7インテリア雑貨やファッションアイテムを始めとする、中国からのさまざまな輸入品の販売を手がけているAiO JAPAN株式会社様。国内販売だけでなく、海外販売にまで販路を広げるなど、現在急成長中の企業です。
今回はAiO JAPAN株式会社の藤田様に、オープンロジ導入の決め手や、なぜハードルを感じることなく越境ECに挑戦できたのか、実際に使ってみて感じたメリットなどを詳しくお聞かせいただきました。
売上拡大が見込めるのであれば、
複数モール展開をやらない手はない
貴社についてご紹介をお願いします
AiO JAPAN株式会社は、中国から輸入したインテリア雑貨、ファッションアイテム、アクセサリー、スポーツ用品など、多岐にわたるカテゴリーの商品を扱っているネットショップを運営しております。
現在、商品を販売している主なモールは、楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングですが、他にも6店舗ほど展開中です。最近では、PayPayフリマ、ヤフオク!などのフリマアプリにも出品しています。海外販売を展開しているECは、海外通販アプリ「Wish」のみです。
Wishとは、2010年にシリコンバレーにて誕生し、世界中で毎月1億人以上のユーザーが利用するECサイト。2021年より日本チームが立ち上がり、今後の拡大が期待される越境ECサービスの一つです。
取り扱っている商品の種類は約1,800種類です。さらにカラーバリエーション、サイズバリエーションを含めるとそれ以上になります。現在は、毎月50〜100件ほどの新商品を増やし、売上拡大を図っています。
新商品はどのように選定しているのでしょうか?
以前は、ECサイトを調査している最中に目についた商品、日本でも人気が出そうな商品を経験を頼りに選定していました。最近では、社員のみならずアルバイトスタッフにも新商品選定に参加していただき、会社全体で探す取り組みを行っています。
弊社では、基本的に中国のECサイトで新商品を探しています。サイトによっては一品一品直接購入する場合もありますが、商品によっては一度に複数個を購入する場合もあります。
複数モールで商品を販売されていますが、どのように販路を広げていったのでしょうか?
最初はAmazonから販売を始め、その後、Yahoo!ショッピング、楽天の順番で展開していきました。現在の売上規模としては楽天が最も高いですが、出店前は、楽天は最初の登録料金がかかり敷居が高く感じていたので、始めるのが遅くなりました。
複数モールで販売している理由としては、間口を広げることで売上拡大が見込めるのであれば、取り組まない選択肢はないという考えです。
今後自社サイトを作ることは検討されていますか?
自社サイトは全く検討していないわけではないですが、人員体制やコストを考慮し、直近で取り組むべきではないという判断をしています。まずはモールのプラットフォームを軸にした販売の拡大に注力したいと考えています。
Wishの導入で、言語のハードルを感じることなく
海外モール展開に踏み出せた
海外通販アプリ「Wish」への出店の経緯を教えてください
Wishからの営業電話がきっかけです。弊社代表が話を聞き、Wishをきっかけに海外モール展開に踏み出せそうだと感じたため、導入を決定しました。
意志決定プロセスの中でも、Wish導入に対してネガティブな意見は出ず、まずは導入してみようとスタートしました。
それまで国内を中心に事業展開されていた中で、海外モール展開、越境ECの開始は検討されていましたか?
興味はありましたが、発送やサイトへの商品登録が滞りなく行えるかといった不安が拭えなかったため、越境ECへの参入にはハードルの高さを感じていました。
弊社には英語を使えるスタッフが1人もいないので、海外サイトを利用するとなるとGoogle翻訳を使いながらの対応となります。こうした事情もあり、これまでは越境EC導入に踏み出せずにいました。
ですが、Wishにはサイトに翻訳機能が付いており、日本人スタッフのサポートも受けられるなど、言語のハードルを解消する機能やサポートが充実していました。私自身は英語がまったく分からないのですが、Wishの担当者の方に、出店までの道筋を丁寧に教えていただいたので、導入にあたって特に困ったことはありませんでした。
インボイスなど海外配送に必要な書類を
自社で作成する必要がない
オープンロジ導入にあたり、他の越境物流アウトソースサービスなども検討されたのでしょうか
弊社では、最初は自社のみで梱包から発送まで行っておりましたが、社内の人件費を考慮し、物量が増えてきた段階で、海外発送の外注を検討し始めました。
低コストのサービスを探していたので、他サービスも金額に重点を置いて比較検討しました。Google検索でヒットした物流サービスのホームページを見て、リストアップした会社には電話もして話を伺ったこともあります。
最終的にオープンロジに委託した一番の理由は、海外発送のコストの安さです。従量課金制なので、初期費用や固定費がかからないことから、まずは導入してみようという判断に至りました。
オープンロジの海外配送サービスを利用して感じている点などございましたら、お聞かせください
一番便利に感じているポイントは、商品を倉庫に預けてユーザーにお届けするまで、国内販売とオペレーション方法が変わらない点です。
商品を倉庫に送るだけで、オープンロジ側で海外発送に必要な作業を全て担ってくれます。本来ならば、インボイスや税関通知書、キャリア用ラベルの書類発行や入力が必要ですが、全てオープンロジの倉庫で発行してもらえるので、手間なく、初めてでもスムーズに運用スタートできました。
越境配送についてわからないことが多い中、「商品を倉庫に送るだけ」で海外購入者に配送ができたからこそ、弊社も海外モールへの展開に踏み出すことができました。
オープンロジの越境配送サービスを利用する際の、発送作業の流れを教えてください
越境配送サービスの発送作業は、Wishで商品が売れていることを確認した後に、オープンロジに出庫依頼をかける流れです。その際のシステム操作は2分もかからず行えるため、少ないリソースでも回しやすく、運用のしやすさを実感しています。
オープンロジに改善して欲しいポイントを教えてください
以前クリックポストで発送したい商品があったのですが、オープンロジのサービスでは対応していないサイズだったため、発送できなかったことがありました。弊社では多様な商品を展開しており、送料はなるべく抑えたいと考えているので、クリックポストサイズの梱包があればなお良いと思います。
オープンロジでは、配送キャリア各種との連携でサイズに最適な梱包をご提案させていただいております。
発送に必要なコストを考慮した上で、
オープンロジを選択
貴社の今後の挑戦について教えてください。
現在は売上を上げることを重点に考えており、楽天の2号店立ち上げや、越境で言うと東南アジア・台湾最大規模のECプラットフォーム「Shopee」の導入も検討しています。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
海外発送を行っている企業は、外注を利用せずに自社発送で対応できないことはありません。ただし、日々の発送にかかる人的コストを考えると、発送代行サービスを利用するのも1つの選択肢だと思います。
弊社では、発送に必要なコストを考慮した上で、オープンロジを利用させていただいております。他の業務に時間や人を割きたいと考えている事業者の皆様も、ぜひご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
AiO JAPAN株式会社
楽天:https://www.rakuten.co.jp/aio-shop/info.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/s?i=merchant-items&me=AJDCD906YYC2Y
Yahoo!ショッピング:https://shopping.geocities.jp/aioshop/
日本進出時から売上は8倍に成長
貴社についてご紹介をお願いします
【山本様】私たちは2017年に「Koala Sleep Japan 株式会社」を創立し、日本へ進出しました。弊社は2015年に創立されたKoala Sleep Pty Ltd Australiaに属しており、寝具や家具、インテリア用品の輸入・流通といった販売事業を行っております。
現在のSNSフォロワー数はありがたいことにTwitterで約3万人、Instagramで約14万人、Facebookで約16万人いらっしゃいます。
売上は日本で事業を立ち上げたばかりの2017年時点から2018年までの間に2倍、2018年から2019年にかけては3~4倍の成長を遂げることができました。2022年現在では当初と比較すると8倍以上の売上を達成しており、順調に事業を成長させることができていると実感しています。
2017年に日本進出を果たした後、事業はどのように成長されましたか?
【山本様】先述したように2015年にオーストラリアにて事業を開始した弊社ですが、スタートアップ時にはマットレスやピローくらいしか商品がなく、SKU数は片手で数えられるほどの小さな規模でした。しかし現在では寝具だけでなく、ベッドベースやダイニングテーブル・チェアといった家具も販売するようになり、SKU数は資材を含めて200を超えています。
また昨年6月には韓国で新たに事業をスタートさせ、今ではオーストラリア・日本・韓国の3カ国に事業を展開する規模に成長しております。このことからも、事業が著しく成長しているのをお分かりいただけるでしょう。
急成長のきっかけを教えてください
【花房様】実は2年半前くらいに有名なYouTuberの方がご厚意で弊社を取り上げてくださり、これが私たちの会社の知名度を一気に上昇させるきっかけとなりました。
その他にも成長を促進した要因として「InstagramやTwitterといったSNSのインフルエンサーとのコラボSNS施策」「短期的に実施したテレビCM」「昨今のコロナ禍における巣ごもり需要」なども挙げられます。これら全てが相乗効果となり、一気に事業が成長しました。
また日本では3~4月、9月の引っ越しシーズンに需要が伸びています。これは他国では見られない独特の特徴であり、日本進出した際に発見した成長ポイントといえます。
日本の物流品質は他国と比較してもナンバーワンと思っている
事業成長に伴い、物流面での変化はありましたか?
