日本発の吸水ショーツブランド「Period.」を運営する株式会社Period.様。新しい形のサニタリーショーツを提供する同社は、2018年に創業したばかりですが注目度は高く「VOGUE」「美的」「MORE」など、数々の有名雑誌に取り上げられており、その知名度は現在も更に高まりをみせています。
Shopifyを利用しECを運営しているPeriod.様ですが、課題となったのが物流業務でした。
今回は株式会社Period.のFounder / President and Directorである寺尾様に、ブランドの詳細やECプラットフォームとしてShopifyを販路に選んだ理由、オープンロジ導入のきっかけ、今後の事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました。
「この商品を多くの人に知ってほしい」
その思いで事業を立ち上げた
貴社とブランドについてお聞かせください
株式会社Period.は2019年に設立した会社です。事業自体は2017年くらいから構想を始め2018年からスタートいたしました。
商材は吸水ショーツを取り扱っており、日本国内では私たちが初めて市場展開しているD2Cブランドとなります。吸水ショーツとは生理のときも快適に過ごせるショーツとして、近年注目を集めているフェムテックにカテゴライズしている商品です。
この商品を知ったきっかけは、たまたまインターネットで色んな情報を見ているときにニューヨークにあるTHINX(シンクス)というフェムテックを牽引しているブランドのインタビュー記事を見つけたことです。その記事を読んだことで吸水ショーツの存在を知り「すごく面白い商品がある」「誰もが考えつきそうだけど、まだ多くの人には知られていないものがあったんだ」と感銘を受けました。
実際にTHINXの商品を購入し自分で使用してみたところ、大変使い心地が良いものでした。そこで、日本で販売されているのか気になり調べてみたところ、THINXだけでなく似たような商品の取扱さえも見つからない現状を目の当たりにしたのです。このことが起源となり、私は「この素晴らしい商品を日本にもっと広めたい」と強く思い、事業を立ち上げることを決断いたしました。
始めはTHINXの代理店を立ち上げようと考えました。しかし条件やコストなどの条件が厳しく、得られる利益が薄いことが予想できたため、長期的に続けるのは難しかったのです。しかし吸水ショーツを日本に広めるということを諦めることはできなかったため、心機一転、プロダクトを新たに作るという方向に発想を転換させて立ち上げたのが、株式会社Period.になります。
ECのメリットは
スキマ時間を利用して買い物ができること
販路にECを選んだ理由は何ですか?
2つ理由があります。
1つめの理由は私自身もオンラインで買い物をすることが多く、ECに抵抗がないということです。
実店舗に直接赴いて商品を購入するのは、店舗が遠かったり人で混み合っていたりなどして、意外と時間や手間がかかります。しかしECならば通勤の時や寝る前など、日常のスキマ時間で思い立った時にすぐ商品を購入することができます。このことは商品を購入するにあたって大きなメリットであると考えました。
2つめの理由は、運営にかけるコストを抑えたかったからです。
仮に実店舗で商品を販売するとなると、光熱費や人件費・スペース代など多くのコストが発生します。しかしECならば、実店舗よりも運営に関わる諸経費を低く抑えることが可能です。私たちの扱っている商品は原価が高いため、より良い製品を作っていくためには他コストを削る必要があります。少しでも多くのコストを商品に還元したいという気持ちもあったため、私たちはECという販路を選択いたしました。
数あるECプラットフォームの中でShopifyを選択したのはなぜですか?
ECに対しての知識が当時ゼロに等しかったため、片っ端から使えそうなプラットフォームを調べ上げました。それだけでなく、既にEC事業の経験がある友人に聞いたりしながら候補のプラットフォームを4つにまで絞り込み、実際に使用し比較してみるといったことも行いました。
最終的に選んだShopifyはどのプラットフォームよりの実質かかる固定費が安く、連携できるアプリも豊富にあり、カスタマイズ性が非常に高いことが決定打となりました。
他プラットフォームは月額費用などの固定費が安くとも売上時に発生する決済手数料が高くついてしまったり、ストア機能の拡張性が物足りないと感じました。今後、ブランドの規模を大きくしていくことを念頭に置いたとき、課題となる可能性が予測できる箇所が多かったのです。
私たちは個人事業という枠内で事業をやっていく考えは最初から持っていませんでした。ですので事業を長期的な目線で捉えた際「拡張性の高いShopifyを使っていった方が、実質かかる総コストは安くなる」と判断したのです。
また、Shopifyはカスタマイズ前のデフォルトの状態でもマーケティングに役立つ情報が期間を絞って見ることができたり入金が1週間でされるなど、機能が充実している点も決め手となったポイントでした。
丸一日費やしていた業務が負担ゼロに
物流の外注を検討したのはいつですか?
事業を立ち上げたはじめのうちは、自分たちで物流業務を行っていました。当時、取り扱っている商品は1サイズの2タイプのみであり、注文数もさほど多くなかったため、外部に任せるよりも自分たちでやってしまった方が安く済んでいたのです。
しかし昨年の11月から商品の種類が4商品増え、サイズ展開も4サイズになったことで、一気に商品数が増えただけでなく比例して注文数も増加することが予想できました。状況が変化する中で以前と同じく物流を社内で行うのは、ミスやリソースのひっ迫といったリスクが高くなることが目に見えていたので、注文数の増加を見込んで倉庫や物流代行業者を探し始めました。
実際に業者を探し始めたのは上記のタイミングでしたが、実は以前から物流業務のリソースは手放したいなとは思っていました。
私たちの取り扱う商品はサニタリーグッズのため、月経の時期を過ぎると次に使用できるのは1カ月後になってしまいます。ですので、なるべく早くお客様に商品を届ける必要があり、ゆえに物流業務は最優先で行わなければいけません。
当時から注文は常に入ってくる状況でしたが、どのくらい来るのかは予測ができるものではありませんでした。先ほど配送作業を終えたと思いきやまた作業が溜まっている、なんて状況も日常茶飯事です。特にキャンペーンの時には注文が殺到するため、丸一日発送業務に時間を費やしてしまい、他の業務に手が回らないこともありました。
多い時で一日に100件以上の作業を一人で行うこともあったのですが、その時は本当に自分がロボットにでもなったかのように作業をしていましたね。室内も在庫で埋もれていました。
ですが、約1年間この経験をしたおかげで配送時の懸念点やコツを理解することができました。梱包資材や物流業務を外注する際には迷うことなく自分の要望を具体的に伝えられたので。その点においては、自分で物流業務を経験しておいて良かったなと思っています。
外注先にオープンロジを選んだ理由は何ですか?
Shopifyと連携としていたことと、独自資材を扱うサービスを開始予定だったことが大きな理由です。
最近のD2Cブランドはお客様に商品が届いた時の体験をかなり重視しているので、ただの段ボールで送付したりなど、明らかにワクワク感の無い状態で送ってしまうのは避けなければいけません。そのためには独自資材を導入して他社との差別化を図ることは必須でした。
オープンロジで独自資材を取り扱うことができなかったらどうしよう、という不安はありましたが、無理矢理交渉してでも導入してもらう必要はあるだろうとも考えていました。独自資材を使うことはもちろん、物流代行も外すことのできない要素のひとつでしたから。それほどに自社で物流業務を行うのは負担となっていたのです。
当時オープンロジではまだ独自資材サービス(※)が運用開始前でしたが、仮にこのサービスが開始予定でなければ他社への外注を検討せざるを得ませんでした。弊社の物流外注とオープンロジの独自資材サービスのスタートのタイミングが合って本当に良かったです。
※梱包にブランドオリジナルの箱を利用することができるなど、独自資材を商品発送時に利用できるサービス
物流外注先は他社との比較はされましたか?
他社比較はもちろんしました。物流外注にあたりShopify連携が必須条件だったのですが、外注先を探したところ、連携ができるという企業でも一個アプリをかませないとできないところがほとんどでした。
比較検討した中でShopifyとシームレスに連携することができ、かつ独自資材を利用できるところはオープンロジしか無かったというのが正直なところです。
ですが、それ以外の理由として見積り価格がはじめから明確だったことも、オープンロジ利用を決断するに至った重要なポイントでした。
他社に見積もりを取った際、一応見積もりは出してくれるのですが明らかに金額が大きく、その後交渉で下げてくる、というパターンが多かったのです。EC事業を既に行っている友人からは「昔からの倉庫事業者や物流外注業者はそういうもの」だと聞いてはいたので「こういう世界なんだな」と理解はしていたのですが、明朗会計ではない言い値である文化に疑問を感じていました。
一方、オープンロジの見積もりは明確な金額で、コスト感も適切な印象を受けました。その時点で信頼することができると感じましたし、心象が良かったです。
私たちは「顧客に対して誠実でいる」ということをとても大切にしているので、このシンパシーが合う企業としか仕事をご一緒したくないと考えています。物流外注を検討し始めた割と最初の段階でオープンロジには問い合わせをしていたのですが、この時点で圧倒的に他企業よりも良い印象を持ちました。
独自資材サービスのこれからに期待
オープンロジ導入のメリットを教えてください
自分の手から物流業務が離れ、ストアの運営や新商品開発など他のするべきことに時間を創出できるようになったことが最大のメリットです。
一日に2回、自動的に注文情報の取り込みを行ってくれるので、昼までに商品を購入してくださったお客様に当日のうちに発送することが出来ます。私たちにとって発送スピードの維持は重要でしたので、これが継続できることは重要なポイントでした。また、操作も難しい手順が無く、簡単に管理ができるところも便利です。
以前は連携までが自動で行われ出庫はこちらでボタンを押していたので、10分程時間を割いていたのですが、先日、出庫依頼も自動連携を有効することができたため、実質物流にかけている時間はゼロになりました。
今後オープンロジに期待されることはありますか?
独自資材サービスのカスタマイズ性を、もっと高めていってくださると嬉しいです。
例えば、実現可能な話であると思うのですが、限られたシーズンのみ限定の梱包資材で対応していただくといったサービスをリーズナブルに利用できたら良いですね。D2Cですと季節ごとの荷姿にもこだわっていきたい事業者が多いはずですので、荷姿含め、ノベルティの同梱など、その時々で柔軟に対応していただけたら助かります。
後はサスティナブルな資材など、まだ日本に浸透していない資材も導入していただけると嬉しいです。このような国内ではまだ取扱が珍しい資材は、ロット数が大きくないと導入できない外注業者がほとんどなのです。
また日本の資材業者は昔ながらの企業が多く、海外での流行りや最近のトレンドなどはあまり取り入れていない事業者が多い傾向にあります。国内で浸透していない資材を取り扱う事業者も増えつつはありますが、規模が小さい故にコストは割高で、負担が大きくお願いすることが難しいため、独自資材の導入を妥協または断念してしまう企業も多くいるのが実情です。
小ロットからでも独自資材サービスを利用できるオープンロジだからこそ、手頃な価格で最新の資材を製造・利用することができれば、かなり需要があると思います。
これからD2Cを立ち上げていく方は
オープンロジの利用はマスト
これからの事業展開についてお聞かせください
今年中に新商品を2~3つほど発売するために現在計画を進めております。もちろん新しい商品を増やしていくことは今年に限った話でなく、今後も続々と新商品を展開して行く予定です。
あとは海外展開を拡大させていきたいですね。今現在、弊社は商品をシンガポールの企業に卸しているのですが、ゆくゆくは東南アジア諸国に販路を拡げていきたいと思っています。
現時点では商品に対して諸外国での認知度が低く、残念ながら越境EC参入には至っておりません。私たちの取り扱う吸水ショーツという商品は、日本国内だけでなく世界的にもまだまだ認知度が低いものです。
将来、海外のお客様に直接商品をお届けできるようになるためには、まず私たちの扱っている商品を知ってもらう必要があります。ですので現段階では海外のセレクトショップといった販路を通して商品を販売し、商品の認知度を高めることに注力していこうと考えています。
最後に、オープンロジのご利用を検討されている方にメッセージをお願いします
D2Cをこれから立ち上げようと思っている方やECプラットフォームにShopifyを利用しようと検討している方は、マストでオープンロジを導入した方が良いと思います。実際、私はオープンロジを導入したことで物流業務を手放す事ができており、物流に関する悩みはほぼゼロになったと言っても過言ではありません。
そして、オープンロジの新たな試みである独自資材サービスを利用することで、私たちは商品のブランドイメージを崩すことなく、お客様に商品を届けることができています。
物流業務は規模が大きくなると負担も倍増します。事業を始めたばかりの頃は、自分で作業を行うのもひとつの経験です。しかし、出荷件数が一日に100件を越えて業務を圧迫するようになり、他の基幹業務に手を付ける余裕が無くなってきたのなら、ミスやトラブルを防ぐためにも早めの段階で物流外注を検討し始めた方が良いのではないでしょうか。
自社で開発されたプラスチックや紙の代替となる新素材である「LIMEX」や、植物由来のプラスチック素材「ポリ乳酸(PLA繊維)」など「サステナブルな素材」を使った商品を販売するECストア「ZAIMA」を運営されている株式会社TBM様。同社は約6000社との取引実績があり、ネクストユニコーン企業として注目されている会社様のひとつです。
以前より、自社ECストアにて商品を販売されていたTBM様ですが、本格的にtoC事業へと力を入れるにあたって課題となったのが、ストア構築と物流でした。
今回は株式会社TBMの中野様と酒井様に、Shopifyを選んだ理由や物流外注のきっかけ、今後の事業展開などを詳しくお聞かせいただきました。
サスティナビリティ分野において
リーディングカンパニーでありたい
貴社やブランドについてご紹介をお願いします
【酒井様】株式会社TBMは2011年にスタートした会社であり、今年でちょうど10周年を迎えます。
弊社の主力事業は石灰石を主原料とした素材「LIMEX」と、使用済みのプラスチックを原料とした素材「CirculeX」の展開です。主力商品はLIMEX製の袋などですが、現在はコロナの影響もあり、植物由来のプラスチック素材「ポリ乳酸(PLA繊維)」で作られたマスクやLIMEX製の抗菌マスクケースが人気を博しています。
起業の起源は、創業者である代表取締役CEO・山﨑が会社立ち上げ前にヨーロッパへと赴いた際、現地の歴史ある建造物に触れたことです。100年以上経つ現在でも当たり前のようにその場に残る建物たちに心を惹かれた山﨑は「私もこのように世界に残り続けるものを作る仕事をしていきたい」と強く思ったそうです。
当時、山﨑は台湾のストーンペーパーの輸入を生業としておりましたが、品質にやや難があり、台湾のメーカーに向けて改善を要求しておりました。しかし、なかなか良い方向に向かわなかったのです。そこで「それなら自分たちで会社を立ち上げて作ってしまおう」と思い立った山﨑は、知人より紹介いただいた日本製紙株式会社・元専務取締役である角と共に株式会社TBMを立ち上げるに至りました。
そのような経緯で設立された弊社は「サスティナビリティ分野においてリーディングカンパニーでありたい」という確固たる目標があります。その目標を遂行するべく、この度立ち上げたのがECストア「ZAIMA」です。
Shopifyには高いカスタマイズ性がある
なぜECという販路を選ばれましたか?
