Webtoonで世界中のファンを魅了するソラジマの挑戦
―― はじめにソラジマ様の事業について教えていただけますか?
私たちは、デジタル領域に特化した出版社として、主に「Webtoon」と呼ばれるタテ読み形式のデジタルコミックを制作し、国内外の電子書店様へ配信しています。Webtoon市場は、スマートフォンの普及とコロナ禍をきっかけに急激に成長しており、その中で私たちは数々のヒット作品を生み出してきました。
中でも『傷だらけ聖女より報復をこめて』はアニメ化され、『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』は『次に来るマンガ大賞2025』でWEBマンガ部門3位を受賞するなど、多くの読者に愛される作品を世に送り出しています。
―― Webtoonコンテンツの配信が主な事業である貴社において、EC事業はどのような位置づけなのでしょうか?
私たちが所属するIPプロデュース部は、作品の可能性をさらに広げるため、グッズ化やポップアップストアなどのイベント開催、映像化、ライセンス事業などあらゆる挑戦を行っています。ポップアップストアに行けないお客様も作品の世界観をより深く楽しんでいただけるように、気軽にグッズをお求めいただけるEC事業を手掛けています。
EC事業の立ち上げ当初、MD(マーチャンダイジング)担当は私一人だけだったため、手探り状態からのスタートでした。
――えっ、お一人でEC事業を担当されていたのですか!?
はい。ファンの皆様にどのくらい需要があるのか読めなかったため、スモールスタートでEC事業を開始しました。
商品の梱包から伝票の貼り付け、発送まで、すべて私自身の手で行っていたんです。
スモールスタートならではの課題とは
EC事業を立ち上げた当初は、本当にゼロからのスタートでした。グッズの在庫を保管する場所もなく、もちろん物流に関する知識や経験もありません。
まずは自分たちでやってみようと、手探りで最初のグッズ販売に踏み切りました。すると、予想をはるかに上回る数の注文をいただいたんです。
もちろん、ファンの方々が喜んでくださっている証なのでとても嬉しかったのですが、同時に「これは大変なことになったぞ」と(笑)。
――それは嬉しい悲鳴ですね(笑)。発送業務が大変そうです……。
はい。ダンボールを組み立て、商品をプチプチで包み、伝票を印刷して貼り付け、出荷するという全工程をほぼ一人でこなしました。発送業務が終わる頃には、指先がガサガサになってしまいました。
そのとき、EC事業は今後成長するに違いないという手応えを感じながらも「これ以上の規模になったら一人では対応しきれない」と痛感しました。事業として成長させていく未来を描いたとき、このままでは物理的な限界がすぐに来てしまう。それが、外部の物流パートナーを検討し始めたきっかけでした。
「ここしかない」前職の経験が導いたパートナー選定
――物流支援を行う会社は数多くありますが、なぜオープンロジを選んでいただいたのでしょうか?
実は、物流の委託先を探すにあたって複数の会社を比較検討することはあまりしませんでした。というのも、私が前職でオープンロジと協業していた経験があったからです。
そのときの経験からオープンロジが提供するサービスの柔軟性や、小規模から事業を始める事業者にとって非常にフィットする仕組みであることを理解していました。
自社で倉庫を持たずにECを始めシステム連携はスムーズに行いたい、という私たちのニーズに対して、まさに「第一想起」として頭に浮かんだのがオープンロジで、最初からオープンロジを導入するつもりで問い合わせました。
スモールスタートOK、柔軟なAPI連携、そして「期待以上」の倉庫。すべてが導入の決め手に
オープンロジを導入する決め手となったポイントは、大きく3つあります。
1つ目は、私たちの事業フェーズに合った「スモールスタート」が可能だった点です。まだ先を見通しにくい新規事業にとって、固定費を抑えながら始められる従量課金制は非常に魅力的でした。
2つ目は、自社でフルスクラッチ開発したECサイトとの「柔軟なシステム連携」です。APIを通じて注文情報が自動で連携されるため、倉庫にExcelで出荷指示リストを作って送る、といった煩雑な手作業が一切不要になります。この効率化は、少人数で運営する私たちにとって不可欠でした。
そして決定打となったのが「倉庫の品質」です。実際にグッズを保管する予定の倉庫を見学させていただいたのですが、私の期待を上回る最新式の倉庫で、清潔かつ管理体制が徹底されていました。
ファンの方々へお届けする大切な商品を、安心して預けられる環境だと確信できたことは、非常に大きな安心材料になりました。当初、梱包資材のサイズや入庫時のルールなど、かなり細かい質問をさせていただいたのですが、その場で的確かつスムーズに回答いただけたので、大きな不安もなく導入を決定できました。
オープンロジ導入で実感した3つのメリットとは
――オープンロジ導入後に感じたメリットはありますか?
オープンロジさんを導入して感じたメリットは数えきれませんが、特に大きいと感じるのは次の3点です。
1つ目は「コア業務に集中できるようになった」ことです。これまで梱包や発送に費やしていた時間を、私たちの本業である商品企画やプロモーション、ファンの方々とのコミュニケーションに充てられるようになりました。
2つ目は、「在庫管理の効率化」です。システム上でリアルタイムに在庫数を確認できるので、手動で管理をすることがなくなり精神的に非常に楽になりました。
そして3つ目は、「スピーディーな出荷による顧客満足度の向上」です。注文データが自動で取り込まれ、すぐに出荷されるので、お客様をお待たせする時間が格段に短くなりました。「思ったより早く届いて嬉しい」というお声もいただくことがあり、顧客体験の向上にも繋がっていると実感しています。
――その他印象に残ったエピソードなどありましたら教えてください。
特に印象に残っているのは、その出荷スピードの速さですね。注文データがオープンロジに連携されるとほぼ自動的に出荷準備に移行できるのですが、まだ発送してはいけないアイテムがあると私たちが慌てて保留処理をかける、なんてこともたまにあります(笑)。
でも、これは裏を返せば迅速かつ正確に業務を遂行していただいている証拠だと感じています。このスピード感があるからこそ私たちも安心して販売戦略を立てることができますし、お客様に対しても自信をもってお届け日時のご案内ができるのです。
コンテンツの海外展開にも挑戦
――今後の貴社の事業展望について教えていただけますか?
私たちのチームの使命は、沢山の方の情熱がこもった作品を様々な形でお届けし、ファンの皆様に長く愛し続けていただくことです。
その手段としてECは非常に重要ですが、それだけにとどまるつもりはありません。今後は、海外のファンの方々に商品を直接届ける越境ECも実現できたらいいなと思っています。
公式SNSには、海外の方から「私もグッズが欲しい!」というお問い合わせをいただくことも少なくありません。越境ECのハードルは高いですが、挑戦していく価値は十分にあります。
その他、コラボカフェやオンラインくじの開催など、作品の世界から飛び出して楽しめるような企画を、これからもオープンロジと伴走しながら積極的に仕掛けていきたいです。
――最後にこれからEC事業を始めようとしている皆様にひと言お願いします。
これからEC事業を始めようと考えている方や物流業務に課題を感じている方に伝えたいのは「物流はプロに任せるのが一番」だということです。
特にオープンロジさんは、物流の専門知識がない方でも非常に導入しやすいシステムとサポート体制が整っていると感じます。
煩雑で専門性が高い物流業務を信頼できるパートナーに任せることで、事業者本来の強みである商品開発やマーケティングにリソースを集中させることができるので、事業の成長スピードを加速させることができると思います。
私たちもまだ走り出したばかり。これからもオープンロジさんと共に、ファンの方々をあっと驚かせるような新しい挑戦を続けていきたいですね。
クリエイターの世界観と想いを届けるCarry Onの挑戦
―― オープンロジを導入いただいている「かねこ道具店」について教えていただけますか?
「かねこ道具店」はCarry Onに所属する人気クリエイターがプロデュースするECストアで、クリエイターが本気で厳選した食材や調理器具などを扱っています。
もともと「本当に良いものをユーザーの皆さんにおすそ分けしたい」という想いから始まったブランドですが、規模が大きくなってきた今もその想いは変わりません。
さらに「良い商品を生産されている一次産業に従事している方々に対して少しでも経済面で恩返しをしたい」というCarry Onの理念があり、クリエイターご本人にも共感いただき一緒に運営をしています。
―― ユーザーの皆様だけでなく、生産者の方々への社会的な意義も大切にされているのですね。運営体制についても教えていただけますか?
はい。少数精鋭のチームでクリエイターと密に連携を取りながら運営しています。商品の販促やプロモーションは主にクリエイターの紹介動画で展開し、販売はオンライン中心ですが、商品の魅力やブランドの熱量を直接ユーザーの皆さんにお届けするために不定期でポップアップも行っています。
物流の品質を落とさずに効率化をはかるためには…
―― 物流における課題はどのようなものがあったのでしょうか?
「かねこ道具店」の立ち上げ当初、弊社は物流のノウハウが少なかったということもあり、保管や梱包、発送まで運営メンバーによる手作業で行っていました。そのため効率が下がってしまい、人件費などのコスト面で負担が大きくなっていました。また、このような状況を打開すべく物流代行の事業者に物流業務を依頼していたのですが、在庫管理の精度に課題があり、把握していない在庫が後から見つかるなどの問題も発生していました。
「かねこ道具店」の安定的な成長のためには、物流の品質を落とさずにオペレーションを効率化することがポイントでしたので、クリエイターと協議を重ね、新たな物流代行システムを導入することにしました。
システム・サポート・柔軟な対応力が決め手!
―― そのような課題がある中で、オープンロジを選んでいただいた決め手はなんでしょうか?
まず、システムの機能性と使いやすさが挙げられます。特にShopifyとの自動連携は魅力的でした。また、管理画面上でほぼ全て完結できる使いやすさにも惹かれました。
次に、手厚いサポート体制も重要なポイントでした。「かねこ道具店」が取り扱う商品の性質上イレギュラーな対応が多くなる旨、オープンロジの担当の方に相談したのですが、すぐに検討していただき対応可能とOKいただいた点が良かったですね。
また、料金面での柔軟な対応力も決め手となりました。弊社に適した料金をフレキシブルに設定いただいたことが私自身深く印象に残っています。
「安心感」と「積極的な提案」が信頼につながる
―― オープンロジ導入後に印象に残るエピソードがあれば教えてください。
運用面での柔軟性と質の高さは印象に残っています。以前の委託先は流通加工が難しくこちらの要望を断られることがあったのですが、オープンロジは実現の可否を徹底的に検討していただけるので安心感があります。
例えば、レトルトパウチへのシール貼りを入荷の数日前に急きょお願いしたことがあったのですが、その際もきちんと対応いただけました。また、先日在庫の棚卸しを行ったのですが、差異はございませんでした。在庫管理の精度が高いので助かっています。
担当の方から積極的に提案をいただけるのもいいですね。弊社側から『○○のような商材を扱おうと思っているんです』と相談させていただいた際、率先して『このような商材であれば、こんな倉庫でこういった管理ができます』と前のめりに提案いただけました。単に依頼をこなすだけでなく、弊社にとってより良い方法を提案してくれるので、業務改善はもちろん、稟議など社内プロセスの円滑化にも貢献しています。
今では何か困ったときは担当の方にすぐに相談するようにしています。サポート体制が充実しているので、ECストアを利用されているユーザー様だけでなく、弊社に所属する他のクリエイターからも評判です。
クリエイターD2C支援を加速!物流を強みに新たなブランド創出へ
―― 今後の事業展望について教えていただけますか?
「かねこ道具店」での成功を活かし、Carry On所属クリエイターのD2Cブランド立ち上げを推進したいと考えています。物流の品質は商品そのものの品質と並ぶくらい顧客満足度に直結してくる部分なので、オープンロジとの連携で培ったノウハウと体制は強い武器になりそうです。新規ブランド立ち上げの際はまたオープンロジに依頼できればいいなと思っています。
読者へのメッセージ
――最後にオープンロジを検討中の皆様にメッセージをお願いします。
繰り返しになりますが、物流の品質は顧客満足度に直結すると思っています。今使っている倉庫で少しでも不満があればまずはオープンロジに相談して、その悩みが払拭できるかどうか提案を受けてみると良いと思います。数年後の運用コストや人件費の面で非常に楽になると思うので、ぜひ気軽に検討してみてください!
レストラン運営を母体として、スイーツのEC販売も手がけている株式会社OHARA様。コロナ禍をきっかけにスタートした新事業の「FIVE STAR CHEESECAKE」のEC販売は、クラウドファンディングをきっかけに多くの人の目に留まりました。
今回は株式会社OHARAの大原様に、オープンロジ導入のきっかけや当初抱いていた冷凍配送の懸念点、実際の使用感、今後の事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました
コロナ禍だからこそ生まれた
「美食」を提供するサービスとは
貴社についてご紹介をお願いします
株式会社OHARAは、レストラン運営から始まった会社ですが、コロナ禍を経て、今はスイーツ部門の「FIVE STAR CHEESECAKE」と、レストラン「ロランジュ」の2つの事業を行っております。
「FIVE STAR CHEESECAKE」が、EC事業でチーズケーキを販売し、オープンロジに物流業務を委託している事業です。
EC事業を始めたきっかけは、コロナ禍の影響です。お客様にレストランに来店して頂くことが難しくなってしまったので、私たちの方からお客様に何か提供できないか考え、からあげ販売やテイクアウトなどいろんなことにチャレンジしました。テイクアウトを始めることも考えましたが、近隣のお客様の利用に限られてしまうのが一番のネックでした。
元々経営していた母体のレストランが高級価格帯だったため、日本だけでなく世界からお客様がいらしてくださっていました。そういったお客様に私たちができるサービスというのは、「何かを配送すること」との考えに至りました。当時からうちのデザートがすごく評判がよかったこともあり、レストランで出すチーズケーキのクオリティを、お客様のご自宅でお楽しみいただけるようにと考えたのが、「FIVE STAR CHEESECAKE」を始めたきっかけです。
コロナ禍で気づいたのは、美味しいものを食べる習慣がなくなっていくのが、一番の悲しみだということ。売上的にも打撃を受けましたが、美食を改めて提供したいと思いました。
FIVE STAR CHEESECAKEの現在の事業規模を教えてください
配送だけでなく、店舗での売上も含めると、レストランの売上の30~40%を占めています。売上が高い月では月間50万円以上、年間1,000万円近い売上となっています。
ECだけでなく店舗の運営も含めて、会社は2人体制です。運営に集中できるように、マーケティングやカスタマーサポートは、外部委託を行っています。
EC事業を伸ばすための施策はありましたか?