【山本様】SKU数が増加したこともあり、現在では利用している倉庫が3拠点になっているのは大きな変化ではないでしょうか。事業スタート時は埼玉の倉庫を、後に西日本の配送を強化するために大阪の倉庫を、次に神奈川の倉庫をと新たに在庫拠点を設けて頂きました。
昨年の5~6月には、規模拡大により手狭になった神奈川の倉庫をクローズし、千葉の倉庫を移転する作業を行って頂きました。スタートの段階では3拠点合わせて1000坪ほどのスペースだったところ今では倍の2000坪を利用しております。事業成長に合わせたタイミングで十分な倉庫スペースを迅速に確保できているため、物流がボトルネックにならずに事業を運営できています。
また倉庫移転と同タイミングで物流オペレーションの改善をしていただいたのも大きな変化のひとつです。物量が増えることで現場のオペレーションも複雑になりやすいため、既存のオペレーションでは作業が追いつかず商品がスタックしてしまう可能性もありました。
オープンロジには物流の現場事情に精通している方もいらっしゃるので、私たちと物流会社の間に立ち、双方の状況・要望を擦り合わせながら適切にハンドリングして頂けるので、その点は私たちにとってとてもありがたいことでした。
在庫を分散するに至った背景を教えてください
【山本様】これは私たちが事業を開始した当初から言えることですが、EC業界においての主要マーケットでの売上比率は目算で関東50%、関西25%、東海10%、九州3%、その他といったように意外と固定されている印象があります。
ですので「一番売上比率の高い関東圏へのサービスをどのように手厚くしていくか」「関西や東海といった他の地域へ2日以内に配送するためには倉庫はどこに配置するのが適切か」などを十分に考える必要があるといえるでしょう。
現在私たちは倉庫を3拠点利用しておりますが、ただ在庫を闇雲に分散しているのではなく、各倉庫に適した担当県を割り振り、そこから効率よく商品を配送して頂くといった手段を採用しています。
本来、物流を分散させると倉庫のオペレーションを常に把握する必要があり、各倉庫のハンドリングは必須であるため、以前よりも在庫管理の手間が増えることで却ってリソースが逼迫してしまう可能性があります。しかしオープンロジではその点をしっかりとサポートする体制が整っているため、私たちは安心してお任せすることができました。
正直日本での配送コストはオーストラリアや韓国と比べると商慣習の違いから割高です。とはいえ日本の物流品質は他国と比較して劣っていないですし、むしろ個人的には一番クオリティの高いサービスを提供していただいていると感じてますので、コストに見合った価値があると思います。
オープンロジの熱量は私たちに勇気を与えてくれる
改めて、オープンロジ利用のメリットを教えてください
【山本様】メリットは2つあります。
1つめは「オープンロジのサービスは従量課金制であるため、コスト負担が効率的であること」です。
私はこの会社で物流を担当するまで、従量課金制の物流サービスに触れたことがなかったので、この料金体系は本当に目からウロコでした。
個人的にではありますが、以前勤めていた会社では倉庫の立ち上げや運営において、私はかなり厳しい経験をしてきました。ですので、オープンロジには物流オペレーションや在庫管理といった「現場でのコミュニケーションが発生する諸々の作業を一定の固定費をかけることなく、使った分だけのコストでお任せできる」という点は、大きなメリットのひとつであると実感しています。
2つめは「なんでも相談できる環境が整っていること」です。
私たちは定期的にオープンロジの皆さんと定例会議を行っているのですが、その会議に参加されているメンバーへ相談した時に「できません、やれません」といった否定的な回答を今までいただいたことがありません。むしろ要望や質問をすると、嬉しそうな顔をされるくらいです。
以前、配送コストを削減するための施策を相談したことがありました。通常、マットレスやソファーといった大型商品はまとめて注文しても、それぞれ個別に梱包するために各商品ごとに送料が発生してしまいます。ですが私たちが独自にトラックを設えて荷物をなるべくまとめて配送することにより、通常配送よりも配送コストを下げることが叶いました。
上記の対応は現在「東京23区にお住まいのお客様のみに提供しているサービス」となっておりますが、ゆくゆくは他地域でも適用していきたいと考えております。
しかし現状、私たちのチームの一存では決断することが難しく、まずは社内で認めてもらう必要があります。これは私たちがこれからチャレンジしていかなければならない部分ですが、簡単なことではありません。そのようなハードルを抱えている私たちにとって、定例会議にてオープンロジの皆さんへ相談をした際に感じられる熱量は、多くの勇気を与えてくれるものとなっています。
オープンロジを利用される中で、特に印象に残っているエピソードがあればお聞かせください
【山本様】先ほどもお話しましたが倉庫移転作業はとても感動したことを憶えています。
本来、倉庫移転は在庫を移動するためのトラックを手配したり、作業を行う人員を確保したりなど、リソースやコストといったさまざまな面でとても負担が大きい作業です。しかし今回の倉庫移転で私たちが行った作業といえば「移転作業にかかるコストの見積もりを事前に確認するだけ」といったシンプルなものでした。
短期間でこちらの負担がほとんどなく「オープンロジに一切を任せることで移転完了から稼働開始できる状況になった」のは本当に驚きました。
【花房様】私は普段から臨機応変に対応して頂いていることが印象に残っています。こちらの質問にも毎回すぐにレスポンスを返して頂けておりまして、毎度毎度頼りがいがあると感じています。
私たちロジスティクスチームはカスタマーサービスの社員とも密に連携しており、時折カスタマーサービスの社員からもオープンロジの皆さんに連絡をとらせていただくことがあるのですが、その際にも真摯にご対応頂いていると聞いています。
オープンロジにはスペシャリストが揃っている
貴社の今後の展開についてお聞かせください
【山本様】私たちは日本の中でも先駆けてD2Cのビジネスモデルを採用して事業を成長させて参りました。昨今、ECやBtoCにおいて競合他社が増えていくなかではありますが、これからも私たちは止まることなく成長していきたいと考えています。そのためには「お客様が求めている要望に対してどのように答えていくか」ということが重要であり、そこに注力するには多くのリソースが必要不可欠です。
リソースを確保するにあたって物流の外注化は必須といえます。オープンロジを利用することで作業量の軽減に繋がるだけでなく、ECや物流において気軽に相談・サポートして頂ける環境が整うので、これからも一緒に伴走していきたいです。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
【山本様】サービスを利用する中で、私たちはオープンロジが「物流だけでなくECにおいて頼れるスペシャリストがいる心強いチーム」だと感じています。ECを始める際には不安や悩みは付きものですが、いつでも頼れる環境がオープンロジには整っているので、まずは相談してみることをおすすめします。
Koala Sleep Japan 株式会社:https://koala.com/ja-jp
国際物流のアウトソーシングサービスを生業にしているワールド交易株式会社様。対象国を日本・アメリカ・欧州としており、日本の物流にはオープンロジを活用しています。
中国から国外への輸出をメインにサービスを提供している同社ですが、日本での物流手段を確保するために採用したのがオープンロジの倉庫サービスでした。
今回はワールド交易株式会社の楊濤様に、日本の倉庫拠点としてオープンロジを選んだ理由や導入で感じたメリットなどを詳しくお聞かせいただきました。
「安定性」「スピード性」「安全性」の3つを重視
貴社についてご紹介をお願いします
ワールド交易株式会社と申します。弊社では主にフォワーダー業務を行っており、主な対象国は日本・アメリカ・欧州でございます。
業務内容につきましてはBtoC向けのサービスとして「パッケージ梱包」、BtoB向けとしては「ラベル貼り付け」や「Amazon・楽天への納品」などを手がけており、その他にも海外輸出や日本の通関手続き代行といった業務も行っています。
現在までの月間最高出庫件数は約15万件を記録しました。toBの輸出に関しては基本的な単位として「トン」を用いており、こちらの最大輸送重量は850トンでして、日本だけですと300トンの実績があります。
貴社サービスの魅力やこだわりを教えてください
弊社のサービスでは「安定性」「スピード性」「安全性」の3つを重視しています。
具体的な例を挙げるとするならば、私たちは自社の航空便を所有しているのですが、こちらを使用する際には運送の安定性を確保することに注力しています。また通関では日本の大手運送会社のひとつである佐川急便様にお任せし、日本の倉庫業務ではオープンロジに委託をすることで、荷主様に高品質なサービスを提供することができております。
ちなみに弊社をご利用されているお客様は、口コミがきっかけでサービスを知ったお客様がほとんどです。弊社の事業成長率は2020年度の売上が前年度の3倍、つまり伸び率が300%に達しました。そのことからも私たちが「安定性」「スピード性」「安全性」を重視し、しっかりとサービス品質に反映できていることがお分かりいただけるかと思います。
日本進出にあたり苦労したことはありますか?
2018年に日本へ進出したのですが、検討を始めたのは2017年のことでした。
進出にあたって課題となったのは通関と現地倉庫との提携です。
通関につきましては最初は日本の輸入代理店に依頼をしたのですが、トラブルが度々起こってしまい安定性を保てなかったため、最終的に佐川急便様にお任せすることを決めました。
次に現地倉庫ですが、こちらはたくさんの会社があるものの「中国語の対応ができる」「他国と同じ業務レベルを保てる」といった条件が揃っている倉庫を見つけるのは、容易なことではありませんでした。結果的には知り合いからオープンロジを紹介していただいたことで日本の倉庫拠点を確保できましたが、自力で探していた時にはなかなか見つからず、とても苦労したことを覚えています。
オープンロジには
中国語に対応することのできる社員がいる
物流アウトソーシングに求める条件は何ですか?
先述した「中国語の対応ができる」「他国と同じ業務レベルを保てる」といった条件以外には、「コスト」「サービス品質」「リードタイム」「安全性」を求めておりました。その条件を全て満たしたのがオープンロジです。
オープンロジのシステムは他中華系倉庫より使いやすく、日次の業務はカスタマイズ不要で、システム上にて完結することができます。また、wechatが使えるのがありがたいですね。特殊な運用や緊急時にはwechatで連絡を取ることで、速やかに対応いただけているため助かっています。
オープンロジ導入で解決できた課題は何ですか?
日本にて倉庫を確保するためにはコミュニケーションが課題となることが予想されましたが、オープンロジには中国語に対応することのできる社員がいるため安心して導入することができました。
またシステムの誤操作などのアクシデントが発生した際には、他の倉庫では5営業日ほどかかってしまう内容でも、オープンロジでは2営業日以内に対応をしてくださるので、迅速に問題を解決することができています。
アクシデント以外にも細かなことまで相談させていただいておりますが、毎回担当者の方にはとても親切に応対していただいており、その真摯で柔軟性のある姿勢は印象に残っています。
オープンロジのシステムは検索機能がとても便利
オープンロジ導入のメリットを教えてください
2つあります。
1つめは「サービス品質の高さ」です。
現在、弊社ではオープンロジのサービスを導入することで日本国内の物流業務に関しては、ほぼカバーできています。大きな問題も起こることなく、安定して運営できているのも利点のひとつでしょう。
2つめは「システムの検索機能がとても使いやすい」ことです。
オープンロジのシステムは検索機能がとても便利だと思います。例えば、在庫がずれたときには原因を突き止めるために検索をかけますが、半年以上前の履歴も容易に検索できます。このように、基本的に知りたいことはすぐに検索で引っ張ってくることができるので、大変助かっています。
今後、オープンロジに期待することはありますか?
料金がやや高い印象があるためコストダウンを図ってくださると嬉しいですが、高品質のサービスを提供していただいておりますので、さほど問題ではありません。
現在のオープンロジのサービスに加えて「トラック配送」や「空港までの集荷」など、これから更にサービス内容が充実することを期待しております。
これからも品質の良いサービスを提供していきたい
貴社が今後挑戦されていきたいことを教えてください
現在、弊社が提供している既存の国際物流のアウトソーシングサービス以外にも、「COD(代引)」「再配送」「返品処理」「ラベル貼り替え」などといった部分もサービスとしてお客様に提供していきたいと考えています。
上記の一部は既に対応を始めていますがまだスタートしたばかりですので、もっと品質の良いサービスを提示できるようにブラッシュアップしていこうと思っています。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方にメッセージをお願いします
越境ECに関しては、物流にどうしても多くのコストがかかりがちです。そのため、サービス品質よりもコストに目がいってしまうことが多いでしょう。しかし、越境ECでは物流品質は看過することのできないポイントのひとつです。
私たちは物流に関して「良いサービスを提供できること」を前提として、安全性や効率性が重要であり、コストはその次に優先すべきことであると考えています。オープンロジの物流サービスは全体的に高品質であり、コストをかけてでも利用する価値があると言えるでしょう。
洗練された独自デザインのスマホケースやワイヤレス充電器といったオリジナル製品を取り扱っているJUST MATCH株式会社様。同社は中国から日本国内向けの販売者に対して商品を受注生産し、エンドユーザーまでの配送を請け負っていらっしゃいます。
国境を跨いだ越境EC事業を軌道に乗せるにあたり、課題となったのが物流でした。
今回はJUST MATCH株式会社の周様に、越境ECを始めたきっかけやオープンロジの利用で得られたメリット、今後の事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました。
日本をメインターゲットに据え、越境ECを開始
貴社についてご紹介をお願いします
JUST MATCH株式会社と申します。弊社は2013年1月に日本で設立した会社であり、当初は中国で作ったtoB向けの商品を日本国内の企業であるソフトバンクやauに卸しておりました。しかし中国国内の工場に投資したことをきっかけに、私は生まれ故郷である中国へ戻り、日本をターゲットとして新たに越境EC事業を開始したのです。
弊社ではオリジナルデザインのスマホケースを主に取り扱っており、現在は自社ECサイトの他にAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングといった集客力の高い大手ECモールでも主に日本国内向けの販売者に商品を卸すという形で商品を展開しています。ありがたいことに利用ユーザー数はは2500、企業数は300社を達成いたしました。
本事業におきましては日本がメインターゲットの国ではありますが、中国や欧州にも僅かながら商品を販売しています。今後、2021年後半にかけて東南アジアや韓国にも販路を拡大していく予定です。
日本をターゲットに越境ECを始めた理由を教えてください
私自身が事業を立ち上げる以前に日本へ留学していたことが大きな理由です。実は学生時代の頃から既に、日本をターゲットにした越境EC事業の立ち上げを検討していました。
卒業後、そのまま日本に留まり国内の企業に勤めたことも、今となっては事業立ち上げのきっかけのひとつであったと思います。当時、私は卸を生業とする会社に入社したため、幸いにも物販のノウハウを多少身につけることができたのですが、ここで得ることのできた知識は事業を立ち上げる際に役立ちましたね。
日本への進出で一番大変だったことは何ですか?
「越境EC事業を運営していく上でかかるコストが予想以上に高かったこと」です。実際に事業を開始してみると、中国からの輸送も含めて、物流費はトータルで35%、販売費用は約10%がコストとしてかかることが分かりました。私にとってこのパーセンテージは結構高く感じるものだったのです。
一方、越境ECにおいて言語の壁は課題のひとつと言われておりますが、弊社は日本国内にも法人があるだけでなく日本語に堪能なスタッフがいるため、その部分においては課題感を感じることはありませんでした。もちろん中国のスタッフもいるので、多言語においてフォローできる体制が整っています。
オープンロジの導入は
業務効率向上とコスト削減に繋がる
物流アウトソーシングを利用しようと思った理由は何ですか?