【酒井様】実は、ZAIMAを立ち上げる以前にも自社でECストアを運営していたという経緯があります。現状よりもさらにtoCへの販売を強化していき事業の幅を拡げていくための戦略として、私たちは思い切って既存の自社ECストアをクローズし、Shopifyへ移行して「ZAIMA」というECストアを新たに立ち上げたのです。
ECプラットフォームとしてShopifyを選択した理由をお聞かせください
【中野様】大きな理由のひとつは高いカスタマイズ性です。Shopifyは他のどのECプラットフォームと比較しても群を抜いてカスタマイズ性が高いものでした。ECストアをリニューアルするにあたり、柔軟なカスタマイズ性は妥協のできない点でした。
また連携の面でもShopifyは優れていると思います。特に配送部分のシステムは、外注業者とスムーズに自動連携できるのかというところが重要項目でした。
さらにShopifyは「海外販売の実績が豊富にある」ところも魅力でしたね。弊社は国内だけでなく国外もターゲットに据えて事業を行っていきたいと考えているため、グローバル展開の実績がしっかりある部分は、導入にあたり安心できるポイントとなりました。
Shopifyを利用して感じたメリットは何ですか?
【中野様】先ほどお話したカスタマイズ性は実際に使ってみたことで、本当に拡張性の高さを感じることができました。Shopifyにはアプリが豊富にあり、さまざまな機能をストアに付加することが可能です。その中でもデザイン性を補助するものや、クーポンを配信するアプリは大変役に立っております。
弊社の提供する商品の良さを伝えるためには、デザインをイチからこだわって作っていく必要がありました。ストアの運営自体をスムーズに行える環境を作ることも重要ですが、お客様の目に触れる部分を納得いくまでカスタムできるShopifyの拡張性の高さは、大きなメリットであると思います。
半日かかっていた業務が
15分で完結できるように
物流の外注を検討しはじめたきっかけを教えてください
【中野様】物流の課題が顕在化したことが物流外注を検討し始めたきっかけです。
ZAIMAを立ち上げる以前から物流業務のリソースは、結構なキャパシティーを占めておりました。また在庫を保管するスペースも限られており、置けるスペースが無くなりつつあったため、ECストアリニューアル前から物流外注は必須事項でした。
自社で物流業務を行っていた時には、多い日に1日5名ほどのメンバーで商品をピックアップし、封筒に入れ、配送のラベルを貼る、といったことを午後からずっと行うといった状況が発生していました。
昨年6月に私たちの商品がメディアで取り上げて頂いた事があり、そのとき爆発的に受注数が増えた事があり、このときは社内の人員で対応を行いましたが、物量を長期的に自社内で対応するのは難しいと判断し、物流外注の検討を始めました。
物流アウトソーシング先を選ぶ際に重視した点はありますか?
【中野様】3つあります。
1つめはコストです。全体的な費用感で初期費用やランニングコストがどれだけかかるのかというところは重要でした。この部分に関しては実際に導入する前に明確に知っておきたいと思いました。
2つめはShopifyとの連携です。アナログな業務を完全に無くしたかったということもありますが、スムーズに連携することが出来なければ余計な工数がかかるだけでなく、お客様へ商品を届けるまでのリードタイムも多くかかってしまいます。その事態は避けたいところでした。
3つめはサポート体制です。疑問点が出てきた時や万が一のトラブル時など、イレギュラーなことが起こった際にしっかりとサポートしてくれる体制が整っているのかという点は、本格的にECストアを運営していくためには必要不可欠なものでした。
オープンロジを導入されて感じたメリットはありますか?
【中野様】導入前に検品から配送まで全て自社で行っていたのですが、そこを全てオープンロジに依頼できたことによって社内のリソースが大幅に削減されたという点が一番のメリットです。
以前まで社内で半日以上かけて行っていた業務が、今では一人で1日15分程度、配送先エラーなどの確認・修正作業のみで済ませることができています。
また、社内で物流業務を行っていた際に発生していた商品間違いなどの人的ミスが無くなり、大量出庫のときでも確実にお客様へ商品を早く届けることができるようになったことは、物流をアウトソースすることで得られたもうひとつの大きなメリットであると言えます。
実は今回、私は初めて物流業務の担当をすることになったため、正直分からないことも多かったのですが、オープンロジの担当者の方に大変手厚いサポートをしていただいたことでスムーズな導入及び運営ができていると実感しております。導入当初だけでなく、現在に至るまで電話やメールできめ細やかなサポートをしていただけるのは、とてもありがたく助かっております。
オープンロジに期待されることはありますか?
【中野様】現在、私たちはSSサイズの梱包資材をメインとして使用しておりますが、それ以上大きな商品となると次のサイズは60サイズになってしまいます。ですので、その中間的なサイズがひとつまたは複数あると嬉しいです。
また、私たちは環境に配慮した素材を開発し、商品として取り扱っているため、梱包に関してもできる限り無駄のない状態でお客様に提供していきたいと考えております。
実際、お客様からも「箱をなるべく小さくして欲しい」といった要望をいただいているため、この気持ちにお応えできるようになれば、とてもありがたいです。
物流アウトソーシング先として
オープンロジはトータルで満足できる
貴社として今後挑戦されていきたいことはありますか?
【酒井様】私たちの運営しているECストアZAIMAでの主力商品はポリ乳酸(PLA繊維)を使用したマスクですが、今後はポリ乳酸を使ったタオルや靴下など他の製品も展開していきたいと考えています。
またLIMEXを生かした製品も、もっと増やしていきたいです。こちらは現在toBをメインにプロダクトを展開しておりますが、toC領域にも販路をさらに拡げていくために、商品開発などを進めている最中です。
そして海外での販売も視野に入れていく予定です。まだこちらは本格的に稼働しておりませんが、梱包資材は配送など物流の面は、オープンロジと連携して進めていきたいと考えています。
最後にオープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
【中野様】既にShopifyを利用されていて、物流のアウトソーシングを検討されている事業者様は、まずオープンロジへ相談されることをオススメします。
オープンロジでは担当の方から物流業務に対しての改善点を提案してくれたり、不安・疑問点の解決方法や回答などを分かりやすく説明してくれるなど、手厚いサポート体制が整っております。物流の外注を利用していく上で、疑問点をすぐに解決することができ、安心して業務を任せられる環境があることは大きな利点ではないでしょうか。
また、オープンロジでは常にサービスの改善がされています。流れの早いEC業界において最新の物流サービスを取り入れることができる点は重要なポイントでしょう。サービス内容、サポート体制、どの面から見てもオープンロジは物流アウトソーシング先としてトータルで満足できるはずです。
株式会社TBM:https://tb-m.com/limex/
ZAIMA:https://zaima.in/
イギリスの会社が製作している知育玩具「Morphun」を取り扱っている水谷様。自社サイトだけでなく、AmazonやYahoo!などの大手モールでも商品を販売されています。
ECは副業として始められ、その際、物流も同タイミングで外部に委託されました。
今回は水谷様にECを始めたきっかけや、物流外注をECスタート時のタイミングで決めた理由・メリットなどについて、詳しくお聞かせいただきました。
個人にリーチする場合
必然的にECしか手段がなかった
貴社についてお聞かせください
現在、私はECサイトで「Morphun」というブランドの知育玩具を扱っております。これはイギリスの会社がデザインをしていまして、製造はポーランドでされているものです。
なぜ私が販売を始めたかというと、私は本業でITのコンサルティングをやっており、1989年から1999年までイギリスにいました。当時はコンサルティングの会社に駐在していたのですが、その時にMorphunという会社の商品を扱っている会社の社長と、縁あって仲良くなったのです。
暫く経ってから電話がかかってきて食事を共にすることがあったのですが、話のなかで「日本で売っているんだけどなかなか売れないんだよね」って言う話題が出まして。その流れで「じゃあ手伝おうか」と言って始めたのがMorphun商品の販売です。
弊社は販売チャネルとして保育園や幼稚園向けの卸売のチャネルと、オープンロジなどにお願いしているECサイトのチャネルの2本があります。
卸売の方はほとんど書類のやり取りだけなのですが、実際の輸入業者は別に委託し、コンテナ単位で取引するような形態にしています。
最初は卸売りのみの販売でしたが、ネットでMorphunの商品を検索すると、並行輸入で商品が扱われているのを多く見かけ、実際「幼稚園で使って子供が気に入ったんだけど、どこかで買えないの?」という問い合わせもありました。このことがきっかけで、私はECサイトを立ち上げることを決めました。
ECという手段を選んだ理由は何ですか?
はじめから実店舗を構えるつもりはありませんでした。
先ほど言ったように卸売で販売しているチャネルがあり、そこから小売に卸すつもりはなかったため、個人にリーチするとなると、必然的にECしか手段がありませんでした。
玩具の量販店などの実店舗での販売も一応は検討しました。しかし取引条件や値段の統制が困難だったのです。親会社であるイギリスの本社でも、そういった事はやりたくないという判断でしたので、結果的にECになりました。
ECサイト立ち上げ時には既に物流の外注を決められていたのですか?
そうですね。私は本業が別にあるので、細かい配送の作業等が自分ではできないと思いました。どこかに在庫を預けて配送業務をやって貰う必要があったので、インターネットで色々探していたところ、オープンロジの名前が出てきました。
本業では製造業や卸売業などの、サプライチェーンやロジスティクスのコンサルティングをしています。ですから発送・在庫管理の世界もある程度は知っていました。
物流は通常、固定費などがかかる場合が多いですよね。ですがオープンロジの料金体系は固定費が無く、サイトを拝見したときとても安いと思いました。他の会社さんと比べてもやはり安く、小口のお願いをする分にはある程度小回りが利くのもあって、ECを始めた当初から利用しています。
最初はオープンロジ以外にもヤマトや知り合いの倉庫会社の見積もりを取りました。しかし圧倒的にオープンロジが安かったのです。最初、出庫指示などは管理画面から行っていたのですが、分かりやすいインターフェースで指示も出しやすかったですね。
ネクストエンジンは
複数店舗を一箇所で管理できる
ネクストエンジンの利用を決めた理由を教えてください
オープンロジの利用を始めた時は、実はネクストエンジンとは違うシステムを使っていました。ECのWebサイトから直接注文が入り、そこから料金が決済されて受注に繋がり請求書が作られて、という一連の仕掛けがある他社のシステムを利用していたのです。
しばらくしてからWebサイトと並行してAmazonでも商品を流し始めました。つまりECで2つ店舗を構えたのです。ある日、とある理由でそのシステムが使えなくなる可能性が出てきてしまって……。ですので別のシステムに変える必要が出てきました。
まずはじめに、自社ECを構築するためのプラットフォームを探し始めました。ピンキリでいろいろある中、結果的にShopifyを選択しました。一方でAmazonと自社と2店舗ある状況は在庫管理が統合されていなければ、かなりの労力をかけないと配送品質が低下すると判断しました。そこで複数店舗を一箇所で管理できるネクストエンジンの利用を決断しました。
自動的に出荷指示や在庫バランス・連携機能がオープンロジとされているところも、ネクストエンジン利用の大きな決め手でしたね。
シンプルな仕掛けながらも
きちんとマルチテナントで運営されている
物流のアウトソーシング先を選ぶ時に重視したポイントは何ですか?
コストと使いやすさですね。
私はECを専業でやっているわけではないので、出庫指示や電話などをする時間がありません。ですので、しっかりとした仕掛け・システムがあることが必須条件でした。比較検討した他社ではシステムを持ってますと言っても、アナログなものだったり、設定するのに高い初期費用がかかるなどのハードルがありました。
オープンロジではそういうハードルが一切ありません。もちろん初期設定はやらなければいけなかったのですが、それ以外はハードルが低かったので、オープンロジの利用を決めました。
物流を外注して感じたメリットをお聞かせください
オープンロジについて評価が高かったのは、シンプルな仕掛けでありながら、きちんとオープンにマルチテナントで運営されているところです。これは倉庫内のオペレーションが標準化されていないとできないことでしょう。
私は現在自社サイト、Amazon、Yahoo!の3店舗をネクストエンジンを介してオープンロジのAPIで繋げているのですが、実際、受注があったときに私がやることはほとんどありません。今、発注依頼以外に保管のやり方として、外装箱で入ってきた商品をバラして発送していただいているのですが、そのバラしの指示を時々するくらいです。
ですので実質、普段の手間はゼロに近いですね。これが最大のメリットであると感じています。
オープンロジのサービスは費用対効果が高い
今後貴社で挑戦されていきたいことはありますか?
売上をさらに伸ばしていきたいなと思っています。
現在、集客としてGoogleとFacebookを時々利用しておりますが、広告を出すと対策をしていないときよりもアクセスが増えるのです。アクセスが増えれば比例して売上も伸びます。競争相手が多い分野なので、集客人数をもう一桁くらい上げていきたいですね。
最後にオープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
私はサプライチェーンのコンサル経験があるので、物流が大変だというイメージが元々強くありました。自分でECサイトやるときは、どこかに頼まないとやれないと分かっていたのです。ですから全部セットで一気に準備しました。
一切人と会わずに物流倉庫が立ち上がるというのは、ある意味奇跡的なことかなと考えています。本来、イチから物流倉庫を立ち上げるのは結構大変なことです。
私の個人的な経験からすると、オープンロジはかなりオススメできると言えます。サービスを利用してから誤配送などのトラブルは今のところありません。
ECを運営する方だったら、誰しも物流業務の費用は節約したいと思うでしょう。しかしそこに余計なリソースを使うのであれば、もっと別のこと、例えばプロモーションなどに時間を使った方が事業成長も期待できますし、より効率的なEC運営ができるのではないでしょうか?
仮に自分で出荷していて誤出荷などをしてしまえば、その対応にも多くの時間がかかります。そのようなコストも考えると、オープンロジのサービスは費用対効果が高いと思います。
Morphun:https://www.morphun.jp/
イタリアの希少なヴァケッタレザーを使用した革小物を販売しているSYRINX様。公式サイトのメルマガ登録者数は16000名、クラウドファンディングの調達金額は累計は1億7000万を超えており、高い人気ぶりが伺えます。
当初、販売先としてECモールを利用していた同社ですが、昨年秋頃モールからの撤退を決断し、現在はD2C(DtoC)で事業展開されています。完全D2C(DtoC)化にあたりShopifyに公式サイトを移されましたが、同時に物流の外注先も変更を検討されました。
今回は、ECモールから完全D2C(DtoC)に移行されたSYRINX代表取締役である佐藤様に、ECという販路を選択した理由、モールから撤退し完全D2C(DtoC)化したきっかけ、今後の事業展開などを詳しくお聞かせいただきました。
ECという手段が無ければ
事業は成立しなかった
貴社とブランドについてお聞かせください
当社はもともと設計事務所を生業にしております。あるとき、自分が設計した空間に設置するスピーカーを探さねばならない案件がありました。ですが良いものが見つからず、スピーカーを自分で作ってみたのです。それが非常にいい音だったため、特許を取得し事業にしようと思い、SYRINXを立ち上げました。
このスピーカーの特徴のひとつは革でできているため、ボディ自体が非常に柔らかいことです。ボディが柔らかいスピーカーは、固いものと比べて、音が濁ったり雑音が出るなど余計な音がせず、クリアが音が出ます。
しかし通常柔らかい素材というのは軽く、音も通しやすくなってしまうため、当初私たちは柔らかくて重たい素材を探していました。そして行き当たったのが革だったのです。ですが重たい革は硬く、柔らかい革は軽いものが多いのです。
柔らかいけれど重い、その矛盾する2つの要素を満たす革をひたすら探し、ようやく見つけたのが、イタリアのヴァケッタレザーというオイルを非常に多く含む革でした。その革に巡り合ったことでスピーカーを作り始めることができたのです。
実はこのスピーカーを作ると、その工程で端材がいっぱい出てしまいます。この商品は完全受注生産なので、大きい革から下手するとワンセットだけしかスピーカーを作る事ができず、多くの革が余ってしまうこともありました。
ヴァゲッタレザーはとても高品質な革ですので、そのまま捨ててしまうのは非常にもったいない。そこで始めたのが革小物のプロダクトでした。
なぜECという販路を選択しましたか?