売上が大きく伸びたのはクラウドファンディングがきっかけです。
当初は、そのクラウドファンディングを運営している会社のマーケティングに沿って、いろいろな施策を共同で行っていました。クラウドファンディングは一度火がつき始めると急速に伸びるので、私達の「FIVE STAR CHEESECAKE」も目新しい商品だったためか、多くの方々に応援購入して頂きました。人数はおよそ800人を超え、期待を超える売上を出すことができました。
SNSでは、LINEは2000人、Instagramは4500人ほどのフォロワー数です。現在も、日々の運用で徐々にフォロワーを増やして認知を広めているところです。
Shopifyはオープンロジとの相性がいい
EC事業を始めたときに、なぜShopifyをECカートに選んだのかを教えてください
知人から運用しやすいと聞いていたので、最初からShopifyを選びました。他サービスとの連携も容易なので、Shopifyが一番導入しやすいのではないかという話を聞いていたためです。
フォロー体制もしっかりしており、後々を考えてもShopifyが一番拡張性があることは今でも実感してます。
オープンロジとの連携機能も充実しており、Shopifyとオープンロジを導入することで商品の売上後、自動で出荷してくれる体制を整えることが出来ました。
Shopifyを使ってみて、便利だと感じた点はありますか?
オープンロジがShopifyの情報を取り込んでくれることです。オープンロジはShopifyとの互換性も高く、外部連携のしやすさを感じています。マーケティングに関しても、専用のアプリを入れておくと最適化ができ、とても助かっています。
他にも、アラートをかけてくれる点が便利です。例えば、管理画面のトップにはカゴ落ちが何点生じているかなど、教えてくれます。そのようなアラートのおかげで、対策の施策を講じることができます。
また、Instagramとの互換性も良く、直接Shopifyのサイトに飛ばせることも便利です。今のソフトはこうした細かなところまで配慮が行き届いているのだと感心しています。
Shopifyはデザイン性もいいですね。Shopifyを利用している知人も、ホームページを作りやすいと言っていました。自社のブランドをちゃんと売ることができるデザインになっていると思います。
運用前の丁寧なヒアリングにより
不安が払拭されたことで安心して任せられた
最初から物流はアウトソーシングしようと思っていましたか?
ECサイトの運営を始めた当初、物流は自分たちで行おうと思っていました。ECサイトを運営することが初めてだったので、仕事量は想像するしかありませんでしたが、店舗での業務が落ち着いた後に送り状作成などの業務を行えば、外注せずに済むのではないかと甘く見積もっていました。
クラウドファンディングで応援購入していただいた商品を発送する際は、期限を2週間と決めて、1日約100件の送り状を作り、チーズケーキを作ってすぐパッケージングして梱包し、送り状を貼り付けて配送まで。約800件の作業を1人で全部やってみて、正直死ぬかと思いました。
結果としてミスもなく終わったのですが、そのときに、自分の生活に支障が出るほどの負担がかかったので、自社で物流業務はやるべきではないと感じました。一度経験し無理だと感じたことで、コストをかけてでも物流をアウトソーシングをすべきだと判断できました。
そんなときに、オープンロジのことを知人から聞き、1度話を聞いてみようということで紹介していただきました。
いろいろな選択肢があったと思いますが、他社サービスなども検討されたのでしょうか
オープンロジ一択でした。比較検討する必要もないぐらい困っていたというのもあります。オープンロジと最初にお話させていただいたときに、箱や緩衝材はこういうのを使いたい、お客様は届いたダンボールを開ける瞬間から体験は始まっているから、こういう向きで入れてほしいなど、こちらの要望を徹底してヒアリングしてくださったので、それが一番の導入の決め手になりました。
事業者に向き合う姿勢を感じられなければ他社も探したと思いますが、徹底してケアすると言ってくださったので、オープンロジに決めました。
Amzonや楽天市場など、大手のECモールの利用は、私達D2C事業者にとっては売上手数料が高くコスト面において課題を感じてしまいます。
コスト面やブランディング面を考慮すると、D2Cをやりたいという人たちに最も適しているのは、事業者と徹底的に向き合う姿勢を持っている、パートナーとしての付き合いができる、オープンロジではないかと思います。
冷凍での配送に懸念点はありましたか?
冷凍配送を外注することにより、品質が下がってしまうのではという懸念点はありました。冷凍を人に頼むのは不安が大きかったので自分で配送したいという思いがありましたが、今ではその不安も解消されています。現に、オープンロジを実際に利用した後、お客様からのクレームは1件も届いていません。
レストランのシェフとして、ゼロ距離でお客様に提供することが常だったため、配送を始めて、自分が最後まで見届けられないことに慣れるまでには時間がかかりました。オープンロジと仕事をしていく中で、「品質を落とすことなく物流を外注できるのか」といった不安が消えていったので、今では一任できると信頼を置いています。
オープンロジの利用で
商品開発の領域に工数を割けるようになった
オープンロジのシステム面やカスタマーサポートはいかがですか?
営業担当の方に何かあればすぐに相談できるのですが、サイトが使いやすいので、困ることはほとんどありません。作業の合間に発送を行っているのですが、2クリックぐらいで発送できる単純明快さが、ミスが起こらない理由だと思います。オープンロジのシステム画面も、インターフェースのデザインがわかりやすく使いやすいので気に入ってます。
ただ、導入当初は「アプリ化しないのかな」とも思っていました。オープンロジはSafariで運用していますが、起動してすぐ最初のインターフェースが出てきて、ログイン時間も長いし、いちいちログアウトせずに済むので、今ではアプリが必要とは思わなくなりました。ブックマークしておくだけで、スマートフォンの画面でとんで行けるので便利です。他の予約システムは、アプリ化してないとブラウザですぐログアウトしてしまうので面倒なのですが、そのストレスがないのはすごいと思います。
物流にかかる1日の作業時間はどのくらいでしょうか
オープンロジを導入するまで月15時間ほどかかっていた作業時間が、今では月1時間ほどになりました。
私は基本シェフとして、まな板の前に立っていることが多いので、デスクに座って作業してプリントアウトして、というこの作業に入る準備だけでも10分かかります。オープンロジの導入により物流作業が大幅に削減され、時間だけでなく、思考を切り替えるストレスが軽減され、私は本来のやるべき仕事に集中できています。
EC販売と店舗販売の相乗効果で
売上規模の拡大を図りたい
貴社の今後の展開についてお聞かせください
私は料理人なので、本職の料理でコンテストに出ることにチャレンジしています。他にも、「FIVE STAR CHEESECAKE」に関しては、試験的に1ヶ月だけオフラインのショップを作ってみました。そこでも実績を挙げられたので、今後の展望としてはオフラインのショップを、東京の駅構内などに期間限定で出すことも考えています。
お客様に認知してもらう最初のきっかけがオフラインショップであっても、買いに行く手間を感じたときに、オンラインを利用してもらえるようになればと思っております。今後はオフラインのショップに進出していくことによって、オフラインオンラインどちらの売上も、相乗効果が期待できるのではと思っています。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
配送の仕事量は、1日100件を超えると皆さんが想像しているよりも莫大な仕事になり、神経もかなり使います。ECでの販売をやりたいけれど、今までやったことがないから踏み出せないでいる方に関しては、オープンロジのサービスを利用して、ぜひチャレンジしていただきたいです。
料理やお菓子を作ってみたものの、どうやって配送したらいいのか困っている方は多いと思います。より美味しいものを届けることに集中したいと考えている事業者の皆さんは、ぜひご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
株式会社OHARA:https://fivestarcheesecake.com/
宮崎大学発のベンチャー企業として2019年に創業した株式会社Smolt様。魚の生き方をリスペクトした育て方と変わりゆく地球環境の中でも日本のおいしい食文化を未来につなげていくことをコンセプトに、「サクラマスの養殖」、「いくらの生産」そして「養殖技術の研究開発」という事業をされています。
純日本産で超希少なサーモンから取れる「つきみいくら」の商品を始めとし、生産した製品を「ギフト」として、贈り届けるまでのブランディングに力を注いでおられます。
当初自社で発送業務をされていたSmolt様ですが、自社での物流作業では1日の作業件数に限界を感じ、物流アウトソーシングの検討に至りました。「食品」を扱っている特性上、冷凍冷蔵対応している倉庫の確保はもちろんのこと、お届けまでの日数も考慮しなくてはならないので、それらの要望を満たしてくれる倉庫会社を探しておられました。
今回はサクラマスの研究者としての顔もお持ちである株式会社Smoltの上野様に、オープンロジの選定理由や運用後のフォロー体制や対応、今後の事業成長の構想など、詳しくお聞かせいただきました。
サクラマスの研究から大学発のベンチャーへ
貴社の事業内容とECを立ち上げたきっかけをお聞かせください
当社は宮崎大学発のベンチャー企業で、事業内容は「サクラマスの養殖」+「いくらの生産」、そして「養殖技術の研究開発」です。
起業のきっかけは、宮崎大学では2012年からサクラマスの完全養殖、循環型の養殖といった研究はあったものの、事業化するまでには至っていませんでした。当時の僕は研究していた一学生でしたが、誰も挑戦しないためチャンスだと思い、2019年に起業しました。
2020年に「つきみいくら」という商品を販売しましたが、「金色で綺麗」だけでなく、ブランドのコンセプトやブランディングに力を入れた上で、サステナブルに作った水産物としてお客様に価値を伝えていきたいと考えております。
今後の拡大を考えると温度管理された、物流アウトソーシングは急務だった
アウトソーシングのきっかけを教えてください。
2020年に商品をリリース後、11月に120件ほどがすぐに完売した時点で、自社発送で賄える件数ではないと発送対応への焦りが生じました。今後、販売数の桁を徐々に増やしていくにあたり、梱包から発送までの作業一つひとつをすべて自社で担うことは到底無理であると気づき、そこから個配送できる物流業者の選定が急務となりました。
弊社の製品は、瓶詰めされた食品に加え「ギフト」という特性もあるため、まずは化粧箱を梱包して折るところから始めます。次に瓶を入れ化粧箱に包みます。さらに、お届けした際、破損などがないよう化粧箱ごと緩衝材を撒きます。そこまでしてからダンボールを組んで梱包は完成です。そこから送付伝票を間違えないように個数・宛名チェックして作成して貼ります。
このように、梱包に工数がかかることも理由で1日で30件の発送が限界で、個人情報の取り扱いはもちろんのこと、発送工程でミスをなくすことが非常に困難でした。そこで、このままのオペレーションで1日100件いくのは厳しいことから、物流を外部へ委託することの必要性を再認識したのがきっかけです。
選定理由は、丁寧なサポート体制と迅速な対応スピード
他社比較したと思いますが、オープンロジの選定理由はどのような点でしょうか
多くの物流会社を探していく中で他社ももちろん検討しましたが、株主からの紹介でオープンロジについて話しを聞いたところ、僕たちのニーズをすべて満たしていました。
倉庫を選定する軸としてもっていたのは、食品という特性上、「冷凍冷蔵の保管が可能なこと」さらに購入者が受け取った瞬間まで大切にしたいので、「チラシやポストカードの同梱が可能」な倉庫でと考えておりました。オープンロジは、それら冷凍冷蔵の保管も同梱依頼も対応可能なことに加え、さらにブランドロゴを入れたダンボールなど独自資材での対応も承っていたこともあり、今後への期待感も非常に高く持てました。
このようなニーズを満たしていることはもちろんですが、さらに個人的に特にポジティブに感じた点が2つあります。
1点目は「問い合わせの際のレスポンスが丁寧で早い点」です。
並行して他の物流会社ともコンタクトしてましたが、連絡が取れないこともあり、スムーズなやりとりとはなりませんでした。弊社はギフトに加え生鮮食品という特性もあるため、例えば、商品が届いていないなどの問い合わせに対しても、オープンロジなら迅速に確認・対応していただけると思ったのが、安心感につながりました。
オープンロジは見積もりもすぐ出ましたし、素早いレスポンス・丁寧な説明は、導入後の迅速なコミュニケーションイメージを考慮すると、非常に重要でした。冷蔵冷凍や個配送対応の受け入れが万全であることは当然ですが、僕としてはイレギュラーなことが生じた場合に備えての対応スピードをより重要視していました。
2点目は「シンプルで分かりやすい画面」です。
運用が複雑では元も子もありません。オープンロジのホームページにある導入事例や導入後のUIを拝見して、画面がシンプルで非常に分かりやすかった点も選定理由の一つです。
D2Cの物流や個別配送の記事を読み進めていく中で、「D2Cやるならこういう会社と物流組んだ方がいい」といったWeb上の記事コンテンツを拝見したところオープンロジの名前を目にしており、安心してお願いできました。
コストの安価さ・リードタイム短縮に価値を感じている
オープンロジにアウトソーシングされていかがでしたか?
