品をちゃんとお客様に届けることが一番大事でした。立ち上げ直後には出荷作業の中で手作業の工程も多く、どうしてもミスが出てしまうことがあり、いかに効率よく、正確に発送するかが大きな課題でした。
また、120日間フリートライアルによる返品在庫の物流を検討する必要がありました。具体的には、返品したい旨の連絡を消費者から受け、適切な日時に回収するといった静脈物流を整備すべく、回収事業者の選定や廃棄事業者の選定を行い、オペレーションを設計しました。消費者まで送るだけではなく、戻りも考慮して物流を設計するという面では、通常よりも難易度の高い物流プロセスとなっていると感じます。
次に、過剰在庫の問題が出てきました。圧縮マットレスは長期間置いておくと品質が落ちてしまうので、在庫回転日数を適切に保つことが必要になります。また、当初の販売予測に実績が伴わず、過剰在庫となり保管コストが上がってしまったことも悩みでした。結果、需要予測の精度向上と発注サイクルを高頻度化する必要が出てきました。
上記のような課題は、事業規模が成長していく中で次々と出てくるものでして、その都度どうやって物流の効率性や品質を落とさずにオペレーションを構築できるかがポイントでした。
―― そのような課題の変遷がある中で、オープンロジを選んでいただいた決め手はなんでしょうか?
オープンロジさんを選んだ理由は、やはり柔軟性と提案力です。自社が抱えている課題を相談すると、従来のオペレーションに固執せず、柔軟に提案を出してくれるので、とても心強かったです。受発注の自動化や返品物流の構築など、我々の課題に合わせて解決策を一緒に考え、形にしてくれる姿勢が大きな決め手でした。
特に、受発注の自動化においては、システム連携によって出荷業務の自動化を実現できたことが大きかったです。注文データから出荷までをスムーズに連携させることで、業務全体の効率化につながり、スタッフの工数も大幅に削減できました。
さらに、オープンロジさんはマットレスのような大型商品の取り扱い実績が豊富で、取り扱いに手間がかかる大型在庫を効率的に扱うノウハウを既に持っている点にも安心感がありました。独自資材の利用や冊子の封入など、D2C特有の細かなニーズにも対応してくれるので、ブランドの世界観を崩さずに物流面を任せられるのがありがたかったです。
「120日間の返品プログラム」が生み出す信頼とブランド価値
―― 導入後になにか印象に残っているようなエピソードなどあれば教えてください。
繁忙期における柔軟な対応ですね。大型キャンペーンやCM放映後に注文が急増した際、事前に倉庫の人員配置や物流計画を調整してもらえたおかげで、遅延なくお客様に商品を届けることができました。発送の遅延はブランド価値を瞬時に棄損してしまうリスクを伴うため、こうした物流面でのスピーディーかつ柔軟な対応はブランドを継続していく上での重要要素となっています。
―― お客様への満足度を高める観点で他にどのような取り組みをされていますか?
お客様の満足度を高めるために、私たちが特に意識しているのは、商品が届いた瞬間の体験です。マットレスって日常生活に欠かせないものだからこそ、ただの梱包じゃなくて、開けた瞬間に『わぁ、NELLだ!』と感じてもらえるような仕掛けを考えています。
例えば、まくらの梱包には専用のオリジナルカートンを使っています。真っ白で洗練されたデザインに、NELLのロゴやブランドカラーをあしらっているので、届いた瞬間に特別感を感じてもらえるかと思います。SNSでも取り上げていただいていまして、『こんな素敵な箱で届きました』という投稿をしてくださる方も多く、ブランドへの好意度を高めることにもつながっています。
こうした細かな取り組みを実現するには、柔軟な物流体制が欠かせません。たとえば、オリジナル資材の管理や、メッセージカードの同梱といったオペレーションもスムーズに行える仕組みがあるおかげで、商品が完成形でお客様のもとに届いています。こういった細部へのこだわりが、NELLらしい体験を作り出し、ブランドの価値向上にもつながっていると感じています。
物流効率化への挑戦:継続的な改善でコスト削減を実現
―― ここ最近で力を入れている取り組みやテーマがあれば教えてください。
物流に関する取り組みは常に進化していて、直近では継続的なコスト見直しと効率化が大きなテーマになっています。これまでもコスト最適化には力を入れてきましたが、業界的には値上げの方向に向かっており、手をこまねいているとすぐに物流費や資材費が値上げされ、最終的には商品価格を上げざる負えない状況に陥ってしまいます。競争力のある価格で消費者に商品を届けるべく、さらなる改善余地を探り続けています。
たとえば、倉庫の分散配置により、配送リードタイムの短縮と輸送コストの削減を実現しました。東西2拠点を活用して、地域ごとに効率的な配送を行う体制を整えています。これにより、配送スピードを向上させながらも、全体的なコスト削減に成功しています。今後は、商品ごとに倉庫配置を最適化することで、さらに効率的な運用が可能ではないかと考えています。
今後の取り組みとしては、SCM関連業務の更なるシステム化が重要だと考えています。販売、在庫、発注データを同一プラットフォーム内で連携・可視化することで、適正在庫や発注数量の管理が精緻化され、保管コストの更なる削減が期待できます。
こうした取り組みを継続することで、物流業務の効率化だけでなく、ブランド全体の競争力をさらに高めていきたいと思っています。物流は単なるコストセンターではなく、事業を支える重要な要素であり、私たちのブランド価値を向上させる大きな武器だと考えています。
「最高の睡眠体験」を目指して進化を続けるブランド
―― 今後の事業展望について教えていただけますか?
私たちのブランド『NELL』は、睡眠を軸とした訴求をさらに深化させたいと考えています。これまで圧縮マットレスを中心に展開してきましたが、今後は消費者の睡眠環境全体をトータルでサポートするブランドを目指し、寝具に留まらない商品展開を考えていきたいです。
これらを実現するためには、物流体制のさらなる強化も欠かせません。今後も柔軟で効率的な物流網を構築し、ブランド価値を高めながらお客様に商品を届けることに注力します。商品サイズに関わらず、安定した配送ができる体制を整えることが重要です。
最終的には、NELLが「最高の睡眠体験を提供するブランド」として、国内外で信頼される存在になることを目指しています。そのために、商品・サービス全般で妥協せず、常に進化を続けていく必要があり、中でも物流は非常に大きな役割を占めていると考えています。
読者へのメッセージ
―― 最後にオープンロジを検討中の読者に一言メッセージをお願いします。
D2C企業における物流は、ブランドの体験価値において非常な大きな役割を担っています。製品がただ届けばそれでいいというものではなく、お客様の手元に届くその瞬間までが、私たちのブランドの一部であり、価値を届ける大切なプロセスです。そのため、私たちはパートナーとなる物流会社に、ただの業務委託先ではなく、事業の一端を担う存在としての期待を抱いています。
オープンロジさんは、私たちのそんな想いをしっかり受け止めてくれるパートナーです。細かい要望にも柔軟に対応していただき、ブランド体験を高めるための物流を一緒に作り上げてくれました。オープンロジさんなら、きっと皆さんのビジネスにも新たな価値を生み出す提案をしてくれると思います。ぜひ一度相談してみてください!
ikawという名の物語、言葉と美容が織りなす唯一無二の世界観
―― ブランドを立ち上げた背景について教えていただけますか?
ikawという名前は、フィリピン語で『あなた』という意味を持っています。元々、言葉を表現する仕事をしていたんですが、美容と言葉というものをすごく大切にしていて、言葉というものを美容として触れることができるような、そんなブランドを作りたいと思ったんです。周りの方々に助けられながら、最初はオイル一本からスタートしましたが、今はラインナップも増えて、スキンケアだけでなく、様々な表現を通して、ブランドの世界観を伝えています。ただスキンケアブランドを作るというよりも、写真だったり、映像だったり、音楽だったり、感覚だったり、色んな面からそのスキンケアのプロダクトの可能性を引き出したいっていう思いがあります。外から見るとスキンケアブランドではありますが、製品も表現の一つとして会社を運営しております。
もちろん表現したいという想いだけではなく、プロダクトとしての質感、付け心地だったりと、製品に対するクオリティーにもこだわっておりikawにしかだせない仕上がりというものは特に大切にしております。
少数精鋭、情熱とチームワークでブランドを育む
―― 現在のikaw様の運営体制について教えていただけますか?
最初は私一人で始めたんですが、今は4人で運営しています。物流業務やEC運営業務は、外部のパートナーさんにも支援いただいておりますが、チームとして、ブランドの世界観を共有し、柔軟に対応しています。無理に大きくする必要はないと思っているのですが、ikawをもっと体験してほしいとか、もっと多くの人に触れてもらえるきっかけを作りたいという思いがあり、自然と事業も拡大しているのだと思います。
―― 今後もスキンケアを中心にしながら商品ラインナップも拡大していくのでしょうか?
お客様にとって「ikawといえばオイル」というイメージを確立することを目指しています。オイルをブランドの象徴として、その魅力を最大限に引き出し、お客様の心に深く刻みたいと考えています。その上で、オイルを基軸とした、新たな製品開発にも積極的に取り組んでいる最中です。現在、ヘアケアやボディケア用のアイテムなどの構想が進んでおり、これらの製品を通じて、お客様のニーズに応え、より豊かな体験を提供していきたいと考えているところです。
一般的に、多くのブランドは大手企業の支援を受け、初期から大規模な展開を行うケースが見られると思います。ですが、ikawはあえてその道を選ぶことはしませんでした。なぜなら、ブランドの世界観を大切にし、自分たちのペースで着実に歩みを進めるためです。先日発売された洗顔料をもって、当初想定していたスキンケアラインナップを取り揃えることができました。これは、ikawにとって一つの大きな節目であり、ここから新たなフェーズとして卸売の開始や、更なる販路拡大など、新たな挑戦を始めていきたいと思ってます。
SNSを軸に、共感を呼ぶブランドコミュニケーション
―― SNSでの発信を拝見していると、コンセプトに共感しているファンの方が非常に多い印象を受けます。SNSでの活動はどのようにされていますか?
SNSを通じて、お客様とコミュニケーションを取ることを大切にしており、ただ商品を売るだけでなく、ブランドのビジョンや、お客様に言葉を届けることを意識しています。商品開発においても、SNSでのご意見やご要望を参考にする事も多く、ikawの成長を支えてくださるお客様との距離が近いからこそ良い関係性を築けているのだと思っています。
アナログ作業と梱包品質のばらつき、物流が抱える限界
―― 事業拡大にあわせて、当初はどのように物流業務を行なっていましたか?
最初は、知人の紹介で物流倉庫と直接契約をしていました。本当にアナログな会社さんだったので、発注業務も手作業で行っていました。SKUが1つだけだったので、まだ何とか回せていたのですが、商品が増えるにつれて、倉庫さんとのやり取りも大変になってきました。
柔軟な対応を求めて、委託先の見直しを決断
―― オープンロジ導入前に、他の物流倉庫も検討されたのですか?