当社の本業は設計事務所であるため、プロダクト事業は専属の人材は置かずに業務をまわしております。そのため、効率を重視しなければいけません。もしECという手段がなければ、この事業はできなかったと思います。
実は有名セレクトショップからお声がかかったことも何度かありますが、すべてお断りしています。もちろんそういうところに商品を置いてもらえば、知名度は上がり、売上として貢献するのは分かっています。
しかし実店舗で販売するとなると、ECとは流通経路が変わり、手間が大きく増えます。専属の人材がいない現状の体制で、それに対応することは困難で、実店舗販売をする予定は今のところございません。
販売と流通に関してはほぼ無人で運営できるようなシステムを作り上げないと、事業を成立させることが難しかったのです。そのタイミングで知ったのがAmazonのFBAでした。オープンロジを利用する前は、こちらのフルフィルメントサービスを利用し、各モールと在庫連動・自動出荷システムを構築していました。
完全にD2C(DtoC)へ切り替えることを決断
集客はどのような対策をされましたか?
集客は当社の場合かなり特殊かもしれませんが、クラウドファンディングで行っています。
最初ECモールで商品を販売をしていたのですが、ECモールではレビューが貯まらないと商品が売れません。新商品を出してもなかなか売れるようにならず、数十人のお客様に購入されてやっとレビューが書かれ、それでようやく少しずつ売れてくるようになります。
このようにECモールでは、新商品がヒットするまでに時間がかかるのです。それを何とかしたくて始めたのがクラウドファンディングでした。
クラウドファンディングで成功すると、そのあと、ECモールで一般販売を開始したときも、お客さんがレビューを書いてくれることが多く、ジャンプスタートを切ることができるのです。
なおかつクラウドファンディングを利用することで、当社のファンを増やすことにも繋がります。こうして独自の集客も増やしていきました。
完全にD2C(DtoC)へ切り替えたきっかけは何ですか?
完全D2C(DtoC)を目指そうと思ったのは、Amazonを含めた大手ECモールからの撤退を決めたことがきっかけです。
FBAを利用し商品の在庫連携・自動出荷ができれば、オペレーションに手間はかからないと思っていたのですが、複数のECモールの運営は、商品ページの構築や、更新など、意外と手間が多くかかるのが難点でした。当社は売上ではなく、生産性を最大化させることを目指しています。たとえ売り上げが増えたとしても手間がそれ以上にかかることは望みません。
撤退を決める前は、ECモールの売上が全体の8割を超えていました。ですが、思い切って全ECモールからの撤退を決断しました。
Amazon FBAの利用手数料は、送料込みの価格なので決して高くないと思います。私は個人的にAmazonが好きですし、Amazonの提供するクオリティの高いロジスティクスを、これだけ安い手数料で利用できるのはすごいことだと思っています。
しかし最近はサクラレビューの件が問題になったり、商材によっては明らかにコピー商品が並んでいる現状があります。当社としてはそういうものと一緒にカタログに並べられてしまうのは、ブランディングを考えたときにNGだと判断しました。
また当社は、クラウドファンディングが主な集客となっています。実は8割の商品がECモールで売れると言っても、その多くがECモール内での集客ではなく、他で当社を知り、ECモールで「SYRINX」を検索して買っているという状況だと判断しました。
このことから、既存のお客様のうち、ある程度は当社のECサイトに流れてきてくれることが予想できたので、完全にD2C(DtoC)へ切り替えることを決断しました。
数あるECプラットフォームの中でShopifyを選択した理由はなんですか?
当社は既に他ECプラットフォームで自社サイトを持っていましたが、機能的に十分でなく、完全D2C(DtoC)化を目指すためには、改めて自社サイトを本格的に立ち上げる必要がありました。
ECプラットフォームを選定する際、詳しくデモサイトを作って比べた訳ではありません。しかしShopifyは、機能・インターフェイス・拡張性・越境ECに適した将来性、すべてにおいて優位なポジションにあり、かつ価格も非常に安価であったため、迷うことなく選択することができました。
オープンロジのインターフェイスは
直観的でよくできている
オープンロジへの物流委託はいつ頃から検討されましたか?
完全D2C(DtoC)化を決断したのは昨年の秋くらいのことでした。
Amazon FBAに商品を預ける理由はAmazonでの販売を止めたら無くなります。そのため、Amazon FBA以外でShopifyと連携できる倉庫を探しました。
何社か候補はあったのですが、調べていくうちに、オープンロジを使えば、Shopifyと他社を介さず、ダイレクトに在庫連携・自動出荷できることを知りました。あと以前知り合いから「オープンロジは良いよ」という話を聞いており、実際調べてみると私も良いサービスだと思ったのです。
ただスムーズに移行できるかどうかは、実際使ってみないと分からないという不安がありました。そのため、しばらくはAmazon FBAと並走で商材・商品ごとに分けて使っていました。結果的には、最初に少し戸惑った以外何のトラブルもなく、現在はオープンロジに一本化し、快適に利用させてもらっています。
オープンロジを利用されていて感じるメリットはありますか?
インターフェイスが直感的でよくできていると思います。
最初はやっぱり、以前利用していた出荷自動サービスとの違いで少し戸惑うことがありました。以前はAmazon FBAにある在庫数が各ECサイトに反映されていました。オープンロジの場合は初期値を入力し、入出荷の差分を拾って在庫数が調整がされていき、根本的にカウント方式が違います。
現在、当社の売上の9割が予約販売になっています。予約商品の販売をしていこうとすると、実在庫がないので、Amazon FBAとは相性が悪く、初期値を自在に設定できるオープンロジの機能でないと難しい。オープンロジに切り替え、結果的に大変助かっています。
現在4000個ぐらい予約待ち、もしくは発送待ち状態でデータがストックされています。こういう状態で在庫を数十個も納めたりした場合に、きちんと古いものから順にちゃんと処理され、複数予約注文でも、入荷順に在庫が取り置きがされています。何のトラブルも無く、安心して利用しています。
そして、やっぱりShopifyとの連携がすごくやりやすいですね。データの取り込みなどがとても使いやすいです。
オープンロジとShopifyの連携であれば間違いない
今後の事業展開について教えてください
現在、商品の知財関係を国際登録で色々取得するなど、海外展開を念頭に置いて動いております。
Shopifyはすごく良くできていて、海外で販売するインフラを整えるのも簡単です。まだ本格的には展開していませんが、既に現地の英語対応や通貨の対応などの機能を実装させてもらっています。
海外で販売し軌道に乗せるには、海外のファン層を増やし、集客をする必要があります。そのためには、まず集客方法を考えなければいけません。現時点で海外から買えるようになっておりますが、海外をターゲットに据えた集客対策をしていないため、月に数件くらいしか注文が入っていない状態です。
海外配送も既にオープンロジに出荷作業をお任せしています。海外に発送する場合は国内よりも多少手数料が高めですが、自社で伝票を打ち出して国際配送の準備をする手間を考えると、それくらいのコストは許容範囲内です。
今は少ない海外販売ですが、いずれは増やしていきたいです。
最後に、オープンロジのご利用を検討されている方にメッセージをお願いします
オープンロジはShopifyとの連携であれば、機能・安定感・価格、すべてにおいて完成されていて、間違いない選択だと思います。インターフェイスもスムーズで、直感的に使いやすいように良く練られています。
またShopifyでの販売は、どこにでも売っている汎用品ではなく、個性的な商品に向いています。これから独自のブランドを立ち上げていこうという事業者様には、Shopifyとオープンロジの組み合わせは最強だと強くお勧めします。
2015年に創業された株式会社Gloture様。当初はEC・オンラインストア運営ではなく、別事業を軸に運営をされておりました。
海外で開発した商品を日本で販売すべく、2018年からオンラインストア事業の運営を開始したGloture様ですが、課題となったのは物流でした。
今回は株式会社Glotureの駒ヶ嶺様に、販路としてECを新たに立ち上げた理由、Shopify・オープンロジの利用を決断した決め手、今後の事業展開の詳細などをお聞かせいただきました。
ECは自分たち独自の色が出せる
貴社についてご紹介をお願いします
株式会社Glotureは2015年に創業しました。弊社は最初オンラインストアの業態ではなく、EC事業を始めたのは2018年頃からのことでした。創業者の陳君一は、テック系のスタートアップ企業の経営者との交友関係が深く、経営者視点から、彼らが海外で開発したものを日本市場に導入したいという気持ちがあったそうです。
創業当初、弊社はテック系スタートアップ企業のプロモーションや、日本版のクラウドファンディングの各プラットフォーム立ち上げを支援するビジネスを中心に行っていました。
このような事業に携わる中、自分たちの独自路線が出せるオンラインストアを立ち上げ、日本で海外の画期的な製品を販売することにより、さらに彼らのビジネスを手伝うことができるのではないかと考えた陳は、2018年からEC事業をスタートさせたのです。
現在の事業の柱はオンラインストア(GLOTURE.JP)の運営と、各クラウドファンディング・プラットフォーム上でのキャンペーン運営の2つです。弊社は海外企業の接点が多いことから、多国籍(中国、アメリカ、ロシア、マレーシア)の混成チームとなっている点も特徴です。
販路にECを選んだ理由をお聞かせください
ECを選んだ理由は創業当初の話と一部被るところがあるのですが、代表の陳の交友関係であった海外のスタートアップ企業や、テック系企業の画期的な商品を、日本市場でいかにアピールするかということを重要視していたことが大きな理由です。
EC・オンラインストアは、自分たちの独自色を全面に出すことができます。創業初期はクラウドファンディング上のキャンペーン運営・コンテンツの翻訳などを行う代理店を事業としていましたが、新たにECという販路を中心に据えることで、プレスリリースの面でも色々なメリットがあると考えました。
Shopifyはどのチャネルよりも
全体の統一感があった
数あるECプラットフォームの中でなぜShopifyを選びましたか?
独自路線を打ち出すにためには、やはり自社でコンテンツ・システムを整備していく必要があります。そういった理由から弊社では初め、WordPressやBASE、Shopifyといったチャネルの利用を検討していました。
複数のチャネルを試用・比較してみましたが、その中でもShopifyはシステム全体の統一感がありました。また、サイトデザインを柔軟に構成することができ、比較的UXが整っている印象でしたね。こうした要素から、サイトの立ち上げがしやすい印象であったため、Shopifyの利用を決断しました。
いつ頃から物流の委託を検討されましたか?
最初のころはオーダーや注文が非常に少数でしたので、自分たちでその都度、注文対応をしておりました。
弊社は小さな規模から始めたため、当時はシェアオフィスを使用していました。正直シェアオフィスで配送業務をやっていくのは、なかなか環境的に難しかったですね。なんとか発送などの物流業務をまわしていくなかで、次第に弊社のオンラインストアが成長し、注文数が増えていき、比例して物流関係の業務負担が大きくなっていきました。
ごく一部の商品は自分たちで配送を続けつつも、一方で大量の商品については業務委託したほうがいいという声が挙がり、物流の外注を検討し始めたのです。
オープンロジの利用を決めた理由をお聞かせください
オープンロジとShopifyが連携していたということもひとつの決め手でしたが、なにより実際に使っている知人から良い口コミを聞いたことが大きな理由です。
弊社の代表である陳の知人が既にオープンロジに登録をしておりまして、実際に使ってみて非常に使いやすいサービスだったと聞いたのです。その口コミから非常に安心感を得ましたね。
弊社はスタートアップということもあり、物流に関しても詳しい知見があるわけではありません。物流に関するプロセス、受注から発送に関するところ、その中でも納品書を作成して同梱したり、あるいは物流業者の手配など、そういった複雑なプロセスがある中、オープンロジを利用することで物流の面をフォロー・サポートしていただけるようなシステムはありがたいのです。
やはりビジネスを伸ばしていくと、色々なトラブルが付きものです。小規模な事業者というのは、トラブルがあっても迅速に動けないところがあります。そもそも人手やリソースが少ないので……。
オープンロジは専業でプラットフォームを動かしているため、物流に対してのサポート体制が手厚く、迅速に対応していただけるというのが心強かったですね。
オープンロジを利用されて感じたメリットを教えてください
人手や作業時間ですね。発送処理は数件〜数千件で変動があり、指標化が難しい状況ではありますが、自社で賄うよりも大幅に軽減されています。
物流の工程は非常に複雑ですし、その作業を全部自社でやるとすると、スタッフのトレーニングなども必要になってきます。熟練のスタッフであれば作業はすぐに効率化されると思ういますが、我々のような小規模のスタートアップ企業は人的なリソースも限られています。
ビジネスの環境もどんどん変化し、一人一人のスタッフが複数の業務を並行して行う中で、ロジスティクスだけに集中して時間を割くことが難しいという現実があるのです。
しかし、物流を専業で行っているオープンロジに物流業務を任せれば、熟練のスタッフの方が代わりに作業をしてくれます。自社でそのクオリティを保つには、人的なコストだけではなく、時間も含めて莫大なコストがかかります。そのため、自社で賄うよりかは、委託した方がいいのではないかと考えたのです。
また納品書をシステムで自動的に発行してくれるのも助かりますね。
人の手でひとつひとつ納品書を作ったりすれば、効率の向上は難しいです。オープンロジでは、そこのフローがしっかりとシステム化されているので、非常に効率の良いシステムになっていると思います。
利用前と利用後のギャップはありましたか?
情報の伝達の速さと、入庫時の検品から発送までの作業の丁寧さが、予想以上にクオリティが高かったです。
トラブルがあってもアラートが出て、こちらにすぐ伝わるので助かりますね。
また弊社がトラブルに対して対応しなければいけない時、オープンロジのカスタマーサポートに問い合わせすることがあるのですが、レスポンスも非常に早いというところが丁寧で非常にきめ細かいサービスだと感じています。
また、入庫の時の検品もされているところが非常に大きなポイントだと思っています。
例えば検品の結果、それが許容できる破損なのか、わずかに破損しているだけなのか、その中に破損が無いものも入ってしまっているのか、というところが弊社側でも事前に確認できるので、何かあった時すぐに対応することができます。
検品によって、お客様の手元に届く前にトラブルを未然に防ぐことができるのは、非常に大きい利点だと思っています。実際、梱包状態に対してお客様から高評価をいただくこともあるので、作業の丁寧さを実感しております。
オープンロジのサービスは
非常に良いソリューション
今後オープンロジに期待されることはありますか?