オープンロジは、入庫さえすればあとはおまかせできるので非常に助かっています。
自社で発送作業をしていた時は、失敗したら再印刷ですしプリンターの調子が悪いと印刷できず、運悪くインク切れということもありました。具体的に苦労するポイント・注意すべき点を自社物流で分かったからこそ、オープンロジで発送業務をしてもらえることに価値を感じていています。今では発送にかける時間が格段に短縮しました。
運用後に気づいた点とすると、システムが想像以上に見やすい点です。
選定理由の1つとして上述でも触れているシステム画面の見やすさですが、自社で全てシステム管理をして発送作業となると、完了・未完了のものが混在してとても見辛かったですが、オープンロジの場合、システムの中でクリックすればいつ発送したのかすぐに確認できるためとても楽です。
また、通常九州から関東へのお届けは基本的に中1日を要します。「大至急送ってほしい」と依頼を受けても翌日には届けられません。オープンロジにお客さまへのお届けを翌日にしたいと要望を出したところ、静岡県にある倉庫を選定していただきました。静岡から出荷すると、基本的に全国どこへでもほぼ1日で到着まで完了するなど、物流のリードタイムが短くできるのも魅力の一つで、価格と時間のいずれも解決しました。
料金体系については、梱包・発送にかける時間や人件費を考慮すると、オープンロジを利用した方がトータルでは安価に抑えられた印象があります。
素早い問題解決に安心・信頼を寄せている
オープンロジのサポートはいかがでしたか?
導入後、最初の3ヶ月間は1ヶ月単位でフォローして頂き、何か起きても細かく連絡があり安心できました。
オープンロジでは個配送の商品の他に原料を保管していますが、当初、こちらから発送した原料について煩雑な梱包で送ってしまい、到着した時点でダンボールが破損していたことがありました。その際、オープンロジ側の対応が非常にスムーズで、実際に破損した状態の写真を即座に送って頂き、以後どのように対応するか話し合いの場を設けていただきました。そして原料を倉庫から加工所へ送る時には、オープンロジで一度ダンボールにつめ直し整えてから送ることになりました。
トラブル発生時の迅速な連絡により、オープンロジの担当スタッフと今後の対応策協議・すり合わせなどを丁寧に実施し情報共有したことで、再発防止の体制を構築することができました。
オープンロジを利用されて、トラブルの対応など具体例を聞かせてください。
エンドユーザーから問い合わせをもらった形で判明したトラブルエピソードがあります。同じ化粧箱の中に100gと50gをそれぞれ2つ入れる商品を用意しました。しかし、化粧箱内部にゆとりが生じたために50gの瓶が割れていたり、割れていなくても箱の中で偏っていたことが数件ありました。それについてもオープンロジの倉庫で状況確認し、対策として、中で瓶が遊ぶことがないよう緩衝材を入れました。その後は割れずに納品できるなど、即座にトラブルについて柔軟な対応をして頂きました。
お客さまへ荷物をお届けして何か問題が発生しても、オープンロジと話すことで解決に導けると信頼でき、常に最善策をとっていただいています。
物流を通じたブランディング構築で差別化を図り、事業成長に貢献
貴社の今後の挑戦について教えてください。
探っている最中ではありますが、単に「ご飯にいくらを乗せて食べる」だけではなく、それ以外の食べ方を新たにご提案することに加えて、箱を開けたときの感動体験をSNSにあげてもらえるような設計を、より練らねばと考えております。
短期的には、国内で自社のD2Cブランドを浸透させていくことが重要な要素と考えているので、顧客体験を含めて満足度が高く確実に喜んで頂ける環境を整えたく、物流も含めトータルでより洗練されたものをめざし注力しています。
中長期的な事業目標は中華圏やアジアへ進出することを目標としています。華僑の方々・中国・香港・シンガポールなどに向け輸出することを視野に入れ展開していきます。
いくらの市場を考えた時に、国内より先に海外でマーケットを作り、大きく事業を伸ばしていければと考えております。
オープンロジ自身、事業者様と共に、成長のお手伝いをさせて頂きたいと考えています
ぜひお願いしたいです。お客さまが受け取った時の体験や印象を高める上で、メッセージや梱包資材にSmoltのロゴを入れるなどすると、弊社の思いがより伝わる仕組みを共に作っていきたいと考えております。
オープンロジでは各企業様毎に独自の梱包資材導入などの対応が可能です。
最後に、オープンロジの利用を検討されている方へメッセージをお願いします
何よりも使いやすいです。オープンロジに物流をお任せすることで、より事業に集中できるようになりましたし、こちらの要望へ誠実に対応していただき助かっています。物流に課題を感じている方、導入検討される方は、ぜひ試しに導入してみてはいかがでしょうか。
靴下用毛糸であるソックヤーンや、日本では入手することが難しい稀少な毛糸・編み針などを取り扱うオンラインショップ「なないろ毛糸」を運営するDOITSUYA GmbH様。新商品情報などを配信しているメルマガの読者数は1万人を超え、その人気ぶりが伺えます。
営業拠点をドイツに置いている同社ですが、日本の顧客へ商品を販売するために課題となったのは物流でした。
今回はDOITSUYA GmbHの細野様と北林様に、ECを販路に選んだ理由や物流外注を検討したきっかけ、これからの事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました。
日本とドイツの懸け橋になりたい
貴社についてご紹介をお願いします
【細野様】弊社DOITSUYA GmbHは、ドイツに拠点を構えて事業を展開している会社です。沿革としては、2008年にドイツの雑貨などを取り扱うオンラインショップ「独逸屋」を開店したのが始まりとなります。2012年にはオンラインショップ「けいとや」を開店したのですが、この頃から靴下用毛糸の取扱いをメインに行うようになりました。
2018年にはお取り寄せ毛糸ショップ「けいとやプラス」を開店し、ここでは在庫を持たずにお客様から受注を受けた商品をメーカーに発注して直接日本のお客様にお届けする、という事業を行っていました。2020年にはECストア・世界の毛糸の総合デパート「なないろ毛糸」をオープンさせまして、靴下用毛糸であるソックヤーンを主力商品とし、その他にもさまざまな毛糸や編み針などの手芸用品を取扱い、現在日本のお客様をメインターゲットに販売をしております。
なぜECという販路を選ばれましたか?
【細野様】私たちが拠点としているドイツと日本がそもそも地理的に離れているため、ECという手段を選ばざるを得なかったという部分が強いです。しかし、そのことが逆に強みになるとも思っています。
ドイツ製の靴下用毛糸は現在日本のお客様からの需要が高い商品であり、今では大手手芸メーカー様でも取り扱われるほどにメジャーな商品となっています。ですが事業を開始した当時はまだ人気が出ておらず日本での取扱いは少なかったため、商品の入手経路は限られていたのです。そのため、当時はお客様ご自身で直接ヨーロッパ・ドイツのサイトから取り寄せるとなれば、言語や送料・関税など中々ハードルが高く手が出しにくい状況だったといえます。
そんな中、私たちがドイツを含めた海外の質の良い商品を手軽に購入できるECストアを展開することで「日本とドイツの懸け橋になることができるのではないか」と思ったことも、この販路を選び事業を開始したひとつの理由となっています。
ECプラットフォームにShopifyを選んだ理由をお聞かせください
【細野様】ドイツから日本へ商品を販売する際に課題となったのが決済でした。実は「マーチャントがドイツにあり顧客が日本にいる」という条件下で使える決済方法というのは非常に限られます。この条件の下で販売がスムーズにできるのは、Shopify以外に選択肢が無かったというのが正直なところです。
私たちは過去にもECに携わり、さまざまなECプラットフォームを使ってきましたが、Shopifyは決済方法を含めたバックエンドがとにかくしっかりしている印象を受けています。また、オープンロジとの連携によって発送関係もスムーズに行う事ができる部分も素晴らしいと思っています。
コロナを言い訳にはしたくなかった
物流の外注を検討しはじめたきっかけを教えてください
【細野様】きっかけはコロナウィルスの流行でした。2020年の3月末にドイツではロックダウンがあったのですが、その際、日本の郵便や貨物の動きが全てストップしたことがありました。タイミングが悪いことに当時大規模のセールをした後だったため、在庫を数百個くらい抱えてしまっており、相当な受注発送残を抱えていたのです。
「コロナが原因で……」とお客様に事情を説明すれば、このアクシデントは問題無く乗り越えられたのかもしれません。しかし、私たちはそれを言い訳にはしたくなかったのです。ですので、どれだけコストをかけてもとにかくお客様に商品を届けようと必死でした。
結果的にはクーリエサービスを利用して事なきを経たのですが、現状このままの物流形態を取っていたらコロナ禍なこともあり、事業を続けていくのは難しいだろうと感じたのです。
最初は「日本を発送拠点にして商品を送る」という考えは持っていませんでした。とにかくドイツからお客様の元に商品を届ける手段というのは一体どのようなものがあるのか、その手段をネットを使って色々調べていたのです。その中で物流アウトソースというサービスがあることを知りました。
自社で物流業務を行っていた時はどのくらいの時間を割いていましたか?
【細野様】オープンロジに物流を任せる前までは、自社スタッフで全ての物流業務を行っておりました。大量に出庫する際も自分たちで梱包し郵便局に持ち込むなどアナログに作業をしていたので、その時は休みなんて無かったですね。
【北林様】受注数で言えば大体月500件はあったと思います。1日あたり20~30個はあった印象です。朝から発送作業をして郵便局に持っていくのが夕方、というのがルーティンでした。ピーク時には発送作業に丸一日費やしてしまい他の業務に手を付けられないこともあり、パソコンに向かって他の必要な業務をするのは夜ということもザラでした。
オープンロジはスタッフのフォロー体制が手厚い
オープンロジを選ばれた理由を教えてください
【細野様】私たちが物流外注先に求める条件は2つありました。
1つめはコストです。
ドイツから日本の倉庫に商品を送り、さらにそこからお客様宛に商品を発送するとなれば、単純に送料が倍になります。そう考えますと、物流サービスや配送料など物流にかかるコストを全て加味したトータルコストは必然的に高くなるため、慎重に外注先を選定する必要があったのです。
2つめに重視したのは物流のシステム部分です。
コストを抑えたいからといって物流品質を妥協することはできません。また、ドイツという離れた場所から倉庫に指示を出すといった状況では、システムが相当しっかりしていないと安心してお任せできないと思ったのです。
仮に万が一トラブルが発生した場合、日本国内でしたら電話などですぐに連絡を頂き対処することができるでしょう。しかし私たちはドイツにいるため時差があるため、簡単に電話で連絡をいただくことも難しいのです。ですので、システムがしっかりと構築されており、トラブルの発生が起こりにくいというのは必須条件でした。
オープンロジの導入はスムーズに進みましたか?
【細野様】システムや基本的な部分やShopifyの連携も含め、全てスムーズに進んだ印象です。物流のアウトソースは初めてだったので分からないことが多かったのですが、その都度オープンロジの弊社担当の方が親切に対応していただけたため、とても助かりました。
オープンロジのスタッフの皆さんは礼儀正しくしっかりされているのですが、時折込み入った話になると正直、話がすれ違ってしまうこともあったのです。しかし、そのような時にオープンロジの弊社の担当者が間に入りフォローしてくださったので、安心してシステムを導入することができました。
オープンロジはサイトで会社概要や経営陣を見ると、かなり若い企業である印象を受けていました。スタートアップ企業ということもあり物流をお任せするのにやや不安があったのですが、弊社を担当してくださっている方のような知識を持った方が在籍していらっしゃるのは非常に心強いですし、今後、何かトラブルがあってもきっと大丈夫だろうという安心感を感じることができました。
オープンロジの導入のメリットを教えてください
【北林様】1つめは「リソースが大幅に軽減されること」です。
現在は週3回くらい半日ほどかけて入庫作業をしておりますが、以前は発送など物流に関連した業務を毎日行っていました。その状況を比べると大幅にリソースが軽減され、他の作業ができるようになったのはメリットといえます。
2つめは「作業が正確でありミスが無いこと」です。
私たちがオープンロジに物流を任せてからは誤発送はひとつも無く、お客様からの苦情は一切いただいておりません。ピッキングや梱包は自分たちでやっていた時はどれだけ気を付けても誤発送は出てしまうものでした。オープンロジのサービスを導入してからは誤発送が発生していないだけでなく、お客様からは梱包が丁寧だとお褒めの言葉を頂くこともあり、業務のクオリティが高いことを実感しました。
正直、物流をアウトソースするときは誤配送を含め、何かトラブルが起きないか不安でした。今まで自分たちで作業をしていたからこそ、他社に任せることに大きな不安を感じたのかもしれません。しかし実際に任せてみればミスが無いだけでなく、何百個という大量出庫のときも、私たちはきちんと休日を取って過ごすことができました。
リソースの軽減や正確さももちろんですが、物流をアウトソースすることで自分たちだけでは行うことが難しい大量出庫も簡単にできることは大きなメリットだと思います。
今後オープンロジに期待されていることはありますか?