そうですね。導入の前は別の倉庫会社さんと契約していました。そこは、システムはあったのですが、柔軟性に欠けていて、こちらからの要望に対して細かい対応をしていただくのは難しい状況でした。梱包品質もどうしてもばらつきがあり、購入いただいたお客様から梱包についてのお問い合わせが発生することも度々あるという状況でした。また、海外のお客様からご注文のご要望を頂くようになりましたが、当時の倉庫会社さんでは対応が難しいなと感じていました。そこで、柔軟に対応してくれる、物流会社さんを探していたところ、オープンロジさんに出会いました。
決め手は、顧客体験を重視する姿勢と柔軟な対応力
―― 数ある物流会社の中で、オープンロジを選んでいただいた決め手は何でしたか?
ikawは、商品をただ送るだけでなく、お客様に感動を届けたいと思っています。季節ごとのノベルティや、メッセージカードなど、細やかな施策も大切にしています。なので、お客様が満足していただけるアイデアは常に考えているのですが、それをすぐ実現したいとなった際に、オープンロジさんは私たちの要望をきちんと聞いてくれて、アイデアを形にするところまでサポートいただけるのが本当にありがたいと感じています。物流業務を自動化させるシステム提供だけではなく、御社の担当者が付いてくださっているので、何かあったらすぐに相談できますし、コミュニケーションがスムーズなところも、すごくいいなと思っています。
周年イベントでの感動、柔軟な対応が生んだ成功体験
―― オープンロジ導入後、課題であった顧客満足にむけた取り組みはどのように変化したのでしょうか?
ikawにとって、毎年10月に行う周年イベントは本当に大切なイベントです。それにあわせて発送件数も多くなるため、オープンロジさんに委託する前は倉庫がキャパオーバーとなってしまい、配送遅延でお客様にご迷惑をおかけすることが多々発生していました。オープンロジさんにお願いしてからは、事前に倉庫の増員を手配いただいたり、充分足りるようなら人員を減らすなどの対策をとっていただくことで、遅延も発生せずにお客様の元にスムーズに商品が届くようになりました。
お客様からも本当に多くの声を頂くのですが、その中でも『すぐに届いた』というお声がとても多く、お待たせしすぎて少し気持ちが下がった状態ではなく、購入後のワクワク感を感じた状態、気持ちが高まっている中で商品を届けられるというのは、私たちも想定していた以上に、お客様が満足してくださっているのだと強く感じています。
イベントに限らずですが、以前契約していた倉庫さんでは土曜日発送に対応いただけなかったので、土曜発送や時間指定での発送にも対応して頂けるようになり、お客様からは『昨日注文したのに今日届いた』という驚きのお声もたくさんいただけて大変嬉しく思っています。
ブランドの想いを届けるための二人三脚の取り組み
―― 商品が届いたときの体験をとても重視されていると思いますが、その観点で物流面で工夫されている点があれば教えてください。
以前の委託先では、梱包マニュアルをお渡ししていたのですが、イレギュラーなケースに対応できず、どうしても倉庫さん独自の梱包になってしまうことがありました。また、梱包方法のレクチャーはしたものの、どうしても品質にばらつきが生じてしまっていたため、お客様からのクレームも少なくありませんでした。 オープンロジさんは、私たちの梱包に対する想いを理解してくれ、いつも丁寧に作業してくれています。なにかイレギュラーなケースが発生した場合でも柔軟に対応してくれますし、何かあれば必ず弊社に確認をしながら進めて下さるので、常に一定の品質を保てています。
また、お客様から梱包資材などを環境への配慮から少なくしてほしいという声を頂くことがあります。そのようなニーズに対しても、商品をしっかり守りながら、見た目や箱を開けたときのクオリティも大切にして、新しい梱包資材や方法を提案してくれたりする部分は本当に助かっています。 商品が届いたときの体験を大切にしたいですし、ikawとしてのブランディングにもつながっていく部分なので、とてもありがたいと感じています。
―― 販売チャネルの変化や海外への展開について物流面で気をつけている点などありますか?
現在、少ない件数ではありますが、海外のお客様への発送も少しずつはじめています。これについては、以前はできなかったことが出来るようになっただけでも、大きな進歩だと思っていますが、今後、海外発送を拡大していく中で、新たな課題が出てくるかもしれませんので、常に状況を把握し、柔軟に対応できる体制を整えておきたいと思っています。 また、ポップアップイベントなど、実店舗での販売も期間限定で行っています。卸売やポップアップイベントは、頻繁に行うものではないので、依頼をするタイミングがギリギリになってしまったり、どうしてもイレギュラーな対応が必要になる為、まずはそういうイベントが発生した場合にも、スムーズに対応できる体制をオープンロジさんと一緒に整えておきたいと思っています。
さらなる高みへ、ikawのブランド認知拡大への挑戦
―― 今後のikaw様の展望について教えていただけますか?
次の段階としては、販路も拡大しつつikawというブランドの認知を大きく広げていきたいと思っています。ゆくゆくは、実際に足を運んでいただけるような実店舗も作りたいという構想もあります。ただ、オンラインで全国のお客様に商品をお届けするという軸は変わらず、これまでのように購入いただいたお客様の満足度、ワクワク感を高めるために、細かなノベルティや季節の色を取り入れたような施策については、今後も力を入れていきたいと思っています。
同じ想いを持つ企業へ、オープンロジが実現する物流の可能性
―― 最後に、オープンロジの導入を検討している企業様へ、メッセージをお願いします。
物流パートナーを選ぶ際、自社のブランドイメージや世界観を共有できるかがとても重要だと思います。オープンロジさんは、私たちの『やりたい』を一緒に考えてくれ、様々な提案をしてくれます。課題や目標を素直に伝え、相談ベースで共有することで、きっと、自社の可能性を広げるヒントが見つかるはずです。
オープンロジさんの魅力は、システムがしっかりしているだけでなく、人と人との繋がりを大切にしている点です。システムチックな部分と、人と人との手触り感のあるやり取りのバランスがとても良く、両側面から安心感を得られます。困ったことがあれば、すぐに相談できますし、親身に対応してくれます。そのような安心感が、私たちにとって非常に心強いです。
―― この度は誠にありがとうございました!
ゲームでユーザーを幸せにする会社でありたい
貴社についてご紹介をお願いします
弊社は、「ゲームでユーザーを幸せにする」という理念を掲げ、2012年、鹿児島に設立しました。オリジナルタイトルのスマホアプリ・ゲームを開発しております。また2018年から2023年にかけて、ゲームのイベントやコラボショップなども展開しています。弊社のゲームのユーザー層は日本だけではなく海外にも広がっていて、世界中でプレイされています。
現在は、ゲーム制作運営と自社タイトルのキャラクターグッズの販売を行っております。
ECサイトの運営・企画進行チームは何名くらいで行ってらっしゃるのでしょうか?
現在、グッズ販売チームは3人で、専属で担当しているのは私のみとなっております。ECサイトの運営だけではなく、商品の企画や、販促業務としてX(旧:Twitter)の運用も少数精鋭で行っております。
貴社が行われている販促施策をお聞かせください
主にXで告知を行っています。Xのフォロワー数は、ゲームのアカウントが約23万人、グッズアカウントが約5.8万人にまで成長している状態です。Xのフォロワー様はゲームのファンがメインで、ゲームを好きなった流れでグッズにも興味を持っていただく方が多いという印象です。一番反響が大きいのはXなので、定期的に投稿をしてフォロワー様の興味が薄れないよう工夫しながらアカウント運営を行っております。
また、LINEや公式ホームページ、アプリ内でも告知を行うことがございます。
倉庫のキャパシティ問題と人的リソース不足を解消して、販路を拡大したい
オープンロジ導入前は、物流をするにあたってどのような課題がありましたか?
オープンロジ導入前は、モールを使ってグッズ販売を行い、物流も同じモール直下の倉庫を利用していました。そのような状況下で、弊社には以下3つの課題がありました。
1つ目は「販売機会の損失」です。事業が成長し、物量や出庫件数が増加してくると、事前の物量の見込みに対して実際の注文件数が常に上回っている状況が続くようになりました。ただ、モール倉庫ではキャパシティが限られており、保管点数の上限の制限があったため、希望する数量を保管できないことがありました。
当時の倉庫を利用していくとなると、倉庫側で定められたルールに従うしかありません。しかし、このままだと販売機会の損失につながると強く感じたため、モールから切り替えて自社サイトを立ち上げることにしました。
2つ目は、人的リソースについてです。上記の状況から、エンドユーザー様への配送に時間がかかってしまい、それに伴ったカスタマー対応に追われることになりました。少数精鋭で事業を回していることもあり、コア業務との両立を考えると人的リソースが不足している状況でした。
3つ目は、販路拡大、売上向上のための施策についてです。モール直下の倉庫は制限が多かったため、越境販売へのチャレンジや取り扱う商材のレパートリーを増やすことへのハードルが高いという状況にありました。事業を成長させていくという観点で考えると、制限の少ない倉庫を利用して新しいことに挑戦しやすい環境を整えたいと思いました。
数あるサービスのなかから、オープンロジを選んでくださった理由をお聞かせください
物流業務の課題について相談した際、倉庫と事前に相談したうえで柔軟に対応していただけるオープンロジのビジネスモデルに魅力を感じました。
例えば、1プロジェクトの出庫上限がないため、プロジェクトの展開を増やすうえでの支障がなく、事業拡大における物流面での不安を解消できるところが嬉しいポイントです。また、全国73拠点の倉庫と連携しているため、1拠点で耐えられないほどの数量まで成長した際に、拠点分散や更に大きな倉庫へ移管できる点も、急激な成長による大量入出庫の頻度が高い弊社にとっては、とてもありがたいです。
そして、他社倉庫と比較してエンタメ系の事例が豊富で、専門性の高い知識があることも安心感につながりました。オープンロジは物流や倉庫面だけでなく、どのような販売カートを利用すればよいかといったところまで踏み込んでアドバイスをしてくださるので、ありがたい存在です。
※オープンロジ提案書(イメージ)
オープンロジ導入で物流の課題が解決され、商品のラインナップも増やせるように
移転に際して、お困りごとはございませんでしたか?
初めての移管だったので少し不安な気持ちもありましたが、オンボーディング担当の方に調整していただいたことで、思った以上にスムーズに移転できました。
商品の数量が多かったので少しずつ移管したり、新商品からオープンロジの倉庫を利用していくオペレーションを組んだりと、工夫しながら進めていけたため、大きな問題なく切り替えができたと思います。
移管時に弊社のミスで在庫連携ができておらず、在庫が足りなくなってしまって販売できなくなるといった事態になったことがありました。どうしたらいいか分からず困っていたのですが、オンボーディング担当の方に素早く対応していただき、大事に至らずに済みました。その時、原因追及から対策までアドバイスをいただけたので、とてもありがたかったです。
何か問題が起きた時や分からないことがあって悩んでいる時に、相談にのってくださったり、いち早く対応してくださる担当者の方についていただけるのは、大きな安心感につながります。
実際にオープンロジを導入・利用されて感じたメリットをお聞かせください
メリットは3つあります。
1つ目は、少数精鋭でも事業を回せる体制になったことです。専属で物流業務を担当しているのは私1人なのですが、配送件数が数千件あっても問題なくこなせています。現在は在庫の管理や配送先の不備対応、カスタマー対応のすべてを4時間ほどで行っています。基本的に午前中のうちにこれらの業務を完了できるので、以前よりもゆとりができた分、コア業務に注力できるようになりました。
何かイレギュラーなことがあった場合はアラートでお知らせしてくれるので、そのタイミングで対応しています。アラートが鳴った時に管理画面を確認すればいいので、負担が軽減されています。
2つ目は、配送が早くなったことです。以前利用していた倉庫と比べてリードタイムが短いうえ、検品作業や梱包が丁寧でとても助かっています。
ファングッズはコレクション性の高い商材のため、少しの傷や汚れがあるだけでもクレームにつながり問い合わせ対応に追われることがあります。その点、オープンロジは検品の時にかなり細かい部分まで見てくださるのでありがたいです。
また、万が一クレームが起きた場合でもオープンロジに相談することで、今後同じようなことが起こらないようにするための施策を考えられます。例えば、ブロマイドは折れてしまうことを考慮し厚紙と梱包を合わせたり、アクリルスタンドは傷がつきやすいため、直接バーコードシールを貼らないようにして通常よりも多めに梱包材を入れたりといった対策を提案してくださります。こういったファングッズ特有の不安を解決してくれるところも、エンタメ系の事例を多く扱っているオープンロジならではのよさだと感じています。
3つ目は、付帯作業に柔軟に対応していただけるところです。特に、商品のランダム化※1に対応していただけた点が嬉しかったです。
※1 商品のランダム化:グッズや特典など、どのキャラクターが入っているかが分からない状態で販売する施策。グッズECにおいてはよく行われる販売手法の一つ。
弊社は以前からランダム商品を販売したいと思っていたのですが、ランダム化に対応していないOEM先がほとんどだったため、商品化できずにいました。オープンロジはランダム化にも対応していただけるため、導入によってランダム商品を販売できるようになりました。
販売を始めたばかりの頃はユーザー様から「商品が混ざっていない」「レアカードの排出率が合っていない」「推しが出てこない」といったご意見をいただくことがよくありました。担当者の方とも話し合いをさせていただき改善を重ねたので、現在は問い合わせ件数が大幅に減少しました。
また、弊社はセット商品の販売もしているのですが、オープンロジは複数の製造所から納品された商品を出庫時にまとめてパッケージングしてくださるので助かっています。セット販売も、導入前は行っていませんでした。オープンロジは付帯作業の幅が広いので、さまざまな商品の形態に対応してくださります。オープンロジを導入したことで、以前までは難しかったランダム商品やセット販売ができるようになり、商品のラインナップを増やすことができました。
オープンロジを利用されるなかで特に印象に残っているエピソードはありますか?