最近ではコロナウイルスの影響もあるかと思われますが、入庫から発送までの時間が長くなっている印象があり、解消されれば良いなという意見が社内で挙がっております。
オープンロジ側でも非常にオーダー数が増えているのではないかと思うのですが、そこの部分を強化されて、入庫のスピードが早くなると、弊社といたしましては非常に助かります。
また、弊社が外国人スタッフを多く擁している事が要因ではありますが、英語版のサポートページやUIの翻訳の品質が改善されればという要望や、動画での操作説明を導入して欲しいとの意見がありました。
貴社の今後の展開についてお聞かせください
弊社のような小規模のスタートアップ企業ですと、人海戦術で一気にやっていくのはビジネスの仕方としては難しいところがあります。その手段が取れない分、オープンロジの利用を含め、弊社はITを軸にして事業・サービスを展開しています。これからさらに事業に限らず、社内の業務フローも含めてITの力を活用して自動化を進めていくというのが、ひとつ課題になっていくと考えています。
あとは、創業当時から代表の陳の知り合いにスタートアップ企業が多いこともあり、日本市場だけではなく、海外の市場に関しても注視しております。現状日本のみでビジネス展開をしておりますが、海外でもECを立ち上げ、事業のスケールアップを目指していく予定です。
海外市場への進出は、日本国外での倉庫展開やロジスティクスもひとつのポイントとなってくるので、対象国はまだ絞ってはいませんが、海外の倉庫確保も検討を始めています。
最後に、オープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
中小企業やスタートアップ企業が、何かしらのオンラインビジネスを展開するにあたって、オープンロジは非常に良いソリューションです。
例えば倉庫の運営ですが、実際その倉庫で発送するにあたっての人件費・利用料など全て考慮すると、自社で賄うより委託した方がはるかに効率が良く、価格設定も適切です。
このようにオープンロジの提供しているサービスは、注文から発送に向けてのフローがパッケージとして、しっかりとシステム化されています。ECサイトを運営されている・またはスタートしたい事業者様には、早期に導入することをオススメしたいですね。
PAANI生地を使用したエコバッグやポーチなどの商品をメインに販売しているLagimusim様。2010年にパートナーであるラリー高取様と共にブランドを立ち上げられ、「もっと楽しい今にしよう!」というコンセプトの下、モノつくりをされています。
こだわりのつまった商品を販売し、2019年4月に49件だった売上件数は、2020年5月15日(15日間)時点で330件を達成しました。1年で約670%も売上を急激に伸ばされる中、重要なキーポイントとなったのが物流でした。
今回は、現在Shopifyを利用しEC事業をされているLagimusim代表の木村様に、Shopifyを選択した理由や、物流を外注することに決めた理由などを詳しくお聞かせいただきました。
ブランドの設立は
パートナーと意気投合したことがきっかけ
ブランド設立のきっかけは何ですか?
Lagimusimという名前でブランドを始めたきっかけは、現在のパートナーであるラリーと意気投合したことが発端でした。ラリーはダンサーだったのですが、踊りだけだとちょっとこの先きついなと、今後どうしようか悩んでいました。ラリーは「ダンサーの自分ができることといえば、パンツを手縫いで作ることしかない!」と言うのです。
一方、私は当時服飾の専門学校を出たばかりでした。ラリーは縫物ができ、私は服飾の知識がある。じゃあ一緒にブランド始めようかという感じで、Lagimusimというブランドを始めることにしました。
Lagimusimとはどのような意味ですか?
Lagimusimはインドネシア語で、「今が旬」という意味です。ちなみにブランドのキャッチコピーは「もっと楽しい今にしよう」という言葉を掲げています。
一見、インドネシアに縁のあるブランドに感じるかもしれませんが、実はそんなことは全くないのです。インドネシア語のこのワードをブランド名に採用したのは、共通の知人の言葉がきっかけでした。
ラリーがダンサーをやっていたときに、私は同じバイト先で働いていて、その時にラリーが「ああ俺の旬はいつ来るのかなー」っていうことをつぶやいていました。すると、先輩のダンサーの方がインドネシアに旅行されているときに、「Lagimusim・今が旬」という言葉を添えて、手紙をくださいまして。それがブランドを立ち上げるタイミングと近く、私もラリーもその言葉をとても気に入っていたため、ブランド名をLagimusimにしました。
主力商品は何ですか?
現在はエコバッグです。二色の生地でできており、色数は18~19色とたくさんあります。色の組み合わせは190通り程度と豊富にあるため、同じバッグを持っていても自分の個性を発揮することができますね。このカラーバリエーションは、商品の魅力のひとつだと思っています。
使用しているPAANI生地は透けていて、一見強度が無いように見えますが、2リットルのペットボトルを3本入れても平気なくらい耐久性がある生地です。私たちはこの見た目と性質にギャップのある生地をバッグにしたら、きっと面白いモノが作れると思い、製作を始めました。
月80時間かかっていた物流業務が、ほぼゼロに
Shopifyを利用しようと思った理由をお聞かせください
Shopifyを導入したのが今年の1月なのですが、その前は他のECプラットフォームを使っていました。ECサイトを運営していくにつれて、もっと具体的に商品を伝えるために動画を入れたくなったり、もっとこうしたいという要望が沢山増えてきました。しかし、当時利用していたプラットフォームはカスタム性が低く、私たちの要望に対応しきれなかったのです。
そこでどうしようか考えていた時に、Shopifyを見つけました。Shopifyはカスタマイズ性が高く、ここなら私たちのやりたいことを全部できると確信したのです。
Shopifyのどのようなカスタマイズ性が魅力と感じましたか?
商品を動画で伝えられるところと、カラーバリエーションをわかりやすくサイト上で表現できるところですね。
以前使用していたECプラットフォームでは動画は対応しておらず、静止画でしか商品をお見せすることができませんでした。また商品もひとつ載せても、その商品に対して色違いの商品のバリエーション組をすることができず、同じ形の商品でも、わざわざひとつずつ掲載しなければなりませんでした。私たちの商品はカラーバリエーションが非常に多いため、ひとつの商品から、カラーを選択できる機能が欲しかったのです。
一方Shopifyは、バリエーション組ができて設定もしやすい。お客様も同じ商品で色違いを見つけやすいので、サイトの利便性も向上させることができたと思います。
あとは英語の翻訳機能を入れたかったのです。Shopifyではアプリを導入すれば、すぐ翻訳を導入でき、ボタンひとつで切替えることができます。そこも魅力もひとつですね。
このようにShopifyは翻訳機能も含め、カスタマイズ性や拡張性が高いです。マーケティングに使えるアプリとか、そういった運営に役立つ部分も充実しています。
Shopifyのカスタマイズ性は、お客様側にとってもそうですし、運営側にとっても売上の様子が見えやすかったりだとか、そういった管理のしやすさというものもShopifyの良いところであると思いますね。
最初はご自身で物流業務をされていたのですか?
はい。物流業務はただの発送作業という印象が強いですが、資材管理して商品をきちんと注文通りに選び、梱包して同梱物にお礼状などを入れ、送り状も書いてなど、本当に色んな業務が発生します。それを一人、もしくはパートナーのラリーを含めて工数に時間を割かれてしまうのは、かなり大きなコストです。
私たちのブランドは2019年8月は125件となり、100件を越えました。発送業務には検品や梱包などの細々とした工程がたくさんあり時間がかかります。しかし、それらの作業が大変になる前に、私たちはオープンロジに発送業務を外注していたのです。
事前に物流業務を手放していたことで、他の業務に割く時間を作る事ができました。だから100件以上になったときにでも、つまづくことなくすぐに売上を急激に伸ばせたのだと思います。
物流業務にはどのくらいの時間がかかっていましたか
作業時間が月に80時間かかっていましたが、オープンロジに任せたことで物流にかける時間は、ほぼゼロとなりました。オープンロジの利用料が4カ月の月平均が約4万5千円でしたが、その時間を空けるためにかかるこのコストと考えると驚くくらい安く感じました。
また、畳2畳分くらいのスペースが空きましたね。
自分たちで発送業務をする場合、資材、段ボールを持っていないといけません。また、段ボールを発注して、置くスペースを空けてという手間がありましたが、オープンロジに外注したことで、その手間は全て省くことができました。
あと自分たちで発送していた時には、商品が入っていないというクレームが発生していたのです。こういうことが頻繁にあっては困るので、ラリーに発送チェックを行って貰い、発送するように対策をしました。しかし、それでもたまにこういったクレームが来ていたのです。
私は商品は絶対入れたはずなのにおかしいと思ったため、今度は商品を梱包するときにきちんと箱の中に入っていることを証明する写真を撮っておきました。すると同じクレームがまた入ってきて。ですが、こちらには商品を確実に入れた証拠があるので、入れた旨をメールで返信したらお客様からの返信は来なくなり……。
お客様のことは悪く言いたくありませんが、ハンドメイド作家が自宅から発送されている場合、そういったトラブルが発生することがあります。しかし、倉庫出荷だとそのようなことができないのか、そういった対応に困るクレームが一切消えましたね。自分たちで出荷していると、そういった余分な手間まであったので、オープンロジに任せることで、この問題が解消できたことは嬉しかったです。
手数料をかけてでも外注するメリットがある
なぜ事前に物流を外注しようと思ったのですか?
販売件数が100件くらいに近付くと、発送業務を自分たちでやるのは大変になってくるという話はよく聞きます。確かにその通りだと思います。
しかし私は、そもそも100件を超えるために前段階でオープンロジを利用することで、売上件数100件を超えるまでの時間が短縮できると思ったのです。ですので、事前に物流をオープンロジに外注することを決めました。
実際、物流業務を手放したことで空いたリソースは、色んな作業に回すことができました。この経験から私は小さなブランドこそ、イチ早くオープンロジを導入した方が良いと強く言いたいですね。
オープンロジを知ったきっかけを教えてください
オープンロジの存在は友人からの口コミで知りました。私たちは当初、卸業をメインにやっていたので、まずはこちらの業務でオープンロジを導入しました。その後、他ECプラットフォームを経て、Shopifyを利用するようになり、現在に至ります。
Shopifyに移行した後は、卸業で使っていた倉庫と同じ倉庫になったのですが、一個の商品を5パックで2個セットで入れていたものを、2個セットの商品を1個ずつにばらして欲しいなど、無理なお願いも聞いてくださって、すごく助かっています。
オープンロジを導入して感じたメリットはありますか?
時間と料金、両方のコストダウンを計れたことが、大きなメリットですね。
オープンロジを導入することで、私たちが80時間かけていた物流業務は実質ゼロになりました。
Shopifyとの連携ですと、毎時45分の1時間ごとに注文情報をShopifyの方から引っ張ってきて、発送情報として切り替えてオープンロジの方から倉庫に情報を渡すので、本当クリックもいらずに自動連携されて出荷作業が自動にできるのです。
また海外にも自動連携で発送していただける点も嬉しいポイントです。
海外に発送するためには、もし自分たちでやる場合、郵便局にわざわざ行き、EMS用に重さを計って貰い、出荷の前に一度持ち帰って、お客様に送料を伝えて、再度郵便局に行って発送しなければいけません。
それがオープンロジを導入することで、一切の手間を省く事ができました。発生する手数料も、自分たちで物流業務を行うことを考えた場合のコストと比べれば、とても安い金額だと思っています。
国内から海外へ——
今後、貴社として挑戦していきたいことはありますか?
海外展開に力を入れてやっていきたいと考えています。
既にサイトはShopifyのアプリで翻訳し、オープンロジには海外に発送していただけるよう手筈は整えてあります。海外配送では関税など、国内配送には無い手続きが発生しますが、オープンロジに任せておけば、諸々の手続きはこちらでやらなくて済みます。ですので私たちは、海外展開に必要な他の基幹業務に注力できます。
あとは改めて集客に力を入れていきたいですね。現在Instagramのフォロワーが約7200人いるのですが、こちらで掲載している情報を英語でも発信できるようにすれば、海外のお客様に知って頂けるはずです。なので、積極的に対策していきたいですね。
オープンロジに期待されることはありますか?
海外発送のサービスを拡充し、送料を値下げしてほしいです。
現在、送料がアジアだと1000円くらいで、ヨーロッパやアメリカなど遠い国ですと3000円くらいかかっているのですが、オープンロジが海外展開で各国に倉庫を構えるなどして、送料を安く提供いただけたら嬉しく思います。
送料を一律1000円などに設定することができれば、お客様が越境ECで商品を購入するハードルも低くなると思うのです。ですので、オープンロジの今後の海外展開を、私は期待しています。
また、Shopify連携のサービスにShopifyアプリとの連携を追加してほしいですね。
現在ギフトラッピングのサービスはShopifyアプリを使用して受け付けているのですが、アプリは直接オープンロジと連携していないため、僅かではありますが作業が発生します。現在、5件に1件くらいの頻度でギフトラッピングの注文があり、この部分が改善してくれたら作業負担が減るので、とても助かりますね。
最後にオープンロジの導入を検討されている方にメッセージをお願いします
自分でブランドを立ち上げ、商品を作って販売されている方、手作りされているとしたらなおのことですが、EC事業には多大な仕事量があります。その中で物流業務は、自分たちでやったことがないと一見簡単そうに感じるものですが、実は時間も人手も想像以上にかかります。
ですので、ショップを作ってまだ売れていない段階から、物流業務は全てオープンロジに任せることをオススメします!