【北林様】細かなことで恐縮ですが、Shopifyでの代引き発送が標準化されると嬉しいです。現在も代引き発送が使えないことはありませんが、オープンロジにデータを取り込む際には、出庫依頼をかけた後に代引き手数料を入力するための修正作業が発生しています。
ですので、代引きがデフォルトで設定できるようになれば作業がさらに自動化でき、作業時間の短縮に繋がりますのでぜひご検討頂ければ思います。
ECを始めるなら
物流のアウトソースは必須事項
貴社の今後の展開についてお聞かせください
【細野様】今までは物流の比重があまりにも大きすぎて、結果的に新しい事業に着手することができていませんでした。しかし、オープンロジで物流を自動化したことで大幅にリソースを確保することが叶いつつあります。私たちは今「物流業務をアウトソースすることで色んなことにチャレンジできる」という可能性が分かった段階にあると言えるでしょう。
正直、つい最近物流業務をアウトソースしたばかりなので、まだ運用状況が整備しきれておりません。ですのでまずは、物流業務でアウトソースできる部分はしっかりと効率的に回せるよう仕組みを整えていこうと考えています。
そして確保できたリソースを使い、事業拡大をどんどん進めていきたいです。この先、恐らく新商品も出てきますし、新たなサービスの展開にも挑戦していくでしょう。販路も現在は自社サイトのみですが、これからはAmazonや楽天市場といったECモールも視野に入れていくことも検討しています。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
【細野様】現在発送作業を自分たちで行っていらっしゃる方も、これからECを始めるという方も、物流に関しては絶対にアウトソースすべきだと私たちは思います。物流外注を検討する際、私たちだけでなく事業者ならば、やはりコストという部分をシビアに考えると思います。
しかし、一日は24時間しかありません。その限られた時間の中で事業をやっていくには、多少のコストをかけてでもリソースを確保するべきです。もちろんお金で買えないものはこの世の中たくさんありますが、オープンロジを導入することで多くの時間を手に入れることができます。これはEC事業を行っていく上で大きなメリットであると言えるでしょう。
新たにECを立ち上げられる方には夢を持って始められる方が多いと思いますが、その夢を実現するためだからといって無駄に自分の時間をたくさん削ってしまうのは、些か勿体ないように感じます。経営にかける有意義な時間帯を確保する手段をコストをかけて手に入れることも、ECの運営では必要なことではないでしょうか。
なないろ毛糸:https://www.nanairokeito.com/
自社で開発されたプラスチックや紙の代替となる新素材である「LIMEX」や、植物由来のプラスチック素材「ポリ乳酸(PLA繊維)」など「サステナブルな素材」を使った商品を販売するECストア「ZAIMA」を運営されている株式会社TBM様。同社は約6000社との取引実績があり、ネクストユニコーン企業として注目されている会社様のひとつです。
以前より、自社ECストアにて商品を販売されていたTBM様ですが、本格的にtoC事業へと力を入れるにあたって課題となったのが、ストア構築と物流でした。
今回は株式会社TBMの中野様と酒井様に、Shopifyを選んだ理由や物流外注のきっかけ、今後の事業展開などを詳しくお聞かせいただきました。
サスティナビリティ分野において
リーディングカンパニーでありたい
貴社やブランドについてご紹介をお願いします
【酒井様】株式会社TBMは2011年にスタートした会社であり、今年でちょうど10周年を迎えます。
弊社の主力事業は石灰石を主原料とした素材「LIMEX」と、使用済みのプラスチックを原料とした素材「CirculeX」の展開です。主力商品はLIMEX製の袋などですが、現在はコロナの影響もあり、植物由来のプラスチック素材「ポリ乳酸(PLA繊維)」で作られたマスクやLIMEX製の抗菌マスクケースが人気を博しています。
起業の起源は、創業者である代表取締役CEO・山﨑が会社立ち上げ前にヨーロッパへと赴いた際、現地の歴史ある建造物に触れたことです。100年以上経つ現在でも当たり前のようにその場に残る建物たちに心を惹かれた山﨑は「私もこのように世界に残り続けるものを作る仕事をしていきたい」と強く思ったそうです。
当時、山﨑は台湾のストーンペーパーの輸入を生業としておりましたが、品質にやや難があり、台湾のメーカーに向けて改善を要求しておりました。しかし、なかなか良い方向に向かわなかったのです。そこで「それなら自分たちで会社を立ち上げて作ってしまおう」と思い立った山﨑は、知人より紹介いただいた日本製紙株式会社・元専務取締役である角と共に株式会社TBMを立ち上げるに至りました。
そのような経緯で設立された弊社は「サスティナビリティ分野においてリーディングカンパニーでありたい」という確固たる目標があります。その目標を遂行するべく、この度立ち上げたのがECストア「ZAIMA」です。
Shopifyには高いカスタマイズ性がある
なぜECという販路を選ばれましたか?
【酒井様】実は、ZAIMAを立ち上げる以前にも自社でECストアを運営していたという経緯があります。現状よりもさらにtoCへの販売を強化していき事業の幅を拡げていくための戦略として、私たちは思い切って既存の自社ECストアをクローズし、Shopifyへ移行して「ZAIMA」というECストアを新たに立ち上げたのです。
ECプラットフォームとしてShopifyを選択した理由をお聞かせください
【中野様】大きな理由のひとつは高いカスタマイズ性です。Shopifyは他のどのECプラットフォームと比較しても群を抜いてカスタマイズ性が高いものでした。ECストアをリニューアルするにあたり、柔軟なカスタマイズ性は妥協のできない点でした。
また連携の面でもShopifyは優れていると思います。特に配送部分のシステムは、外注業者とスムーズに自動連携できるのかというところが重要項目でした。
さらにShopifyは「海外販売の実績が豊富にある」ところも魅力でしたね。弊社は国内だけでなく国外もターゲットに据えて事業を行っていきたいと考えているため、グローバル展開の実績がしっかりある部分は、導入にあたり安心できるポイントとなりました。
Shopifyを利用して感じたメリットは何ですか?
【中野様】先ほどお話したカスタマイズ性は実際に使ってみたことで、本当に拡張性の高さを感じることができました。Shopifyにはアプリが豊富にあり、さまざまな機能をストアに付加することが可能です。その中でもデザイン性を補助するものや、クーポンを配信するアプリは大変役に立っております。
弊社の提供する商品の良さを伝えるためには、デザインをイチからこだわって作っていく必要がありました。ストアの運営自体をスムーズに行える環境を作ることも重要ですが、お客様の目に触れる部分を納得いくまでカスタムできるShopifyの拡張性の高さは、大きなメリットであると思います。
半日かかっていた業務が
15分で完結できるように
物流の外注を検討しはじめたきっかけを教えてください
【中野様】物流の課題が顕在化したことが物流外注を検討し始めたきっかけです。
ZAIMAを立ち上げる以前から物流業務のリソースは、結構なキャパシティーを占めておりました。また在庫を保管するスペースも限られており、置けるスペースが無くなりつつあったため、ECストアリニューアル前から物流外注は必須事項でした。
自社で物流業務を行っていた時には、多い日に1日5名ほどのメンバーで商品をピックアップし、封筒に入れ、配送のラベルを貼る、といったことを午後からずっと行うといった状況が発生していました。
昨年6月に私たちの商品がメディアで取り上げて頂いた事があり、そのとき爆発的に受注数が増えた事があり、このときは社内の人員で対応を行いましたが、物量を長期的に自社内で対応するのは難しいと判断し、物流外注の検討を始めました。
物流アウトソーシング先を選ぶ際に重視した点はありますか?
【中野様】3つあります。
1つめはコストです。全体的な費用感で初期費用やランニングコストがどれだけかかるのかというところは重要でした。この部分に関しては実際に導入する前に明確に知っておきたいと思いました。
2つめはShopifyとの連携です。アナログな業務を完全に無くしたかったということもありますが、スムーズに連携することが出来なければ余計な工数がかかるだけでなく、お客様へ商品を届けるまでのリードタイムも多くかかってしまいます。その事態は避けたいところでした。
3つめはサポート体制です。疑問点が出てきた時や万が一のトラブル時など、イレギュラーなことが起こった際にしっかりとサポートしてくれる体制が整っているのかという点は、本格的にECストアを運営していくためには必要不可欠なものでした。
オープンロジを導入されて感じたメリットはありますか?
【中野様】導入前に検品から配送まで全て自社で行っていたのですが、そこを全てオープンロジに依頼できたことによって社内のリソースが大幅に削減されたという点が一番のメリットです。
以前まで社内で半日以上かけて行っていた業務が、今では一人で1日15分程度、配送先エラーなどの確認・修正作業のみで済ませることができています。
また、社内で物流業務を行っていた際に発生していた商品間違いなどの人的ミスが無くなり、大量出庫のときでも確実にお客様へ商品を早く届けることができるようになったことは、物流をアウトソースすることで得られたもうひとつの大きなメリットであると言えます。
実は今回、私は初めて物流業務の担当をすることになったため、正直分からないことも多かったのですが、オープンロジの担当者の方に大変手厚いサポートをしていただいたことでスムーズな導入及び運営ができていると実感しております。導入当初だけでなく、現在に至るまで電話やメールできめ細やかなサポートをしていただけるのは、とてもありがたく助かっております。
オープンロジに期待されることはありますか?
【中野様】現在、私たちはSSサイズの梱包資材をメインとして使用しておりますが、それ以上大きな商品となると次のサイズは60サイズになってしまいます。ですので、その中間的なサイズがひとつまたは複数あると嬉しいです。
また、私たちは環境に配慮した素材を開発し、商品として取り扱っているため、梱包に関してもできる限り無駄のない状態でお客様に提供していきたいと考えております。
実際、お客様からも「箱をなるべく小さくして欲しい」といった要望をいただいているため、この気持ちにお応えできるようになれば、とてもありがたいです。
物流アウトソーシング先として
オープンロジはトータルで満足できる
貴社として今後挑戦されていきたいことはありますか?
【酒井様】私たちの運営しているECストアZAIMAでの主力商品はポリ乳酸(PLA繊維)を使用したマスクですが、今後はポリ乳酸を使ったタオルや靴下など他の製品も展開していきたいと考えています。
またLIMEXを生かした製品も、もっと増やしていきたいです。こちらは現在toBをメインにプロダクトを展開しておりますが、toC領域にも販路をさらに拡げていくために、商品開発などを進めている最中です。
そして海外での販売も視野に入れていく予定です。まだこちらは本格的に稼働しておりませんが、梱包資材は配送など物流の面は、オープンロジと連携して進めていきたいと考えています。
最後にオープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
【中野様】既にShopifyを利用されていて、物流のアウトソーシングを検討されている事業者様は、まずオープンロジへ相談されることをオススメします。
オープンロジでは担当の方から物流業務に対しての改善点を提案してくれたり、不安・疑問点の解決方法や回答などを分かりやすく説明してくれるなど、手厚いサポート体制が整っております。物流の外注を利用していく上で、疑問点をすぐに解決することができ、安心して業務を任せられる環境があることは大きな利点ではないでしょうか。
また、オープンロジでは常にサービスの改善がされています。流れの早いEC業界において最新の物流サービスを取り入れることができる点は重要なポイントでしょう。サービス内容、サポート体制、どの面から見てもオープンロジは物流アウトソーシング先としてトータルで満足できるはずです。
株式会社TBM:https://tb-m.com/limex/
ZAIMA:https://zaima.in/
洗練されたデザインや技巧を凝らした日本包丁を販売する岡田様。販路は大手ECモールを主に活用しており、日本国内だけでなく北米、ヨーロッパ大陸やアジア圏など数々の国も対象とされています。
複数の販路を一括で管理する上で、ネクストエンジンの利用やオープンロジの導入は欠かすことのできないポイントでした。
今回は多数のモールを運営される岡田様に、事業を始めたきっかけやネクストエンジン・オープンロジ導入で得られたメリット、今後の事業展開について詳しくお聞かせいただきました。
越境ECだからこそ
価格競争を避けることができた
事業をはじめたきっかけについてお聞かせください
私が事業を始めたのは約8年前になりますが、そのときは越境ECが認知され出した頃でした。海外のお客様に日本の包丁を販売してみたところ、大変人気があり、お客様に大変喜ばれました。それがEC事業を本格的にスタートさせるに至ったきっかけです。
私が取り扱っている日本の包丁は伝統だけでなく、洗練されたデザインや職人のこだわりなど、どの点においても優れた技術が施されています。実際に商品に触れてみたからこそ分かる魅力があり、海外のお客様はこういうところに心を惹かれるのだなと実感したと同時に、世界中のお客様にその喜びを味わって頂けるのはやりがいのある仕事だとも感じました。
国内と海外、どちらのモールも販売はほぼ同時に着手しましたが、事業開始当初は価格競争への参入を避けるため、海外ECモールの販売から本格的にスタートさせました。海外で認知され流行った包丁が逆に日本でもその魅力が認知されて需要が増えたため、現在はAmazon・楽天・au Payなど、多くの大手国内ECモールでの販売にも力を入れております。
なぜECという販路を選択されましたか?
実店舗での販売は費用や時間が多くかかり、リスクも大きいものです。しかし、ECならば誰でもスタートができるくらいにハードルが低く、商品さえあればいつでも事業を始めることが可能です。そのハードルの低さは大きなポイントでした。
また、私の取り扱っている商品は生産数が少ない手作りの包丁もあり、ほんの一部の店舗でしか扱われていない商品が多く、日本の殆どの方が目にした事のない包丁ばかりです。ECならばインターネットを通して全国のお客様にアピールすることができます。この要素は私にとってとても魅力的でした。
リスクを最小限に押さえて多くの人に稀少な商品を知ってもらえることは、ECという販路の最大のメリットであると思っています。これは実店舗販売では得ることのできない利点でしょう。
物流の課題は
早期に解決する必要があった
ネクストエンジンを導入されたきっかけを教えてください
ネクストエンジンを導入したのは2018年のことでした。
多店舗展開と取り扱う商品の種類の増加により、従業員の在庫管理が煩雑になってきたのがきっかけでした。物流業務に時間が取られ、サイトの作り込みなど他の作業に専念できなかったのも理由の一つです。
物流の課題はリソースが圧迫されるだけでなく人的ミスも発生してしまうため、早期に解決する必要があります。そのためには在庫連携システムを導入するのが最善の方法であると判断しました。
ネクストエンジンのメリット・デメリットは何でしょうか?