受注生産の商品を販売していた時のエピソードが印象に残っています。納品完了後、その商品の発送時期を弊社の方で予想して発表したのですが、実際には出庫件数などがネックとなって難しいことが判明しました。このままではお知らせした期間内に商品をお届けできなくなってしまうと思い、オープンロジの担当者の方に相談させていただきました。担当者の方がすぐに諸々の調整をしてくださり、当初のスケジュール通りに出庫ができました。
結果として、クレームもなく出庫が完了したので、とても助かりました。
オープンロジのサポートで越境EC進出を目指す
今後、挑戦していきたいことはありますか?
より多くの方に商品を手に取ってほしいので、越境ECにも挑戦していきたいです。実際、海外のユーザー様からご注文いただいたり、「もう少し、海外からでも購入しやすくしてほしい」というご意見をいただいたりしているので、越境ECのニーズが高まっていると感じています。
現在はまだ越境ECをやっておらず、海外の方には個人的に転送サービスを利用していただくという形です。オープンロジを利用すれば、すぐに海外配送が可能になるとのことなので、EC側も海外の方が購入できるように準備を進めていきたいと思っています。
最後に、オープンロジの検討をされているお客様へメッセージをお願いします
発送が早く、検品作業が丁寧であること、そして担当者がついて柔軟に対応していただけることに、とてもメリットを感じております。疑問点などをすぐに解決してくれるので、ECサイトを初めて作るという方にもお勧めできるサービスだと思います。
さらに、オープンロジは多言語・海外通貨の決済に対応したShopifyを取り扱っているため、越境ECを検討している事業者の良きパートナーになると感じます。弊社のように倉庫の拡大や移動を検討しているEC事業者にとっても、柔軟に対応いただけるオープンロジの導入は間違いのない選択になると思います。
※記事内の画像はイメージです。
【おすすめ資料】
アニメ、キャラクター、VTuber、YouTuber、アーティストなどグッズのEC販売の物流施策について解説しています。合わせてご覧くださいませ。
EC事業を展開する大きな決め手になったのは「ぱずりべ!」の大ヒット
貴社のEC事業についてご紹介をお願いします
弊社は、アニメ化や映画化を果たした人気作品「東京リベンジャーズ」のスマホゲーム「東京リベンジャーズ ぱずりべ!全国制覇への道」を運営するほか、モバイル・インターネットを利用した各種情報提供サービスの企画・制作等を行っています。「おもしろいヒトと、おもしろいコトを仕掛ける」といった考え方を軸に、枠にとらわれない事業展開を目指して邁進しています。
その中でも、弊社はIPコンテンツのゲーム開発が得意で、出版社さんとの取引も多く、これまで集英社様の「約束のネバーランド」や「PUI PUI PUIモルカー」「すみっコぐらし」などのゲームを開発してきました。
そして今回は、講談社様と共同で世界累計発行部数7000万部突破の大人気マンガ「東京リベンジャーズ」のゲームを開発する流れになり、ぱずりべ!が生まれました。
ゲームの開発に伴い、ぱずりべ!のイラストをグッズ化してオンラインで販売したことが、EC事業の始まりです。元々、社内では事業の一つにグッズ販売の展開を検討していました。ぱずりべ!のイラストを使用したグッズの制作は弊社でしか行えません。大きな武器を手に入れたこの機会に、東京リベンジャーズ以外のアニメや漫画、ゲームなどさまざまな作品のグッズを取り扱うECサイト「GOODROIDStore(グッドロイドストア)」を立ち上げました。
現在、EC事業はどれくらいの規模なのでしょうか?
現在、ぱずりべ!のXのフォロワー数は19万人を超え、スマホゲームのなかでは多くのフォロワーを獲得できております。
ECサイトの利用者数は大体Xのフォロワー数と比例しており、多くの方にグッズを購入していただいています。東京リベンジャーズを扱っているためファン層が強いこともあり、事業は右肩上がりに成長中です。
事業運営や商品の企画などは何名くらいで行ってらっしゃるのでしょうか?
現在、グッズ販売を行っているチームは3人で、事業責任者・プランナー・デザイナーに分かれてECサイトを運営しています。ゲームの開発は数十人単位で行っていますが、グッズ事業部はかなりの少数精鋭で業務を回している状態です。
GOODROID様が行われている販促施策や、購入者様の特徴をお聞かせください
ゲーム内やSNSでの告知をメインに行っています。また、ストアを開設したばかりの頃は認知拡大のために、東京リベンジャーズの公式TikTokでグッズの紹介をしてもらっていました。
購買者層は20代〜30代の女性が中心で、ゲームのユーザーやSNSのフォロワーがほとんどです。新規とリピーターで比べると、最近はリピーターの比率が高くなっています。
グッズ販売を始めて分かったことですが、キャラクターの誕生日を記念したバースデーグッズが販売されるタイミングは、新規購入者様が増える傾向にあります。社内でも印象的な出来事で、バースデーグッズを制作しなければ得られなかった経験だと感じています。
オープンロジの導入前は、EC販売にあたりどのような課題がありましたか?
2点課題を感じておりました。
1点目は人的リソースについてです。グッズ販売をする上で、版元様へ企画提出や監修依頼を行ったりグッズの制作会社様へデザインの依頼やサンプルの作成依頼などのやり取りが多く発生します。少数精鋭ながら5案件ほど同時に進めていているため、あまり物流にかけられるリソースがない状態でした。
2点目はシステム連携についてです。
以前別のECサイトを運営していた際にECと倉庫の連携機能がなく、受注データをCSVとメールを使って倉庫へ共有したり、在庫をExcelで管理したりとアナログな運用が大変でした。
手動での作業が発生することで倉庫側とミスコミュニケーションの原因になっていたり対応工数もおのずと増える状況になってしまいます。そのためECサイト受注連携や在庫連携ができるAPI連携の利用はマスト条件でした。
数あるサービスのなかから、オープンロジを選んでくださった理由をお聞かせください
理由は2点あります。
1点目は安心感です。
オープンロジさんはエンタメ系の事例を豊富に扱っているため、グッズ事業を始める立場からすると、安心感がありました。
物流やグッズ販売の知識が少ないなかでEC事業を始めたため、最初不安がありました。しかし、打ち合わせを進めている段階で、弊社以外にも同じようなグッズ販売の物流を豊富に扱っていることを教えていただきました。商品の保管方法や、商品にあわせた梱包方法などにも熟知しており、これからグッズ事業をはじめる立場からすると、安心して任せられるなと強く感じました。
2つ目は導入までのスピード感です。
グッズ販売をしようと企画が始まってから実施に至るまで約2ヶ月とかなりタイトなスケジュールで進めておりました。そんな中でも、他社さんの事例を含めて運用構築のアドバイスをいただけたので、最適なオペレーションを組んでEC事業をスタートできました。
※オープンロジ提案書(イメージ)
導入から運用まで丁寧なサポートで安心してお任せできる
導入時に感じたことをお聞かせください
初回商談から契約、そして利用開始までの流れがとてもスムーズだったことが印象に残っています。
EC事業を始めるうえで、取り扱うグッズの種類や、販売件数、毎月の入出庫数でどの規模の倉庫を利用するかなど考えなければならないことがたくさんありました。しかし、当時の営業担当者さんが導入まで手厚くサポートしてくれたので、とても順調に導入が進みました。
加えて、弊社がアニメ・コミック・ゲーム関連商品の販売チェーン店さんと取引をする際も、納品方法をどうしたらよいのか的確なアドバイスをいただけたのも心強かったです。
また、利用開始時には導入をサポートするオンボーディング担当者の支援があり、不明点があればすぐに解決できる体制になっていました。利用機能の変更や、Shopify連携などのシステム操作に関する動画マニュアルが豊富にあり、またFAQも充実しているので、かなりスムーズに導入から運用まで行えています。Shopifyとの連携がうまくできるか不安でしたが、トラブルなくできたので本当に助かりました。
実際にオープンロジを導入・利用されて感じたメリットをお聞かせください
まず、管理画面がとても使いやすく便利です。物流の知識がなくても、UIなどが非常に分かりやすくまとまっているので、現状困ったことはありません。
そして、状況に応じて選べる様々な付帯作業のオプションがある点も大きなメリットに感じています。例えば、初めは商品単位でプチプチ巻きをしていましたが、コストの観点から注文単位でのプチプチ巻きに変更しました。その際、ボタン1つで変更ができたので、とても切り替えがスムーズでした。日々の運用やバランスを見ながら簡単に倉庫へ委託したい作業を変更できるので、カスタマイズしやすい柔軟性のあるシステムだと思います。
ファングッズの購入者様は、一般商品と比べて1度に大量にご購入いただく方の割合が高いといった特徴があるので、梱包方法には細心の注意が必要です。1度に数十点の商品を購入された場合、梱包して配送する際に商品が擦れて傷ついてしまう可能性があり、クレームや信用問題につながってしまうケースがあります。そのため、商品と会社両方のイメージを守るためにも梱包方法は重要と考え、常に試行錯誤していく予定です。
そういった意味で、梱包方法をすぐに変えられるのは弊社にとって嬉しいポイントです。丁寧な梱包により安全な状態で商品が届くことは、お客様の満足度につながります。このようにお客様の気持ちに寄り添ったサービスを提供できる点もオープンロジを導入するメリットだと感じています。
越境ECの充実や、高単価商品でさらに成長していきたい
今後、挑戦していきたいことはありますか?
今後は越境ECにも力を入れていきたいです。
東京リベンジャーズのファンは日本にとどまらず、海外にも多くいます。その影響から、ぱずりべ!も海外にまでファン層が広がっています。特に、ヨーロッパやアメリカなど、漫画やアニメなどの文化が浸透している地域での人気が高いです。そのような背景から、グッズ販売を海外に展開することで売上につながるのではないかと考えました。
国内と違い、海外のお客様ならではのニーズの把握をする必要があります。また、送料が高かったり関税の手続きが煩雑だったりと大変な面もありますが、配送キャリアを使い分けて日々試行錯誤しています。
越境ECは弊社でも初の試みですが、海外の方が市場が大きいので「まずはやってみる」の精神で色々挑戦し、知見を貯めていければと思っています。そして、ほかのライセンスをもらい海外への事業展開を広げていきたいです。
今後のオープンロジへの期待はありますか?