理由は2つあります。
1つめは「システムの連携性を高め、業務効率を上げたかったから」です。
弊社では自社で開発したシステムで在庫管理を行っているのですが、そのシステムとAPI連携することで業務を自動化するのが狙いでした。もちろん他の物流アウトソーシング先も比較・検討しましたが導入までに工数がかかってしまうため、すぐに利用開始できるオープンロジを選択いたしました。
2つめは「人件費を削減したかったから」です。
当たり前ですが費やすことのできるコストは無限ではありません。ですので適材適所にコストをかけていくためには、削れる部分はとことん削っていく必要があると考えました。前述したように弊社はシステムの連携性を高めることで業務効率を挙げることができ、必然的に人件費も削減され、結果的にコストダウンを図ることが叶いました。
オープンロジ導入で得られたメリットは何ですか?
物流業務の自動化が叶いコストの削減ができただけでなく、業務負担も大幅に改善されました。オープンロジを導入する前は夜中の注文は翌朝の対応になってしまい、対応までにややタイムラグが生じるのは避けられないものでした。
しかしオープンロジのシステムを導入し、自社の在庫連携サービスとAPI連携することで、物流業務を全て自動化することが叶いました。そのおかげで、24時間いつでもお客様の注文に対応する体制を整えることができたのは大きなメリットです。
また物流業務に関して対応の遅れや見逃しなどの心配をかかえることが無くなったことで、ストア運営や業務拡大といった基幹業務にしっかりと注力できるようになったのもメリットのひとつであると言えるでしょう。
今後オープンロジに期待されることはありますか?
3つあります。
1つめは「システムの更なる改善」です。
オープンロジの提供しているシステムには概ね満足しています。強いて要望を挙げるとするならば、システム上で「WeChat」が使えるようになると良いですね。基本的にオープンロジとのやりとりはこちらのツールを利用しているため、オープンロジのシステムでこのツールが使え、さらに通知もWeChatから受け取ることが可能になれば、メールが不要になるだけでなく機能を一ヶ所に集約できるため、一段と業務効率を高めることができるはずです。
2つめは「大型商品の対応」です。
弊社では現在アメリカを対象として大型商品の販売も行っており、そこでの売上は目を見張るものがあります。今後、さらに事業を展開していくためにも日本国内で大型商品の販売に挑戦していきたいのですが、現状、弊社の該当商品を取り扱える倉庫を見つけられておりません。もし、オープンロジで大型商品の取り扱いが可能になればとても助かります。
現在は、大型商品の取り扱いについては、詳細をお聞きの上柔軟に対応させていただきます。
3つめは「コスト感」です。
物流にかけるコストはなるべく減らしたいのが正直なところですので、全体的にコストがもっとリーズナブルになれば嬉しく思います。
越境EC事業は
成功よりも失敗しないことが重要
貴社として挑戦していきたいことはありますか?
冒頭にも申し上げたように、東南アジアと韓国へさらに販路を拡げていきたいと考えています。しかし、事業拡大において大きなリスクを抱えてしまうのは好ましくありません。
一昔前まで越境ECでは、どのようなものでも合法的な商品であれば、たとえ競合が多くても売れる時代でした。しかし現在は、集客対策やマーケティングは必須であり、商品のオリジナル性やブランド体験が重視される傾向にあります。
事業失敗という最悪のリスクを避けるためにも、あくまで弊社は現状のビジネス環境を維持した上で、慎重に事業拡大に着手していくことを検討しています。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
越境ECでは関税や言語といった通常のECには無い課題がたくさんあるため、一般的にハードルが高い事業だと言えるでしょう。ですが前もって課題に対して策を立てたり、リスクに備えることができれば、決して怖いものではありません。
どんな事業でもつい、成功することばかりを考えてしまいがちです。しかし「失敗するかもしれない」ということを想定した上でリスク回避の術を用意していなければ、万が一つまづいた時に立ち上がることが難しくなるでしょう。
越境EC事業においては「成功よりも失敗しないことが重要」であると私は考えています。新たに越境EC事業へ参入する際には、ECストアの運営だけでなく物流の面も含め、しっかりとリスクを想定して対策を立てることをおすすめします。
JUST MATCH株式会社:https://www.just-match.com/
靴下用毛糸であるソックヤーンや、日本では入手することが難しい稀少な毛糸・編み針などを取り扱うオンラインショップ「なないろ毛糸」を運営するDOITSUYA GmbH様。新商品情報などを配信しているメルマガの読者数は1万人を超え、その人気ぶりが伺えます。
営業拠点をドイツに置いている同社ですが、日本の顧客へ商品を販売するために課題となったのは物流でした。
今回はDOITSUYA GmbHの細野様と北林様に、ECを販路に選んだ理由や物流外注を検討したきっかけ、これからの事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました。
日本とドイツの懸け橋になりたい
貴社についてご紹介をお願いします
【細野様】弊社DOITSUYA GmbHは、ドイツに拠点を構えて事業を展開している会社です。沿革としては、2008年にドイツの雑貨などを取り扱うオンラインショップ「独逸屋」を開店したのが始まりとなります。2012年にはオンラインショップ「けいとや」を開店したのですが、この頃から靴下用毛糸の取扱いをメインに行うようになりました。
2018年にはお取り寄せ毛糸ショップ「けいとやプラス」を開店し、ここでは在庫を持たずにお客様から受注を受けた商品をメーカーに発注して直接日本のお客様にお届けする、という事業を行っていました。2020年にはECストア・世界の毛糸の総合デパート「なないろ毛糸」をオープンさせまして、靴下用毛糸であるソックヤーンを主力商品とし、その他にもさまざまな毛糸や編み針などの手芸用品を取扱い、現在日本のお客様をメインターゲットに販売をしております。
なぜECという販路を選ばれましたか?
【細野様】私たちが拠点としているドイツと日本がそもそも地理的に離れているため、ECという手段を選ばざるを得なかったという部分が強いです。しかし、そのことが逆に強みになるとも思っています。
ドイツ製の靴下用毛糸は現在日本のお客様からの需要が高い商品であり、今では大手手芸メーカー様でも取り扱われるほどにメジャーな商品となっています。ですが事業を開始した当時はまだ人気が出ておらず日本での取扱いは少なかったため、商品の入手経路は限られていたのです。そのため、当時はお客様ご自身で直接ヨーロッパ・ドイツのサイトから取り寄せるとなれば、言語や送料・関税など中々ハードルが高く手が出しにくい状況だったといえます。
そんな中、私たちがドイツを含めた海外の質の良い商品を手軽に購入できるECストアを展開することで「日本とドイツの懸け橋になることができるのではないか」と思ったことも、この販路を選び事業を開始したひとつの理由となっています。
ECプラットフォームにShopifyを選んだ理由をお聞かせください
【細野様】ドイツから日本へ商品を販売する際に課題となったのが決済でした。実は「マーチャントがドイツにあり顧客が日本にいる」という条件下で使える決済方法というのは非常に限られます。この条件の下で販売がスムーズにできるのは、Shopify以外に選択肢が無かったというのが正直なところです。
私たちは過去にもECに携わり、さまざまなECプラットフォームを使ってきましたが、Shopifyは決済方法を含めたバックエンドがとにかくしっかりしている印象を受けています。また、オープンロジとの連携によって発送関係もスムーズに行う事ができる部分も素晴らしいと思っています。
コロナを言い訳にはしたくなかった
物流の外注を検討しはじめたきっかけを教えてください
【細野様】きっかけはコロナウィルスの流行でした。2020年の3月末にドイツではロックダウンがあったのですが、その際、日本の郵便や貨物の動きが全てストップしたことがありました。タイミングが悪いことに当時大規模のセールをした後だったため、在庫を数百個くらい抱えてしまっており、相当な受注発送残を抱えていたのです。
「コロナが原因で……」とお客様に事情を説明すれば、このアクシデントは問題無く乗り越えられたのかもしれません。しかし、私たちはそれを言い訳にはしたくなかったのです。ですので、どれだけコストをかけてもとにかくお客様に商品を届けようと必死でした。
結果的にはクーリエサービスを利用して事なきを経たのですが、現状このままの物流形態を取っていたらコロナ禍なこともあり、事業を続けていくのは難しいだろうと感じたのです。
最初は「日本を発送拠点にして商品を送る」という考えは持っていませんでした。とにかくドイツからお客様の元に商品を届ける手段というのは一体どのようなものがあるのか、その手段をネットを使って色々調べていたのです。その中で物流アウトソースというサービスがあることを知りました。
自社で物流業務を行っていた時はどのくらいの時間を割いていましたか?
【細野様】オープンロジに物流を任せる前までは、自社スタッフで全ての物流業務を行っておりました。大量に出庫する際も自分たちで梱包し郵便局に持ち込むなどアナログに作業をしていたので、その時は休みなんて無かったですね。
【北林様】受注数で言えば大体月500件はあったと思います。1日あたり20~30個はあった印象です。朝から発送作業をして郵便局に持っていくのが夕方、というのがルーティンでした。ピーク時には発送作業に丸一日費やしてしまい他の業務に手を付けられないこともあり、パソコンに向かって他の必要な業務をするのは夜ということもザラでした。
オープンロジはスタッフのフォロー体制が手厚い
オープンロジを選ばれた理由を教えてください
【細野様】私たちが物流外注先に求める条件は2つありました。
1つめはコストです。
ドイツから日本の倉庫に商品を送り、さらにそこからお客様宛に商品を発送するとなれば、単純に送料が倍になります。そう考えますと、物流サービスや配送料など物流にかかるコストを全て加味したトータルコストは必然的に高くなるため、慎重に外注先を選定する必要があったのです。
2つめに重視したのは物流のシステム部分です。
コストを抑えたいからといって物流品質を妥協することはできません。また、ドイツという離れた場所から倉庫に指示を出すといった状況では、システムが相当しっかりしていないと安心してお任せできないと思ったのです。
仮に万が一トラブルが発生した場合、日本国内でしたら電話などですぐに連絡を頂き対処することができるでしょう。しかし私たちはドイツにいるため時差があるため、簡単に電話で連絡をいただくことも難しいのです。ですので、システムがしっかりと構築されており、トラブルの発生が起こりにくいというのは必須条件でした。
オープンロジの導入はスムーズに進みましたか?
【細野様】システムや基本的な部分やShopifyの連携も含め、全てスムーズに進んだ印象です。物流のアウトソースは初めてだったので分からないことが多かったのですが、その都度オープンロジの弊社担当の方が親切に対応していただけたため、とても助かりました。
オープンロジのスタッフの皆さんは礼儀正しくしっかりされているのですが、時折込み入った話になると正直、話がすれ違ってしまうこともあったのです。しかし、そのような時にオープンロジの弊社の担当者が間に入りフォローしてくださったので、安心してシステムを導入することができました。
オープンロジはサイトで会社概要や経営陣を見ると、かなり若い企業である印象を受けていました。スタートアップ企業ということもあり物流をお任せするのにやや不安があったのですが、弊社を担当してくださっている方のような知識を持った方が在籍していらっしゃるのは非常に心強いですし、今後、何かトラブルがあってもきっと大丈夫だろうという安心感を感じることができました。
オープンロジの導入のメリットを教えてください
【北林様】1つめは「リソースが大幅に軽減されること」です。
現在は週3回くらい半日ほどかけて入庫作業をしておりますが、以前は発送など物流に関連した業務を毎日行っていました。その状況を比べると大幅にリソースが軽減され、他の作業ができるようになったのはメリットといえます。
2つめは「作業が正確でありミスが無いこと」です。
私たちがオープンロジに物流を任せてからは誤発送はひとつも無く、お客様からの苦情は一切いただいておりません。ピッキングや梱包は自分たちでやっていた時はどれだけ気を付けても誤発送は出てしまうものでした。オープンロジのサービスを導入してからは誤発送が発生していないだけでなく、お客様からは梱包が丁寧だとお褒めの言葉を頂くこともあり、業務のクオリティが高いことを実感しました。
正直、物流をアウトソースするときは誤配送を含め、何かトラブルが起きないか不安でした。今まで自分たちで作業をしていたからこそ、他社に任せることに大きな不安を感じたのかもしれません。しかし実際に任せてみればミスが無いだけでなく、何百個という大量出庫のときも、私たちはきちんと休日を取って過ごすことができました。
リソースの軽減や正確さももちろんですが、物流をアウトソースすることで自分たちだけでは行うことが難しい大量出庫も簡単にできることは大きなメリットだと思います。
今後オープンロジに期待されていることはありますか?