ネクストエンジンは他連携サービスと比較して価格がリーズナブルなだけでなく、複数の店舗と連携可能であるのが魅力です。また、オープンロジとの連携もスムーズに行えるため、従業員の負担を減らすという点においても大きなメリットを得ることができています。
販売先のひとつであるeBayでは在庫がない状態のときに売れてしまうと、お客様やebayからの評価が下がり、販売が難しくなってしまいます。ネクストエンジンを利用していれば在庫の状況は常に把握することができるため、そのような事象を防ぐという意味でもネクストエンジンは役立ってくれています。
またネクストエンジンには受注を受けた際に、自動で返信メールを送付できる機能や、商品発送後の追跡番号を自動で入力し、お客様にお知らせするという機能あります。以前まではこの作業を手動で行っていたのですが、意外と従業員への負担が大きくリソースを圧迫していました。この機能を導入したことで大幅にリソースを軽減できたことは大きなメリットです。
それに加え、商品を購入された数日後から数か月後にお礼のメール、いわゆるサンキューメールを送付する機能もネクストエンジンにはあるのですが、この機能を利用するようになってから楽天でのレビューが増加傾向にあります。以前までは中々いただく事ができなかったのですが、メールを自動で送付するようにしてからは増えつつあるので嬉しい限りです。
デメリットとしては操作性のレベルが高くやや難しいことです。導入開始当初はじっくり腰を据えて、システムを理解することに注力しなければなりません。ですがネクストエンジンにはカスタマーサポートサービスもあるため、解消できないデメリットでは無いと言えるでしょう。
私もネクストエンジンを導入したばかりの頃は、カスタマーサポートに電話をして聞きながらセットアップ作業を行ったり在庫連携をしてみたりなど、少しずつ操作に慣れていきました。使い慣れた今では、ネクストエンジンは欠かすことのできないサービスです。
慣れるまでは大変ですが、この苦労を乗り越えてでもネクストエンジンは導入した方が良いと思います。
オープンロジ導入で
他基幹業務に注力できるように
オープンロジ導入の決め手を教えてください
大きな決め手は2つありました。
1つめは海外配送でeパケットを使用できることです。
海外では日本国内のお客様よりも送料を気にされる方がとても多く、送料無料が当たり前という認識が根付いています。海外のお客様のニーズに応えるために配送料をこちらで負担するとなれば、なるべく安く押さえる必要がありました。海外への安い配送方法としてEMSもありますが、eパケットよりは割高になります。また、EMSで配送すると関税がかかる国もあり、お客様へ負担をかけてしまう可能性もあったため、避けたい配送方法でした。
上記の理由からeパケットの利用は必須項目だったのです。
オープンロジ以外の物流外注業者でも海外配送ができるところはもちろんあるのですが、取扱はEMSや他の配送方法ばかりで、当時eパケットでの配送が可能なのは少数でした。
2つめはシステムの使いやすさです。
システム自体がシンプルで使いやすことはもちろんですが、プルダウンで選択ができたり、取り込んだCSVに直接入力もできる点はとても便利です。また、商品の入庫・発送時の在庫数もリアルタイムですぐ確認することができます。この機能は実際に使ってみるまで知らなかったため、その便利さに良い意味で驚いたことを覚えています。
自社で棚卸をしていたときには、どうしても在庫の個数がズレが発生していました。しかしオープンロジの利用を開始してからは、画面を確認するだけで在庫を把握することができるので、今までの手間が解消されました。
他社システムですと、一度取り込んだCSVの修正ができないばかりでなく消すこともできず、不要なデータがそのまま残ってしまい画面が見づらくなるということもあったため、細かな部分ではありますが、操作において柔軟性があるのは導入含め利用継続の大きな決め手となっています。
オープンロジを利用して感じたメリットを教えてください
物流業務に割いていた時間を手放せたことで、ECサイトの作り込みなどといった他の基幹業務に注力できるようになりました。
自分たちで発送作業をしていると、どうしても時間が消費されてしまいます。そうなると、それだけで仕事の疲労が溜まってしまい、他の仕事に手を付ける気力がなくなってしまうのです。ですが本来ならば、ECサイトを作り込んだりといった他の重要な作業も積極的に取り組まなければなりません。
注文までの遷移を分かりやすくしたり画像を一層綺麗なものへと変更するなど、しっかりとECサイトに手をかけることで確実に注文は増え、出荷数も上がります。そういった重要な部分に注力することができるようになったのは、オープンロジとネクストエンジンを導入したからですし、そのようなメリットを狙って導入しました。
現在、具体的な物流の作業としては連携ボタンを押して確認しOKを出すというだけなので、一件当たり1分もかかっていません。本来ならば出荷まで全て自動で完了させることもできるのですが、諸々確認したいことがあるので最終段階だけは手動で行っています。それでも作業に費やしている時間は一人当たり30分もかかっていないので、以前よりも格段に楽になりました。
今後オープンロジに期待されることはありますか?
オープンロジの機能としては現状で満足しているので問題無いのですが、配送手段のひとつとして日本郵便のeパケットやEMS、DHL以外にも、FedExが使えるようになればとても嬉しいです。
現在、ロシアとイスラエルからの注文については配送方法にFedExを採用しています。本来ならばeパケットで配送しているのですが、世界的にコロナウイルスが流行していることが原因でeパケットを使えず、現状FedExを使わざるを得ません。しかしオープンロジではFedExは使えないため、苦肉の策としてこの部分に関しては他の物流代行業者を利用しています。
現在ネクストエンジンを利用して一括で在庫連携をし、オープンロジに物流業務を任せていますが、FedExで送りたい分はオープンロジから他の物流代行業者へと荷物を送ってもらうという二度手間が発生しています。結果的にリードタイムが余計にかかるので、販路のひとつであるeBayではハンドリングタイムをオーバーし、ペナルティ対象になりかねません。このことが理由で、eBayの配送可能国からはロシアとイスラエルを除外しています。
オープンロジでFedExが利用できるようになることで、上記の課題は一気に解消されます。私の扱っている商品はロシアとイスラエルでの需要は非常に高いので、課題がクリアできれば利用していただけるお客様は一気に増加すると思っています。
EC事業を複数の販路で行うには
ネクストエンジンとオープンロジの導入は必須
これからのビジネス展開についてお聞かせください
世界を巻き込んだコロナ禍からも分かるように、今後どのような変化が世界で起こるかは分かりません。そうした時のためにも、お客様に喜ばれるECサイトを国内外に更に作り込んでおくのは重要な事だと感じております。
今は国内外共に販売経路として確立しておりますが、サイトを増やすよりも既存の販路を強化することで、自然とお客様の流入が増えます。対象国やECサイトをさらに増やしてしまうと、かえって管理が複雑になって仕事量が増え効率が下がる恐れがあります。ですので、現在立ち上げたECサイトを最大限生かしていくことに注力していきたいのです。
そのために、現在のECサイトをより一層ブラッシュアップしたいと考えております。更に出品したことのない商品があるだけでなく、取引先の鍛冶屋さんたちは新たな発想や海外の良い刺激も取り入れながら新しいものを精力的に作り出しておられる方が多いため、そうした品揃えを増やしていけば、多くのお客様に更に喜んでいただけるECサイトになれるのではと考えております。
最後に、オープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
EC事業を行っていく上で、オープンロジとネクストエンジンの利用は必須だと思います。
売上を伸ばすためには、ECサイトの作り込みは欠かすことができません。そして自分の時間を確保するためには、仕事に割けるリソースはきちんと管理する必要があります。そのためには物流を外注するという手段は必要な選択肢であり、既に業務がひっ迫しているのならば、すぐにでも外注業者を探した方が良いでしょう。
しかし、外注のタイミングは発送件数だけでなく商品の種類や個人の事情・状況など、さまざまな部分を鑑みて決断しなければ、かえって業務が複雑化したり余計なコストとなりかねません。闇雲に物流外注を決めるのではなく、利益や業務状況など多くの要素を加味してしっかりと検討することが大切になってくると思います。
フィルムカメラ専門店「Totte Me Camera」を運営するM様。全ての商品が一点モノであり、現在10~20代のカメラ好きな女性に高い人気を誇っています。
事業開始当初はフリマアプリなどで事業を展開されていたM様ですが、ECを立ち上げるにあたり課題となったのが物流でした。
今回は「Totte Me Camera」のM様にECを立ち上げた理由や物流の外注を検討したタイミング、BASEを選択した決め手などを詳しくお聞かせいただきました。
商売の基本である「早い・安い・便利」
ECであればすぐに実現することが可能だった
貴社やブランドについてお聞かせください
私は主に年代物の古物・中古品のフィルムカメラ販売をしています。中古カメラの販売自体は4~5年間ぐらい続けています。
今まではカメラの知識に長けた方をターゲットにして、フリマアプリやオークションサイトにて販売をしておりましたが、本格的にEC事業へと参入するため、昨年10月を境に販売ターゲット層を一新いたしました。
メインターゲット層を10~20代のカメラが好きな女性にし、取り扱うカメラの種類もデザイン性の高いフィルムカメラへ変更しました。今年7月にはInstagramの利用を開始すると共に、ECストア「Totte Me Camera」を開設し、現在に至ります。
EC事業を立ち上げた理由は何ですか?
主な理由は3つあります。
1つめは、ネットの利点を自社に取り入れたかったからです。
カメラ屋はニッチな場所にあることがほとんどで、実際東京や大阪・京都など都市圏にしかほぼ存在していません。古いカメラが売っているところは尚更で、さらに数が限られているのです。
実店舗に行けばすぐに商品が手に入り、対応もその場でして貰えます。しかし直接店舗に行かないと買えないという利便性の悪さは、私にとって大きな課題でした。また実店舗で商品を販売するとなると、店舗の土地代や人件費などの諸経費がかかるため、商品もさらに高額になってしまうことも懸念点でした。しかしECならば実店舗販売よりも商品を安く提供でき、配送方法の工夫次第で早く提供することも可能だったのです。
いざという時はすぐにお客様と連絡を取って話を聞くこともできるので、商売の基本である「早い・安い・便利」という部分をECであればすぐにクリアすることができるのは、私にとってEC事業参入の意思を固めるきっかけとなりました。
2つめは、私の取り扱う商品ジャンルでまだECに参入している企業がいなかったからです。
普通のカメラをECで販売している事業者はたくさんいます。しかし私が取り扱っている商品ジャンルであるフィルムカメラでは、まだECに参入している事業者が当時はいませんでした。
また、扱っている商品が写ルンですのようなインスタントカメラからステップアップしたような簡単に操作できる商品が多いのも、EC販売に踏み切れた要因です。一般的にカメラは難しいと思われがちなんですが、私が取り扱っている商品のように誰でも簡単に扱えるものもあります。マニアックなカメラの場合はその性質上、直接マンツーマンで販売する必要があります。しかし私が取り扱っているようなフィルムカメラならば、ECでの販売が可能だと考えました。
3つめは私が地方在住だからです。
現在私は四国に住んでいます。今の時期ですと都会にわざわざ赴いて商品を販売するのは現実的ではありません。ですので、どんなご時世でもインターネットを通して欲しい商品がきちんと手に入る事業にしたいという思いがありました。
もともと海外でも販売していたので、引き続きインターネットで販売して北海道でも沖縄でもどこでも届けられるようにしたいなと思っていたというのもあります。
BASEはCSV画面がシンプルで使いやすい
BASEを選択した理由を教えてください
ECを立ち上げる際、他のECプラットフォームも一応検討させていただいたのですが、そこは後払い決済が無く、コンビニ払いも利用開始までの手続きに制限があったり手数料が嵩んだりなど、少々ややこしかったため断念しました。
一方BASEは、すぐに後払い決済やコンビニ払いなどの支払方法を導入することができるので、この部分がBASEを選択した大きな理由のひとつです。
あとはCSVですね。BASEでは CSV管理ができるんですけれども、その画面が非常に見やすかったのです。選べる項目がシンプルなので、できることは限られますが、私が必要な項目は揃っていたのでむしろ扱いやすく感じました。これが他社の場合、表記が全部英語だったり、決められる項目が多かったりなどして非常に難しい印象を受けたのです。
このようなCSVのシンプルさと後払いやコンビニ決済がすぐに使えるという点が、BASEを選択した理由です。以前までフリマアプリでも販売していたので、そちらの利用ユーザーから見た使いやすさに近いところで考えると、後払い決済やコンビニ支払は外すことができない条件でした。
決済方法は重要なポイントでしたか?
そうですね。まだ正確にはデータを取っていないのですが、私のストアを利用しているお客様の半分以上は後払い決済を利用しています。年代層が若く、10代後半から20代中頃ぐらいまでの方が大半を占めているのが理由かもしれません。決済方法の多さは、後払い、コンビニ払い、キャリア決済という順です。クレジットカードはあまり利用されていません。
なお、この決済利用の傾向はフリマアプリで販売していた時から把握しておりました。ポイントで支払いたいとか、コンビニで払いますとか、後で払いたいという要望が多く頂いていたのです。ですので、ECでもきっとそういうニーズが強いと考え、同じ支払方法を取り入れたところ、想定通りの結果が得られたという印象です。
オープンロジは固定費用がかからない
物流の外注を検討されたタイミングはいつですか?