EC側の機能は現状の機能で十分に使いこなせています。予約注文や在庫売りなどはShopify内で完結できているので、とても快適に利用しています。物流側の機能は、現状完璧です。このままShopify×オープンロジで運用を継続していきます。
最後に、オープンロジの検討をされているお客様へメッセージをお願いします
オープンロジさんはグッズ販売事業者の取り扱い実績が豊富で、多くのノウハウを持っているため、さまざまな面で手厚いサポートを提供してくれます。マニュアルやFAQも充実している点も、初めて物流サービスを利用してグッズ販売を行う方でも安心して運用できます。困ったことがあってメールで問い合わせた際にも、丁寧な回答をいただき、そのホスピタリティ溢れる対応にいつも感謝しています。
また、Shopifyとの連携にも非常に満足しています。サポートの充実度やホスピタリティの観点から、グッズ販売を始める際は「Shopify×オープンロジ」を基準に考えれば失敗することはないと思います。
株式会社GOODROID:https://goodroid.co.jp/
運営サービス GOODROIDストア:https://store.goodroid.co.jp/
【おすすめ資料】
アニメ、キャラクター、VTuber、YouTuber、アーティストなどグッズのEC販売の物流施策について解説しています。合わせてご覧くださいませ。
ファンに動画以外の場所でも接点を持ってもらいたい
貴社のEC事業についてご紹介をお願いします
弊社は、クイズ王伊沢拓司が率いる知識集団「QuizKnock(クイズノック)」を運営し、「楽しいから始まる学び」をコンセプトとしてWebメディアの運営や動画コンテンツの制作・配信を行っております。
QuizKnockのYouTubeチャンネル登録者数は219万人ですが、以前より動画以外でもファンの方々と接点を持ちたいと考えていました。メディア事業とは異なるEC販売といった新たな事業に挑戦することで、会社として更なる成長をしていきたいという想いもありました。そこで、2023年2月にアパレルや雑貨を販売する「QurioStore(キュリオストア)」の展開を決めました。
QurioStoreで販売しているQurioSブランドの商品は、QuizKnockのスーパープレーに憧れや関心を持っているファンをはじめ、学びに関心が高いお客様に、QuizKnockメンバーと同じように、新たな知識やアカデミックなモチーフを楽しんでもらえるようなデザインになっています。
現在取り扱っている商品はアパレルや雑貨、クイズの問題集など40種類ほどです。グッズのバリエーションを増やして、遊びと学びを繋げるbatonの活動を広げていきたいと考えています。
現在、EC事業はどれくらいの規模なのでしょうか?
現在、ECサイトのユニーク利用者数は1万人を超えました。普段使いしやすいデザインのQurioSブランドの商品や、QuizKnockのイベントグッズが特に購入されています。
ECサイトのSNSフォロワー数はインスタグラムが2.5万人、X(旧:Twitter)が1.2万人の計3.7万人以上にまで成長しております。
ECサイトの運営・企画進行チームは何名体制ですか?
現在、ECサイト運営・企画進行チームは、社員・準社員合わせて3人です。注文確認などの運用担当者・マネジメント及び商品企画担当者・管理者に分かれて、ECサイトの運営をしています。3人でEC事業を回す必要があるため、リソースが限られています。グッズを購入したファンの方々に喜んでいただくために、少数精鋭かつ限られたリソースで受注から出荷までの工数を効率化する工夫も重要だと考えています。
商品企画についてはアイデア出し担当や監修担当をその都度社内でアサインしています。QuizKnockメンバーもbatonの一社員として企画に参画し、商品開発を行っております。QuizKnockに対して憧れや関心を持っているファンの方々と、QurioSのアイテムを通して、一緒に学びを面白がれる状態を目指して商品開発を行っています。そして商品ページにはQuizKnockメンバーからの遊び心に富んだ商品説明や企画の意図などを掲載して訴求を図っています。
さまざまな商品を販売されているなかで、特に人気の商品はありますか?
人気なのは2023年6月に販売を開始した「“Same?” Tシャツ」という商品です。こちらのTシャツは騙し絵で有名な「アヒルウサギ」を用いて、1種類の図形でアヒルとウサギが挨拶をしているように見えるデザインにしました。アヒルウサギは、哲学や心理学の分野でよく取り上げられる多義図形で、見る人や見る角度によって異なった見え方をします。つい人に見せたくなるデザインで、新規の方にも受け入れてもらいやすい商品です。
他に好評だった商品の一つに「“深淵” ポーチ」があります。こちらはニーチェの著書『善悪の彼岸』に登場する「深淵」をモチーフにしています。ポーチの中に目の刺繍を施し、有名な一節である、「おまえが長く深淵を覗くならば、深淵もまた等しくおまえを見返すのだ」をドイツ語でプリントしています。ポーチ自体を深淵に見立て、「覗き返してくるポーチ」とし、お客様に楽しんでいただいております。こちらの商品は、六本木にある本屋「文喫」様でポップアップをさせていただいた時に一番人気の商品でした。
QurioS商品やQuizKnockグッズを作るにあたり、さまざまな企業とやり取りをすると思います。OEM先の選定はどのように行っているのでしょうか?
OEM先の選定する際は「商品を手に取るお客様のことを第一に考えて、一緒に動ける企業様か」という点にこだわっています。
現在、OEM先の企業は1社に絞っておらず、アパレル系や雑貨系などの商品ジャンルや販売方法によってお取引を分けています。
baton様が行われている販促施策をお聞かせください
Xでの告知をメインに行っております。商品を購入されるお客様は、Xからの流入が一番多い状態です。
あとは、流入目的ではなく拡散目的で、YouTubeのサブチャンネルに商品開発に関する動画を投稿しております。
また、QuizKnockの公式LINEも活用しています。こちらはQuizKnockのファンに向けて、動画やウェブ記事、イベントやメディア出演情報などをお知らせする媒体で、新商品の情報をお送りすると商品ページをチェックしてくださる方が多いです。
(引用元:QuizKnock会議中【サブチャンネル】: https://youtu.be/R0jd50iSYIo?feature=shared)
人的リソース不足と保管キャパシティの問題を解決して、事業を広げたい
オープンロジ導入前は、物流をするにあたってどのような課題がありましたか?
2点課題を感じておりました。
1点目は人的リソースについてです。ECサイト運営・企画進行チームは3人のみで運営しているため、自社のリソースでは発注や発送の対応に時間を割くことができない状況でした。
2点目は保管キャパシティについてです。自社のオフィスで在庫を保管・管理するための場所を取るのは難しく、また自社での運用になると商品の保管数が限られてしまうため販売機会の損失を避けたいと思ってました。
事業拡大や売上向上に向けてEC事業に注力していきたい一方で、QurioStoreの商品の到着を楽しみにしているファンの方々に対して、速いスピードで商品をお届けしたいと思っております。しかし、自社で物流作業を行うことは、作業工数がかかる上に、対応難易度が高い領域であるため、物流はアウトソーシングでプロにお任せしようと決めていました。
数あるサービスのなかから、オープンロジを選んでくださった理由をお聞かせください
ECサイトの運営にかかるコストが少なく済むことが、1つ目の理由です。弊社の場合、新規でECを立ち上げたため、注文件数が読めず、売上の予想がつきませんでした。そのため、初期費用を払い、倉庫スペースを固定費用として借りるなど、いきなりコストをかけるのは避けたいと考えていました。
オープンロジのサービスは、初期費用や固定費がかからず、使った分だけ費用が発生する従量課金制のため、物流コストを安く抑えられています。
2つ目の理由は、システムのUI・UXがとても分かりやすかったことです。直感的なデザインで操作性が高く、快適に利用できています。FAQも分かりやすく、知見がなくても利用しやすい点も魅力に感じています。
そして3つ目の理由は、ECカートとのシステム連携が可能で、かつ連携費用無しで利用できることです。ECカートは、「手軽に始められる」「コストパフォーマンスが良い」「拡張性がある」といった点に魅力を感じ、Shopifyを利用しようと決めておりました。
オープンロジのサービスはShopifyとシステムのAPI連携が簡単にできるため、立ち上げのストレスがありませんでした。少ない人数でEC事業を回さなければならない状況で、受注から出荷までの作業が自動化できるのも、ありがたく感じています。
物流業務に割く労力が減ることで、コア業務に注力できるように
実際にオープンロジを導入・利用されて感じたメリットをお聞かせください
物流に関する部分をほとんどお任せできているので、導入して本当に良かったと思っています。
少人数でもECサイトを運営でき、商品開発や販促業務などのコア業務に注力できる点が助かっています。
物流関連の業務を担当しているのは1人です。基本的に出庫依頼前までの作業と、不在や返品のチェックなどのイレギュラー対応をするだけで済んでいます。
配送業者との基本的なやり取りを引き受けてくださっているのも大幅なリソース削減につながっています。
オープンロジでは、在庫数や配送状況が一つのシステム上に反映され安心ですし、何かトラブルが発生した場合は通知されるため、すぐに対応できる点にメリットを感じております。
グッズ販売にあたり、物流面で便利に感じていることを教えて下さい
弊社の場合、EC販売用の在庫と別のSKUで予備在庫を管理できており、とても助かっています。この機能のおかげで、万が一過剰注文が発生した場合でも予備在庫から商品を補充することで、販売の機会損失を避けることができております。
エンタメグッズの豊富な実績があるオープンロジならではの機能だと思います。
また、将来的にDtoCならではのギフトラッピングやメッセージカードなどの同梱物にも挑戦していきたいと思っており、付帯作業にも対応していただける柔軟さも心強いです。
baton様の事業拡大を物流面からオープンロジがサポート
今後、挑戦していきたいことはありますか?
QuizKnockのメディア事業をさらに大きく成長させたり、QuizKnock以外のメディア事業やイベント・小売事業も展開したりしていきたいです。QuizKnockのファンの方々とは異なる年齢層や地域のお客様にも、色々な手法で、遊びと学びをつなげられるようなコンテンツをお届けしたいと考えております。
最後に、オープンロジの検討をされているお客様へメッセージをお願いします
エンタメ事業者からの視点でお話しさせていただきます。
EC構築から商品の在庫管理、配送まですべてをパッケージ化しサービス提供している企業もあると思いますが、私としてはオープンロジへの委託をおすすめします。
オープンロジに委託すると初期費用が抑えられ、機能的にも自由度が高くて使い勝手が良いです。また、リソースや物流のノウハウの不足を心配している方は物流業務を丸っとお任せすることができます。カートシステムとの連携機能も無料で利用できるのも魅力的です。
オープンロジのサービスを活用することで、持続可能なビジネスの形をスムーズに構築できると思います。発注管理や発送の手間、在庫の保管場所にお悩みの方は一度、オープンロジへ相談してみることをお勧めします。
株式会社baton:https://baton8.com/
運営サービス QurioStore:https://quriostore.com/
【おすすめ資料】
アニメ、キャラクター、VTuber、YouTuber、アーティストなどグッズのEC販売の物流施策について解説しています。合わせてご覧くださいませ。
レストラン運営を母体として、スイーツのEC販売も手がけている株式会社OHARA様。コロナ禍をきっかけにスタートした新事業の「FIVE STAR CHEESECAKE」のEC販売は、クラウドファンディングをきっかけに多くの人の目に留まりました。
今回は株式会社OHARAの大原様に、オープンロジ導入のきっかけや当初抱いていた冷凍配送の懸念点、実際の使用感、今後の事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました
コロナ禍だからこそ生まれた
「美食」を提供するサービスとは
貴社についてご紹介をお願いします
株式会社OHARAは、レストラン運営から始まった会社ですが、コロナ禍を経て、今はスイーツ部門の「FIVE STAR CHEESECAKE」と、レストラン「ロランジュ」の2つの事業を行っております。
「FIVE STAR CHEESECAKE」が、EC事業でチーズケーキを販売し、オープンロジに物流業務を委託している事業です。
EC事業を始めたきっかけは、コロナ禍の影響です。お客様にレストランに来店して頂くことが難しくなってしまったので、私たちの方からお客様に何か提供できないか考え、からあげ販売やテイクアウトなどいろんなことにチャレンジしました。テイクアウトを始めることも考えましたが、近隣のお客様の利用に限られてしまうのが一番のネックでした。
元々経営していた母体のレストランが高級価格帯だったため、日本だけでなく世界からお客様がいらしてくださっていました。そういったお客様に私たちができるサービスというのは、「何かを配送すること」との考えに至りました。当時からうちのデザートがすごく評判がよかったこともあり、レストランで出すチーズケーキのクオリティを、お客様のご自宅でお楽しみいただけるようにと考えたのが、「FIVE STAR CHEESECAKE」を始めたきっかけです。
コロナ禍で気づいたのは、美味しいものを食べる習慣がなくなっていくのが、一番の悲しみだということ。売上的にも打撃を受けましたが、美食を改めて提供したいと思いました。
FIVE STAR CHEESECAKEの現在の事業規模を教えてください
配送だけでなく、店舗での売上も含めると、レストランの売上の30~40%を占めています。売上が高い月では月間50万円以上、年間1,000万円近い売上となっています。
ECだけでなく店舗の運営も含めて、会社は2人体制です。運営に集中できるように、マーケティングやカスタマーサポートは、外部委託を行っています。
EC事業を伸ばすための施策はありましたか?