【北林様】細かなことで恐縮ですが、Shopifyでの代引き発送が標準化されると嬉しいです。現在も代引き発送が使えないことはありませんが、オープンロジにデータを取り込む際には、出庫依頼をかけた後に代引き手数料を入力するための修正作業が発生しています。
ですので、代引きがデフォルトで設定できるようになれば作業がさらに自動化でき、作業時間の短縮に繋がりますのでぜひご検討頂ければ思います。
ECを始めるなら
物流のアウトソースは必須事項
貴社の今後の展開についてお聞かせください
【細野様】今までは物流の比重があまりにも大きすぎて、結果的に新しい事業に着手することができていませんでした。しかし、オープンロジで物流を自動化したことで大幅にリソースを確保することが叶いつつあります。私たちは今「物流業務をアウトソースすることで色んなことにチャレンジできる」という可能性が分かった段階にあると言えるでしょう。
正直、つい最近物流業務をアウトソースしたばかりなので、まだ運用状況が整備しきれておりません。ですのでまずは、物流業務でアウトソースできる部分はしっかりと効率的に回せるよう仕組みを整えていこうと考えています。
そして確保できたリソースを使い、事業拡大をどんどん進めていきたいです。この先、恐らく新商品も出てきますし、新たなサービスの展開にも挑戦していくでしょう。販路も現在は自社サイトのみですが、これからはAmazonや楽天市場といったECモールも視野に入れていくことも検討しています。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
【細野様】現在発送作業を自分たちで行っていらっしゃる方も、これからECを始めるという方も、物流に関しては絶対にアウトソースすべきだと私たちは思います。物流外注を検討する際、私たちだけでなく事業者ならば、やはりコストという部分をシビアに考えると思います。
しかし、一日は24時間しかありません。その限られた時間の中で事業をやっていくには、多少のコストをかけてでもリソースを確保するべきです。もちろんお金で買えないものはこの世の中たくさんありますが、オープンロジを導入することで多くの時間を手に入れることができます。これはEC事業を行っていく上で大きなメリットであると言えるでしょう。
新たにECを立ち上げられる方には夢を持って始められる方が多いと思いますが、その夢を実現するためだからといって無駄に自分の時間をたくさん削ってしまうのは、些か勿体ないように感じます。経営にかける有意義な時間帯を確保する手段をコストをかけて手に入れることも、ECの運営では必要なことではないでしょうか。
なないろ毛糸:https://www.nanairokeito.com/
洗練されたデザインや技巧を凝らした日本包丁を販売する岡田様。販路は大手ECモールを主に活用しており、日本国内だけでなく北米、ヨーロッパ大陸やアジア圏など数々の国も対象とされています。
複数の販路を一括で管理する上で、ネクストエンジンの利用やオープンロジの導入は欠かすことのできないポイントでした。
今回は多数のモールを運営される岡田様に、事業を始めたきっかけやネクストエンジン・オープンロジ導入で得られたメリット、今後の事業展開について詳しくお聞かせいただきました。
越境ECだからこそ
価格競争を避けることができた
事業をはじめたきっかけについてお聞かせください
私が事業を始めたのは約8年前になりますが、そのときは越境ECが認知され出した頃でした。海外のお客様に日本の包丁を販売してみたところ、大変人気があり、お客様に大変喜ばれました。それがEC事業を本格的にスタートさせるに至ったきっかけです。
私が取り扱っている日本の包丁は伝統だけでなく、洗練されたデザインや職人のこだわりなど、どの点においても優れた技術が施されています。実際に商品に触れてみたからこそ分かる魅力があり、海外のお客様はこういうところに心を惹かれるのだなと実感したと同時に、世界中のお客様にその喜びを味わって頂けるのはやりがいのある仕事だとも感じました。
国内と海外、どちらのモールも販売はほぼ同時に着手しましたが、事業開始当初は価格競争への参入を避けるため、海外ECモールの販売から本格的にスタートさせました。海外で認知され流行った包丁が逆に日本でもその魅力が認知されて需要が増えたため、現在はAmazon・楽天・au Payなど、多くの大手国内ECモールでの販売にも力を入れております。
なぜECという販路を選択されましたか?
実店舗での販売は費用や時間が多くかかり、リスクも大きいものです。しかし、ECならば誰でもスタートができるくらいにハードルが低く、商品さえあればいつでも事業を始めることが可能です。そのハードルの低さは大きなポイントでした。
また、私の取り扱っている商品は生産数が少ない手作りの包丁もあり、ほんの一部の店舗でしか扱われていない商品が多く、日本の殆どの方が目にした事のない包丁ばかりです。ECならばインターネットを通して全国のお客様にアピールすることができます。この要素は私にとってとても魅力的でした。
リスクを最小限に押さえて多くの人に稀少な商品を知ってもらえることは、ECという販路の最大のメリットであると思っています。これは実店舗販売では得ることのできない利点でしょう。
物流の課題は
早期に解決する必要があった
ネクストエンジンを導入されたきっかけを教えてください
ネクストエンジンを導入したのは2018年のことでした。
多店舗展開と取り扱う商品の種類の増加により、従業員の在庫管理が煩雑になってきたのがきっかけでした。物流業務に時間が取られ、サイトの作り込みなど他の作業に専念できなかったのも理由の一つです。
物流の課題はリソースが圧迫されるだけでなく人的ミスも発生してしまうため、早期に解決する必要があります。そのためには在庫連携システムを導入するのが最善の方法であると判断しました。
ネクストエンジンのメリット・デメリットは何でしょうか?
ネクストエンジンは他連携サービスと比較して価格がリーズナブルなだけでなく、複数の店舗と連携可能であるのが魅力です。また、オープンロジとの連携もスムーズに行えるため、従業員の負担を減らすという点においても大きなメリットを得ることができています。
販売先のひとつであるeBayでは在庫がない状態のときに売れてしまうと、お客様やebayからの評価が下がり、販売が難しくなってしまいます。ネクストエンジンを利用していれば在庫の状況は常に把握することができるため、そのような事象を防ぐという意味でもネクストエンジンは役立ってくれています。
またネクストエンジンには受注を受けた際に、自動で返信メールを送付できる機能や、商品発送後の追跡番号を自動で入力し、お客様にお知らせするという機能あります。以前まではこの作業を手動で行っていたのですが、意外と従業員への負担が大きくリソースを圧迫していました。この機能を導入したことで大幅にリソースを軽減できたことは大きなメリットです。
それに加え、商品を購入された数日後から数か月後にお礼のメール、いわゆるサンキューメールを送付する機能もネクストエンジンにはあるのですが、この機能を利用するようになってから楽天でのレビューが増加傾向にあります。以前までは中々いただく事ができなかったのですが、メールを自動で送付するようにしてからは増えつつあるので嬉しい限りです。
デメリットとしては操作性のレベルが高くやや難しいことです。導入開始当初はじっくり腰を据えて、システムを理解することに注力しなければなりません。ですがネクストエンジンにはカスタマーサポートサービスもあるため、解消できないデメリットでは無いと言えるでしょう。
私もネクストエンジンを導入したばかりの頃は、カスタマーサポートに電話をして聞きながらセットアップ作業を行ったり在庫連携をしてみたりなど、少しずつ操作に慣れていきました。使い慣れた今では、ネクストエンジンは欠かすことのできないサービスです。
慣れるまでは大変ですが、この苦労を乗り越えてでもネクストエンジンは導入した方が良いと思います。
オープンロジ導入で
他基幹業務に注力できるように
オープンロジ導入の決め手を教えてください
大きな決め手は2つありました。
1つめは海外配送でeパケットを使用できることです。
海外では日本国内のお客様よりも送料を気にされる方がとても多く、送料無料が当たり前という認識が根付いています。海外のお客様のニーズに応えるために配送料をこちらで負担するとなれば、なるべく安く押さえる必要がありました。海外への安い配送方法としてEMSもありますが、eパケットよりは割高になります。また、EMSで配送すると関税がかかる国もあり、お客様へ負担をかけてしまう可能性もあったため、避けたい配送方法でした。
上記の理由からeパケットの利用は必須項目だったのです。
オープンロジ以外の物流外注業者でも海外配送ができるところはもちろんあるのですが、取扱はEMSや他の配送方法ばかりで、当時eパケットでの配送が可能なのは少数でした。
2つめはシステムの使いやすさです。
システム自体がシンプルで使いやすことはもちろんですが、プルダウンで選択ができたり、取り込んだCSVに直接入力もできる点はとても便利です。また、商品の入庫・発送時の在庫数もリアルタイムですぐ確認することができます。この機能は実際に使ってみるまで知らなかったため、その便利さに良い意味で驚いたことを覚えています。
自社で棚卸をしていたときには、どうしても在庫の個数がズレが発生していました。しかしオープンロジの利用を開始してからは、画面を確認するだけで在庫を把握することができるので、今までの手間が解消されました。
他社システムですと、一度取り込んだCSVの修正ができないばかりでなく消すこともできず、不要なデータがそのまま残ってしまい画面が見づらくなるということもあったため、細かな部分ではありますが、操作において柔軟性があるのは導入含め利用継続の大きな決め手となっています。
オープンロジを利用して感じたメリットを教えてください
物流業務に割いていた時間を手放せたことで、ECサイトの作り込みなどといった他の基幹業務に注力できるようになりました。
自分たちで発送作業をしていると、どうしても時間が消費されてしまいます。そうなると、それだけで仕事の疲労が溜まってしまい、他の仕事に手を付ける気力がなくなってしまうのです。ですが本来ならば、ECサイトを作り込んだりといった他の重要な作業も積極的に取り組まなければなりません。
注文までの遷移を分かりやすくしたり画像を一層綺麗なものへと変更するなど、しっかりとECサイトに手をかけることで確実に注文は増え、出荷数も上がります。そういった重要な部分に注力することができるようになったのは、オープンロジとネクストエンジンを導入したからですし、そのようなメリットを狙って導入しました。
現在、具体的な物流の作業としては連携ボタンを押して確認しOKを出すというだけなので、一件当たり1分もかかっていません。本来ならば出荷まで全て自動で完了させることもできるのですが、諸々確認したいことがあるので最終段階だけは手動で行っています。それでも作業に費やしている時間は一人当たり30分もかかっていないので、以前よりも格段に楽になりました。
今後オープンロジに期待されることはありますか?
オープンロジの機能としては現状で満足しているので問題無いのですが、配送手段のひとつとして日本郵便のeパケットやEMS、DHL以外にも、FedExが使えるようになればとても嬉しいです。
現在、ロシアとイスラエルからの注文については配送方法にFedExを採用しています。本来ならばeパケットで配送しているのですが、世界的にコロナウイルスが流行していることが原因でeパケットを使えず、現状FedExを使わざるを得ません。しかしオープンロジではFedExは使えないため、苦肉の策としてこの部分に関しては他の物流代行業者を利用しています。
現在ネクストエンジンを利用して一括で在庫連携をし、オープンロジに物流業務を任せていますが、FedExで送りたい分はオープンロジから他の物流代行業者へと荷物を送ってもらうという二度手間が発生しています。結果的にリードタイムが余計にかかるので、販路のひとつであるeBayではハンドリングタイムをオーバーし、ペナルティ対象になりかねません。このことが理由で、eBayの配送可能国からはロシアとイスラエルを除外しています。
オープンロジでFedExが利用できるようになることで、上記の課題は一気に解消されます。私の扱っている商品はロシアとイスラエルでの需要は非常に高いので、課題がクリアできれば利用していただけるお客様は一気に増加すると思っています。
EC事業を複数の販路で行うには
ネクストエンジンとオープンロジの導入は必須
これからのビジネス展開についてお聞かせください
世界を巻き込んだコロナ禍からも分かるように、今後どのような変化が世界で起こるかは分かりません。そうした時のためにも、お客様に喜ばれるECサイトを国内外に更に作り込んでおくのは重要な事だと感じております。
今は国内外共に販売経路として確立しておりますが、サイトを増やすよりも既存の販路を強化することで、自然とお客様の流入が増えます。対象国やECサイトをさらに増やしてしまうと、かえって管理が複雑になって仕事量が増え効率が下がる恐れがあります。ですので、現在立ち上げたECサイトを最大限生かしていくことに注力していきたいのです。
そのために、現在のECサイトをより一層ブラッシュアップしたいと考えております。更に出品したことのない商品があるだけでなく、取引先の鍛冶屋さんたちは新たな発想や海外の良い刺激も取り入れながら新しいものを精力的に作り出しておられる方が多いため、そうした品揃えを増やしていけば、多くのお客様に更に喜んでいただけるECサイトになれるのではと考えております。
最後に、オープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
EC事業を行っていく上で、オープンロジとネクストエンジンの利用は必須だと思います。
売上を伸ばすためには、ECサイトの作り込みは欠かすことができません。そして自分の時間を確保するためには、仕事に割けるリソースはきちんと管理する必要があります。そのためには物流を外注するという手段は必要な選択肢であり、既に業務がひっ迫しているのならば、すぐにでも外注業者を探した方が良いでしょう。
しかし、外注のタイミングは発送件数だけでなく商品の種類や個人の事情・状況など、さまざまな部分を鑑みて決断しなければ、かえって業務が複雑化したり余計なコストとなりかねません。闇雲に物流外注を決めるのではなく、利益や業務状況など多くの要素を加味してしっかりと検討することが大切になってくると思います。
イギリスの会社が製作している知育玩具「Morphun」を取り扱っている水谷様。自社サイトだけでなく、AmazonやYahoo!などの大手モールでも商品を販売されています。
ECは副業として始められ、その際、物流も同タイミングで外部に委託されました。
今回は水谷様にECを始めたきっかけや、物流外注をECスタート時のタイミングで決めた理由・メリットなどについて、詳しくお聞かせいただきました。
個人にリーチする場合
必然的にECしか手段がなかった
貴社についてお聞かせください
現在、私はECサイトで「Morphun」というブランドの知育玩具を扱っております。これはイギリスの会社がデザインをしていまして、製造はポーランドでされているものです。
なぜ私が販売を始めたかというと、私は本業でITのコンサルティングをやっており、1989年から1999年までイギリスにいました。当時はコンサルティングの会社に駐在していたのですが、その時にMorphunという会社の商品を扱っている会社の社長と、縁あって仲良くなったのです。
暫く経ってから電話がかかってきて食事を共にすることがあったのですが、話のなかで「日本で売っているんだけどなかなか売れないんだよね」って言う話題が出まして。その流れで「じゃあ手伝おうか」と言って始めたのがMorphun商品の販売です。
弊社は販売チャネルとして保育園や幼稚園向けの卸売のチャネルと、オープンロジなどにお願いしているECサイトのチャネルの2本があります。
卸売の方はほとんど書類のやり取りだけなのですが、実際の輸入業者は別に委託し、コンテナ単位で取引するような形態にしています。
最初は卸売りのみの販売でしたが、ネットでMorphunの商品を検索すると、並行輸入で商品が扱われているのを多く見かけ、実際「幼稚園で使って子供が気に入ったんだけど、どこかで買えないの?」という問い合わせもありました。このことがきっかけで、私はECサイトを立ち上げることを決めました。
ECという手段を選んだ理由は何ですか?