外部に任せることで、自分たちは販売促進できるようなことや、より良い商品を作ることを考えたり、お客様との交流に力を入れるなど、物流以外の大切な業務に時間を割くことができます。
私たちは事業が軌道に乗る前に物流をオープンロジに任せましたが、それでも任せる前には大変な思いをしました。今、私たちは何を一番始めにアウトソーシングすべきかと問われれば、物流業務と答えます。本当に物流業務は、オープンロジへお願いするに限ると思います。
音楽レーベル事業を主軸にしつつ、iam8bit社と業務協力をしてiam8bit Japanとして『リーグ・オブ・レジェンド(Riot Games)』や『カップヘッド(Studio MDHR)』など有名ゲームタイトルのアナログレコードの販売事業を手がけているユーマ株式会社様。
東京ゲームショウなどのイベントにも積極的に参加される中、課題となったのが物流でした。
今回はユーマ株式会社の高井様と物流担当の白井様に、ECという販路を選択した理由やShopify・オープンロジを導入したきっかけ、物流の大変さや今後の事業展開について、詳しくお話をお聞かせいただきました。
ECだけでなくイベントにも積極的に出展
貴社並びにブランドのご紹介をお願いします
【白井様】私たちユーマ株式会社は基本的には音楽レーベル事業を軸に運営しています。具体的には、インターネットのシーンから飛び出した国内アーティストや、エレクトロニック・ミュージックを中心とした海外アーティストのCDを、国内で制作し、流通しているというのが会社のメイン事業です。
今回は、弊社の事業のひとつであるiam8bit Japanとして取材を受けさせていただきます。
2017年から、ロサンゼルスに本社があるゲーム関連のグッズやアナログレコードなどを扱うiam8bit社の日本正規代理店として、iam8bit JapanというECサイトの運営を開始いたしました。
取り扱っているものは豪華な仕様のアナログレコードや、箔押しプリントされている特別仕様のTシャツ、エナメル製のピンバッチなど、ゲームにまつわるモチーフの商品を主に販売しております。
eスポーツの競技として、世界中でプレイされているRiot Gamesさんの人気ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』のアナログレコードなどが特に好評ですね。 海外のインディーデベロッパーの作品も多くあり、『UNDERTALE』『カップヘッド』といったタイトルは国内のファンも多いです。
このような事業を2017年から開始し、2018年11月からはアジアとオセアニア地域に向けたiam8bit Asiaという新しいサイトも立ち上げました。現在は日本とアジア・オセアニア地域に販売ターゲットをおいて展開しています。
事業規模をお聞かせください
【白井様】今まで日本国内向けだった当サイトですが、オープンロジとShopifyのシステムを入れることにより容易に海外展開が可能になったため、大幅に事業を拡大することができています。
私たちはイベントへの出展もしています。大きなところですと、2018年に東京ゲームショウへブース出展をいたしました。また京都で毎年開催されている、日本最大級のインディーゲームのイベントであるBitSummitにも出展しています。
また、昨年には東急ハンズの渋谷店でポップアップショップも開催いたしました。このように、EC以外にも、イベントへの出展など積極的に行っております。
全国のお客様に商品を販売するために
ECという販路を選んだ
なぜECという販売手段を選択しましたか?
【高井様】元々、業務協力しているアメリカのiam8bit社がShopifyを使ってECを運営していたことと、私たちが日本で販売する商材がゲーム音楽のレコードという、かなりコアな商材であることがECを選択した大きな要因となっています。
関東近辺にはレコードストアが結構ありますが、地域によっては少ない場合もありますよね。ゲームファンは全国にいらっしゃいますから、ECを通してどんな方にも商品をお届けできるように、ECという販路を選びました。
Shopifyを選んだ理由をお聞かせください
【高井様】前提として、アメリカのiam8bit社が使っていたというのがありますが、越境ECに参入する条件として日本語で対応できる必要があるという部分があり、他のECプラットフォームさんも検討しました。
ECのカンファレンスに参加して、そこから良さそうなものを3つぐらい選び、調べて、最終的に打ち合わせして決めたという感じですね。コスト面や初期費用、決済などさまざまな面から比較して決めさせていただきました。
海外販売では予約期間を設けるため、予約商品の在庫管理などに対応可能であることを必須条件として検討していたのですが、オープンロジとShopifyが連携することで、全ての課題が一気に解決できたため、この部分が大きな決め手となりました。
複数人で2~3時間かかっていた作業が
一人で15分でできるように
オープンロジを導入する前は自社で物流作業を行っていたのですか?
【高井様】はい。毎回2~3名で、2~3時間くらいかけてまとめて発送を行っていました。
【白井様】特に海外発送の準備が一番大変でしたね。
アジア・オセアニア地域向けサイトを立ち上げる前から、弊社が運営する別のECサイトにて海外配送に対応していました。その際、送り状やインボイスの作成に時間がかかることが多かったです。
加えて、配送する地域や荷物の重量、個数などを記載する書類の準備も必要でした。とにかく不備があってはいけないので、作業は慎重に、複数人の目で確認する体制で……となると、まとまった時間が必要になります。
また、毎日同じ時間に集荷に来ていただけるのではなく、事前に申込が必要なので、計画的に準備をしないと時間ギリギリになることも……。
ただでさえ物流は工程が多いのに、さらに国際郵便となると口数がまた増えるので、様々な業務と平行して行うには時間の管理が大変でした。
物流をオープンロジに外注して負担は軽減されましたか?
【白井様】そうですね、発送だけでしたら15分以内とか本当にそのくらい済んでいます。前までは考えられないくらい、短縮できている実感がありますね。
具体的な作業は、始めに管理画面を開いて受注状況を確認します。その後、Shopifyから注文データのCSVをダウンロードして、1つのスプレッドシートを介して、オープンロジにアップロードするためのテンプレートに情報を流し込みます。
テンプレートをオープンロジにアップロードし、問題ないかチェックして出庫処理完了です。ここまでで大体15分くらいかなというところですね。
2~3人でやっていた作業が一人で済んでいるというところが、負担の軽減に繋がっていると思います。数人でやっても2~3時間で終わるかどうかというところが、一人で毎日15分作業するだけなので、かなり削減されていますね。
物流を外注する際、不安はありましたか?
【白井様】予約前や発売前の商品を事前に納品したときに、間違って発送されてしまわないかというのが不安材料ではありました。
オープンロジは、例えば商品登録した際に日付を設定すれば、その日付にならない限り発送されないよう設定ができます。しっかりと商品を管理できていると分かったので安心できましたね。
弊社の扱っている商材であるアナログレコードは、とくにデザインや仕様にこだわっておりアート作品のような一面があるので、外注するときは、発送時の破損を防ぐための梱包はしっかりしているのか心配していました。
実際オープンロジを使ってみると、すごく丁寧に作業していただいており、さらに商品の特性というものも理解してくれていることが分かりました。普通の段ボールとは違うもので梱包することにも、対応していただいているので助かっています。
また、商品を納品した際に検品していただく方法もいくつか種類がありますよね。商品に付いているバーコードを読み取る他に、商品名や商品画像を元に検品していただくことも可能なので、柔軟に対応していただけて助かります。
実際に導入されて感じたメリットはありますか?
【高井様】出庫情報を取り込んだ時に現在商品がどういう状態かというのが一目で分かるところが良いですね。お客様からお問い合わせが来た時に、どういう状況になってていつ発送できますというのを回答できるかどうか、その状況はこちらでは把握できないものだと思っていました。
また、管理画面がすごく分かりやすいです。感覚的に操作でき、欲しい情報をすぐに探せるので、単純に安心するという感じが好印象でした。
オープンロジをご利用されて、印象に残っているエピソードがあれば教えてください
【高井様】先ほども述べた通り、弊社はイベント出展を積極的に行っています。企画を立てて詰めていくことに集中しすぎてしまい、商品の準備に慌てることも正直ありました。
元々は、社内倉庫から大量の商品を会場に送り、販売後に再び丁寧に梱包をして会社に戻し、状態を確認して倉庫に戻す……という作業をしていました。ですがオープンロジに依頼させていただいてからは、手ぶらで会場に行き、会場で商品を受け取って、販売後はオープンロジさんに戻すだけというシンプルな作業内容になったのです。
このおかげで、出展時の負荷が大幅に削減されました。このエピソードは私だけでなく、チーム全体で一番感動した出来事でした。
後は、現在物流業務は地方でリモート勤務している白井がメインで担当しているのですが、正直、まさか物流を地方でリモート勤務している方に任せられるとは想像もしていませんでした。
直近の出来事ですが、新型コロナウイルスの影響で社員全員在宅勤務になったにも関わらず、物流の部分が心配なく運用できてるところは印象に残っていますね。
商品が欲しいお客様に
しっかりと届けていきたい
貴社の今後の事業展開についてお聞かせください
【高井様】弊社の販売している商品は、日本国内で有名なタイトルのゲームから海外で人気の高いゲームタイトルまで、かなり振り幅が広いのですが、そういった商品をもっと海外の人たちに多く届けられるようにしていきたいと考えています。
対象国は既に67カ国ありますが、まだ行きつけてないと言いますか、まだまだ改善の余地があると思うので、商品が欲しいと思っているお客様に対してしっかりと届けていきたいです。
最後に、オープンロジの利用を考えている方にメッセージをお願いします
【高井様】オープンロジは機能面が非常に充実しています。また、物流を外注することで在庫管理と発送作業に充てている時間を格段に削減でき、その削減した時間で、より多くのお客様に販売していくような、販売促進などの基幹業務に時間を充てることも可能です。
困ったことがあってもカスタマーサービスに連絡をすれば、すぐに対応してくれます。「こういうことで悩んでるんですけど」と相談したら「実はこういう機能があるので使ってみてください」といったように、何かしらの解決策を提案していただけますよ。
特にアパレルなどSKU数が多い事業者様に、オープンロジをオススメしたいです。100件以上大量にある商品を少人数で発送するのは、かなり大変なことですから。
【ユーマ株式会社】
国内外の“音楽“と”アート“(メディアアート、マンガ、アニメ、ゲーム、ガジェット、ファッション)をUniteしていく新しいカタチのレコード会社、U/M/A/A Inc.(ユーマ株式会社)。クラブ / エレクトロニックミュージックからインターネット発のボーカロイド/アニメソング・プロデューサーまで、クオリティー・ミュージックをジャンルレスに展開しています。
21世紀型音楽ビジネスの更なる進化を目指し、アーティスト・マネージメント会社P._nc(ピンク)を設立、アメリカを拠点に “ゲームをアートに“をコンセプトにアナログ・レコードやグッズを企画・販売をする、iam8bit社の日本・アジアの正規代理店、渋谷クロスタワーに大人が気軽にチルアウトできる空間「CHILL SPACE」をオープンするなど、音楽事業を広く深く手掛ける会社です。
U/M/A/A Inc. :umaa.net
iam8bit Japan :iam8bit.jp
iam8bit Aisa :iam8bit.asia
2018年の1月に創業した株式会社iStar Partners様。インフルエンサーのアパレルやグッズの企画・販売を請け負うサービスを提供されており、2018年11月から本格的に事業を展開。翌年の2019年には売上約1億円を達成しました。
急成長をみせている同社が最も効率化を計りたかった業務は、物流でした。
今回はCOOである尾島様に、創業のきっかけや社名の由来、物流を外注した理由や今後の事業展開などについて、詳しくお聞かせいただきました。
お互いの持っている
繋がりを生かして起業
貴社についてお聞かせください
株式会社iStar Partnersは私と、共同代表でありCEOの劉と二人で立ち上げた会社です。当初はどちらも普通のサラリーマンとして他に仕事をしていたため、ゆっくり事業の準備をしておりました。当社の売上が立ったのは、2018年の11月です。
2018年に会社は立ち上げましたが、2019年から本格的に売上が立つようになったため、この時期から本格的に事業を始めました。まだまだ沿革というほど歴史はないですが、2018年に創業し、翌年の2019年にビジネスとして成り立って、2020年の今に至るという形になっていますね。
事業内容は、インフルエンサーのアパレルやグッズの企画から製造販売まで、一貫して請け負うサービスを提供しています。その一部分の物流手段として、オープンロジを利用しております。
創業のきっかけは何ですか?
起業のきっかけは、実はそんなに思い出深いイメージではなく……。共同代表の劉とは別のコンサルティングのプロジェクトで、たまたま一緒に仕事をしたことがあったのですが、以前から知り合いだったため、そのプロジェクトが終わった後、話をする機会がありました。
お互いの近況の話から始まり、劉から「私は色々な繋がりを持っているから、その繋がりを生かして物を作って販売したら上手くいくかもしれない」と提案されまして。その時、彼が本気で起業しようと思っていたかは定かではありませんが、この会話が発端となり、会社を立ち上げることになりました。
事の発端は2017年でしたが、当時お互い別に仕事があったので、ゆっくり事を進めていき、1年後の2018年、創業に至りました。
社名の由来を教えてください
当社のビジョンという程でもないですが、グッズを作ってどのように売っていこうか、自分で(作って)売っても売れないだろうからインフルエンサーのグッズを作ろうか、という当初から劉と二人でしていた雑談が、社名を決めるときのベースになりました。
iStar Partnersの「i」には個人やインフルエンサー、インディビジュアルだったりインターネットのといった意味があります。そして「Star」には、私たちの力で有名なスターを作り出したいといった願いが込められています。
最後「Partners」というのは、私たちは二人ともコンサルティング業界出身なので、パートナーズやソリューションズといった、コンサルっぽいワードを入れたかったのです。その他にも候補はあったのですが、一番しっくりと来たものがPartnersでした。
その全てを組み合わせて出来た社名がiStar Partnersです。
最も重要視していたのは効率
なぜECという手段を選んだのですか?
まず2人とも他に仕事をしていたので、実店舗を出すという選択肢はあり得ませんでした。実店舗の逆といえばネット販売、ECという選択肢でしたね。
ECは初期費用も安くて人手もかからない、あと多くのお客様にリーチでき、事業を始めるのに障壁が少ないところが主な理由です。
実際、実店舗は準備が面倒で手間が多いですよね。私たちはどちらもコンサル出身なので、机の前で仕事をして完結させたいという考えがあります。また、効率効率と口癖のように言っているところがあるので、ECという手段は最適かつ唯一の手段でした。
Shopifyを利用した理由をお聞かせください
実は当初、Shopifyは利用候補として上がっていませんでした。いくつかの他ECサイトで販売を開始したのですが、そのうち最も売り上げの良かったチャネルで相乗り、つまり偽物商品が販売されるようになってしまいまして……。
例えば当社で3000円で販売しているものが、全く同じ見た目で1000円とか200円で販売されているのです。偽物なのですが、お客様の中には分からずに買ってしまう方もいらっしゃいます。この問題をECサイト側と共に解決しようとしたのですが対応が遅く、なかなか解決することができなかったのです。
それなら思い切って販売経路を変えてしまおうと思い、Shopifyの利用を始めました。
費用とAPI連携、
どちらも叶うのがオープンロジだった
物流の外注はどのタイミングで考えられましたか?
始めのうちは自分たちで商品を販売し、物流も手作業で行っていました。しかし一日何百件の発送となると、夜仕事が終わった後に作業が発生するだけでなく、土日もつぶれてしまうことはザラでした。その状況から物流業務は、いずれ二人では回せなくなることが目に見えていたのです。
当時は通常業務と物流で、一日12~15時間働くことが当たり前でした。食事を摂ることもままならず、デリバリーを注文したりしていました。事業を立ち上げて物流が増えたばかりの頃は、自由な時間がほとんどありませんでしたね。
この状況をきっかけに、物流を外注することを考えました。
オープンロジを選択した決め手は何ですか?
私たちが物流を外注する際に重要視していた部分は費用とAPI連携です。APIがない時点で論外でした。外注業者によっては、自動連携やECサイト名が伝わらないところもありましたね。
次に費用ですが、会社を立ち上げたばかりだったので、なるべくコストは押さえたかったのです。これらの点においてオープンロジは他の業者より優れていると感じました。また、メールでやりとりしているときの反応がとても早かったのも、決め手のひとつですね。
オープンロジ利用前に不安はありましたか?
不安に感じていたことはシステムの扱いやすさと料金です。
そもそも物流システムを使ったことが無かったので、世の中の物流業界や物流のシステムの連携について、詳しい知識がありませんでした。ですので簡単でなければ意味がありません。難しければ、それだけ手間がかかってしまいます。
料金に関しては今まで自分たちでゼロ円でやってしまっていたので、一個発送するために実際どのくらいのコストがかかるんだという不安はありました。当たり前ですが、外注すればゼロ円から上がっていってしまいます。そこは普通に、コスト感覚で心配なところでしたね。
実際にオープンロジを利用されてみていかがでしたか?