売上が大きく伸びたのはクラウドファンディングがきっかけです。
当初は、そのクラウドファンディングを運営している会社のマーケティングに沿って、いろいろな施策を共同で行っていました。クラウドファンディングは一度火がつき始めると急速に伸びるので、私達の「FIVE STAR CHEESECAKE」も目新しい商品だったためか、多くの方々に応援購入して頂きました。人数はおよそ800人を超え、期待を超える売上を出すことができました。
SNSでは、LINEは2000人、Instagramは4500人ほどのフォロワー数です。現在も、日々の運用で徐々にフォロワーを増やして認知を広めているところです。
Shopifyはオープンロジとの相性がいい
EC事業を始めたときに、なぜShopifyをECカートに選んだのかを教えてください
知人から運用しやすいと聞いていたので、最初からShopifyを選びました。他サービスとの連携も容易なので、Shopifyが一番導入しやすいのではないかという話を聞いていたためです。
フォロー体制もしっかりしており、後々を考えてもShopifyが一番拡張性があることは今でも実感してます。
オープンロジとの連携機能も充実しており、Shopifyとオープンロジを導入することで商品の売上後、自動で出荷してくれる体制を整えることが出来ました。
Shopifyを使ってみて、便利だと感じた点はありますか?
オープンロジがShopifyの情報を取り込んでくれることです。オープンロジはShopifyとの互換性も高く、外部連携のしやすさを感じています。マーケティングに関しても、専用のアプリを入れておくと最適化ができ、とても助かっています。
他にも、アラートをかけてくれる点が便利です。例えば、管理画面のトップにはカゴ落ちが何点生じているかなど、教えてくれます。そのようなアラートのおかげで、対策の施策を講じることができます。
また、Instagramとの互換性も良く、直接Shopifyのサイトに飛ばせることも便利です。今のソフトはこうした細かなところまで配慮が行き届いているのだと感心しています。
Shopifyはデザイン性もいいですね。Shopifyを利用している知人も、ホームページを作りやすいと言っていました。自社のブランドをちゃんと売ることができるデザインになっていると思います。
運用前の丁寧なヒアリングにより
不安が払拭されたことで安心して任せられた
最初から物流はアウトソーシングしようと思っていましたか?
ECサイトの運営を始めた当初、物流は自分たちで行おうと思っていました。ECサイトを運営することが初めてだったので、仕事量は想像するしかありませんでしたが、店舗での業務が落ち着いた後に送り状作成などの業務を行えば、外注せずに済むのではないかと甘く見積もっていました。
クラウドファンディングで応援購入していただいた商品を発送する際は、期限を2週間と決めて、1日約100件の送り状を作り、チーズケーキを作ってすぐパッケージングして梱包し、送り状を貼り付けて配送まで。約800件の作業を1人で全部やってみて、正直死ぬかと思いました。
結果としてミスもなく終わったのですが、そのときに、自分の生活に支障が出るほどの負担がかかったので、自社で物流業務はやるべきではないと感じました。一度経験し無理だと感じたことで、コストをかけてでも物流をアウトソーシングをすべきだと判断できました。
そんなときに、オープンロジのことを知人から聞き、1度話を聞いてみようということで紹介していただきました。
いろいろな選択肢があったと思いますが、他社サービスなども検討されたのでしょうか
オープンロジ一択でした。比較検討する必要もないぐらい困っていたというのもあります。オープンロジと最初にお話させていただいたときに、箱や緩衝材はこういうのを使いたい、お客様は届いたダンボールを開ける瞬間から体験は始まっているから、こういう向きで入れてほしいなど、こちらの要望を徹底してヒアリングしてくださったので、それが一番の導入の決め手になりました。
事業者に向き合う姿勢を感じられなければ他社も探したと思いますが、徹底してケアすると言ってくださったので、オープンロジに決めました。
Amzonや楽天市場など、大手のECモールの利用は、私達D2C事業者にとっては売上手数料が高くコスト面において課題を感じてしまいます。
コスト面やブランディング面を考慮すると、D2Cをやりたいという人たちに最も適しているのは、事業者と徹底的に向き合う姿勢を持っている、パートナーとしての付き合いができる、オープンロジではないかと思います。
冷凍での配送に懸念点はありましたか?
冷凍配送を外注することにより、品質が下がってしまうのではという懸念点はありました。冷凍を人に頼むのは不安が大きかったので自分で配送したいという思いがありましたが、今ではその不安も解消されています。現に、オープンロジを実際に利用した後、お客様からのクレームは1件も届いていません。
レストランのシェフとして、ゼロ距離でお客様に提供することが常だったため、配送を始めて、自分が最後まで見届けられないことに慣れるまでには時間がかかりました。オープンロジと仕事をしていく中で、「品質を落とすことなく物流を外注できるのか」といった不安が消えていったので、今では一任できると信頼を置いています。
オープンロジの利用で
商品開発の領域に工数を割けるようになった
オープンロジのシステム面やカスタマーサポートはいかがですか?
営業担当の方に何かあればすぐに相談できるのですが、サイトが使いやすいので、困ることはほとんどありません。作業の合間に発送を行っているのですが、2クリックぐらいで発送できる単純明快さが、ミスが起こらない理由だと思います。オープンロジのシステム画面も、インターフェースのデザインがわかりやすく使いやすいので気に入ってます。
ただ、導入当初は「アプリ化しないのかな」とも思っていました。オープンロジはSafariで運用していますが、起動してすぐ最初のインターフェースが出てきて、ログイン時間も長いし、いちいちログアウトせずに済むので、今ではアプリが必要とは思わなくなりました。ブックマークしておくだけで、スマートフォンの画面でとんで行けるので便利です。他の予約システムは、アプリ化してないとブラウザですぐログアウトしてしまうので面倒なのですが、そのストレスがないのはすごいと思います。
物流にかかる1日の作業時間はどのくらいでしょうか
オープンロジを導入するまで月15時間ほどかかっていた作業時間が、今では月1時間ほどになりました。
私は基本シェフとして、まな板の前に立っていることが多いので、デスクに座って作業してプリントアウトして、というこの作業に入る準備だけでも10分かかります。オープンロジの導入により物流作業が大幅に削減され、時間だけでなく、思考を切り替えるストレスが軽減され、私は本来のやるべき仕事に集中できています。
EC販売と店舗販売の相乗効果で
売上規模の拡大を図りたい
貴社の今後の展開についてお聞かせください
私は料理人なので、本職の料理でコンテストに出ることにチャレンジしています。他にも、「FIVE STAR CHEESECAKE」に関しては、試験的に1ヶ月だけオフラインのショップを作ってみました。そこでも実績を挙げられたので、今後の展望としてはオフラインのショップを、東京の駅構内などに期間限定で出すことも考えています。
お客様に認知してもらう最初のきっかけがオフラインショップであっても、買いに行く手間を感じたときに、オンラインを利用してもらえるようになればと思っております。今後はオフラインのショップに進出していくことによって、オフラインオンラインどちらの売上も、相乗効果が期待できるのではと思っています。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
配送の仕事量は、1日100件を超えると皆さんが想像しているよりも莫大な仕事になり、神経もかなり使います。ECでの販売をやりたいけれど、今までやったことがないから踏み出せないでいる方に関しては、オープンロジのサービスを利用して、ぜひチャレンジしていただきたいです。
料理やお菓子を作ってみたものの、どうやって配送したらいいのか困っている方は多いと思います。より美味しいものを届けることに集中したいと考えている事業者の皆さんは、ぜひご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
株式会社OHARA:https://fivestarcheesecake.com/
宮崎大学発のベンチャー企業として2019年に創業した株式会社Smolt様。魚の生き方をリスペクトした育て方と変わりゆく地球環境の中でも日本のおいしい食文化を未来につなげていくことをコンセプトに、「サクラマスの養殖」、「いくらの生産」そして「養殖技術の研究開発」という事業をされています。
純日本産で超希少なサーモンから取れる「つきみいくら」の商品を始めとし、生産した製品を「ギフト」として、贈り届けるまでのブランディングに力を注いでおられます。
当初自社で発送業務をされていたSmolt様ですが、自社での物流作業では1日の作業件数に限界を感じ、物流アウトソーシングの検討に至りました。「食品」を扱っている特性上、冷凍冷蔵対応している倉庫の確保はもちろんのこと、お届けまでの日数も考慮しなくてはならないので、それらの要望を満たしてくれる倉庫会社を探しておられました。
今回はサクラマスの研究者としての顔もお持ちである株式会社Smoltの上野様に、オープンロジの選定理由や運用後のフォロー体制や対応、今後の事業成長の構想など、詳しくお聞かせいただきました。
サクラマスの研究から大学発のベンチャーへ
貴社の事業内容とECを立ち上げたきっかけをお聞かせください
当社は宮崎大学発のベンチャー企業で、事業内容は「サクラマスの養殖」+「いくらの生産」、そして「養殖技術の研究開発」です。
起業のきっかけは、宮崎大学では2012年からサクラマスの完全養殖、循環型の養殖といった研究はあったものの、事業化するまでには至っていませんでした。当時の僕は研究していた一学生でしたが、誰も挑戦しないためチャンスだと思い、2019年に起業しました。
2020年に「つきみいくら」という商品を販売しましたが、「金色で綺麗」だけでなく、ブランドのコンセプトやブランディングに力を入れた上で、サステナブルに作った水産物としてお客様に価値を伝えていきたいと考えております。
今後の拡大を考えると温度管理された、物流アウトソーシングは急務だった
アウトソーシングのきっかけを教えてください。
2020年に商品をリリース後、11月に120件ほどがすぐに完売した時点で、自社発送で賄える件数ではないと発送対応への焦りが生じました。今後、販売数の桁を徐々に増やしていくにあたり、梱包から発送までの作業一つひとつをすべて自社で担うことは到底無理であると気づき、そこから個配送できる物流業者の選定が急務となりました。
弊社の製品は、瓶詰めされた食品に加え「ギフト」という特性もあるため、まずは化粧箱を梱包して折るところから始めます。次に瓶を入れ化粧箱に包みます。さらに、お届けした際、破損などがないよう化粧箱ごと緩衝材を撒きます。そこまでしてからダンボールを組んで梱包は完成です。そこから送付伝票を間違えないように個数・宛名チェックして作成して貼ります。
このように、梱包に工数がかかることも理由で1日で30件の発送が限界で、個人情報の取り扱いはもちろんのこと、発送工程でミスをなくすことが非常に困難でした。そこで、このままのオペレーションで1日100件いくのは厳しいことから、物流を外部へ委託することの必要性を再認識したのがきっかけです。
選定理由は、丁寧なサポート体制と迅速な対応スピード
他社比較したと思いますが、オープンロジの選定理由はどのような点でしょうか
多くの物流会社を探していく中で他社ももちろん検討しましたが、株主からの紹介でオープンロジについて話しを聞いたところ、僕たちのニーズをすべて満たしていました。
倉庫を選定する軸としてもっていたのは、食品という特性上、「冷凍冷蔵の保管が可能なこと」さらに購入者が受け取った瞬間まで大切にしたいので、「チラシやポストカードの同梱が可能」な倉庫でと考えておりました。オープンロジは、それら冷凍冷蔵の保管も同梱依頼も対応可能なことに加え、さらにブランドロゴを入れたダンボールなど独自資材での対応も承っていたこともあり、今後への期待感も非常に高く持てました。
このようなニーズを満たしていることはもちろんですが、さらに個人的に特にポジティブに感じた点が2つあります。
1点目は「問い合わせの際のレスポンスが丁寧で早い点」です。
並行して他の物流会社ともコンタクトしてましたが、連絡が取れないこともあり、スムーズなやりとりとはなりませんでした。弊社はギフトに加え生鮮食品という特性もあるため、例えば、商品が届いていないなどの問い合わせに対しても、オープンロジなら迅速に確認・対応していただけると思ったのが、安心感につながりました。
オープンロジは見積もりもすぐ出ましたし、素早いレスポンス・丁寧な説明は、導入後の迅速なコミュニケーションイメージを考慮すると、非常に重要でした。冷蔵冷凍や個配送対応の受け入れが万全であることは当然ですが、僕としてはイレギュラーなことが生じた場合に備えての対応スピードをより重要視していました。
2点目は「シンプルで分かりやすい画面」です。
運用が複雑では元も子もありません。オープンロジのホームページにある導入事例や導入後のUIを拝見して、画面がシンプルで非常に分かりやすかった点も選定理由の一つです。
D2Cの物流や個別配送の記事を読み進めていく中で、「D2Cやるならこういう会社と物流組んだ方がいい」といったWeb上の記事コンテンツを拝見したところオープンロジの名前を目にしており、安心してお願いできました。
コストの安価さ・リードタイム短縮に価値を感じている
オープンロジにアウトソーシングされていかがでしたか?