はじめから実店舗を構えるつもりはありませんでした。
先ほど言ったように卸売で販売しているチャネルがあり、そこから小売に卸すつもりはなかったため、個人にリーチするとなると、必然的にECしか手段がありませんでした。
玩具の量販店などの実店舗での販売も一応は検討しました。しかし取引条件や値段の統制が困難だったのです。親会社であるイギリスの本社でも、そういった事はやりたくないという判断でしたので、結果的にECになりました。
ECサイト立ち上げ時には既に物流の外注を決められていたのですか?
そうですね。私は本業が別にあるので、細かい配送の作業等が自分ではできないと思いました。どこかに在庫を預けて配送業務をやって貰う必要があったので、インターネットで色々探していたところ、オープンロジの名前が出てきました。
本業では製造業や卸売業などの、サプライチェーンやロジスティクスのコンサルティングをしています。ですから発送・在庫管理の世界もある程度は知っていました。
物流は通常、固定費などがかかる場合が多いですよね。ですがオープンロジの料金体系は固定費が無く、サイトを拝見したときとても安いと思いました。他の会社さんと比べてもやはり安く、小口のお願いをする分にはある程度小回りが利くのもあって、ECを始めた当初から利用しています。
最初はオープンロジ以外にもヤマトや知り合いの倉庫会社の見積もりを取りました。しかし圧倒的にオープンロジが安かったのです。最初、出庫指示などは管理画面から行っていたのですが、分かりやすいインターフェースで指示も出しやすかったですね。
ネクストエンジンは
複数店舗を一箇所で管理できる
ネクストエンジンの利用を決めた理由を教えてください
オープンロジの利用を始めた時は、実はネクストエンジンとは違うシステムを使っていました。ECのWebサイトから直接注文が入り、そこから料金が決済されて受注に繋がり請求書が作られて、という一連の仕掛けがある他社のシステムを利用していたのです。
しばらくしてからWebサイトと並行してAmazonでも商品を流し始めました。つまりECで2つ店舗を構えたのです。ある日、とある理由でそのシステムが使えなくなる可能性が出てきてしまって……。ですので別のシステムに変える必要が出てきました。
まずはじめに、自社ECを構築するためのプラットフォームを探し始めました。ピンキリでいろいろある中、結果的にShopifyを選択しました。一方でAmazonと自社と2店舗ある状況は在庫管理が統合されていなければ、かなりの労力をかけないと配送品質が低下すると判断しました。そこで複数店舗を一箇所で管理できるネクストエンジンの利用を決断しました。
自動的に出荷指示や在庫バランス・連携機能がオープンロジとされているところも、ネクストエンジン利用の大きな決め手でしたね。
シンプルな仕掛けながらも
きちんとマルチテナントで運営されている
物流のアウトソーシング先を選ぶ時に重視したポイントは何ですか?
コストと使いやすさですね。
私はECを専業でやっているわけではないので、出庫指示や電話などをする時間がありません。ですので、しっかりとした仕掛け・システムがあることが必須条件でした。比較検討した他社ではシステムを持ってますと言っても、アナログなものだったり、設定するのに高い初期費用がかかるなどのハードルがありました。
オープンロジではそういうハードルが一切ありません。もちろん初期設定はやらなければいけなかったのですが、それ以外はハードルが低かったので、オープンロジの利用を決めました。
物流を外注して感じたメリットをお聞かせください
オープンロジについて評価が高かったのは、シンプルな仕掛けでありながら、きちんとオープンにマルチテナントで運営されているところです。これは倉庫内のオペレーションが標準化されていないとできないことでしょう。
私は現在自社サイト、Amazon、Yahoo!の3店舗をネクストエンジンを介してオープンロジのAPIで繋げているのですが、実際、受注があったときに私がやることはほとんどありません。今、発注依頼以外に保管のやり方として、外装箱で入ってきた商品をバラして発送していただいているのですが、そのバラしの指示を時々するくらいです。
ですので実質、普段の手間はゼロに近いですね。これが最大のメリットであると感じています。
オープンロジのサービスは費用対効果が高い
今後貴社で挑戦されていきたいことはありますか?
売上をさらに伸ばしていきたいなと思っています。
現在、集客としてGoogleとFacebookを時々利用しておりますが、広告を出すと対策をしていないときよりもアクセスが増えるのです。アクセスが増えれば比例して売上も伸びます。競争相手が多い分野なので、集客人数をもう一桁くらい上げていきたいですね。
最後にオープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします
私はサプライチェーンのコンサル経験があるので、物流が大変だというイメージが元々強くありました。自分でECサイトやるときは、どこかに頼まないとやれないと分かっていたのです。ですから全部セットで一気に準備しました。
一切人と会わずに物流倉庫が立ち上がるというのは、ある意味奇跡的なことかなと考えています。本来、イチから物流倉庫を立ち上げるのは結構大変なことです。
私の個人的な経験からすると、オープンロジはかなりオススメできると言えます。サービスを利用してから誤配送などのトラブルは今のところありません。
ECを運営する方だったら、誰しも物流業務の費用は節約したいと思うでしょう。しかしそこに余計なリソースを使うのであれば、もっと別のこと、例えばプロモーションなどに時間を使った方が事業成長も期待できますし、より効率的なEC運営ができるのではないでしょうか?
仮に自分で出荷していて誤出荷などをしてしまえば、その対応にも多くの時間がかかります。そのようなコストも考えると、オープンロジのサービスは費用対効果が高いと思います。
Morphun:https://www.morphun.jp/
イタリアの希少なヴァケッタレザーを使用した革小物を販売しているSYRINX様。公式サイトのメルマガ登録者数は16000名、クラウドファンディングの調達金額は累計は1億7000万を超えており、高い人気ぶりが伺えます。
当初、販売先としてECモールを利用していた同社ですが、昨年秋頃モールからの撤退を決断し、現在はD2C(DtoC)で事業展開されています。完全D2C(DtoC)化にあたりShopifyに公式サイトを移されましたが、同時に物流の外注先も変更を検討されました。
今回は、ECモールから完全D2C(DtoC)に移行されたSYRINX代表取締役である佐藤様に、ECという販路を選択した理由、モールから撤退し完全D2C(DtoC)化したきっかけ、今後の事業展開などを詳しくお聞かせいただきました。
ECという手段が無ければ
事業は成立しなかった
貴社とブランドについてお聞かせください
当社はもともと設計事務所を生業にしております。あるとき、自分が設計した空間に設置するスピーカーを探さねばならない案件がありました。ですが良いものが見つからず、スピーカーを自分で作ってみたのです。それが非常にいい音だったため、特許を取得し事業にしようと思い、SYRINXを立ち上げました。
このスピーカーの特徴のひとつは革でできているため、ボディ自体が非常に柔らかいことです。ボディが柔らかいスピーカーは、固いものと比べて、音が濁ったり雑音が出るなど余計な音がせず、クリアが音が出ます。
しかし通常柔らかい素材というのは軽く、音も通しやすくなってしまうため、当初私たちは柔らかくて重たい素材を探していました。そして行き当たったのが革だったのです。ですが重たい革は硬く、柔らかい革は軽いものが多いのです。
柔らかいけれど重い、その矛盾する2つの要素を満たす革をひたすら探し、ようやく見つけたのが、イタリアのヴァケッタレザーというオイルを非常に多く含む革でした。その革に巡り合ったことでスピーカーを作り始めることができたのです。
実はこのスピーカーを作ると、その工程で端材がいっぱい出てしまいます。この商品は完全受注生産なので、大きい革から下手するとワンセットだけしかスピーカーを作る事ができず、多くの革が余ってしまうこともありました。
ヴァゲッタレザーはとても高品質な革ですので、そのまま捨ててしまうのは非常にもったいない。そこで始めたのが革小物のプロダクトでした。
なぜECという販路を選択しましたか?
当社の本業は設計事務所であるため、プロダクト事業は専属の人材は置かずに業務をまわしております。そのため、効率を重視しなければいけません。もしECという手段がなければ、この事業はできなかったと思います。
実は有名セレクトショップからお声がかかったことも何度かありますが、すべてお断りしています。もちろんそういうところに商品を置いてもらえば、知名度は上がり、売上として貢献するのは分かっています。
しかし実店舗で販売するとなると、ECとは流通経路が変わり、手間が大きく増えます。専属の人材がいない現状の体制で、それに対応することは困難で、実店舗販売をする予定は今のところございません。
販売と流通に関してはほぼ無人で運営できるようなシステムを作り上げないと、事業を成立させることが難しかったのです。そのタイミングで知ったのがAmazonのFBAでした。オープンロジを利用する前は、こちらのフルフィルメントサービスを利用し、各モールと在庫連動・自動出荷システムを構築していました。
完全にD2C(DtoC)へ切り替えることを決断
集客はどのような対策をされましたか?
集客は当社の場合かなり特殊かもしれませんが、クラウドファンディングで行っています。
最初ECモールで商品を販売をしていたのですが、ECモールではレビューが貯まらないと商品が売れません。新商品を出してもなかなか売れるようにならず、数十人のお客様に購入されてやっとレビューが書かれ、それでようやく少しずつ売れてくるようになります。
このようにECモールでは、新商品がヒットするまでに時間がかかるのです。それを何とかしたくて始めたのがクラウドファンディングでした。
クラウドファンディングで成功すると、そのあと、ECモールで一般販売を開始したときも、お客さんがレビューを書いてくれることが多く、ジャンプスタートを切ることができるのです。
なおかつクラウドファンディングを利用することで、当社のファンを増やすことにも繋がります。こうして独自の集客も増やしていきました。
完全にD2C(DtoC)へ切り替えたきっかけは何ですか?