オープンロジのシステムはとても簡単でした。物流の外注はオープンロジ以外にも色々なところにしてますが、一番シンプルです。あとミスが無いところも良いですね。他社ですと1000個に1個くらいはミスがあったりしますが、オープンロジでは今のところミスはありません。
料金は他社比較対象が少なく、物流業界のことも私たちはあまり分かっていないので、感覚的なことしか言えませんが、まあこれくらいかなという感じです。
また、納品方法が簡単なところも良かったですね。納品依頼書も作るのも、何を納品するか数字入れてクリックしたら納品書が出るので、とてもシンプルです。納品方法も紙で出てきたバーコードを切って貼るだけなので楽です。
商品別の発送カスタマイズや交渉ができることや、担当者がついて問題や相談が発生した際に、スムーズに対応してくれることも好感が持てました。自分で調べても良いのですが、例えば「中国に今発送できるんですか?」といったことなどは聞いた方が早く済みます。担当者の方がついてくださることで得られるメリットは大きいと思います。
印象に残っているエピソードはありますか?
年末年始の忙しいタイミングでも誠実にスピーディーに対応頂いたことです。普段しないくらいにプレッシャーをかけたり、コロコロ注文を変えたり、色々ご迷惑をおかけしたので……。そこが一番印象に残っているというか申し訳なかったですね。
オープンロジを選択すれば
間違いないと伝えたい
今後の事業展開についてお聞かせください
インフルエンサー事業以外にも、他の業界の商品を販売していく予定です。
現在、ペットの自動給水機や、自動で餌をやる機械などを作って販売しようと計画しており、IoT業界の方と繋がりを生かして、まだ世にあまり出てないスマート商品×ペット商品をOEMで製作中です。
この商品は遠隔で操作できるため出先からONOFFが可能で、水を適宜給水することもできます。また循環システムや、UVによる消毒効果など、さまざまな機能が付属される予定です。
今まで私たちが販売してきたものはインフルエンサーのグッズが中心で、ターゲットはファンの方たちでした。次はペット商品といった全く違うターゲット層に向けた商品なので、全然質は違う感じになりますね。
最後に、オープンロジの利用を考えている方にメッセージをお願いします
本当に正直なところを言うと、私の経験になりますが、色んな会社の価格やサービスを比較検討で並べたとき、当時は物流に対して今よりも知識が無かったこともあり、情報を比較しても一見そこまで差が無いように見えました。最後はやっぱり、勇気を持って飛び込んだところがありましたね。
多分、事業者の皆さんは物流の外注を決めるとき、色んな会社を並べて、比較検討して、どうしようかな、とりあえずここに任せてみよう、といったように私たちと同じ道を辿るはずです。今回、オープンロジに決めた理由のひとつにレスポンスが一番早かったという部分があり、私はそこで決断に至りましたが、決断は間違いではなかったと言えます。
もし比較検討していてどうしようかなといった事業者様がいらっしゃれば、オープンロジを選んでおけば間違い無いと伝えたいです。
画面が光らず目に優しい、Einkパネルを使用したパソコンモニターやタブレットを販売しているSKT株式会社様。2017年12月に法人化し、2020年3月にはテレワークにおける需要の高まりを受け月間売上が前年度比1.5倍を突破。eコマース事業者としてますます成長されています。
元々他社のフルフィルメントサービスを利用していた同社ですが、法人化を機に物流業務の見直しを図られました。
現在、ネクストエンジンやShopifyとのAPI連携も使用されているSKT株式会社様に、改めて物流を見直した理由や今後の事業展開など、ご自身のeコマース事業について、詳しくお話を聞かせていただきました。
Eink製品の特性に魅力を感じ、
日本に広げたいと思ったのがECのきっかけ
貴社や製品についてご紹介をお願いします
SKT株式会社と申します。社名にあるSKTには、『S世界の、K買い物、T楽しもう』という意味が込められています。
私たちはEinkパネルを用いたパソコンモニターやタブレットを販売しています。このパネルは通常のモニターのように、バックライトを用いなくても文字や画像を表示できるため、長時間使用しても目が疲れにくいというのが特長です。
商品力のある製品ではありますので、お客様がご使用になりたいアプリをインストールして検証したり、公費払いへの対応など、サポートを重視した運営を行っております。
なぜEinkの製品を取り扱おうと思ったのですか?
当社がEink製品を取り扱うに至った理由は2つあります。
1つめは「Einkのアンドロイド端末に出会ったこと」です。
Eink製品の特性については、他社の読書端末を通して知っており興味はありました。しかし、その端末は自社ストアに限定されたものでした。
「読書だけでなくもっと幅広い機能があればいいのに」と思っていたところ、AndroidOSが入ったEinkの端末に触れる機会があり、とても使い心地が良く感動しました。この体験が原体験となり、Eink製品の販売を本格的に考え始めたのです。
2つめは「製品の品質に課題を感じたから」です。
当時は2013年頃でしたが、その頃はとりあえず製品を販売して不具合が起きたらその都度アップデート等にて修正するという発想で製品開発がなされておりました。
そのため発売時においては、検証不足により操作が急にできなくなったり、画面に筋が入っている初期不良があったりなど、不良品や不具合が数多くありました。
しかし、その当時においては一般のお客様にとって、返品や交換の手続きはとても大変なものでした。そこで、私たちのような業者が間に入ることで、お客様の負担が減らせるのではないかと考えたのです。
販売手段にECを選んだ理由を教えてください
ECは日本全国のお客様に商品を届けられるところが魅力でした。
AndroidOSの入ったEink製品を知っている人や、求めている人は限られます。そのため、全国のお客様に向けて宣伝し販売する手段を考えたとき、ECという手段が一番適していると考えたのです。
また実店舗を構えるよりもローコストであることもECを選んだ理由のひとつですね。固定費を抑えることで、お客様のサポートにコストやリソースを割けるため、手厚いサポートサービスを提供することができます。
当社の取り扱っている商品は、商品自体のサポートはもちろんのこと、お客様の使用されるAndroidアプリに関しても検証や説明が必要です。そのため、詳細を詳しく伝えることのできる手段としてメールを採用し、多くのリソースをお客様のサポートに割いています。
購入されるお客様はどのような方が多いですか?
第一には、光源のある画面を見つめると目が辛いと感じられる方です。お客様の中には、目の手術の結果、光に対する感度が上がり、目まいや頭痛を引き起こされる方がいました。そういった方から、発売していること自体に対して、感謝のメールをいただいたりします。
第二には、大学や研究所、翻訳業や文筆家の方ですね。タブレットなので本やPDFを読む人、紙ベースの仕事をしている人から良く購入されています。最近では電池保ちが良く、太陽光が反射しないという特性を生かして、建築業界や工事現場で図面を表示するのにも使われてるようですね。
Shopifyはどの項目を取っても
メリットが大きかった
Shopifyを選んだ理由はなんですか?
元々他のプラットフォームで自社サイトを持ち商品を販売していたのですが、手数料が上がってしまって……。結構薄利で販売している部分もありますので、手数料が上がるのは正直きつかったのです。そのため比較的手数料の安いShopifyに移行しました。
またShopifyを選ぶまでに、色んなプラットフォームやカートシステムを試用しました。しかし、どこも倉庫連携が上手くいかなかったり、ちょっとしたカスタマイズにいちいち料金が発生したりなど、見逃せないデメリットがありました。
一方Shopifyはサイトを作るのも簡単で料金形態も明確な上、決済手数料も安かったのです。他社と比較したときにShopifyは、どの項目を取ってもメリットが大きかったですね。
法人化するタイミングで
ネクストエンジンの利用を決断
なぜネクストエンジンを利用することにしたのですか?
以前は販売サイトの受注情報をCSVで落として、フルフィルメント サービスの方にアップロードするという方法を取っていました。ただ、その作業に時間を取られてしまっていたので、自動的に受注情報とフルフィルメント サービスが繋がるシステムを構築したかったのです。
そのことから受注一元化システムの導入と、フルフィルメント サービスの切り替えを同時に検討していました。これがネクストエンジン利用に至ったきっかけですね。
ネクストエンジンを選択した一番の決め手は価格です。他社と比較もしたのですが、当時においては最も安価でした。また、API連携しており、手間がかからないシンプルな受注システムも決め手のひとつとなりました。
オープンロジ導入を決めたポイントは何ですか?
ネクストエンジンとAPI連携していることはもちろんですが、何よりオープンロジを導入することで、作業が格段に楽になることが決め手でした。Shopifyのような販売システムとネクストエンジンの受注システム、オープンロジにおける倉庫システムと全てがつながることによって、作業効率を格段に向上させることができました。
私が認識する限り、その全てが繋がっているサービスを提供しているのは、当時はオープンロジしかありませんでした。EC・物流業界で一番早くこのサービスを提供していたということも、当社がオープンロジの導入を決めた大きなポイントですね。
また当社はオープンロジのセット組という機能を利用しているのですが、この機能では自由にセットを組めて、SKUを変えることもできます。
私たちの扱っている商品は、販売するECサイトによってケースを外したり、キャンペーンに合わせて付属品を追加するなど、細かな部分が異なる場合があるのです。販売サイトによってはSKUが被ってしまうと勝手に統合されてしまうことがあり、そういった場合はセット組みの見直しやSKUの変更が必要です。そのため、セット組のSKUを変更できる柔軟な対応ができる点はありがたいですね。
オープンロジの導入はスムーズでしたか?
はい。とてもスムーズに進みました。導入してから実際に稼働するまでに一日かからなかったと思います。オープンロジの仕組みは必須入力の項目も少なくシンプルだったので、手間取ることなく導入することができました。
物流にかける一日の作業時間はどのくらいですか?
現状使用してみて出庫に使う時間は15分程度ですね。たまに郵便番号が独自のものであったり、住所が間違っているなどしてエラーで引っかかってしまうときがありますが、それを調べて直す手作業を含めて15分程度しかかかっていないため、ものすごく短い時間で済んでいる印象です。
とにかく出庫に関してはエネルギーを使いたくないと考えているので、こうやってオープンロジに任せる方が手間が減り、ShopifyやネクストエンジンとAPI連携しているおかげで、一件一件CSVで送る必要がないのは本当に助かります。
きちんと仕事をしてくれることは
当たり前だけど大切なこと
オープンロジを使用して感じたメリットは何ですか?
一番大きなメリットは仕事をきちんとしてくれるところです。2020年4月における緊急事態宣言後、出荷業務が滞るのではないかと考えましたが、平常時と同じ品質での出荷作業を行っていただけたので本当に助かりました。もしも自社出荷のままでしたら、従業員を輪番で休ませながら、増加した出荷作業を継続するというのは、本当に難しかったのではないかと思います。
土曜日に出庫していただけるのもメリットですね。当社の製品は高額であるため、お客様は金曜日のような週末に検討を重ねた上で注文されることが多いのです。土曜日の午前中までに受けた注文をその日の夕方に出荷できるのは、お客様からの心象もよいため、とてもありがたいですね。
私たちは2~3年ずっとオープンロジを使っていますが、本当に仕事をきちんとやっていただけるので助かっています。
他社のサービスを利用していた時は倉庫内におけるロストが2件はあったのですが、オープンロジを利用してからはありません。また入庫のデータの反映が早いのも助かっています。ロストがないことやデータの即時反映は当たり前のことではありますが、こういったところをきちんとやってくれるのはとてもありがたいことです。
またシステム画面が見やすいのもメリットです。導線がシンプルでとても分かりやすいのです。また、出庫の情報などは全て残っているのでキャンセルが出たときに、出庫情報が一元化されているため、どのECサイトの誰からキャンセルされたのか、すぐに調べることができます。顧客管理にも非常に有効です。
システムの使いやすさという面でオープンロジは群を抜いているので、よく考えられているなと関心しています。
今後オープンロジに期待することはありますか?
2つ要望があります。
1つめは「保管料金設定の細分化」です。現在オープンロジはSSサイズと60サイズの間に細かな料金設定がなく、一辺でもサイズオーバーしてしまえば60サイズの料金が発生します。細かな部分ではありますが、数が多くなるほど負担は大きくなるため、事業規模が大きくなってくると他社のプランが魅力的に感じてしまうことがあります。
2つめは「保証の拡充」です。
当社の製品は仕入れ値の段階でオープンロジによる保証金額を大きく超えてしまうものがありますが、もしも倉庫が火災や地震等で倒壊した場合、現在のオープンロジの保証金額ですと補いきれず、商売自体が止まってしまうため、リスクが高いと考えております。そのため、今後はオプションで保険がかけられるようになると、嬉しいですね。
また、商品を一か所の倉庫だけでなく、複数の倉庫を選べるようにして、地震などの天災に対するリスク回避ができるようになると、もっと安心して利用することができると思います。
貴社として今後挑戦していきたいことはありますか?
私たちは今後も変わわらずEinkパネルを使用した製品を取り扱い、お客様ひとりひとりに対応した手厚いサポート体制を維持していきたいと考えています。
現在、当社の製品は大学や研究所への出荷が多いのですが、その多くは公費払いと呼ばれる手続きを通して購入されております。この手続きは複雑で、大学によって異なり、発注している担当者様の負担は大きいものであると把握しております。
その手間を省くべく、大学生協などに展示していただき、直接当社の製品を購入できるようにしたいと考えておりますが、現在テレワークが中心となっているため、再考する必要があると思っています。
他には、オンライン授業の進展に伴い、タブレットを学習等で長時間使用される中学生や高校生向けのアプリを開発されております事業者とも協力してお仕事ができたらと考えております。
仕事の高度化に伴い、人間がタブレットやパソコンに向かって仕事をする時間は今後も増加し続けるはずです。このような時代に、閲覧・インプット用としてのBOOXのタブレットシリーズや、文章作成やオンライン学習などのアウトプット用としてDASUNGのEinkPCモニターの良さを知る人を一人でも増やしたいと考えています。
最後にオープンロジの利用を考えている人に向けてメッセージをお願いします
オープンロジは特に商品が高単価のもので、お客様に手厚いサポートがしたい事業者の役に立つと思いますね。発送の手間が省けることによって、メールの応対などに時間を多く割くことができます。
当社の商品の場合、問い合わせがきたら、まずはアプリがおかしいのか、商品がおかしいのかという原因を切り分けます。そしてアプリがおかしければ、実際に端末にインストールししてみて、どういうところがおかしいのか使い方の詳細をメールで送り、サポートしております。その作業にかなりの時間を要しますので、それ以外の点で時間を使いたくないのです。
したがって問い合わせにリソースを割くためには、物流業務を委託する手段が必須でした。オープンロジの提供しているフルフィルメントサービスは、当社にとってありがたいものです。
コストを抑えたい事業者様にもオープンロジはオススメできます。運賃は年々上昇傾向にあります。オープンロジを使って送れば、個人で送るよりも運賃が安いですし、外部に委託することで得られる発送費やリソースの削減というのもメリットだと思います。商品件数が少ないeコマース事業者にとっても、オープンロジのサービスは役立つと思います。
天然石やカラーストーンを扱ったハンドクラフトジュエリーを販売する個人事業主のH様。有名百貨店でのポップアップショップでは4日間で1,000個以上を販売するなど、ブランドとしてもますます成長されています。
ECはShopifyを使い、D2C(DtoC)のモデルで事業を展開されています。小規模から始めたEC事業ですが、事業規模が拡大していくにあたり課題となったのが物流業務でした。
現在Shopifyとオープンロジを利用してEC事業を行っているH様に、目の前の課題をどのようにクリアしていったのか、また今後の事業展開の詳細など、ご自身の運営しているEC事業について詳しくお話をお聞かせいただきました。
日々を頑張っている女性にちょっとしたご褒美を
貴社ブランドのご紹介をお願いします
ödül(オジュール)というブランドは天然石をメインに取り扱うジュエリーのブラントで価格を可能な限り抑え、誰でも気兼ねなく買えるジュエリーを提供しています。
弊店のジュエリーは、シルバーの配合率が高い『シルバー925』や『22Kゴールドプレーティング』を施した職人の手による一点物、かつ高品質であることが特徴です。
ödülのジュエリーがお客様にとって毎日ハッピーに過ごせるお守りとなるような、ちょっとしたご褒美になると嬉しいですね。
なぜ天然石を取り扱おうと考えたのですか?