オープンロジは、入庫さえすればあとはおまかせできるので非常に助かっています。
自社で発送作業をしていた時は、失敗したら再印刷ですしプリンターの調子が悪いと印刷できず、運悪くインク切れということもありました。具体的に苦労するポイント・注意すべき点を自社物流で分かったからこそ、オープンロジで発送業務をしてもらえることに価値を感じていています。今では発送にかける時間が格段に短縮しました。
運用後に気づいた点とすると、システムが想像以上に見やすい点です。
選定理由の1つとして上述でも触れているシステム画面の見やすさですが、自社で全てシステム管理をして発送作業となると、完了・未完了のものが混在してとても見辛かったですが、オープンロジの場合、システムの中でクリックすればいつ発送したのかすぐに確認できるためとても楽です。
また、通常九州から関東へのお届けは基本的に中1日を要します。「大至急送ってほしい」と依頼を受けても翌日には届けられません。オープンロジにお客さまへのお届けを翌日にしたいと要望を出したところ、静岡県にある倉庫を選定していただきました。静岡から出荷すると、基本的に全国どこへでもほぼ1日で到着まで完了するなど、物流のリードタイムが短くできるのも魅力の一つで、価格と時間のいずれも解決しました。
料金体系については、梱包・発送にかける時間や人件費を考慮すると、オープンロジを利用した方がトータルでは安価に抑えられた印象があります。
素早い問題解決に安心・信頼を寄せている
オープンロジのサポートはいかがでしたか?
導入後、最初の3ヶ月間は1ヶ月単位でフォローして頂き、何か起きても細かく連絡があり安心できました。
オープンロジでは個配送の商品の他に原料を保管していますが、当初、こちらから発送した原料について煩雑な梱包で送ってしまい、到着した時点でダンボールが破損していたことがありました。その際、オープンロジ側の対応が非常にスムーズで、実際に破損した状態の写真を即座に送って頂き、以後どのように対応するか話し合いの場を設けていただきました。そして原料を倉庫から加工所へ送る時には、オープンロジで一度ダンボールにつめ直し整えてから送ることになりました。
トラブル発生時の迅速な連絡により、オープンロジの担当スタッフと今後の対応策協議・すり合わせなどを丁寧に実施し情報共有したことで、再発防止の体制を構築することができました。
オープンロジを利用されて、トラブルの対応など具体例を聞かせてください。
エンドユーザーから問い合わせをもらった形で判明したトラブルエピソードがあります。同じ化粧箱の中に100gと50gをそれぞれ2つ入れる商品を用意しました。しかし、化粧箱内部にゆとりが生じたために50gの瓶が割れていたり、割れていなくても箱の中で偏っていたことが数件ありました。それについてもオープンロジの倉庫で状況確認し、対策として、中で瓶が遊ぶことがないよう緩衝材を入れました。その後は割れずに納品できるなど、即座にトラブルについて柔軟な対応をして頂きました。
お客さまへ荷物をお届けして何か問題が発生しても、オープンロジと話すことで解決に導けると信頼でき、常に最善策をとっていただいています。
物流を通じたブランディング構築で差別化を図り、事業成長に貢献
貴社の今後の挑戦について教えてください。
探っている最中ではありますが、単に「ご飯にいくらを乗せて食べる」だけではなく、それ以外の食べ方を新たにご提案することに加えて、箱を開けたときの感動体験をSNSにあげてもらえるような設計を、より練らねばと考えております。
短期的には、国内で自社のD2Cブランドを浸透させていくことが重要な要素と考えているので、顧客体験を含めて満足度が高く確実に喜んで頂ける環境を整えたく、物流も含めトータルでより洗練されたものをめざし注力しています。
中長期的な事業目標は中華圏やアジアへ進出することを目標としています。華僑の方々・中国・香港・シンガポールなどに向け輸出することを視野に入れ展開していきます。
いくらの市場を考えた時に、国内より先に海外でマーケットを作り、大きく事業を伸ばしていければと考えております。
オープンロジ自身、事業者様と共に、成長のお手伝いをさせて頂きたいと考えています
ぜひお願いしたいです。お客さまが受け取った時の体験や印象を高める上で、メッセージや梱包資材にSmoltのロゴを入れるなどすると、弊社の思いがより伝わる仕組みを共に作っていきたいと考えております。
オープンロジでは各企業様毎に独自の梱包資材導入などの対応が可能です。
最後に、オープンロジの利用を検討されている方へメッセージをお願いします
何よりも使いやすいです。オープンロジに物流をお任せすることで、より事業に集中できるようになりましたし、こちらの要望へ誠実に対応していただき助かっています。物流に課題を感じている方、導入検討される方は、ぜひ試しに導入してみてはいかがでしょうか。
兵庫県で化粧品メーカー業を営んでいる株式会社Global Style Japan様。2012年設立後、6年ほど前に今の化粧品事業に特化したD2Cを開拓し、社員数わずか7名ながら昨対比200%成長を続けている関西の会社です。
今回は株式会社 Global Style Japanの三浦様に、自社物流からオープンロジ利用への切り替え背景や、導入前後のきめ細かいサポート体制、危険物倉庫の利用について詳しくお話いただきました。
市場創出し、拡大のフェーズへ
貴社についてご紹介をお願いします
兵庫県で化粧品メーカー業を運営している「株式会社Global Style Japan」と申します。
販売業を主として創業から10年経ち、2016年ごろから化粧品を主としたメーカー業をスタート致しました。現在では4ブランド、30商品以上の企画開発を行っており、お客様に商品を直接届けるECも運営しているということで、単品通販、今で言うところのD2Cの業態になります。
弊社の主力製品である「TESARAN」は、代表が自身の悩みから生まれたブランドで、手汗に悩む人々向けの制汗クリームを販売しております。この「TESARAN」が「手汗制汗剤市場」の先駆けとなり、今では大手企業も進出してくるようなカテゴリーにまで成長しています。
現在はヘアケアブランド「LUFT」の成長もあり、SNS(インスタグラム)のフォロワーは1万2000人で着実に増加しております。販売店舗数も拡大し、成長を続けております。
物流波動への対応や運用前後のサポート支援が突出
導入前の物流課題と委託検討の経緯はどのような点でしたか?
オープンロジへの導入前は、社内で発送業務を担っていました。弊社の主力取扱商品が「手汗」でしたので、主な売れ行きは春夏シーズンで、冬シーズンになると落ち着くといった売上に顕著な差がありました。そのため、バイトの人数確保も繁忙期には数人必要な一方で、冬場は1人以下でも十分に事足りるような状況でした。そうした物流波動により、シーズンごとで人的リソースの確保に顕著な差が出てしまう点には頭を悩ませていました。
そんな物流波動に加え、「TESARAN」の販売チャネルが増え、成長拡大スケールが見込めた時に、将来の出荷対応を鑑みて、EC販売に強くて小規模でも取り扱いしてくれる倉庫会社を探し始めました。
オープンロジの選定理由、導入の決め手を教えてください
「TESARAN」については、当初、自社出荷で進めていました。しかしながら、徐々に出荷数が増加し、東南アジアと台湾と販売の方が少しずつ広がるなど「TESARAN」の成長拡大が見込めた時に、物流委託を考え始めました。
自社出荷が手一杯になって来たところで物流委託の検討をスタートし、EC販売に強くて私たちのような、小規模でも取り扱いしてくれる会社という軸を持って倉庫を探しました。
そんな中でも、オープンロジはECとの連携に強いだけでなく、初期費用・固定費ゼロと月額の手数料負担がない点、さらに今後キャパシティが増えたとしても、大量に物流を入庫しても問題なく対応できる点など全てに置いて条件を満たしておりました。
最終的な決め手としては、弊社がチャレンジしたいことができた時に、「開発の取り組み姿勢をとってもらえるのでは」という期待を持てたことでしょうか。オープンロジは、導入当初からシステムに強い印象があり、連携はもちろんユーザーの課題を解決するためのシステム開発に力を入れていました。今後の弊社の成長に合わせて開発含め一緒に取り組みをしていく点で大きく信頼をおけそうと感じました。
御社は「TESARAN」の倉庫とは別に危険物倉庫もご利用かと思いますが、ご利用の背景をお聞かせ頂けますか
弊社のヘアケアブランド「LUFT」のアイテムは、商品特性上、危険物倉庫に入れている商品もあります。同商品をリリースするにあたり、危険物倉庫の確保は必須でした。
危険物倉庫については、他社を探してみたところ、分かったのは配送連携もできる危険物倉庫は「皆無」だったという事です。製品化前の状態で保管している様な危険物倉庫はあっても、危険物倉庫の有無を尋ねると回答が得られないことがザラで、「危険物倉庫ってそもそもそんなに多くないんだな」と知りました。そんな時でもオープンロジは2つ返事で快諾していただけました。
弊社からすると「LUFT」も大切な商品ブランドの1つのため、通常の倉庫で保管している「TESARAN」とともに、在庫をオープンロジで一元管理できるのはすごく感謝しています。
導入前に課題感を共有して解決することが運用後のノーストレスへ繋がる
オープンロジの利用メリットについて教えて下さい
利用メリットは2つあります。
1つ目は「Shopify連携による、物流自動化」です。
Shopifyの連携については「秒」で完結し、何もいうことがありません。注文を受けても弊社は何もすることがなくオープンロジから出庫という流れができております。今では日々、エラー確認や各モールごとに不備がないかの確認作業のみで、購入品が自動で出荷されていくので、ノーストレスです。僕らとしてはありがたい限りです。
2つ目は「実現したいことへの、物流企画・カスタマイズ対応」です。
弊社専用のオリジナル企画だと認識していますが、弊社は販促企画キャンペーンにも力をいれています。カスタマイズ前は、弊社の中で出荷依頼前に調整をかけていたので、1つ1つチェックし、キャンペーン依頼をかけ、というのが毎日で非常に工数がかかっていました。
当初は「TESARAN」だけの1SKUや2SKUといった小規模での配送対応でしたが、「LUFT」や「MSkin(スキンケアブランド)」等ブランドの増加に伴い、調整の工数や手動作業のためのミスが懸念されることから、オープンロジの担当者さんにご相談させていただきました。
今ではキャンペーンの対象だった場合、自動的にキャンペーン特典付きで出荷していただけるルールを実装していただきました。現在では、全くノータッチで自動出荷をしていただき、いまに至るまで問題なく稼働できているので、システム開発の賜物だなと思っています。
この点については、選定の決め手にもある「ユーザーの課題を解決するための開発」について体現していただいた点でもあるので、改めてオープンロジさんにお願いしてよかったと思いました。
導入後の手厚い支援体制には、システムと同じくらい大きく価値を感じています
オープンロジを利用される中で、特に印象に残っているエピソードがあればお聞かせください
「坪単価料金に切り替えすることで費用が抑えられる」とオープンロジ側からの提案いただいたことで、非常に信頼度が上がりました。
元々商品の保管料金はピース単位で運用しておりましたのが、「TESARAN」は商品的にサイズが小さく、60サイズ以下なので、ピース単位での保管料金は保管面積に対して高めの請求となってしまっていました。そこで困っていたところ、保管料金をピース単位から坪単価に切り替えのご提案をいただきました。そしてぜひにと、お願いしたところ即座に対応していただき結果的に保管料金がグッと低くなりました。
こちらの困りごとに対して、オープンロジからしたら売り上げは下がるけれど、最適な答えを出していただけるので、非常に信頼を寄せています。
他に日々ご利用いただいている中で感じたポイントなどあれば、お教えください
システムに強いのはもちろん、なんと言っても「システム+人間味がある」の一言に尽きるのではないでしょうか。サポートについては柔軟かつスピーディに対応していただいて、その丁寧できめ細かい点においては信頼しかありませんでした。
物流委託を導入する前は、導入後の「手厚いサポート」など目に見えない部分はなかなか比較し辛い部分ではありますが、オープンロジはそこが込みの魅力と強みだと思います。
例えば、ケースの大量出荷がある時や、イレギュラーな案件に対して、臨機応変な手配をしていただきスムーズに出荷作業が進んだ時などは、導入して本当によかったと思った点の一つです。導入後は、営業の担当さんがスムーズに対応してくださる一方で、日々の細かい運用は担当者さんの方で手厚くサポートしていただいているので、安心して利用しています。
普段の運用面での利便性の良さと、ポイントで出てくる困りごとに対しては即座に連携を図れる体制についてはとても助かっています。
規模を問わずに物流の伴走者としてサポート
貴社として今後どの様なところに挑戦していくのでしょうか?