海外に販売をしていた時はEMSを個人的に使っていました。物流の手間は出来る限り省きたかったので、郵便局に個人で契約をして倉庫に商品を預けさせてもらっていたのです。
そのときの物流業務は、郵便局と提携している倉庫に商品を預けて管理をしてもらい、ラベル等の貼り付けは倉庫業者にお願いし、荷物自体は郵便局の人が回収してくれるといった流れでした。
今回、ECで商品を販売するにあたってBASEと連携できる配送方法や倉庫を検討する必要がありました。
カメラは商品自体は小さいのでそこまでかさばらず、60~80サイズぐらいにしかなりません。ですので在庫管理する上では出来る限りフィットする倉庫を探していました。商品スペースを確保するために倉庫を広くしてしまえば逆にスペースが余り、維持費も上がってしまう。余計なコストがかかることはは避けたかったのです。
他社比較はされましたか?
信頼している知人の紹介でオープンロジを知ったため、他社比較はほぼしていません。実際物流の外注業者はどこが安いというわけではなく、一定のコストはかかると言うことは知識としてあったので、比較検討はそこまで重要視していませんでした。
私は一度郵便局に物流を外注したことがありますが、物流の外注は実際に使ってみないと分からない部分が多いと学びました。ですので、なるべく導入時のリスクは下げる必要があると考えたのです。
大手事業者でしたら売上が安定しているので、倉庫を長いスパンで見ることができると思いますが私のような小さなショップではそうはいきません。まず使ってみて売り上げが立つかどうか、実際にアクションを起こしてみる必要があるのです。その際に初期費用や導入費用がかかると大きなストレスになります。
大抵の代行業者ではこれらの固定費用がかかってきます。ですがオープンロジでは導入初期費用や月額費用などの固定コストがかかりません。そのため導入時のリスクを限りなく低く抑えることができます。この点は私にとって非常に魅力的でした。
選定の際、一番重視していたポイントは何ですか?
固定コストがかからない点に加え、何よりオープンロジという会社の今後の伸び代に期待して選定させていただきました。
コストももちろん大事に考えています。しかし郵便局と提携していたときの物流業務のように、荷物を預けて終わりというだけのサービスだったら、オープンロジは選ばなかったと思います。
郵便局は誰もが知っているネームバリューのある大手企業です。一方オープンロジは認知度は高まってきているものの、まだスタートアップ企業だと思います。しかし、私はスタートアップ企業だからこその良さがあると考えました。
例えば、オープンロジは提携されている企業さんを着実に増やし、常にバージョンアップしていらっしゃいます。その点からも良い方向へ改良を積み重ねているという印象を受けました。
またヘルプページが充実している点も好印象でした。隅から隅まで書かれているのです。導入事例も豊富にあり、問い合わせがあった際にどのように対応していただけるのか、リアルに見えたのは大きな決め手となりました。
私はどんなに利用料が安くても、ただ業務を受けて行っているというだけだったら、きっとサービスの価値は上がっていかないのではないかと思っています。そういう部分は絶対内部の仕事に響いてくるはずですから。
常にサービスやシステムを改善したり新サービスを開始したりなど、より良い物流代行サービスを提供していこうというオープンロジのポジティブな姿勢はとても好感が持てます。オープンロジでは安い料金でサービスを提供するということも事業成長の一つとして取り組まれていらっしゃるので、その姿勢が私にとっては業者選定の重要なポイントになりました。
オープンロジの利用を開始して
月40時間のリソースが新たに確保できた
オープンロジを導入されて感じたメリットは何ですか?
一番のメリットはリソースが大幅に軽減されたことです。
前までは郵便局と提携は組んでいたものの、毎日1時間ぐらいは発送作業をしていました。他業務の合間に少しずつやっていたのですが、それが丸っきり無くなりましたので月30時間から40時間ぐらい軽減されたことになりますね。
また実際に使ってみて知ったのですが、発送連絡追跡番号の連絡まで自動で行なってくれているのは正直驚きました。そこまでしてもらえるとは想定していなかったのです。ただ送ってもらって、商品を送りましたという情報だけこちらに来るという流れだと思っていました。この作業も自動化されたことで業務負担がかなり軽くなりました。
あとは細かい内容ですが、ギフトラッピングの対応やプチプチ梱包を増していただいたりなど、細かいところも思った以上に項目が充実しているのも印象的でした。これらもオープンロジ利用のメリットのひとつですね。
物流の外注によって浮いたリソースの使い道をお聞かせください
私の場合は新商品の開発や、修理をしたカメラの販売に取り組んだりしています。あとは販売に関する公告関係ですね。他業務に回せるリソースができたことで新商品の開発や広告のメンテナンスなど、より販促活動に重きを置けるようになりました。
物流を外注することによってただ単にリソースが浮いたのではなく、これからもずっと物流に割いていたこの時間が確保されることが保証されています。どれだけ事業規模が大きくなってもそれは変わらないので積極的に販促活動を行えます。この部分は売上に直結する重要なポイントだと思います。
今後オープンロジに期待されることはありますか?
すでにオープンロジに預けてある商品をBASEの商品情報と紐付ける際のフローが改善すると嬉しいです。
一点モノであるという商品の特性上、BASEに掲載してからオープンロジへの商品の入庫を行うと、お客様に対して充分なスピードで配送ができない可能性があります。倉庫に到着する前に商品が売れてしまい、出荷までに時間がかかってしまう場合があるからです。
よって、いつもオープンロジに預けてからBASEに掲載しているのですが、その際に専用のフォームなどがあるとより楽になって良いなと思いますね。
国内から海外へと販路を拡げていきたい
今後の貴社の展開についてお聞かせください
現在はコロナウィルスの影響で海外販売を一時ストップしているのですが、収束し落ち着いたらまた再開させたいと考えています。以前はフリマやオークションサイトを使って海外への販売を行っていましたが、次に行うときは新たにストアを立ち上げたいですね。
あとはオリジナル商品を展開していく予定です。
とは言いましても、カメラは精密機械なので全くのゼロから作るというのは難しいので、私は「昔人気のあったレトロなカメラの外観を全て生まれ変わらせる」ということをしたいですね。オリジナルというよりかは、カスタム・着せ替えを・リメイクした物をオリジナル規格として新たに展開していこうと考え、計画を進めている最中です。
今まで「Totte Me Camera」は中古カメラを扱う古物屋という感じだったのですが、これからはカメラを修理してオーバーホール(※)し、新たに加工して販売するというフェーズへ移行しようと思っています。そこから国内、ゆくゆくは海外へと販路を拡げていきたいですね。
※分解点検修理
最後に、オープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
オープンロジは月額使用料や初期の契約導入費用といったものがかからず、使った分だけの従量課金制なので非常に明朗会計であることが魅力です。
特に、少し販売実績があり2ヶ月ぐらいで商品が回転する事業者は、すぐに使ってみたほうが良いのではないでしょうか。長くは預ければその分保管料がかかってしまいますが、逆に言えば入庫してすぐ出て行ってしまうのなら、保管料はそんなにかからないはずです。
またオープンロジの送料は一律ですし、梱包資材の手間もかかりません。でしたらまとめて商品を入れて倉庫送ってしまえば、一件あたりのコストは下がるはずです。物流を外注することで、月40時間もの時間を他の業務に回すこともできるようになります。
1~2ヶ月で在庫が回転するような商材を扱っていて、梱包を任せられるようなものであれば、オープンロジを利用することで大きなメリットを感じられるはずです。
フリマやオークションで販売をしていたり副業でちょっとEC事業をやってみたい方は、ぜひ一度オープンロジに問い合わせをしてみることをオススメします。
Totte Me Camera:https://totteme.base.shop/
L.DORADO Hair Salonを運営している株式会社エルドラード・ジャパン様。自社でプロデュースしているオリジナルのシャンプーやトリートメントは、美容室を利用しているお客様だけでなく、SNSを通じて商品を知った全国各地の方から人気を集めています。
今回は株式会社エルドラード・ジャパンのCEO櫻井様に、物流を外注したきっかけや導入して感じたメリット、今後の事業展開などを詳しくお聞かせいただきました。
ECは実店舗に訪れるお客様だけでなく
遠方の方にも商品を手に取って頂ける
貴社や商品についてお聞かせください
弊社は基本的に美容室を運営しており、ECはあくまでそれに付随した事業となっております。美容室を立ち上げたのは2008年ですね。当時、美容業界は雇用環境などが正直良いとは言えなかったので、そういう部分を自分で会社を興して改善していきたい思い、今も現在進行形ではございますが事業を通して改善に向けて活動をしています。
ECで商品を販売し始めたのは7年前ぐらいですね。
美容室で扱ってる商品はシャンプーやトリートメントなど、基本重いものばかりです。1本あたり1~2リットルという重さの物を持ち歩くのは大変ですよね。 お客様からは美容室で選び注文して自宅に配送してもらいたい、という声を多く頂いていたのです。このニーズにお応えするひとつの形として、私たちはECを採用しました。
また弊社ではInstagramやTwitterを私含め、各社員がアカウントを持っているのですが、結構地方の方も見てくださっています。お店に実際に施術に来れないけれども、ここで取り扱っている商品を使ってみたいという方も多くいらっしゃるので、そういった遠方にいらっしゃるお客様にも弊社のECは愛用されています。
物流の外注を検討したきっかけは何ですか?
はじめの半年から1年ほどの間は従業員たちが梱包や発送をやっていたのですが、なかなか物流業務をする時間が取れず、営業後に作業をするのはとても大変でした。
私たちの本業は美容師です。本来なら営業後の時間は練習をしたり、技術を上げるための時間としたいのが本音です。物流業務は美業と全く関係のない仕事で、社員全体のモチベーションも下げてしまうため、そういった事務的な作業はなるべく軽減する必要がありました。
このような課題が浮彫になったとき発送代行サービスがあることを知り「じゃあ外注した方がいいね」ということになり利用を開始しました。
商品は20秒に1本のペースで売れていく
本業以外の物流業務は負担だった
外注する前は物流作業にどのくらいの時間がかかっていましたか?
商品を入荷しましたとアナウンスすると20秒に1本のペースで売れることもあるので、1日の発送数がトータルで100本を超える日もあります。梱包発送以外にも送り状を手書きで書いたりというのは、やはり1~2時間は余裕でかかっていました。また店舗でその作業をやりますと、在庫を置くスペースが確保できず、店舗のどこに置いておくのかということもネックでしたね。
物流のアウトソーシング先はネットで探しました。
オープンロジを利用する前に他社を利用していたのですが、当初は月額費用が0だったのが途中から送料などのコスト負担が改正され、月額費用まで発生してしまうようになりました。先述したように私たちの本業はECではありませんので、なるべくコストは押さえたいのです。ですから月額費用などの固定したコストがかからないところを探し、オープンロジに乗り換えました。
外注先を決める際に重視していたポイントはどこですか?
美容商材は利幅が高くないので、物流でコストがかかると利益がほぼ出ない状態になってしまいます。ビジネスである以上、お客様に商品をプラマイゼロで渡しては意味がありません。ですのでコストは最も重視していました。
ECが本業ではないため、手間がかからず簡単に入庫作業などの手配ができることが必須条件でした。基本的に自社を介さず、直接工場から倉庫に商品を送っても大丈夫なところを探していたので、オープンロジの直接入庫ができる点は決め手となった部分ではありますね。
オープンロジに任せることで
本来の業務に集中できた
オープンロジに任せるにあたり不安に感じていたことはありますか?
特にありませんでした。
逆に素人の自分たちで梱包発送するよりも必ずクオリティの高いものになるので、お客様にとってはきちんとした商品が届いたなという印象になるだろうと思っていました。自社で行っていた時は、本当にひどい時だと新聞紙に巻いて商品を発送していたこともあったので……。
もし自分でECや通販を利用したとき、この梱包状態で届いたらきっと嫌な思いをするのではないかと懸念していました。当時どうしようも無かったとはいえ、正直とても恥ずかしかったです。
オープンロジに外注するようになってから実際に梱包された商品を見たことはないのですが、お客様からのクレームは一切頂いたことがないので、きちんと届いているのだなと感じています。
オープンロジを導入されてみて感じたメリットは何ですか?
自分たちの手間が全くかからないところがメリットです。
今までかかっていた物流作業の時間が全くなくなったので、本来やりたかった業務に時間を回せますし、店舗で在庫を抱えてスペースを圧迫することも無くなりました。私たちは商品を宣伝すれば良いだけなので、圧倒的に負担が軽くなりました。
現在、物流業務の管理自体は知人に委託しているため、実質現場での物流業務にかかる時間はゼロです。
オープンロジを利用していて印象に残っているエピソードをお聞かせください
私たち美容師の場合、事務的な作業が多いと仕事に対してのモチベーションが明らかに下がってきます。私たちの仕事は髪をいじったりスタイルを作ったりといった自己の感性を必要とする仕事柄です。一方、商品の梱包発送作業は全く別ジャンルの仕事ですので「なんで私たちがこういうことをやらなきゃいけないの」という認識になってしまいます。
発送代行を頼むことでそれらの作業は全くやらずに済むようになり、一気に業務負担を軽減することができただけでなく、モチベーションの低下も防げました。
昨今、コロナ禍の中でECが盛んになっておりますが、美容業界ではこういった発送代行サービスの利用自体が認識されていないという話を周りでよく聞きます。このサービスがもっと認知されていくことで、美容業界の業務負担は益々軽減されるのでは無いかと思っています。
負担が軽減できるからこそ
本業の業績を伸ばせる
オープンロジに期待されることはありますか?