完全D2C(DtoC)を目指そうと思ったのは、Amazonを含めた大手ECモールからの撤退を決めたことがきっかけです。
FBAを利用し商品の在庫連携・自動出荷ができれば、オペレーションに手間はかからないと思っていたのですが、複数のECモールの運営は、商品ページの構築や、更新など、意外と手間が多くかかるのが難点でした。当社は売上ではなく、生産性を最大化させることを目指しています。たとえ売り上げが増えたとしても手間がそれ以上にかかることは望みません。
撤退を決める前は、ECモールの売上が全体の8割を超えていました。ですが、思い切って全ECモールからの撤退を決断しました。
Amazon FBAの利用手数料は、送料込みの価格なので決して高くないと思います。私は個人的にAmazonが好きですし、Amazonの提供するクオリティの高いロジスティクスを、これだけ安い手数料で利用できるのはすごいことだと思っています。
しかし最近はサクラレビューの件が問題になったり、商材によっては明らかにコピー商品が並んでいる現状があります。当社としてはそういうものと一緒にカタログに並べられてしまうのは、ブランディングを考えたときにNGだと判断しました。
また当社は、クラウドファンディングが主な集客となっています。実は8割の商品がECモールで売れると言っても、その多くがECモール内での集客ではなく、他で当社を知り、ECモールで「SYRINX」を検索して買っているという状況だと判断しました。
このことから、既存のお客様のうち、ある程度は当社のECサイトに流れてきてくれることが予想できたので、完全にD2C(DtoC)へ切り替えることを決断しました。
数あるECプラットフォームの中でShopifyを選択した理由はなんですか?
当社は既に他ECプラットフォームで自社サイトを持っていましたが、機能的に十分でなく、完全D2C(DtoC)化を目指すためには、改めて自社サイトを本格的に立ち上げる必要がありました。
ECプラットフォームを選定する際、詳しくデモサイトを作って比べた訳ではありません。しかしShopifyは、機能・インターフェイス・拡張性・越境ECに適した将来性、すべてにおいて優位なポジションにあり、かつ価格も非常に安価であったため、迷うことなく選択することができました。
オープンロジのインターフェイスは
直観的でよくできている
オープンロジへの物流委託はいつ頃から検討されましたか?
完全D2C(DtoC)化を決断したのは昨年の秋くらいのことでした。
Amazon FBAに商品を預ける理由はAmazonでの販売を止めたら無くなります。そのため、Amazon FBA以外でShopifyと連携できる倉庫を探しました。
何社か候補はあったのですが、調べていくうちに、オープンロジを使えば、Shopifyと他社を介さず、ダイレクトに在庫連携・自動出荷できることを知りました。あと以前知り合いから「オープンロジは良いよ」という話を聞いており、実際調べてみると私も良いサービスだと思ったのです。
ただスムーズに移行できるかどうかは、実際使ってみないと分からないという不安がありました。そのため、しばらくはAmazon FBAと並走で商材・商品ごとに分けて使っていました。結果的には、最初に少し戸惑った以外何のトラブルもなく、現在はオープンロジに一本化し、快適に利用させてもらっています。
オープンロジを利用されていて感じるメリットはありますか?
インターフェイスが直感的でよくできていると思います。
最初はやっぱり、以前利用していた出荷自動サービスとの違いで少し戸惑うことがありました。以前はAmazon FBAにある在庫数が各ECサイトに反映されていました。オープンロジの場合は初期値を入力し、入出荷の差分を拾って在庫数が調整がされていき、根本的にカウント方式が違います。
現在、当社の売上の9割が予約販売になっています。予約商品の販売をしていこうとすると、実在庫がないので、Amazon FBAとは相性が悪く、初期値を自在に設定できるオープンロジの機能でないと難しい。オープンロジに切り替え、結果的に大変助かっています。
現在4000個ぐらい予約待ち、もしくは発送待ち状態でデータがストックされています。こういう状態で在庫を数十個も納めたりした場合に、きちんと古いものから順にちゃんと処理され、複数予約注文でも、入荷順に在庫が取り置きがされています。何のトラブルも無く、安心して利用しています。
そして、やっぱりShopifyとの連携がすごくやりやすいですね。データの取り込みなどがとても使いやすいです。
オープンロジとShopifyの連携であれば間違いない
今後の事業展開について教えてください
現在、商品の知財関係を国際登録で色々取得するなど、海外展開を念頭に置いて動いております。
Shopifyはすごく良くできていて、海外で販売するインフラを整えるのも簡単です。まだ本格的には展開していませんが、既に現地の英語対応や通貨の対応などの機能を実装させてもらっています。
海外で販売し軌道に乗せるには、海外のファン層を増やし、集客をする必要があります。そのためには、まず集客方法を考えなければいけません。現時点で海外から買えるようになっておりますが、海外をターゲットに据えた集客対策をしていないため、月に数件くらいしか注文が入っていない状態です。
海外配送も既にオープンロジに出荷作業をお任せしています。海外に発送する場合は国内よりも多少手数料が高めですが、自社で伝票を打ち出して国際配送の準備をする手間を考えると、それくらいのコストは許容範囲内です。
今は少ない海外販売ですが、いずれは増やしていきたいです。
最後に、オープンロジのご利用を検討されている方にメッセージをお願いします
オープンロジはShopifyとの連携であれば、機能・安定感・価格、すべてにおいて完成されていて、間違いない選択だと思います。インターフェイスもスムーズで、直感的に使いやすいように良く練られています。
またShopifyでの販売は、どこにでも売っている汎用品ではなく、個性的な商品に向いています。これから独自のブランドを立ち上げていこうという事業者様には、Shopifyとオープンロジの組み合わせは最強だと強くお勧めします。
音楽レーベル事業を主軸にしつつ、iam8bit社と業務協力をしてiam8bit Japanとして『リーグ・オブ・レジェンド(Riot Games)』や『カップヘッド(Studio MDHR)』など有名ゲームタイトルのアナログレコードの販売事業を手がけているユーマ株式会社様。
東京ゲームショウなどのイベントにも積極的に参加される中、課題となったのが物流でした。
今回はユーマ株式会社の高井様と物流担当の白井様に、ECという販路を選択した理由やShopify・オープンロジを導入したきっかけ、物流の大変さや今後の事業展開について、詳しくお話をお聞かせいただきました。
ECだけでなくイベントにも積極的に出展
貴社並びにブランドのご紹介をお願いします
【白井様】私たちユーマ株式会社は基本的には音楽レーベル事業を軸に運営しています。具体的には、インターネットのシーンから飛び出した国内アーティストや、エレクトロニック・ミュージックを中心とした海外アーティストのCDを、国内で制作し、流通しているというのが会社のメイン事業です。
今回は、弊社の事業のひとつであるiam8bit Japanとして取材を受けさせていただきます。
2017年から、ロサンゼルスに本社があるゲーム関連のグッズやアナログレコードなどを扱うiam8bit社の日本正規代理店として、iam8bit JapanというECサイトの運営を開始いたしました。
取り扱っているものは豪華な仕様のアナログレコードや、箔押しプリントされている特別仕様のTシャツ、エナメル製のピンバッチなど、ゲームにまつわるモチーフの商品を主に販売しております。
eスポーツの競技として、世界中でプレイされているRiot Gamesさんの人気ゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』のアナログレコードなどが特に好評ですね。 海外のインディーデベロッパーの作品も多くあり、『UNDERTALE』『カップヘッド』といったタイトルは国内のファンも多いです。
このような事業を2017年から開始し、2018年11月からはアジアとオセアニア地域に向けたiam8bit Asiaという新しいサイトも立ち上げました。現在は日本とアジア・オセアニア地域に販売ターゲットをおいて展開しています。
事業規模をお聞かせください
【白井様】今まで日本国内向けだった当サイトですが、オープンロジとShopifyのシステムを入れることにより容易に海外展開が可能になったため、大幅に事業を拡大することができています。
私たちはイベントへの出展もしています。大きなところですと、2018年に東京ゲームショウへブース出展をいたしました。また京都で毎年開催されている、日本最大級のインディーゲームのイベントであるBitSummitにも出展しています。
また、昨年には東急ハンズの渋谷店でポップアップショップも開催いたしました。このように、EC以外にも、イベントへの出展など積極的に行っております。
全国のお客様に商品を販売するために
ECという販路を選んだ
なぜECという販売手段を選択しましたか?
【高井様】元々、業務協力しているアメリカのiam8bit社がShopifyを使ってECを運営していたことと、私たちが日本で販売する商材がゲーム音楽のレコードという、かなりコアな商材であることがECを選択した大きな要因となっています。
関東近辺にはレコードストアが結構ありますが、地域によっては少ない場合もありますよね。ゲームファンは全国にいらっしゃいますから、ECを通してどんな方にも商品をお届けできるように、ECという販路を選びました。
Shopifyを選んだ理由をお聞かせください
【高井様】前提として、アメリカのiam8bit社が使っていたというのがありますが、越境ECに参入する条件として日本語で対応できる必要があるという部分があり、他のECプラットフォームさんも検討しました。
ECのカンファレンスに参加して、そこから良さそうなものを3つぐらい選び、調べて、最終的に打ち合わせして決めたという感じですね。コスト面や初期費用、決済などさまざまな面から比較して決めさせていただきました。
海外販売では予約期間を設けるため、予約商品の在庫管理などに対応可能であることを必須条件として検討していたのですが、オープンロジとShopifyが連携することで、全ての課題が一気に解決できたため、この部分が大きな決め手となりました。
複数人で2~3時間かかっていた作業が
一人で15分でできるように
オープンロジを導入する前は自社で物流作業を行っていたのですか?
【高井様】はい。毎回2~3名で、2~3時間くらいかけてまとめて発送を行っていました。
【白井様】特に海外発送の準備が一番大変でしたね。
アジア・オセアニア地域向けサイトを立ち上げる前から、弊社が運営する別のECサイトにて海外配送に対応していました。その際、送り状やインボイスの作成に時間がかかることが多かったです。
加えて、配送する地域や荷物の重量、個数などを記載する書類の準備も必要でした。とにかく不備があってはいけないので、作業は慎重に、複数人の目で確認する体制で……となると、まとまった時間が必要になります。
また、毎日同じ時間に集荷に来ていただけるのではなく、事前に申込が必要なので、計画的に準備をしないと時間ギリギリになることも……。
ただでさえ物流は工程が多いのに、さらに国際郵便となると口数がまた増えるので、様々な業務と平行して行うには時間の管理が大変でした。
物流をオープンロジに外注して負担は軽減されましたか?
【白井様】そうですね、発送だけでしたら15分以内とか本当にそのくらい済んでいます。前までは考えられないくらい、短縮できている実感がありますね。
具体的な作業は、始めに管理画面を開いて受注状況を確認します。その後、Shopifyから注文データのCSVをダウンロードして、1つのスプレッドシートを介して、オープンロジにアップロードするためのテンプレートに情報を流し込みます。
テンプレートをオープンロジにアップロードし、問題ないかチェックして出庫処理完了です。ここまでで大体15分くらいかなというところですね。
2~3人でやっていた作業が一人で済んでいるというところが、負担の軽減に繋がっていると思います。数人でやっても2~3時間で終わるかどうかというところが、一人で毎日15分作業するだけなので、かなり削減されていますね。
物流を外注する際、不安はありましたか?
【白井様】予約前や発売前の商品を事前に納品したときに、間違って発送されてしまわないかというのが不安材料ではありました。
オープンロジは、例えば商品登録した際に日付を設定すれば、その日付にならない限り発送されないよう設定ができます。しっかりと商品を管理できていると分かったので安心できましたね。
弊社の扱っている商材であるアナログレコードは、とくにデザインや仕様にこだわっておりアート作品のような一面があるので、外注するときは、発送時の破損を防ぐための梱包はしっかりしているのか心配していました。
実際オープンロジを使ってみると、すごく丁寧に作業していただいており、さらに商品の特性というものも理解してくれていることが分かりました。普通の段ボールとは違うもので梱包することにも、対応していただいているので助かっています。
また、商品を納品した際に検品していただく方法もいくつか種類がありますよね。商品に付いているバーコードを読み取る他に、商品名や商品画像を元に検品していただくことも可能なので、柔軟に対応していただけて助かります。
実際に導入されて感じたメリットはありますか?