弊社は、今後さらにヘアケア製品をはじめとした化粧品事業におけるオリジナルアイテムを作り、それを日本全国、世界中に届けていきたいです。そこに注力するために、オープンロジが物流の支えとなってくれるのが本望です。
オープンロジへに期待することはありますか?
今回、導入事例のインタビューを受けるにあたり、オープンロジのホームページを拝見したところ、知らない間にサービスが拡充していました。時間が許すならばリリース情報をアナウンスベースでお話しさせていただく機会を設けていただければ、ありがたいです。弊社としても、オープンロジで実装できることを認知した上で、今後の事業戦略の展開視野を広げられるのではと思います。
リリースが出れば弊社としても課題感が言語化できると思うので、共有できたらいいですね。
最後に、オープンロジの利用を検討されている方へメッセージをお願いします
オープンロジを利用するタイミングはいつでもだと思います。事業のフェーズに関わらず導入検討ができるのが魅力です。初期・固定費無料とスモールスタートしやすいシステムが構築されているし、中規模・大規模の物流に対しての対応の柔軟性も唯一無二の価値になってきているのかなと思っております。
今の物流会社に不満を持ってなくても、比較検討のために一度、話を聞いてみるのも物流への気持ちが大きく変わる一つのきっかけになるのではと思います。
株式会社Global Style Japan:http://www.gs-jpn.com/
創業3年にも満たないスタートアップながらも、急成長を遂げている冷凍幼児食D2Cブランド「homeal(ホーミール)」。社会課題の解決に向けた強い想いをもって、国内で唯一無二といえるサービスを展開している、注目のD2Cブランドです。
今回はhomeal株式会社の代表取締役 鬼海翔様に、homealの事業立ち上げまでのストーリーや、Shopifyで実装したCRM施策、オープンロジで実現できた冷凍EC物流環境の構築など詳しくお聞きしました。
自身の体験から生まれた、幼児食“特化型”サービス
homealの会社概要やサービスについて教えてください。
homeal株式会社は2019年に創業しました。「幼児食の悩みをゼロに」をミッションとして掲げ、幼児食の宅配サービスを中心に、幼児食のことを学べるマガジンや、お子さんに適した幼児食を提案する診断サービス、チャットで専門家に相談できるサービスなどをWEBサイト・アプリにて提供しています。2021年12月時点での累計で会員数は3.5万人、オリジナルの幼児食は25万食を販売しています。
「幼児食」という言葉を聞き慣れない方もいるかもしれませんが、1歳過ぎくらいまでを対象とした離乳食よりも、1歳半前後から6歳くらいまでが対象の幼児食の方が、長期に渡り必要なものになります。子どもの年齢によって移行期・前期・後期に分けられ、具材のやわらかさや大きさ、量など細かなルールがあります。
幼児食を製造・販売する事業者は少なくないですが、当社のように幼児食だけに特化して、インタラクティブなコミュニケーション機能を備えているサービスは他にないでしょう。ニッチかもしれませんが、この領域においての、あらゆるお悩みを解決できるサービスだという自負があります。
幼児食の事業を立ち上げたきっかけを教えてください。
サービスを立ち上げたのは、私自身の体験がきっかけです。私の子どもが1歳の頃に、乳児湿疹、アトピー、アレルギーなどを併発したことがありました。私の妻と義母が看護師と保育士という専門家だったおかげで、今では元気になりましたが、その時に私は一人の親として、何もできない無力感を味わいました。
“戦力外”の自分でも何かできることはないか? と考えたところ、「食事をベースに、子どもの健康を突き詰めたい」と思い立ち、まったくのゼロベースから幼児食を研究し始めました。6歳までに子どもの脳は90%が完成するといわれています。きちんと噛むこと、おいしいと思うこと、喜怒哀楽すべての要素が詰まっている「食」のシーンの影響は大きいと考えています。
ですが、ワンオペ育児が社会課題になるなど、この大事な時期に手をかけられない親も多いのが現実です。料理が苦手だったり、忙しくて時間がない親にとって、安心安全な素材でプロが作ってくれたおいしい食事が、自宅に届いてくれたらどんなに便利だろうと。何よりも自分が「こういうサービスが欲しい」と思って作りました。
Shopify+多彩な機能で、お客様の悩みに応える
ゼロからのスタートということで、事業を軌道に乗せるまでは大変だったのではないですか?
そうですね。私自身はもともと畑違いの会社員だったので、専門家の力をお借りしました。その過程で「冷凍王子」としておなじみの西川剛史さんと出会い、ニーズを満たす工場や管理栄養士、品質管理の専門家をご紹介いただき、チームができあがっていきました。
最初の1年間は、クラウドファンディングや無料ASPカートでテストマーケティング的に展開していました。2020年9月にWEBサイトをShopifyにリプレイスして、本格的にサービスをローンチしました。
プラットフォームはなぜShopifyを選んだのですか?
2020年2月にコロナ禍で学校が一斉休校になった際、300世帯にhomealを無償提供したことがありました。経済的な合理性は二の次で、「この状況で何か動かないと」という思いからのアクションでした。
このことがきっかけで、当時homealの知名度は皆無だったにも関わらず、「ご飯を食べてくれない」「料理を作れない」といったご相談が一気に増えました。しかし人的リソースが十分でない中で、一人ひとりへのメールベースでの対応はすぐに限界を迎えました。
そこで、不安に応える診断や相談の機能を導入しようと考えたのですが、無料ASPカートではカスタマイズができないし、スクラッチしたらコストも期間もかかる。それらの要件を満たしてくれたのがShopifyでした。
WEBサイト構築はStoreHero様にお願いしました。UI・UXのためにさまざまなご提案をいただいて仕様を固めていき、3ヵ月という短期間でリリース。費用も想定以下に抑えられました。当社サイトのCRM機能は、Shopifyだから実装できたと思います。自社開発しなくても多彩なアプリケーションと連携できるのはShopifyの大きなメリットですね。
デザイン面も機能面も、3ヵ月で作ったとは思えないクオリティです。どのようなことを意識してサイトを構築されたのですか?
例えば、ブラウザ上の無料診断の結果に応じてパーソナライズされたコンテンツをお届けしたり、メニューの選び方についてLINEで気軽に相談できるUIを実装したり。CRMの機能を充実させることで、お客様がお悩みの答えに最短でたどり着けるように意識しました。
最も肝心なのは「子どもがパクパク食べてくれる」こと。この一点に尽きます。好き嫌いや偏食の激しい幼児期に、全てのニーズに応える「完璧な幼児食」という食品は存在しません。ただ「おいしさ」を突き詰めるだけでは不十分で、子どもの食事に悩んでいるお客様にしっかり寄り添うために、きめ細かなコミュニケーションが必要でした。そのためのテクノロジーへの投資は惜しみません。
顧客体験を高めるオープンロジの物流
homealは短期間で大きく成長しているように見えますが、物流については、どのようにされていますか?
最初のうちは件数が多くなかったので自分たちで発送していましたが、次第にリソースが足りなくなってきました。そこで物流業務をアウトソースすることにしました。当時はまだ創業期でオペレーションも固まっていなかったので、いろいろご相談しながら進めていける3PLの企業様にお願いしました。
しばらくはそれで運用していたのですが、その企業様の提携物流倉庫が事業撤退することになり、新たにお声がけしたのがオープンロジ様です。Shopifyとの連携はもちろんですが、この時にはすでにデイリー100件以上のご注文があったので、事業に合わせて柔軟に倉庫を拡張させることができ、運用の安定性に優れている点が決め手になりました。
オープンロジを利用してみて、優れていると思う点を教えてください。
いくつかありますが、まず挙げたいのは、しっかりとした商品管理の体制です。例えば、冷凍食品に一定の確率で発生してしまうピンホール(摩擦でパッケージに小さな穴が開いてしまう現象)を、ピッキングの段階で見つけてくれるなど、検品の質はとても高いと思います。
不具合のある商品をお客様に届けてしまうと、カスタマーエクスペリエンス(CX)の観点からもコストの観点からも大きくマイナスになってしまうので、これは重要です。食品を扱う事業者にとって絶対に避けて通れない賞味期限も、厳格に管理してもらえています。
あと土曜日の出荷に対応しているのもありがたいです。金曜日にキャンペーンの告知をして、土曜日の午前中に注文が入ったら当日に発送。このスケジュールだと翌週の献立の一品として間に合います。これが週明けの発送となると、お客様の満足度は大きく違うでしょう。
システム面ではいかがですか?
管理ツールは直感的に操作できて使いやすいです。住所不備などのエラーも的確に拾えて効率的です。
スマホのUIも優れているため、外出先でもよくスマホからデータを操作しています。時間・場所を問わずアクセスできるのは便利ですね。
システムの改修も迅速に実施してくれるので、助かっています。昨年11月には温度帯管理と賞味期限管理がシステム上でできるようになりましたし、直近ではギフト用途の配送伝票の記載方式についてリクエストを出したら、スピーディーに対応いただきました。
サービス面やサポートの体制についてはいかがですか?
オープンロジのご担当者様とはチャットツールを使ってやり取りしています。何か分からないことやトラブルがあっても、ユーザーファーストでレスが素早く、疑問をすぐに解消できます。最初は不明点も多かったですが、おかげで正しく理解できました。
また、こちらから出したリクエストについても、どうやったら実現できるかの提案もして頂けるので、今後、システム処理上の受注取り込みタイミングや、出荷後の注文キャンセルのフローなど、課題と感じている点を一緒に連携して改善していきたいと考えています。
オープンロジはビジネスの成長にも貢献していますか?