前職は航空会社で国際便の客室乗務員として働いていましたが、空いた時間に副業で女性向け雑誌のライターもしていました。その副業を通じて、読者層である主婦の方に天然石ジュエリーのブランドが人気であることを知ったんです。
仕事柄、世界各国に行く機会が多かったのですが、ある日海外で販売されている天然石が、日本の価格と比べてとても安いことに気がつきました。
それまで高級品というイメージを持っていましたが、海外では気兼ねなく買える値段で販売されていたんです。
この出来事から「日本でもママさんたちが気兼ねなく買える価格の天然石ジュエリーがあればいいのに!」と思ったのがきっかけですね。
副業を本業にしようと思ったきっかけは何ですか?
最初から本業にしようと強くは思っていませんでした。もし失敗したら本業の仕事に戻ればいいと思っていたくらいで。もちろんやる気はありましたが。
ECは空いている時間を利用すれば、自分の頑張り次第で売上を伸ばすことができるのが利点だと考えています。一般企業では職種にもよりますが時間の制約がありますよね。ですが個人事業で行っている私のEC事業は、働こうと思えば夜中の12時でも稼働することができる。この点はECの強みでもあると思っています。

集客はどのようにされていますか?
主にInstagramを使用しています。あとは雑誌ですね。
現在Instagramのフォロワーは2万人程いますが、最初はもちろん少なくて。なのでベンチマークしているブランドをフォローしている方ひとりひとりにコメントを送っていました。コメントを送ることで私の商品・Instagramを見てもらう機会を増やしてましたね。
商品の販売告知はLINEを使用しているのですが、こちらの登録者数はInstagramと比べるとやや少ないです。しかしInstagramを見ている人の中から実際に購入したいと思っている人を絞り込みできるのはメリットですし、実際仕入れ時に参考にしている人数はLINEの登録者数です。
商品の企画・製造はどのようにされていますか?
デザインは私が考え、今はイスタンブールとインドをメインに職人と直接やりとりをして商品を作っています。言語の問題もありコミュニケーションが難しく、サンプルが出来上がって「え?イメージと全然違う!」なんてことも日常茶飯事なので、4ヶ月に1回くらいは現地に足を運んで職人と顔を合わせて話すようにしていますね。
サイトのデザインや機能性〜物流まで
どれも妥協はしたくなかった
Shopifyを利用しようと思った理由を教えてください
元々はShopifyではなく、別のサービスを利用していました。当時もそのサービスと連携ができる物流会社を使っていたんです。しかしシステムの連携性があまり良くなくて……手作業の部分が残ってしまったのです。実際、商品が大量に売れたときにはクリックするだけで3時間も時間を取られていました。
その手間を解消するため、可能な限り手作業が発生しない物流会社をインターネットで探していたところShopifyとオープンロジを見つけました。
もちろんShopify以外のプラットフォームも検討しました。しかしどこもShopifyと比べると自分のブランドとはデザイン性でミスマッチを感じてしまったり、システムが難しかったりしたんです。システムなどの機能性やサイトデザインなど総合的に判断した結果、Shopifyを選択しました。
ECを始めたときから物流の外注は考えていましたか?
まったく考えていませんでした。そもそもこんなに商品が売れると思っていなかったんです。自分ができるところから始めて、なんとなくEC事業の感覚を掴み始めた頃から次第にもっとこうしたい、ああしたいという考えが沢山浮かんできました。
サイトを格好良くしたいとか、システムがもっとこうだったら使いやすいのになとか。そういう思い浮かんだ考えを全て汲み取ってくれるのがShopifyでした。
物流を他社に外注することに不安はありましたか?
私のブランドはSKU数が非常に多いのが特徴で、しかもSKU数が多い割に商品が2~3個しかなくて。そのため商品を間違えることなくきちんと配送をしていただけるのかが不安でした。
それまでECのビジネスに携わっていなかった私にとって、ECは畑違いすぎて右も左も分からず、配送のシステムにはややこしさを感じていたんです。しかしオープンロジのシステムはシンプルでわかりやすいし、担当の方が丁寧に説明やサポートをしてくれたことで、初心者の私でも頑張ったらできるかもと感じることができました。
物流の外注を検討していたこの時期が一番心が折れそうだったのですが、二人三脚のごとくいつも丁寧に対応してくれ物事を解決してくれたのはとても助かりました。
オープンロジ以外に物流の外注先は検討しましたか?
もちろんしました。まずは価格を比較しましたね。あとはシステムの連携性です。今オープンロジのシステムではSKU数に対して商品が何個あるかという情報が自動的に連携されていますが、比較した他社のシステムではうまく連携できなかったんです。
また、友人からも外注先を紹介されましたが、そこは自分でCSVを送ってやりとりをして、配送で一番ネックに感じている配送完了通知ボタンのクリック作業も自分でしなければいけなかった。さまざまな手間がかかるし私自身PCが苦手なせいもあり、比較した他社はオープンロジと比べると工程が多い印象を持ちました。
一方オープンロジは工程が少なくてシステムの画面が見やすい。PCが苦手な私でも抵抗感を感じなかったんです。システムが苦手、PCが苦手という女性は多いと思います。そんな女性でもできそうだと思えるオープンロジのシステム画面はすごいと思います。
10時間かかっていた作業がほぼ自動化された
物流をご自身で行っていた時と今では作業時間はどのくらい違いますか?
自分で物流業務を全て行っていた時は、1日150個の配送がギリギリでした。梱包するのに朝10時から始めて夜の8時までかかっていましたね。そのあと大きなショッピングバッグ2つに商品を全て入れて両肩に担ぎ、ポストを3件くらい回って投函して……まさに重労働でした。
その頃に比べると格段に作業時間は削減されました。実際行っている作業も、Shopifyで商品が売れたときにオープンロジに移行させるボタンを押したり、お客様が住所を間違っていた際にアラートが出るので住所を修正するだけです。作業といってもこれくらいなのでとても楽ですね。
オープンロジを利用していて想定と異なるところはありましたか?
悪い意味での想定違いは全然ないです。こうなったらいいなというものをこちらから相談したときに、できませんと切って捨てられるような回答は今までに貰ったことがないんです。いつも何かしらの解決策を提案してくれますね。
良い意味での想定違いは思っていたよりもミスが少ないところですね。私のブランドの商品は自分でも間違えそうになるくらいどれも酷似していて、色やサイズなどSEU数が多い。
自分で物流業務を行っているときはミスがすごく多かったんです。だから専門の業者に外注するとはいえ、ミスのひとつふたつは覚悟していました。しかしオープンロジに任せてからは送り間違えはゼロ。これはすごくありがたいです。
これからは越境ECの時代へ
今後ビジネスはどのように展開していきたいとお考えですか?
現在は国内でのみ販売をしていますが、今後は中国市場での販売を検討しています。中国ではEC販売がすごく進んでいて。日本ではまだ越境ECは下火ですがその流れが日本にも来ると考えています。だからこそ早めに中国に進出したい。
中国はECの規模だけでなく人口も日本より遥かに多いですよね。Shopifyは越境ECにも強いですしオープンロジも越境ECに対応しています。そのため中国市場での販売に挑戦してみたいなと思っています。
オープンロジに期待されていることはありますか?
今の時点でも不自由なく使えていますが、商品の検品をさらに一歩二歩手前の段階からしていただけたら嬉しいですね。現在は個数や商品コードを見て検品をしていただいていますが、商品のサイズが合っているかや天然石は間違っていないかなど、細かなところの検品もしてくれるととても助かるなと思っています。
ECサイトを始めたばかりの頃よりも規模が大きくなると、手が回らなくなることも出てきます。そのときにアルバイトを雇ったり友人に頼るのもひとつの手段ですが、信用が置けなかったり見られたくない部分があったりして任せにくいこともある。そういう時は最終的に自分でやってしまうんですよね。でもそれだと工数は減らずに負担は増します。
信頼できる業者が見つかった今だからこそ、私はオープンロジに任せたいと考えます。一部の項目だけでもチェックしていただくことができるのなら、とても助かりますね。
最後にオープンロジを利用しようとしている方たちにメッセージをお願いします
PCが苦手なだけでなく物流に関わったこともない畑違いの私でも、簡単に配送を外注することができています。難しそうだと思っている人にこそ、ぜひオープンロジに一度相談してみてくださいと言いたいですね。事業者様によって悩みは様々だとは思いますが、オープンロジはその事業者様に合わせた解決方法をきっと提案してくれます。
配送の外注を考えている事業者様は、一回話だけでも聞いてみることをオススメします!
ödül(オジュール) URL: http://shop.odul.jp/ インスタグラムID: @odul.jewelry
インテリアコーディネートやお部屋での過ごし方を提案するインスタグラムマガジン「make my room」「in my room」や、インテリア雑貨を販売するWEBショップ「Little Rooms」を運営する株式会社and様。
部屋の模様替えや引越しで「自分だけの可愛いお部屋を作りたい!」という10代後半から30代前半の女性を中心に、参考にしたいアカウントとしてインスタグラムでは3アカウント合計して60万フォロワー(2020年2月現在)を集めています。
女性が「可愛い」と思うディテールはもちろん、単なるルームカタログでは終わらない「生活をしている空気感」と「ちょっと頑張れば真似できそう」という身近に感じる素敵な「一人の部屋」を紹介しているのが人気の秘密です。
世界観やコンテンツでファンづくりを行う「メディアコマース」という形を取り、「届ける」ところまで自分たちの世界観を大切にしている株式会社and様。インスタグラムで発信している世界観を表現できるインテリア雑貨の販売も好調な同社にインタビューを行いました。
テーマとして大切にしていることをブランド名に
御社について教えてください!
私たちがテーマとして大切にしているのは「”ひとり”で過ごす空間、時間」です。一人で過ごすお部屋やちょっとした時間を豊かにする提案だったり、それを実現できるような商品を届けたいという気持ちを込めて「Little Rooms」という名前をブランドにつけました。
私たちが考える「ひとり」の定義は「一人暮らし」に限定したものではありません。
実家暮らしの人が自分の部屋で一人で過ごす空間だったり、小さいお子さんを寝かしつけたママさんが一人で「ホッ」と一息つける時間なども含んでいます。自分が大好きで心地良いものに囲まれた空間で、癒される時間を過ごすお手伝いをしたいと思っています。

メインターゲットは?
インスタグラムのフォロワーさんは、10代後半から30代前半の女性が多いですね。一人暮らし中の方とそうでない方は半々くらいかと思います。2018年8月ぐらいにお部屋のコーディネートを紹介するインスタグラムマガジン「make my room」を立ち上げました。現在40万フォロワーを超えていて、弊社が運営するアカウントの中で最も規模が大きくなっています。今でも毎月3万〜4万の新規フォロワーが増えています。
すごいインスタグラムのフォロワー数ですね。インスタグラムが伸びたきっかけとなった事は?
私たち以外にも、お部屋をキュレーションして紹介しているインスタグラムのメディアはいくつかありましたが、そのほとんどがファミリーで住むような広いお家を紹介するものでした。私たちも最初は、そういったお部屋を中心に紹介していました。
そんな中、一度ワンルームのような小さいお部屋を紹介した時にとても反響があって、その一投稿だけでフォロワーが一気に増えました。そこで、一人暮らしのお部屋に絞って更新をしたところ、多くのユーザーに共感してもらえたようで、コンスタントにフォロワー数が増えるようになりました。
女性の社会進出が進んだこともあり、仕事などでかなり疲れている人が多いと思うんです。
その影響もあって、家でぐらいは自分の好きなものに囲まれたい、ホッとしたいというニーズが高まっているのではないかと予想しています。それも、たくさんの方にフォローしていただけた理由の一つではないかと思います。
インスタメディアを運営する中で、インテリアや生活雑貨へのニーズが確かにあることを感じたので、情報だけではなく、理想のお部屋や暮らしに近づけるようなインテリア雑貨を販売するECもスタートしました。それが「Little Rooms」というブランドです。

何よりも重要視しているのはブランドの世界観
ブランドとして大切にしていることはありますか?
「Little Rooms」では、ブランドの世界観をとても大切にしています。
投稿する画像のトンマナや言葉遣いなど、コンテンツの世界観を統一することを徹底しています。
あとは、インスタグラムのストーリーズやコメントなどで、お客様とコミュニケーションをとることも心がけています。お客様の声を商品づくりなどにも反映しています。
世界観を大変大切にしていますが、世界観を表現するのに参考にしている国や物の具体的なイメージはありますか?
北欧風とか、男前インテリアとか、色々テイストがありますが、「Little Rooms」のアイテムは今までのトレンドとは違った、韓国のカフェの内装のようなテイストのものが多いです。ファッションやメイク同様、インテリア雑貨も韓国風のものは人気が出てきていますね。
世界観を大切にしているとのことですが、倉庫や配送などもこだわって探されたのですか?
スタート当初、私と代表の2人しかおらず、事務所も狭くて在庫を置く場所がなかったので、自分たちで配送手配をやろうという考えはなく、最初から倉庫を使うことを考えていました。また、物流についても全く分からなかったので、同業者の知り合いに倉庫を紹介してもらったりして探しました。
オープンロジに決めた理由は何ですか?
理由は、大きく2つあります。
1つ目はShopifyと連携できる倉庫物流会社であったこと。
2つ目は、今後、自社でシステム構築した場合もAPI連携できること。
私たちは、インスタグラムのメディアでつくり上げてきた世界観を何より大切にしたいと思っていましたし、インスタからの集客がメインになることもわかっていたので、モールではなく、世界観を崩さないオリジナルサイトを立ち上げました。
周囲にShopifyを使っている人が多くいたことと、テーマ次第でデザインも幅広く選べて、コーディングなしでおしゃれなサイトが作れるのが決め手で、他とはほとんど比較せずに、Shopifyの利用を決めました。なので、倉庫・物流もShopifyとの連携ができるということを条件に探すことにしました。
ただ、オープンロジに決めた理由は、Shopifyと連携ができるというところだけではありません。
将来的に自社で専用のシステムを開発するようなことが発生した場合に、オープンロジの仕組みやAPI連携などのシステム的な部分が活用できると知人からアドバイスしてもらったのも決め手でした。
実際にオープンロジに依頼してみて「思っていたのと違った!」という事はありますか?