【高井様】出庫情報を取り込んだ時に現在商品がどういう状態かというのが一目で分かるところが良いですね。お客様からお問い合わせが来た時に、どういう状況になってていつ発送できますというのを回答できるかどうか、その状況はこちらでは把握できないものだと思っていました。
また、管理画面がすごく分かりやすいです。感覚的に操作でき、欲しい情報をすぐに探せるので、単純に安心するという感じが好印象でした。
オープンロジをご利用されて、印象に残っているエピソードがあれば教えてください
【高井様】先ほども述べた通り、弊社はイベント出展を積極的に行っています。企画を立てて詰めていくことに集中しすぎてしまい、商品の準備に慌てることも正直ありました。
元々は、社内倉庫から大量の商品を会場に送り、販売後に再び丁寧に梱包をして会社に戻し、状態を確認して倉庫に戻す……という作業をしていました。ですがオープンロジに依頼させていただいてからは、手ぶらで会場に行き、会場で商品を受け取って、販売後はオープンロジさんに戻すだけというシンプルな作業内容になったのです。
このおかげで、出展時の負荷が大幅に削減されました。このエピソードは私だけでなく、チーム全体で一番感動した出来事でした。
後は、現在物流業務は地方でリモート勤務している白井がメインで担当しているのですが、正直、まさか物流を地方でリモート勤務している方に任せられるとは想像もしていませんでした。
直近の出来事ですが、新型コロナウイルスの影響で社員全員在宅勤務になったにも関わらず、物流の部分が心配なく運用できてるところは印象に残っていますね。
商品が欲しいお客様に
しっかりと届けていきたい
貴社の今後の事業展開についてお聞かせください
【高井様】弊社の販売している商品は、日本国内で有名なタイトルのゲームから海外で人気の高いゲームタイトルまで、かなり振り幅が広いのですが、そういった商品をもっと海外の人たちに多く届けられるようにしていきたいと考えています。
対象国は既に67カ国ありますが、まだ行きつけてないと言いますか、まだまだ改善の余地があると思うので、商品が欲しいと思っているお客様に対してしっかりと届けていきたいです。
最後に、オープンロジの利用を考えている方にメッセージをお願いします
【高井様】オープンロジは機能面が非常に充実しています。また、物流を外注することで在庫管理と発送作業に充てている時間を格段に削減でき、その削減した時間で、より多くのお客様に販売していくような、販売促進などの基幹業務に時間を充てることも可能です。
困ったことがあってもカスタマーサービスに連絡をすれば、すぐに対応してくれます。「こういうことで悩んでるんですけど」と相談したら「実はこういう機能があるので使ってみてください」といったように、何かしらの解決策を提案していただけますよ。
特にアパレルなどSKU数が多い事業者様に、オープンロジをオススメしたいです。100件以上大量にある商品を少人数で発送するのは、かなり大変なことですから。
【ユーマ株式会社】
国内外の“音楽“と”アート“(メディアアート、マンガ、アニメ、ゲーム、ガジェット、ファッション)をUniteしていく新しいカタチのレコード会社、U/M/A/A Inc.(ユーマ株式会社)。クラブ / エレクトロニックミュージックからインターネット発のボーカロイド/アニメソング・プロデューサーまで、クオリティー・ミュージックをジャンルレスに展開しています。
21世紀型音楽ビジネスの更なる進化を目指し、アーティスト・マネージメント会社P._nc(ピンク)を設立、アメリカを拠点に “ゲームをアートに“をコンセプトにアナログ・レコードやグッズを企画・販売をする、iam8bit社の日本・アジアの正規代理店、渋谷クロスタワーに大人が気軽にチルアウトできる空間「CHILL SPACE」をオープンするなど、音楽事業を広く深く手掛ける会社です。
U/M/A/A Inc. :umaa.net
iam8bit Japan :iam8bit.jp
iam8bit Aisa :iam8bit.asia
近年目覚ましい発展を見せる越境EC。日本も魅力的な市場として、海外から多くのEC事業者が進出しています。
今回取材した香港宇宸電子有限会社様も、そんな越境ECでの日本進出に成功した企業の1つ。中国に本社を置きながら販売先の中心は日本という同社はカーアクセサリやモバイル端末用グッズの人気メーカーで、スマホの保護シートやケースなど、品質にこだわった商品が高い評価を得ています。
そんな同社も、日本での事業拡大にあたっては物流で大きな壁にぶつかり、試行錯誤を重ねたといいます。FBAを利用したAmazonでの販売から他ECモールへの拡大、という越境ECの王道ルートを辿った同社は、どんな壁にぶつかり、どう乗り越えて成功を掴んだのでしょうか?代表のA様にお話を伺いました。

こだわりの商品を日本市場で販売。
FBAとオープンロジを使い分け、
Amazon・楽天・Yahoo!で展開中
まず、貴社について教えてください
当社は中国に本社を置くメーカーです。『Nikatto』等のブランド名で、カーアクセサリやスマートフォン用の保護フィルム・充電器やケーブル・スマホケースなどを販売しています。こうした商品は中国でも沢山のECセラーがいて差別化が難しくなっていますが、当社のこだわりは商品の品質です。商品の企画段階から自社で行い、安全性や品質を追求しています。
2014年に私とアシスタントの2人だけで創業した当社ですが、現在はグループ全体で300人以上の規模に成長しました。本社は中国にありますが、現在は中国国内でははほぼ販売しておらず越境ECでの日本市場の販売がメインです。中国国内に日本市場担当チームが約70人、日本には正社員とアルバイトを合わせて約50人のスタッフがいます。また香港に物流センターがあるほか、ヨーロッパなどにも少数ですが従業員がいますね。
なぜ越境ECで日本進出をしようと思われたんですか?
きっかけは、日本が好きだという私自身の想いです。大学卒業後に自分で日本語を勉強をしていたこともあり、加えて創業当時は越境ECが急激に伸びていた時期だったので、越境ECで日本進出にチャレンジしてみたいと考え会社を立ち上げました。
日本では、どういった販路で販売されているんですか?
日本での主な販路は、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングです。販売規模は現在月平均で約10万点、ピークの年末には毎年約15万点に達します。
物流はAmazonでの販売分はFBAで、それ以外をオープンロジでとサービスを使い分けしています。オープンロジの使い方としては、中国で製造された商品を月に数回提携倉庫にまとめて入庫し、注文に応じて出庫してもらっています。
FBAだけでは、これ以上拡大できない…
物流のつまづきが事業に影響

日本での販売にあたり、物流は最初からアウトソーシングしていたんですか?
はい。最初はAmazonでの販売から始めたので物流は全てFBAにアウトソースしていました。でも色々と問題が発生してしまって…。1番困ったのは、トラブルがあってアカウントを一時停止された際に、物流までフリーズさせられてしまったこと。当時の我々は全ての在庫をFBAに預けていたので、問題の解決まで出庫が一切できなくなってしまい大変困りました。これをきっかけに、リスク分散の観点からFBA以外の方法も検討しなければいけないと考え始めたんです。
なるほど。FBAに全てまとめるのは便利な一方で、そういったリスクもあると。
はい。それに加えて販路を拡大しようとした際に物流でつまづいてしまったことも大きかったです。
実は2017年から楽天とYahoo!ショッピングで新たに出店を始めたのですが、物流面の運用がうまくいかず、販売拡大が予定より遅れてしまって…。正直、物流の問題さえ早く解決できていれば、もっと早く販売拡大ができたと思います。
具体的な問題としては、FBAからの発送だと箱にAmazonのロゴが入っているため、他のサイトで注文したお客様から「自分は違うサイトで購入したのに、なぜAmazonから商品が届いたのか」といったお問い合わせが大量に来てしまいました。他にも、発送状況の更新や伝票番号の反映が遅いといったクレームもありました。
こうした問題を何とかせねばと自分達で楽天とYahoo!ショッピング分の発送業務を行っていた時期もあったのですが、思った以上に手間がかかってしまい、この方法もうまくはいきませんでした。
このまま楽天やYahoo!ショッピングの物流もFBA一本でやっていくのは難しい、でも今までFBAに物流を丸投げしてきた我々には通関や物流の知識も全く無いうえ、手間を考えても自前の物流には限界がある…という状況で、頭を抱えてしまいましたね。
こういった背景があり、商品発送を手伝ってもらえる会社を本格的に探し始めたのです。
FBAだけでも自前物流でも、解決策にはならなかったと。そこからオープンロジを知ったきっかけと、導入の決め手は何でしたか?
インターネットでホームページを見つけたのがきっかけです。他にも複数の物流アウトソーシング会社に連絡を取って比較したのですが、最終的にオープンロジを選びました。
決め手は大きく2つ、自社システムと連携できることと、価格でした。
まずシステム連携については、1番負担だった事務処理の手間を削減する方法として重要視していました。なぜかというと、自前でYahoo!ショッピングと楽天の発送業務を行っていた際、配達ステータスと追跡番号の更新といった事務処理に非常に時間がかかっていたから。この作業が原因で当時は1日50件程度の注文の処理が限界。もっと沢山注文を受けたいのに物流の手間がボトルネックとなっていたので、ここは絶対に解決したい点でした。
また価格については、当社で最も多く使う厚さ2cm以下の小さいサイズの配送料がFBAより安い点が魅力でした。 他の事業者も含めると価格だけでは一番安いわけではなかったのですが、システム連携なども含め総合的に値段以上の価値があると判断し、オープンロジの導入を決めました。
導入決定から実際の導入までは、スムーズに進みましたか?
はい、スムーズでした。システム連携については当社にも ITの知識がある社員がいましたし、運用面でもシステムがシンプルで使いやすいので、あまり苦労はしませんでしたね。
また越境ECの事業者にとって言語は避けて通れない大きな問題ですが、オープンロジには中国語を話せるスタッフがいらっしゃるので、その点も安心でした。現在当社の運用担当者は中国にいますが、日本のオープンロジ担当者とは中国語でやり取りができるので対応がスムーズで助かっています。
導入のメリット

実際にオープンロジを導入して感じたメリットを教えてください。
メリット1:システム連携で、作業時間と人件費を大幅削減
オープンロジのシステムを使えば追跡番号などは各出庫に自動で紐づくので、面倒な事務作業の手間を大幅に削減できました。ほかにも APIを使って自社システムやECモールなどと連携できるのも便利です。当社は自社システムと連携させていますが、大量の注文や複雑なSKUでも90%以上は自動処理できていますよ。
こうした作業時間の短縮によって、人件費も大幅に節約できましたね。システムの便利さや使いやすさは人件費に直結するので、物流において非常に重要な要素だと思います。しかもオープンロジのシステムはシステム利用料なども不要なので、価格面でも有難いです。
メリット2:出庫までのリードタイムの保証
2つ目はリードタイムの保証です。
お客様にとって指定の日時に商品が届くことは非常に大切なことですが、我々はプロではないため、自前の物流業務ではこの部分を完璧には保証できません。オープンロジを利用することによって出庫までのリードタイムが確実に分かるので、その点は非常に安心です。
メリット3:トラブル時のきめ細やかなフォロー
どれだけ仕組みを整えシステム連携をしても、やはり想定外のトラブルやアクシデントが起きてしまうことはあり、そんな時には担当者のフォローが欠かせません。
これまで緊急で予期せぬ状況に遭遇したとき、オープンロジのスタッフは私達を助けるためにいつもベストを尽くしてくれました。一時的に倉庫の作業人数を増やしていただいたり、トラブルの際のきめ細かな対応に助けられました。
3つのメリットについて、特に印象に残っているエピソードはありますか?