スタートアップが安心して成長できる土台を構築して、事業に集中できる環境をご用意いただいたと思います。2022年の夏には、これまでの3倍の物量になる計画を立てています。冷凍だと特にそうですが、急な拡大に耐えられる物流倉庫やシステムはそう多くはありません。
また、オープンロジ様はCXの向上にも関わっています。以前と比べて配送スピードが体感で1.5倍くらいにアップしました。「午前中までの注文で当日発送」、これはhomealの大きな武器になっています。当社ではお客様に定期的にアンケートを実施していますが、配送・受け取りの項目のスコアは非常に高いです。
幼児食というサービスの性質上、緊急のニーズが生じるケースが多いです。実際にあった事例ですと、妊娠中のお母さまが急遽出産準備で入院となり、上のお子さまのために一週間分の食事を用意しなければならないという状況で「今注文したら、homealはどのくらいで届きますか?」と問い合わせてくださいました。
それに対してすぐに、「明日届きます」と答えることができ、「そんなに早く届けてくれるのですね!」と感謝の言葉をいただきながらの注文となりました。
冷凍の商品を早く・正確に届けられるのは大きなメリットですし、その体制を冷凍EC物流で実現できるのは、簡単なことではないと思います。
幼児食を日本の文化にするために
今後homealが取り組んでいきたいこと、目指していることを教えてください。
いろいろな仕掛けをしていきますが、直近では幼児食のレシピ本を出版予定です。料理の作り方が載っているだけでなく、子どもの成長に合わせた幼児食に関する正しい知識などを含めて、1冊にまとめた決定版です。
本の出版は、サービスの拡充というよりは、幼児食を当たり前の文化にすることを目的としています。それが子どもの健やかな成長にも繋がるうえ、ワンオペ育児などの社会課題の解決にもつながると思っています。
離乳食についての情報は多く出回っていますが、幼児食はまだ世の中に浸透していません。「幼児食の悩みをゼロに」というブランドミッションの実現を目指して、これからもブレずに、さまざまな施策を展開していきたいと考えています。
最後にhomealのような食品D2C事業者に向けてメッセージをお願いします。
食品D2Cは原価の壁が大きい業界です。冷凍だと配送コストも高いので、特に顕著でしょう。IT系のサービスなどと比べてしまうと、それはもう信じられないほど原価率が高いと思います。
ですがその一方で、何かを社会実装していくという点においては、有形のモノがあること、ブレないテーマがあることは有利なのも事実です。
原材料が高騰している中で苦しいかもしれないですが、D2C事業者の皆様には、原価やコストという視点だけで商品やサービスの質を落としてほしくないと、一人の消費者として思います。
それは配送についても同様です。単純な送料だけで比較せずに、オープンロジ様のような高品質で頼れるサービスを選んで、優れたプロダクトを社会にしっかりと届けてほしいです。
株式会社homeal:https://homeal.co.jp/collections/online-shop
※こちらの記事はECのミカタより引用致しました。(https://ecnomikata.com/original_news/33274/)
※CRM PLUS on LINEについてのインタビューはこちら:
Shopify Plus × LINEでつくる感動体験!homealに学ぶコミュニケーション設計
日本進出時から売上は8倍に成長
貴社についてご紹介をお願いします
【山本様】私たちは2017年に「Koala Sleep Japan 株式会社」を創立し、日本へ進出しました。弊社は2015年に創立されたKoala Sleep Pty Ltd Australiaに属しており、寝具や家具、インテリア用品の輸入・流通といった販売事業を行っております。
現在のSNSフォロワー数はありがたいことにTwitterで約3万人、Instagramで約14万人、Facebookで約16万人いらっしゃいます。
売上は日本で事業を立ち上げたばかりの2017年時点から2018年までの間に2倍、2018年から2019年にかけては3~4倍の成長を遂げることができました。2022年現在では当初と比較すると8倍以上の売上を達成しており、順調に事業を成長させることができていると実感しています。
2017年に日本進出を果たした後、事業はどのように成長されましたか?
【山本様】先述したように2015年にオーストラリアにて事業を開始した弊社ですが、スタートアップ時にはマットレスやピローくらいしか商品がなく、SKU数は片手で数えられるほどの小さな規模でした。しかし現在では寝具だけでなく、ベッドベースやダイニングテーブル・チェアといった家具も販売するようになり、SKU数は資材を含めて200を超えています。
また昨年6月には韓国で新たに事業をスタートさせ、今ではオーストラリア・日本・韓国の3カ国に事業を展開する規模に成長しております。このことからも、事業が著しく成長しているのをお分かりいただけるでしょう。
急成長のきっかけを教えてください
【花房様】実は2年半前くらいに有名なYouTuberの方がご厚意で弊社を取り上げてくださり、これが私たちの会社の知名度を一気に上昇させるきっかけとなりました。
その他にも成長を促進した要因として「InstagramやTwitterといったSNSのインフルエンサーとのコラボSNS施策」「短期的に実施したテレビCM」「昨今のコロナ禍における巣ごもり需要」なども挙げられます。これら全てが相乗効果となり、一気に事業が成長しました。
また日本では3~4月、9月の引っ越しシーズンに需要が伸びています。これは他国では見られない独特の特徴であり、日本進出した際に発見した成長ポイントといえます。
日本の物流品質は他国と比較してもナンバーワンと思っている
事業成長に伴い、物流面での変化はありましたか?
【山本様】SKU数が増加したこともあり、現在では利用している倉庫が3拠点になっているのは大きな変化ではないでしょうか。事業スタート時は埼玉の倉庫を、後に西日本の配送を強化するために大阪の倉庫を、次に神奈川の倉庫をと新たに在庫拠点を設けて頂きました。
昨年の5~6月には、規模拡大により手狭になった神奈川の倉庫をクローズし、千葉の倉庫を移転する作業を行って頂きました。スタートの段階では3拠点合わせて1000坪ほどのスペースだったところ今では倍の2000坪を利用しております。事業成長に合わせたタイミングで十分な倉庫スペースを迅速に確保できているため、物流がボトルネックにならずに事業を運営できています。
また倉庫移転と同タイミングで物流オペレーションの改善をしていただいたのも大きな変化のひとつです。物量が増えることで現場のオペレーションも複雑になりやすいため、既存のオペレーションでは作業が追いつかず商品がスタックしてしまう可能性もありました。
オープンロジには物流の現場事情に精通している方もいらっしゃるので、私たちと物流会社の間に立ち、双方の状況・要望を擦り合わせながら適切にハンドリングして頂けるので、その点は私たちにとってとてもありがたいことでした。
在庫を分散するに至った背景を教えてください
【山本様】これは私たちが事業を開始した当初から言えることですが、EC業界においての主要マーケットでの売上比率は目算で関東50%、関西25%、東海10%、九州3%、その他といったように意外と固定されている印象があります。
ですので「一番売上比率の高い関東圏へのサービスをどのように手厚くしていくか」「関西や東海といった他の地域へ2日以内に配送するためには倉庫はどこに配置するのが適切か」などを十分に考える必要があるといえるでしょう。
現在私たちは倉庫を3拠点利用しておりますが、ただ在庫を闇雲に分散しているのではなく、各倉庫に適した担当県を割り振り、そこから効率よく商品を配送して頂くといった手段を採用しています。
本来、物流を分散させると倉庫のオペレーションを常に把握する必要があり、各倉庫のハンドリングは必須であるため、以前よりも在庫管理の手間が増えることで却ってリソースが逼迫してしまう可能性があります。しかしオープンロジではその点をしっかりとサポートする体制が整っているため、私たちは安心してお任せすることができました。
正直日本での配送コストはオーストラリアや韓国と比べると商慣習の違いから割高です。とはいえ日本の物流品質は他国と比較して劣っていないですし、むしろ個人的には一番クオリティの高いサービスを提供していただいていると感じてますので、コストに見合った価値があると思います。
オープンロジの熱量は私たちに勇気を与えてくれる
改めて、オープンロジ利用のメリットを教えてください
【山本様】メリットは2つあります。
1つめは「オープンロジのサービスは従量課金制であるため、コスト負担が効率的であること」です。
私はこの会社で物流を担当するまで、従量課金制の物流サービスに触れたことがなかったので、この料金体系は本当に目からウロコでした。
個人的にではありますが、以前勤めていた会社では倉庫の立ち上げや運営において、私はかなり厳しい経験をしてきました。ですので、オープンロジには物流オペレーションや在庫管理といった「現場でのコミュニケーションが発生する諸々の作業を一定の固定費をかけることなく、使った分だけのコストでお任せできる」という点は、大きなメリットのひとつであると実感しています。
2つめは「なんでも相談できる環境が整っていること」です。
私たちは定期的にオープンロジの皆さんと定例会議を行っているのですが、その会議に参加されているメンバーへ相談した時に「できません、やれません」といった否定的な回答を今までいただいたことがありません。むしろ要望や質問をすると、嬉しそうな顔をされるくらいです。
以前、配送コストを削減するための施策を相談したことがありました。通常、マットレスやソファーといった大型商品はまとめて注文しても、それぞれ個別に梱包するために各商品ごとに送料が発生してしまいます。ですが私たちが独自にトラックを設えて荷物をなるべくまとめて配送することにより、通常配送よりも配送コストを下げることが叶いました。
上記の対応は現在「東京23区にお住まいのお客様のみに提供しているサービス」となっておりますが、ゆくゆくは他地域でも適用していきたいと考えております。
しかし現状、私たちのチームの一存では決断することが難しく、まずは社内で認めてもらう必要があります。これは私たちがこれからチャレンジしていかなければならない部分ですが、簡単なことではありません。そのようなハードルを抱えている私たちにとって、定例会議にてオープンロジの皆さんへ相談をした際に感じられる熱量は、多くの勇気を与えてくれるものとなっています。
オープンロジを利用される中で、特に印象に残っているエピソードがあればお聞かせください
【山本様】先ほどもお話しましたが倉庫移転作業はとても感動したことを憶えています。
本来、倉庫移転は在庫を移動するためのトラックを手配したり、作業を行う人員を確保したりなど、リソースやコストといったさまざまな面でとても負担が大きい作業です。しかし今回の倉庫移転で私たちが行った作業といえば「移転作業にかかるコストの見積もりを事前に確認するだけ」といったシンプルなものでした。
短期間でこちらの負担がほとんどなく「オープンロジに一切を任せることで移転完了から稼働開始できる状況になった」のは本当に驚きました。
【花房様】私は普段から臨機応変に対応して頂いていることが印象に残っています。こちらの質問にも毎回すぐにレスポンスを返して頂けておりまして、毎度毎度頼りがいがあると感じています。
私たちロジスティクスチームはカスタマーサービスの社員とも密に連携しており、時折カスタマーサービスの社員からもオープンロジの皆さんに連絡をとらせていただくことがあるのですが、その際にも真摯にご対応頂いていると聞いています。
オープンロジにはスペシャリストが揃っている
貴社の今後の展開についてお聞かせください
【山本様】私たちは日本の中でも先駆けてD2Cのビジネスモデルを採用して事業を成長させて参りました。昨今、ECやBtoCにおいて競合他社が増えていくなかではありますが、これからも私たちは止まることなく成長していきたいと考えています。そのためには「お客様が求めている要望に対してどのように答えていくか」ということが重要であり、そこに注力するには多くのリソースが必要不可欠です。
リソースを確保するにあたって物流の外注化は必須といえます。オープンロジを利用することで作業量の軽減に繋がるだけでなく、ECや物流において気軽に相談・サポートして頂ける環境が整うので、これからも一緒に伴走していきたいです。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
【山本様】サービスを利用する中で、私たちはオープンロジが「物流だけでなくECにおいて頼れるスペシャリストがいる心強いチーム」だと感じています。ECを始める際には不安や悩みは付きものですが、いつでも頼れる環境がオープンロジには整っているので、まずは相談してみることをおすすめします。
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