現場の負担が軽減されたので物流に関しては満足しています。
しかし私たちは物流に関しては素人なので今の管理画面は専門用語も多く、機械的な表示で戸惑う事があります。ですので、アプリの使い勝手がもっと分かりやすくなってくれると助かりますね。
今後貴社として挑戦されていきたいことをお聞かせください
ECでの販売に関しては、これからまだまだ力を入れていかなければいけないなと思っています。現場での売り上げも限界がありますので、商品の品数を増やしながら来期の収益源を確保できるように、引き続き頑張って販売していきたいですね。
最後に、オープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
物流を外注することで梱包や発送といった本業とは違う事務的な業務が手離れし、負担が軽減されることによって本来力を入れたい場所に時間や労力を割けるので、必然的に本業の業績が上がると思います。
ECサイトを本業にしている業者でしたら、また違った考え方があるのかもしれません。しかし私たちはEC以外に本業があり、ECはあくまで本業のサブとして行っている事業です。
だからこそ物流に関しては変に自分たちで作業をしてしまうよりかは、専門の業者に頼んだ方が効率が良いと考えています。商品の梱包などもきちんと適切にやってもらえるので、お客様の満足度も一層高まるのではないでしょうか。
L.DORADO Hair Salon:http://www.l-dorado.jp/
竹細工や木工品など丁寧な手仕事で作られた作家もの作品を中心に、さまざまな生活雑貨を販売するLuLu Online Shop様。主力商品のひとつであるガラスポットは、再入荷待ちのお客様が大変多く、販売を開始すればすぐに完売してしまう高い人気を誇っています。
ご家族3人で運営されている同社ですが、事業が成長していく程に課題となったのが物流でした。
今回はLuLu Online Shopのジェゲデ 真琴様に、創業のきっかけやECを販路に選んだ理由、STORESの倉庫サービスを導入して感じたメリットや今後の事業展開について詳しくお聞かせいただきました。
より多くの人に作品を
手に取って貰いたくてECを選んだ
貴社についてお聞かせください
LuLu Online Shopは手仕事による竹細工、木工品、漆器をはじめ、デザイン性、機能性に優れた生活雑貨を販売しているお店です。
創業のきっかけは、ある陶芸作家の作品との出会いでした。
両親から新居に合う器を探してほしいと頼まれて、地元の作家さんの素敵な作品を見つけ手に取ったのですが、その作品が本当に素敵で、これは自分たちで使うだけでなく色んな人に知って貰いたいという気持ちが湧きました。
ちょうど新居に空きスペースがあったため、その場所を利用して作家さんの作品の展示会を開いたところ、たくさんの方がご来場してくださいました。
展示会を開いた時点では特に店を始めようと思っていたわけではなく、単発的にイベントをやってみようという気持ちでした。ですが予想外に多くの方にご来場いただき、喜んで貰えたのがとても嬉しくて……。展示会を開いたことがきっかけでより多くの人に作品を手に取ってもらえるよう、販路を広げるお手伝いをしたいという気持ちになりLuLu Online Shopを立ち上げた次第です。
なぜECという手段を選ばれましたか?
展示会を開催したのは14年くらい前のことですが、当時はオンラインで作家さんの作品を販売している人はあまりいませんでした。SNSも盛んではなく、どちらかと言うと、実際に作品を目で見ることができないオンラインショップで販売することには、抵抗がある作家さんが多かったですね。
しかし私自身は割と通販が好きで、よく利用していました。また、個人的に対面での販売や接客はあまり得意では無いこともあり、自分にはオンラインショップが合っているなと思い、ECという手段で事業を始めました。最初はオンラインショップに消極的だった作家さんも、他の作家さんを紹介してくれるようになりました。気づけば人が人を呼び、素晴らしい技を持った作家さんがLuLuに参加してくれたのは、本当にありがたかったです。
あとは定年退職をした母と、子育て中だった妹との3人で仕事をやっていきたいと言う気持ちがあったことも、ECを選んだ理由のひとつです。
3人の住まいが、東京、大分、海外と遠く離れている環境で、また、それぞれのライフスタイルに合わせて一緒に仕事ができる方法といえば、必然的にオンラインでできるECに絞られていました。
実店舗での販売も開始したのはなぜですか?
お店があった方がお客様のためにも良いと思ったからです。
商品を直接見たいという方がいらっしゃったため、大勢が来れるような場所ではありませんが、予約制で少人数ならできるだろうと思い、自宅の一角に店舗を設けました。
実はこの店舗は自分たちのために作ったものでもあります。私たちは事業を3人で運営していますが、以前は母が商品を大分から発送していました。しかし母が発送を行うのが難しくなり、私と妹がやることになったのですが、実店舗があれば、お客様に展示できるだけでなく、在庫を一時保管する場所にも使えると考えたのです。
このように自分たちの状況も含め、お客様のご意見も取り入れた結果、実店舗を構えるに至りました。
事業が成長していくほど
物流を自分たちでやるのは困難に
数あるECプラットフォームの中でSTORESを選んだ理由を教えてください
ECを始めたばかりの2008年当時はECプラットフォームではなく、人に依頼してサイトを作成し、カートシステムを使って販売をしていました。しかしカートシステムの操作性がイマイチだったため何度もサイトを作り直していたのですが、その分コストが多くかかってしまったのです。
始めは仕方がないと思っていたのですが、さまざまなECプラットフォームのサイトを見たところ、今は昔と違い、便利なオプションや機能があり、簡単にサイトを作れることを知りました。
ECプラットフォームの中でもSTORESかBASEかで迷いましたが、最終的にInstagramとの連携ができ、デザインやロゴ・テンプレートが好みで、自分のお店の雰囲気にも合うと思えたSTORESを選ばせていただきました。
倉庫サービスの利用を検討したきっかけは何ですか?
きっかけは2つありました。
1つめは、ガラスポットが売れ始めて在庫保管場所に困ったことです。
家に店舗を構えたことを機に、在庫の保管も店でしていたのですが、店といっても6~7畳ほどの広さしかないため、在庫保管のスペースを確保するのは限界があります。ガラスポットの販売個数が増えたことで、お店としての機能を果たすのが難しくなるところでした。
2つめは、発送作業の負担が増え、他の業務がまわらなくなったことです。
今までは自分たちで商品の梱包から発送まで全てしていたのですが、注文個数が増えたことで発送作業に多くの時間が取られていました。丸一日が発送作業で終わってしまうこともザラで、新しい商品の開拓や新商品をサイトに反映するという他の作業に、手が付かなくなってしまったのです。
このままだと、お店として新しいことができなくなってしまうと危機感を持っていましたが、すぐには倉庫サービスの存在を思い出すことができず、ただどうしようと不安を募らせるばかりでした。悩んでいる間でも、お客様に商品を届けなければいけないため、作業はしていましたが、ある時テレビで物流の外注業者が出ている番組を偶然拝見し、その番組で取り上げられていた業者のサイトを見て「たしか、こんな機能がSTORESにあったな」と思い出し、倉庫サービスの導入を検討し始めました。
実際に使用されて感じたメリットはありますか?
実感したメリットは2つあります。
1つめは物流にかける作業時間を削減できたところです。
自分達の作業時間を半分程度削減することができたため、今までよりも物流に割くリソースを大幅に軽減することができました。効率化を重視し始めていた時期だったので、この点は大きなメリットでしたね。
実質、物流作業は私と妹の二人でやっておりますが、妹が家族の用事で作業ができなかったり、私も他の用事が入ってしまい家を空ける時があります。倉庫サービスを導入することで自分たちが家にいなくても商品が自動的に発送されスムーズに業務が回せるので、とても助かっています。
2つめは、本当に注文が入った時にどこにいても対応可能なところです。
前述したように、私は出張などの所用で家にいないことがあります。倉庫サービスを利用する前は発送をストップせざるを得ませんでしたが、今は事前に商品を倉庫に預けておけば、お客様から注文が入っても、出先から発送依頼をすぐにかけることができます。
全て自分で行うのではなく
プロに頼るのも大切なこと
今後倉庫サービスに期待することはありますか?
日時指定や海外発送ができるようになれば嬉しいです。
オープンロジでは提供されているサービスですが、STORESの倉庫サービスでは利用することができないので、現在日時指定をご希望のお客様には、発送した後に私から直接配送業者に連絡をしています。
あと梱包方法がもっとカスタマイズできると良いですね。
私たちの扱っている商品は「丁寧さ」を大切にしています。一点一点手仕事で作られた繊細な商品が多いので、梱包にも気を配りたいのです。
商品をお客様に送るときは、ただ「欲しかった商品が届いた」という印象だけではなく「大切に扱われた商品が届いた」という丁寧な雰囲気やきちんとした印象も共に届けたいと考えています。
感覚的なところですが、商品が入った箱が届いた時に何となく「ただ届けられた」という商品と「きちんと梱包されて丁寧に届けられた」という商品は、お客様に与える印象が違うと思うのです。
こういった部分でクオリティの差別化を図っていきたいため、メッセージカードを一緒に入れられたり、包装資材を変えられたりなど、梱包方法をもっとカスタマイズできるようになれば嬉しいですね。
貴社の今後の事業展開についてお聞かせください
海外のお客様にも積極的に商品を販売していくことを検討しています。
現在は少数ですが、将来的には日本国内外関係なく、商品をスムーズに提供していきたいですね。
あとはギフトを重点的に展開していくことを考えています。
商品を自分用ではなく、ギフトとして購入希望されているお客様が多くいらっしゃいます。その需要に応えられるように、こちらでセレクトした作家さんたちの作品をオリジナルのギフト商品として販売することを現在計画中です。
また、今後オブジェやアート作品も取り扱っていきたいですね。
取り扱い商品のジャンルを拡大し、さまざまなお客様のニーズにお応えしていきたいです。
最後に、倉庫サービスの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
ECを始めたばかりのころは、経費削減のために自分でやらなければいけない物事が多い時期があると思います。ですが倉庫サービスなどを利用するなどして、思い切って物流を外部に頼んだ方が、逆に売上が伸びることもあります。
全て自分でやろうと思わずに、プロのサービスを取り入れていくことは良いことだと思います。スモールビジネスだからといって一人で全部やる必要はありません。ときにはコストをかけてでも、頼れるところには頼っても良いのではないでしょうか。
LINEスタンプでおなじみのウサギのウーを扱うデザイン事務所のNIKUQ WORKS株式会社様。ウサギのウーのLINE公式アカウントの友達数は3万8000人に到達し、その人気ぶりが伺えます。
数々の大手企業とコラボもされていますが、LINEスタンプだけでなくECを活用してオリジナルグッズも販売されています。
今回は、NIKUQ WORKS株式会社の代表であるおおねだ さとこ様に、創業の理由やEC事業を始めたきっかけ、物流の課題や外注に至った経緯などを詳しくお聞かせいただきました。
自分が作ったキャラクターをグッズにして
販売することが長年の夢だった
貴社並びにブランドのご紹介をお願いします
NIKUQ WORKS株式会社のおおねだと申します。弊社はウサギのウーというキャラクターを私が作り、そのキャラクターのために立ち上げた会社です。
もともと子供のころから絵を描くのが好きで、キャラクターを学生時代から創作していました。2001年にウサギのウーというキャラクターを作ってから現在まで活動を続けていて、かれこれ19年くらい経ちます。
2001年当時はSNSがまだ発展しておらず、キャラクターができたと言いましても、公に発表できる場所が少ないものでした。
しかし、自分で作ったキャラクターを有名にしたいという想いは変わらず、そのためにまずは上京し、専門学校に行き、グラフィックデザイナーになりました。新聞、雑誌などの媒体のデザイナーをやりつつ、一時的にキャラクターデザインからは離れていましたが、ウサギのウーというキャラクターをいつか発信できたらいいなとずっと思っておりました。
2010年くらいにTwitterを始め、キャラクターのことを呟いたりなど、オンライン上で細々と活動を開始しました。また、グッズを自作してデザインフェスタに出展したりもしました。2014年にはLINEのクリエイターズスタンプという、個人・法人問わず誰でもスタンプを製作して販売できるサービスが始まり、私はキャラクターを世に広めるチャンスだと思い、すぐに発売を始めました。すると、当時のランキングで7位を記録し、これがきっかけで私の作ったキャラクターが人の目に映り、周知されるようになったと思います。
なので、会社の創立は、ウサギのウーありきで個人事業主から法人にしたという感じです。現在はLINEスタンプ販売の他に、ライセンスやグッズの企画・販売などを中心に行っています。
EC事業をスタートしたきっかけは何ですか?
STORESで販売を始めたのは2013年のことです。
自分が作ったキャラクターをグッズにして販売することが長年の夢でした。しかし人気が無い時点では、実店舗においてもらうのはハードルが高いことは分かっていたので、始めはECを利用しようと決めていました。
デザイン会社で働いていた時代に紙媒体に加えECサイトの案件も増えていき、既に経験や知識がある程度あったので、抵抗感無く始めることができました。
他ECプラットフォームとの比較はされましたか?
他ECプラットフォームにも登録はしたのですが、最初に登録したSTORESでサイトの立ち上げがスムーズに進み、不満な点も特になかったため、STORESに絞りました。
STORESのサイトに最短2分でできると書いてあり、本当にそうなのかなと最初は疑っていましたが、実際利用してみると、オシャレなサイトを簡単に作ることができました。
STORESは簡単にサイトを立ち上げることができるだけでなく、デザインがシンプルなところが魅力でした。私がサイトを立ち上げたときは、シンプルなサイトを作れる場所が少なかったのです。
また、月額費用などのランニングコストが低く抑えられるのもメリットでした。デザイン性・操作性・コスト、全ての面でSTORESは条件を満たしていました。
発送件数が100件を超えると
自分だけではどうにもならなかった
最初自社で物流を行っていたとのことですが、どのような作業をしていましたか?