いい意味でありました。
WEB上で商品登録や出庫依頼するシステムなので、人的なフォロー体制には正直あまり期待していませんでした。また、他の物流会社さんほど「うちは検品をしっかりしてます」と言った感じでもなかったので、検品は自分たちで対応するしかないと思っていました。
でも、分からないことを問い合わせすると細かくフォローしてくれますし、検品も「私たちでは絶対気づかなかった!」と思うような部分までやっていただいて、本当に期待以上です。
例えば、5枚1セットで袋詰めされているポストカードを100セット入庫し、その中の2セットだけが枚数が規定よりも少なかったことがありました。その時も、「これで問題ないですか?」と倉庫側で気づいたことを細かく連絡していただけて大変助かりました。

物流関連にかける時間は毎日どのくらいですか?
物流関連にかける時間は、Shopifyの注文の読み込みエラーがあった場合に住所などを手動で修正するといったことがメインなので、毎日多く見積もっても15分ぐらいです。
普通だったら、出庫依頼を出して、確認して、エラーがあったら再度確認して…といった作業をメールやファックス、電話を使って対応しなければならないと思うので、オープンロジを使っていなかったら、もっと時間がかかっていたと思います。
お客様の住所不明等があって時間がかかる事はありますが、それはどの倉庫・物流会社を使っても同じだと思います。
こんなツールや機能があったらいいなということがあれば教えてください。
今、こんな機能があればいいなというのはないのですが、最近追加された機能で入庫時の加工(OPP袋入れやプチプチ梱包など)が選べるようになったことが、とても便利だと思いました。
別の業務をしていると入庫時の指示をしたことを忘れてしまうこともあるので、画面上に表示記録が残っていると「あ、もう指示していたんだ!」と気づけるので、とてもいいです。
あとは、オープンロジ側の機能ではないのですが、Shopifyが海外のツールなので、電話番号の前に「+81」という数字が入ってしまったりして直したりするのが面倒なので、その部分が修正されたらいいなと思っています。
現在、すでにオープンロジ側で「+81」が入らないようにシステムを改良しました。
届いた瞬間から世界観を体感してもらいたい
今後の事業展開について教えてください
メディアについては、自分たちで取材をしたオリジナルでリッチな記事を増やしていきたいです。
商品を売るためというよりも、まずは私たちのメディアのファンになっていただいて、毎日見に来ていただく中で「いいな」と思ったものを購入していただけるのが理想です。
商品についてはオリジナル商品を増やしていきたいです。
以前、フォロワーさんから、「韓国で売っているような布でできたポスターが欲しい」とリクエストが多く来たので、オリジナルデザインで製作したのですが大変好評でした。
インスタグラム等のメディアでお客様と直接コミュニケーションを取れるのが、弊社の強みだと思うので、お客様の声も反映しながら今後も商品作りをしていきたいです。

自社の世界観の表現のために梱包とか配送方法は重要なポイントになりますか?
梱包や配送方法は、世界観をお客様に体感していただくために欠かせない重要なポイントです。商品をお客様が受け取る瞬間から、私たちの世界観を届けたいと思っています。
現在は、商品を1つずつ青い紙で包んでロゴシールを貼ってもらってから梱包をしてもらうようにしています。まだ紙に包まれた、開封前の状態の写真をSNSにアップしてくれるお客様もいらっしゃいます。今後は購入体験をさらに良いものにできるように、外箱や同封物などにもこだわっていきたいです。
これからECをやろうとしている人へメッセージをお願いします
今、D2C(DtoC)なども流行っていて、誰でも簡単にショップを作れる時代だと思います。「こんな製品を売ってみたい」と思ったらすぐにショップを作ることはできますが、物流に関しては知識ゼロ…という人も多いと思います。(私もまさにそうでした。)
販売数や取り扱い商品が多くないうちは、自分たちでできるかもしれませんが、事業拡大を考えるのならば物流は最初から外注した方が本業に集中できると思います。
オープンロジを使えば、物流の仕組みが分からなくてもシステム上で簡単に物流業務が完了でき、分からないことがあっても、細かくフォローしてくれます。梱包のサイズも柔軟に対応してくれるので、商品サイズやパターンがたくさんあるという方には特におすすめです。
一人の時間を満喫できる、可愛いお部屋作りのヒントがたくさん詰まった大人気の株式会社and様が運営するショップサイトとインスタグラムアカウントは下記。是非ご覧ください。
ショップ:Little Rooms
インスタマガジン:@make_my_room.me
インスタマガジン:@in_my_room.me
株式会社ログバー様は、ネット接続なしで翻訳を可能とする世界初のオフライン音声翻訳機「ili」の製造、販売をしています。2017年に先行販売された2018台は販売開始後1時間で完売となり、翌2018年には代官山 蔦屋書店、郵便局など実店舗でも販売。この記事では、様々な販路を展開する同社がどのようにオープンロジを活用しているのかをお伝えします。

典型的な物流フローの限界
オープンロジを導入する前は、どのような状況だったのかお聞かせください。
私たちは、2017年6月から世界初のオフライン翻訳機「ili」を国内法人向けに販売開始しました。当時の委託先の倉庫会社さんとは、エクセルやメールを用いた典型的なやりとりが中心で、両社間の連携は主に人の手で行われていました。
具体的には、弊社の営業担当が顧客から発注を受け、倉庫会社指定フォーマットのエクセルにその情報を入力します。そこから倉庫会社への指示書を作成し、メールで依頼し出荷。出荷後は、出荷報告のメールをもとに弊社の管理表に書き写す、といった流れでした。
在庫管理もエクセルやメールをもとにしていたのでしょうか?
はい。在庫数を、倉庫会社の方にメールで毎週報告してもらい、互いに管理していました。在庫数と入庫タイミングを照らし合わせて「これなら間に合うな」とか「もうちょっと早めないといけないな」という判断をし、メーカーと日程調整をするという具合でした。
それでも問題なく運用できていたようですが、物流管理に課題を感じたのはいつだったのでしょうか?
従来の物流管理に課題を感じたのは、個人向け販売をスタートするタイミングです。法人向けの販売は、前もって内示を頂けたり、納期を調整したり出来たので、エクセルやメールを用いた人手の運用でも問題なく対応できていました。しかし、個人向け販売となると、瞬間的にスピーディーな物流が求められます。
よってシステム連携が不可欠という結論に至り、2017年12月の個人向け販売開始に向け、当時委託していた倉庫会社さんに相談しましたが、すぐには対応が難しいという話になりました。ちょうど2017年の9月頃で、当時は物流業界全体がバタバタしていた時期ということもあり、倉庫会社さんも結構手いっぱいだったようです。
決め手はShopifyとのAPI連携と柔軟性

個人向け販売を前に課題が出てきたのですね。そこで、オープンロジを導入した理由を教えてください。
第一の理由は、管理システムの連携が不可欠だという点でした。そこで、インターネットで「物流 連携 API」と検索して出てきたのがオープンロジでした。色々と探しましたが、システムを強化していて、さらにAPI連携などのオープンな連携サービスを提供しているところは少なかったですね。
また、弊社の場合は、「ili」を海外でも販売していたため、グローバルで自社ECサイトを構築できるECサイト運用サービスのShopify(※)とのAPI連携が必要でした。当初、オープンロジはShopifyとAPI連携していなかったのですが、相談したところ2018年の2月までにはできそうですという回答をいただいたので、最初は様子を見ながら、利用開始することにしました。
Shopifyとは国内外問わずオンライン販売を手軽に始められる、クラウド基盤のEコマースプラットフォームです。
数ヶ月とはいえ、API連携完成前は大変だったのでは?
API連携完成前は大変でしたね。この人力作業は、語るも涙です。(笑)まず、出荷依頼用CSVファイルのアップロード作業がとても大変でした。Shopifyから受注データをエクスポートして、それをオープンロジにアップロードするのですが、単純に右から左にというわけにはいきませんでした。Shopifyが海外のプラットフォームサービスということもあり、住所表記の並びが逆であったり、◯◯郡◯◯町の”郡”が抜けたりしているなど、微妙な修正項目が紛れており、それらを日々の受注データの中から見つけ出しては、潰していく必要がありました。
しかも、発送の締め切り時間との関係で僅か30分でその作業を完了させなくてはならず、毎日その作業が終わると、心身ともに疲れていましたね。
それに、こういった時間に追われる作業ではミスが発生し易いんですね。絶え間ない受注データを区切ってエクスポートすることで漏れやダブリが生じ、未発送や二重発送といった発送ミスが何度かありました。なので、複数の人で作業するのも難しく、ほぼ一人で作業していました。API連携が対応されるまでの暫定的な期間でしたが、しんどかったです。
語るも涙の理由がよく分かりました。では、ShopifyとのAPI連携後はどうなりましたか?
基本的にはノータッチで、寝ているときも起きているときも出荷依頼ができるので助かっています。たまにエラー注文があるのですが、せいぜい1日に数件程度。毎日9時と12時にチェックをして修正していますが、API連携前と比べると雲泥の差の工数です。
オープンロジ導入のメリット
オープンロジを導入した後に感じたメリットを教えてください。

メリット1: 瞬間的な大量発送にも柔軟に対応してくれる
弊社は、Youtube、SNSなどの活用や、タレントを起用したプロモーションをするので、短期間で大量の発送をしなければならないケースがよく発生するんですが、毎回柔軟に対応していただいています。
例えば、2018台の限定販売(※)が1時間で完売し、平均的な流動数を遥かに上回る量を速やかに出荷いただけた際には本当に助かりました。これまで、物流会社は過去実績に基づく「できる・できない」がハッキリしているものだと思っていたので、オープンロジの柔軟な対応には助かっています。
今まで法人向け販売のみだったiliを、2017年12月に2018台限定で先行販売するという企画。Youtubeでタレントを起用して番組を作成し、販売受付を開始。僅か1時間で完売となった。
メリット2: クイックな管理体制で長期的なトラブルやクレームがない
オープンロジを導入してからは、長期に渡って解決できないトラブルやクレームが一切ありません。オープンロジは、前例のない依頼に柔軟ですし、配送会社の許容量を超える物量に対しても速やかに挽回してくれます。
弊社は、瞬間的な大量発送などイレギュラーな依頼をする頻度が多いため、いかに短い時間で課題を解決できるのかという物流会社のソリューション能力を重要視しています。海外の倉庫会社とも契約しているのですが、その窓口担当者にオープンロジの管理体制などを話すと、「どうやって実現しているのか?」と、よく聞かれるんですよ。
メリット3: 安心の秘訣は密なコミュニケーション
オープンロジの担当者は密にコミュニケーションを取ってくれるので安心です。やりとりもスピーディーで信頼感が持てます。
また、相談すると、単に「できません」ではなく代替案も含めて検討してくださるので、なんでも相談してみようと思いますね。ShopifyとのAPI連携も、相談して実現したことの一つです。オープンロジとは社内と同じくらいコミュニケーションしています。かなりフレキシブルに対応いただいてるので助かっています。
メリット4: オープン価格とシンプルな課金体系
通常、物流サービスを利用する際は、見積書をもらって細かく料金の話をするんですが、オープンロジは「ホームページに書いてあります。」と言われて驚きました。つまりオープン価格の物流サービスということですが、課金体系もシンプルで分かりやすくて良いなと思いました。
しかし当初は、1個送っても1000個送っても同じ単価というのは小規模向けの物流サービスで、数千個単位で利用する弊社には割高で不向きなのかと思いました。そこも柔軟に検討していただき、不安は薄れましたね。
メリット5: 多様なオプションサービス
1. 領収書対応
ECサイトでは、代引きやコンビニ決済、クレジットカードなど様々な決済を受け付けているため、それぞれの決済方式に基づいた領収書を発行してほしいというニーズがお客様にあるのですが、オープンロジではそれが自動でできるので助かっています。
2. 各販売モールに応じた納品対応
FBA(Amazon)はOPP袋に入れる、楽天スーパーロジはそのままなど、細かい納品ルールに対応してくれます。
メリット6: 物流に関する知見を生かしたアドバイス
オープンロジは、自分たちでは思いつかない解決策を提示してくれます。例えば、私たちはShopify、Amazon、ヤフー、楽天など様々な販路で販売しており、受注管理システムの導入を検討していました。しかし、オープンロジの営業担当に相談した結果、Amazonと楽天はそれぞれのフルフィルメントサービスを利用することにし、Shopifyとヤフー用にオープンロジを利用することで、受注管理システムを導入せずに済み、コストを抑えることができました。
信頼関係でトラブルを未然に防ぐ
良いことばかりですか、何か心配ごとはありますか?
システムで手軽に操作できてしまう反面の不安はあります。作業の現場である倉庫では、梱包や出荷など物理的な作業が発生しているので、オープンロジに大量の注文が入った際に手作業が追いつかなくなるのではないかと心配になりますね。
弊社としてもそれに対する工夫をしています。イベントやプロモーションなどの予定を事前に共有して、大量発送に備えてもらっています。3月にテレビCMを始めた際は、1月に企画が決まり、2月には出荷見込み件数を共有しました。荷主としてなるべく早く・なるべく正確な情報を心がけています。
世界中のお客様のニーズに応え続けたい
今後の取り組みや挑戦について教えてください。
物流に求められるのは「すぐに届く」ということだと思います。実際にお客様から当日配送サービスのニーズを聞くので、物理的に限界はありますが、スピード面はこれからもチャレンジしていかなければいけません。
また、越境ECにも取り組んでいるのですが、注文を受けたすべての国に在庫を置くことはできないので、API連携を活用して早く、安く、正確に、そしてより広範囲に、商品を届けられる物流網を構築していきたいですね。永遠のテーマだと思います。
今後は、商品のバリエーションも増やす予定なので、自ら複雑化させてハードルを高くしていきます。ですが、時代が進むにつれてどんどんニーズは上がっていきますから、私たちもそのニーズに応えていかなくてはなりません。つまり、早く、安く、正確に、広範囲にという4条件に加えて、さらに管理品目を増やすこととなります。オープンロジにはそれを力強く支えてくれることを期待しています。
インタビュー後記
個人向け販売の開始にあたり、物流管理の転機を迎えたログバー様。ECと実店舗の多様な販路をもつ同社は、オープンロジを主に3つの点で評価していただきました。
1. イレギュラーなケースへの柔軟で迅速な対応
2. リアルタイムコミュニケーションによる信頼感
3. 共に高いサービスの追求をしていく姿勢への期待
今回の取材で、CMOの伊藤様は、「イレギュラーなケースに対する迅速で柔軟な対応を高く評価している。」と語られました。今後は、越境ECや多品目展開で商流をより複雑化させ、それを実現する物流をオープンロジに期待しているといいます。これまでの利用実績や、チャットツールを用いた弊社とのコミュニケーションに信頼を抱いていただけていることを嬉しく思います。











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