個人で立ち上げた会社だったので最初は梱包から発送まで全部自分でやっていました。
その時は発送数がそんなに無かったので、できたことかもしれません。
梱包や発送準備など全ての作業が終わった後、追跡番号をSTORESでお客様に送って作業終了という流れでした。最初は一日あたり4~5件と少なかったのですが、それでも作業に慣れていないこともあり、半日使う日もありました。
倉庫サービスを利用を決断したタイミングはいつでしたか?
予約販売・受注生産を始めたタイミングです。
徐々にキャラクターが認知され始め、新商品を出した時などにたくさんの注文が入るようになったので、そのときは外注スタッフに手伝って貰って丸一日物流作業を行っていました。
最初のうちはなんとか乗り越えられた物流業務ですが、次第に売上が伸びていき、販売個数も増えたことで、発送作業に割く時間が増えていきました。
キャラクターを世に広めたいし、お客様にグッズを届けたい。けれど、いつの間にか物流がネックとなり身動きが取れないような状況になっていました。そこでSTORESの倉庫サービスの利用を検討し始めたのです。
以前からSTORESに倉庫サービスがあることは知っていたのですが、高そうだし、自分でやろうと思えばできるし……と思っていたのです。しかし、発送件数が100件を超え始めたころから通常の業務をかなり圧迫するようになり、もう自分だけではどうにもならなかったため、思い切って倉庫サービスの利用を決断しました。
発送作業はスマホで対応可能
倉庫サービスを利用するにあたって不安はありましたか?
不安点は利用量によるコストの増加です。
また、倉庫に預けたり発送依頼したりと、業務が複雑になることも懸念していました。
実際に倉庫サービスを利用してみていかがでしたか?
コストの増加はもちろんありましたが、それ以上に、安心して発送業務を任せることができるようになったことで、驚くくらいに今まで費やしていたリソースを減らすことができ、大変満足しています。
不安視していた「業務が複雑になること」も、逆にとてもシンプルになりました。
倉庫に入庫した後は発送依頼を選択し、数クリックで伝票番号を含めた発送完了メールを送ることができるので、本当に便利です。
現在物流にかけている時間はどのくらいになりましたか?
「売れました」というメールが来て、内容を確認して、STORESのサイトに行って発送ボタンを押すくらいなので、1~2分程度しかかかっていません。
しかも発送作業はスマホでできるので、移動中など空き時間にでも対応可能になりました。パソコンに向かわなくても良いのは助かっています。
他にも、お客様が入力された住所が間違っていたらエラーが出て知らせてくれるのがとても良いです。注文時に住所が間違って入力されていることが結構あるので助かっています。自分で発送業務をやっていた頃はその間違いに気付けず、そのまま送付してしまい、後で間違いに気付くということもありました。
また、検品も丁寧に行ってくださるのもありがたいです。自分でも気づけなかった商品の細かい汚れなど、私やお客様でさえ気付かないようなちょっとしたことでも気付いてくれるので、信頼できると思いました。
STORESの倉庫サービスは
予約商品との相性が抜群
貴社の今後の事業展開についてお聞かせください
3つ挑戦したいことがあります。
1つめは実店舗の販売を拡大していくことです。
以前LINEさん主導の下、ロフトで販売をして貰ったことがあったのですが、そのときはあまり売上が振るわなかったのです。今は他で実店舗の販売をして頂いているんですが、さらに店舗数を増やしていき、ECだけではない、キャラクターが露出する場を増やしたいです。
2つめはウサギのウーをガチャガチャ(カプセルトイ)の商品にすることです。
これは私の昔から抱いている夢のひとつなので、実現させたいです。
3つめは台湾を対象国とした越境ECへの挑戦です。
私のキャラクターは台湾にファンがいてくださり、この国へスムーズに出荷することができたらいいなと考えています。 現在SNSで台湾の人からメッセージをもらうことが多く、商品を購入したいと要望を頂くことが多く、とても嬉しく思っています。
倉庫サービスのご利用を検討されている方にメッセージをお願いします
STORESの倉庫サービスは予約商品と相性がいいと思います。
予約商品は発送時期が決まっているので、一気に発送の量が増します。その時だけでも倉庫サービスを利用すると良いのではないかと思っています。
STORESの場合、導入費がかからないので、利用したい時だけ使ってかかった分だけ実費を払えば良いので、余計なコストもかかりません。
私のサイトでは予約商品をいくつか扱っているので、本当に重宝しています。
商品は業者から直接倉庫へ送ることも可能なので、一度自宅に商品を受ける必要がないのもメリットのひとつです。在庫を抱えることなくお客様の元に商品を届けることができ、検品も丁寧にやってくれるので、安心してECでの予約販売ができるようになりました。
ランニングコストがかからずスポット利用ができるところは、STORES倉庫サービスの一番の魅力だと思います。
2015年に創業された株式会社Gloture様。当初はEC・オンラインストア運営ではなく、別事業を軸に運営をされておりました。
海外で開発した商品を日本で販売すべく、2018年からオンラインストア事業の運営を開始したGloture様ですが、課題となったのは物流でした。
今回は株式会社Glotureの駒ヶ嶺様に、販路としてECを新たに立ち上げた理由、Shopify・オープンロジの利用を決断した決め手、今後の事業展開の詳細などをお聞かせいただきました。
ECは自分たち独自の色が出せる
貴社についてご紹介をお願いします
株式会社Glotureは2015年に創業しました。弊社は最初オンラインストアの業態ではなく、EC事業を始めたのは2018年頃からのことでした。創業者の陳君一は、テック系のスタートアップ企業の経営者との交友関係が深く、経営者視点から、彼らが海外で開発したものを日本市場に導入したいという気持ちがあったそうです。
創業当初、弊社はテック系スタートアップ企業のプロモーションや、日本版のクラウドファンディングの各プラットフォーム立ち上げを支援するビジネスを中心に行っていました。
このような事業に携わる中、自分たちの独自路線が出せるオンラインストアを立ち上げ、日本で海外の画期的な製品を販売することにより、さらに彼らのビジネスを手伝うことができるのではないかと考えた陳は、2018年からEC事業をスタートさせたのです。
現在の事業の柱はオンラインストア(GLOTURE.JP)の運営と、各クラウドファンディング・プラットフォーム上でのキャンペーン運営の2つです。弊社は海外企業の接点が多いことから、多国籍(中国、アメリカ、ロシア、マレーシア)の混成チームとなっている点も特徴です。
販路にECを選んだ理由をお聞かせください
ECを選んだ理由は創業当初の話と一部被るところがあるのですが、代表の陳の交友関係であった海外のスタートアップ企業や、テック系企業の画期的な商品を、日本市場でいかにアピールするかということを重要視していたことが大きな理由です。
EC・オンラインストアは、自分たちの独自色を全面に出すことができます。創業初期はクラウドファンディング上のキャンペーン運営・コンテンツの翻訳などを行う代理店を事業としていましたが、新たにECという販路を中心に据えることで、プレスリリースの面でも色々なメリットがあると考えました。
Shopifyはどのチャネルよりも
全体の統一感があった
数あるECプラットフォームの中でなぜShopifyを選びましたか?
独自路線を打ち出すにためには、やはり自社でコンテンツ・システムを整備していく必要があります。そういった理由から弊社では初め、WordPressやBASE、Shopifyといったチャネルの利用を検討していました。
複数のチャネルを試用・比較してみましたが、その中でもShopifyはシステム全体の統一感がありました。また、サイトデザインを柔軟に構成することができ、比較的UXが整っている印象でしたね。こうした要素から、サイトの立ち上げがしやすい印象であったため、Shopifyの利用を決断しました。
いつ頃から物流の委託を検討されましたか?
最初のころはオーダーや注文が非常に少数でしたので、自分たちでその都度、注文対応をしておりました。
弊社は小さな規模から始めたため、当時はシェアオフィスを使用していました。正直シェアオフィスで配送業務をやっていくのは、なかなか環境的に難しかったですね。なんとか発送などの物流業務をまわしていくなかで、次第に弊社のオンラインストアが成長し、注文数が増えていき、比例して物流関係の業務負担が大きくなっていきました。
ごく一部の商品は自分たちで配送を続けつつも、一方で大量の商品については業務委託したほうがいいという声が挙がり、物流の外注を検討し始めたのです。
オープンロジの利用を決めた理由をお聞かせください
オープンロジとShopifyが連携していたということもひとつの決め手でしたが、なにより実際に使っている知人から良い口コミを聞いたことが大きな理由です。
弊社の代表である陳の知人が既にオープンロジに登録をしておりまして、実際に使ってみて非常に使いやすいサービスだったと聞いたのです。その口コミから非常に安心感を得ましたね。
弊社はスタートアップということもあり、物流に関しても詳しい知見があるわけではありません。物流に関するプロセス、受注から発送に関するところ、その中でも納品書を作成して同梱したり、あるいは物流業者の手配など、そういった複雑なプロセスがある中、オープンロジを利用することで物流の面をフォロー・サポートしていただけるようなシステムはありがたいのです。
やはりビジネスを伸ばしていくと、色々なトラブルが付きものです。小規模な事業者というのは、トラブルがあっても迅速に動けないところがあります。そもそも人手やリソースが少ないので……。
オープンロジは専業でプラットフォームを動かしているため、物流に対してのサポート体制が手厚く、迅速に対応していただけるというのが心強かったですね。
オープンロジを利用されて感じたメリットを教えてください
人手や作業時間ですね。発送処理は数件〜数千件で変動があり、指標化が難しい状況ではありますが、自社で賄うよりも大幅に軽減されています。
物流の工程は非常に複雑ですし、その作業を全部自社でやるとすると、スタッフのトレーニングなども必要になってきます。熟練のスタッフであれば作業はすぐに効率化されると思ういますが、我々のような小規模のスタートアップ企業は人的なリソースも限られています。
ビジネスの環境もどんどん変化し、一人一人のスタッフが複数の業務を並行して行う中で、ロジスティクスだけに集中して時間を割くことが難しいという現実があるのです。
しかし、物流を専業で行っているオープンロジに物流業務を任せれば、熟練のスタッフの方が代わりに作業をしてくれます。自社でそのクオリティを保つには、人的なコストだけではなく、時間も含めて莫大なコストがかかります。そのため、自社で賄うよりかは、委託した方がいいのではないかと考えたのです。
また納品書をシステムで自動的に発行してくれるのも助かりますね。
人の手でひとつひとつ納品書を作ったりすれば、効率の向上は難しいです。オープンロジでは、そこのフローがしっかりとシステム化されているので、非常に効率の良いシステムになっていると思います。
利用前と利用後のギャップはありましたか?
情報の伝達の速さと、入庫時の検品から発送までの作業の丁寧さが、予想以上にクオリティが高かったです。
トラブルがあってもアラートが出て、こちらにすぐ伝わるので助かりますね。
また弊社がトラブルに対して対応しなければいけない時、オープンロジのカスタマーサポートに問い合わせすることがあるのですが、レスポンスも非常に早いというところが丁寧で非常にきめ細かいサービスだと感じています。
また、入庫の時の検品もされているところが非常に大きなポイントだと思っています。
例えば検品の結果、それが許容できる破損なのか、わずかに破損しているだけなのか、その中に破損が無いものも入ってしまっているのか、というところが弊社側でも事前に確認できるので、何かあった時すぐに対応することができます。
検品によって、お客様の手元に届く前にトラブルを未然に防ぐことができるのは、非常に大きい利点だと思っています。実際、梱包状態に対してお客様から高評価をいただくこともあるので、作業の丁寧さを実感しております。
オープンロジのサービスは
非常に良いソリューション
今後オープンロジに期待されることはありますか?
最近ではコロナウイルスの影響もあるかと思われますが、入庫から発送までの時間が長くなっている印象があり、解消されれば良いなという意見が社内で挙がっております。
オープンロジ側でも非常にオーダー数が増えているのではないかと思うのですが、そこの部分を強化されて、入庫のスピードが早くなると、弊社といたしましては非常に助かります。
また、弊社が外国人スタッフを多く擁している事が要因ではありますが、英語版のサポートページやUIの翻訳の品質が改善されればという要望や、動画での操作説明を導入して欲しいとの意見がありました。
貴社の今後の展開についてお聞かせください
弊社のような小規模のスタートアップ企業ですと、人海戦術で一気にやっていくのはビジネスの仕方としては難しいところがあります。その手段が取れない分、オープンロジの利用を含め、弊社はITを軸にして事業・サービスを展開しています。これからさらに事業に限らず、社内の業務フローも含めてITの力を活用して自動化を進めていくというのが、ひとつ課題になっていくと考えています。
あとは、創業当時から代表の陳の知り合いにスタートアップ企業が多いこともあり、日本市場だけではなく、海外の市場に関しても注視しております。現状日本のみでビジネス展開をしておりますが、海外でもECを立ち上げ、事業のスケールアップを目指していく予定です。
海外市場への進出は、日本国外での倉庫展開やロジスティクスもひとつのポイントとなってくるので、対象国はまだ絞ってはいませんが、海外の倉庫確保も検討を始めています。
最後に、オープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
中小企業やスタートアップ企業が、何かしらのオンラインビジネスを展開するにあたって、オープンロジは非常に良いソリューションです。
例えば倉庫の運営ですが、実際その倉庫で発送するにあたっての人件費・利用料など全て考慮すると、自社で賄うより委託した方がはるかに効率が良く、価格設定も適切です。
このようにオープンロジの提供しているサービスは、注文から発送に向けてのフローがパッケージとして、しっかりとシステム化されています。ECサイトを運営されている・またはスタートしたい事業者様には、早期に導入することをオススメしたいですね。














