トラブル対応が特に印象に残っていますね。我々は中国で生産した商品を日本へ運びオープンロジの提携倉庫に預けているんですが、ある時トラブルで輸入の通関に大幅な遅れが生じ、倉庫への入庫に影響が出るという緊急事態が発生しました。でもオープンロジのスタッフがきちんと調整してくれたおかげで、翌日にはなんとか出庫が完了できたんです。あの時の一生懸命な対応には、本当に感謝しています。
またシステムについては、随時最新のものにアップデートされていくのも良い点だと思いました。
例えば以前自社システムと楽天のシステムを直接連携させていた時は、楽天側のシステムのアップデートに我々が対応しきれず、突然今までの方法で受注データをアップロードできなくなってしまうというトラブルがありました。その時は毎日2〜3人が朝から晩まで注文の確認と対応に追われ、非常に大変でした。
その点オープンロジは常にシステムが改良・更新されて連携先システムのアップデートにも対応しているので、非常に便利で安心です。実際にオープンロジとシステム連携した後は、同様の場合でもすぐに解決されました。システムの使いやすさは、日々の操作性の良さに加えてこういった点も大切ですね。
発展の向こうに淘汰も見え始めた中国市場
日本進出は正しい選択だった。

記事をご覧の方・特に貴社と同じく越境ECへの挑戦をご検討中の方へ、メッセージをお願いします。
我々も日本進出の際は様々な苦労がありましたが、努力を積み重ねここまで事業を大きく成長させることができました。ECというとどうしても中国市場のイメージが強いですが、品質を大切にしたいという我々の考え方は日本の価値観とマッチしていましたし、今振り返っても日本市場への挑戦は正しい選択だったと思っています。
現在も中国のEC市場は大きく発展しており大金を稼ぐ事業者が沢山いるのは事実です。しかしそれを長く続けるには本質的な積み重ねが必要で、発展の一方、勢いだけの事業者は数年後には多くが淘汰されるのではないでしょうか。
それを見据え、今から各社が自身の事業にしっかりと向き合い、努力を重ねていくことが大切だと思います。
最後に今後の展望と、オープンロジに期待することをを教えてください。
展望としては今後売上2.5倍を目標にしており、人員も2倍に増やす予定です。日本以外の国での事業拡大や、ECに加えてBtoB事業への挑戦も行っていきたいですね。
またお客様に対しては、引き続き品質を大事に・自信の持てる商品を提供していきたいと思います。それと同時に物流やアフターサービスなど商品以外の部分の品質向上も大切にしていきたいですね。自社の製品やサービスの品質に自信を持てることが、ブランドの確立には何より大切ですから。
オープンロジに対しては、サービスが高いレベルに達していますし、細かい作業やプロ意識など日本人や日本のサービスから学ぶところが沢山あるなと思っています。
希望があるとすれば、日曜も出庫可能になると有難いですね。難しいことかもしれませんが、実現できれば我々にとってもビジネスチャンスが広がるのでぜひ挑戦してほしい。こういった新しい取り組みについては、ぜひ我々中国人の勢いや貪欲さから学んでほしいです(笑)。
これからもお互いにプロとしてレベルを高め合って、一緒にベストを目指していきましょう。
インタビュー後記
越境ECでの日本進出にあたり、第一歩として利用される方が多いAmazonとFBA。しかし複数モールに販路を拡大するにあたり、本事例のようにFBAだけでは上手くいかないというケースも…。一方で自前物流は融通が効く反面こなせる作業量には限界があり、事業拡大を積極的に行いたいフェーズの企業様にとっては、物流がボトルネックになるという事態を招きかねません。
こうした壁を乗り越え日本市場で成功を収めた同社には、下記3点をご評価いただきました。
1. システム連携で、作業時間と人件費を大幅削減
2. 出庫までのリードタイムが保証されるので安心
3. トラブル時のきめ細やかなフォローに助けられた
こだわりを持った製品を武器に、今後も更なる事業拡大を目指す同社。我々もその成長を物流面からしっかりとサポートしていきたいと思います。
オンラインに特化したベッドマットレスの開発・販売を行うKoala Sleep様。オーストラリア生まれの同社は母国での実績を足がかりに海外展開を進め、2017年には越境ECという形で日本進出を果たしました。「睡眠改革」をミッションに掲げ、現在日本でも月間700件以上にまで販売を拡大しています。
同社の越境EC成功に不可欠だったのが、日本での物流パートナーでした。ECプラットフォームShopifyとオープンロジの連携や在庫分散サービスによって、日本での物流網を構築した同社。今回はその成功までの秘話を、Shopify Japan様との合同インタビューでお伺いしました。 (本インタビューのShopify Japan編はこちら:https://www.shopify.jp/blog/koala-shopify-openlogi)

睡眠貧国・日本を救うには、
物流パートナーが必要だった。
まず、貴社について教えてください。
当社は寝具業界の革命を目指すオーストラリア生まれのマットレスメーカーです。2015年に母国で創業ののち、2017年からは日本でも越境ECという形で販売を開始しました。主力商品のベッドマットレスは独自の2層構造が特徴で、高い衝撃吸収性により良質な睡眠をご提供しています。 当社のスタートは、元ラガーマンである2人の創業者です。彼らは自身のスポーツ経験から眠りがパフォーマンスに与える影響や睡眠の重要性について注目しており、これがベッドマットレスのビジネスを思いつくきっかけとなりました。
また創業者が従来のマットレス販売の方法に疑問を感じていたことから、当社では「中間業社を省いたオンライン販売で高機能な商品をお求めやすくご提供」「120日間の無料トライアル」「圧縮されたコンパクトな形状ですぐにお届け」といった特徴的なモデルで販売を行っております。こうしたビジネスモデルや製品が、これまで高いご評価を獲得してきました。
母国オーストラリアでは創業わずか2年で43億円の売り上げを記録し豪州最高評価を獲得されたとお聞きしました。そんななか、進出先に日本を選んだのはなぜでしょうか?
大きな理由としては、市場規模と日本の睡眠の現状という2つが挙げられます。 まず市場規模の部分では、日本は大きい市場であるという確信を持っていました。日本は当時から家具産業がかなり賑わっており、世界第3位の規模の家具市場を持つというデータもありました。今後人口減少等の問題はあるにせよ、我々にとって非常に魅力的な市場でしたね。
また睡眠事情という部分では、日本の方々は睡眠時間が短いうえにその質も悪いというデータが顕著に出ており、良質な睡眠の提供を掲げる我々としては大きな課題意識を持っていました。そんな日本に睡眠改革を起こしたいという思いがあったことも、日本上陸の大きな決め手でしたね。オーストラリアではワークライフバランスがしっかりしていて、定時にはきっかり仕事を終えてプライベートを楽しみ、夜は早めにベットに入って熟睡し翌日の仕事を効率よくこなす、というのが定着しているんです。製品はもちろん、そういった文化も我々が日本に運び・広めたいと思いました。
ECに欠かせないのが販売体制や物流網の構築ですが、オーストラリア及び日本ではどのようにされていたのでしょうか?
販売体制の構築には、オーストラリア時代から現在までECプラットフォームのShopifyを利用しています。世界一の導入数を誇るサービスという信頼性はもちろん、他サービスと比較して拡張性の高さや機能の幅広さが魅力ですね。各部署の社員からも評価が非常に高く、日本展開にあたっても引き続きShopifyを利用することにしました。
しかし物流面は同じようにはいきませんでした。母国での物流面は現地の倉庫会社や物流会社に委託をしており運用も順調でしたが、彼らは現地に特化した会社だったため、日本には提携先などが全く無かったのです。こうして当社は日本進出にあたっての物流のパートナーを、独自で探すことになりました。
越境ECユーザーならではの、
物流パートナーに求める条件とは?

日本進出に向けた物流パートナーにオープンロジを選んだきっかけと決め手は何ですか?
オーストラリアの担当者がインターネットで日本の物流業者を探していたところ、オープンロジに行き当たったのがきっかけです。
そして決め手の1つとなったのは、英語での対応が可能なスタッフがいらっしゃることでしたね。実は当時の我が社には、日本上陸を目指していたにも関わらず日本語を話せるスタッフがだれもいなかったんです(苦笑)。そのため英語でやりとり可能ということがパートナー選びの必須条件だったのですが、日本の物流アウトソーシング会社で英語対応可能な会社はかなり少なく、困っていました。そんななかオープンロジには英語が堪能なスタッフがいらしてスムーズにコミュニケーションが取れたことに加え、我々の相談に非常に親身に乗ってくださったことで、信頼感が持てました。
言葉の問題は大きなポイントですね。オープンロジには英語や中国語にも対応できる担当者がいます。それ以外にも決め手はありましたか? 他には会社としての気質や姿勢の部分でしょうか。当社もオープンロジも同じベンチャー企業ということで気質やスピード感の部分は共感できましたし、何より「一緒に頑張っていこう」という姿勢を持ってくれたことが嬉しかった。
というのも我々、かなり無茶振りが多い会社でして(笑)。今でも担当の方には、「日本ではやっていないかもしれないが、○○○をやりたいんですけど…」と、よくご相談させていただくんです。たまに難しいリクエストに頭を抱えてらっしゃる時もあるんですけれども(笑)、オープンロジは必ず一緒に寄り添って考えてくれます。そういうところにも惹かれたと思いますね。
導入のメリット
実際にオープンロジを導入して感じたメリットを教えてください。
メリット1. ShopifyとオープンロジのAPI連携で、大幅な時短とミス削減が叶う。
システムのAPI連携によって作業が自動化されているので、我々が手作業でフォローしなければならない部分がほとんど無く、かなりの時短になっています。
実はAPI連携が実装される以前は担当者が手作業で作業を行っていて、非常に時間がかかっていました。当時はまだ本格的な上陸前の先行予約のような形で受注数も今ほど多くなかったのですが、約50件の受注を確認しながら手打ちするのに担当者がつきっきりで丸1日=8時間もかかっていたんです。現在は一部どうしても確認が必要な部分を含めても、せいぜい1日1時間程度で作業が終わります。
現在受注件数は月700件以上にまで増えているので、これだけ作業時間を削減できるのは大助かりですね。もしも連携ができないシステムだったら、受注が増えるなかで時間や人手がいくらあっても足りなかったと思います。
また手作業の打ち込みなどが多いと入力ミスが発生したり担当者も間違えられないプレッシャーがありますが、その点も連携による自動化で大いに改善されました。
メリット2 正確な在庫状況をリアルタイムで把握でき、情報変更もWEBから簡単。
オープンロジを使えば常に正確な在庫を把握できるので非常に助かっていますし、オーストラリアで使っているシステムと比較しても使い勝手は良いですね。
たとえば「入庫待ち」「梱包済み」といった在庫のステータスが全てリアルタイムで見られて作業進捗がすぐに分かるのは非常に便利です。 またオーストラリアで使っているシステムはこちらでデータの変更や編集等が全くできないため、お届け日の変更などの場合オーダーを一旦キャンセルしてゼロからやり直さなければなりません。しかしオープンロジの場合は我々がWEBからすぐに変更・修正作業ができますので、比較すると非常に便利ですね。
メリット3 担当者の密なコミュニケーションと柔軟な対応
オープンロジの担当者が密にコミュ二ケーションをとってくれるので、日本とオーストラリアで距離は離れていますがコミュニケーション面の不安や不便は全く感じないですね。
テレビ電話でのミーティングを通して懸念点を確認しながらスピード感を持って案件を進めることができていますし、困った時にはご相談すると柔軟に対応してくださるので、助けていただくことがとても多いです。また良いことだけではなく上手くいっていない部分や課題も含めて包み隠さずお伝えいただけるので、そうした点でも信頼感が持てますね。
在庫分散で、最高のサービス提供と
災害へのリスクヘッジを

2018年秋に開始した在庫分散サービスもご利用いただいておりますが、こちらの導入にはどういった目的があったんでしょうか?
在庫分散サービス導入にあたっては、主に2つの目的がありました。
まず1つめは配送日数の問題です。以前は関東の倉庫のみで出荷をしていたため、西日本のお客様にお届けする場合、どうしても時間指定可能な配達日が翌々日以降になっていたんです。オーストラリア時代からお届けまでのスピードを売りの1つとしている我々にとって、これではお客様に最善のデリバリーオプションを提供できていないのではという課題感がありました。そこで西日本の倉庫にも在庫を分散し届け先に近い拠点から出荷を行うことで、翌日配送できる範囲を大幅に広げることができたのです。
2つめは災害に備えたリスクヘッジという面ですね。オーストラリアは自然災害が非常に少ない国なのですが、それに比べると日本は地震や台風といった災害がたびたび発生します。万が一の場合に在庫のある拠点が1か所だけでは、そこからの供給が難しい場合お客様へのお届けが完全に途絶えてしまう懸念がありました。そこで現在は在庫を東日本・西日本の各拠点に分散して持つことより、リスクを分散した体制をとっています。
たしかに2018年も洪水や台風で物流が麻痺する事態が発生しましたね。そのほかに期待されている効果はありますか?
あとは配送料の削減ですね。関西から西への発送費用に関して、約2割の削減を見込んでいます。これから本格的に物量が増えていく予定ですし大きなサイズほど削減効果が見込めるので、大型商品の出荷が増えて効果が実感できるのが楽しみですね。
念願のテレビ出演の裏にオープンロジあり!?

日本での知名度が拡大していますが、最近はテレビ番組での紹介が話題になりましたね!
はい、先日『王様のブランチ』という番組で取り上げていただき、非常に大きな反響をいただくことができました。我々は『ワイングラステスト』という実験を広告でも大々的にアピールしておりまして、番組でもそちらを取り上げていただいたんです。当社のマットレスは高い衝撃吸収性が特徴なので、ワインを注いだグラスをマットレスに置き側で人がジャンプをしても、グラスは倒れません。この実験をスタジオで実際の製品を使い生放送で実演する、という企画でした。
結果的に本番は大成功し、非常に大きな反響が得られましたね。WEBや体験スペースには沢山のお客様がいらっしゃいましたし、カスタマーサービスにも嬉しいお声を沢山いただきました。出演できて本当によかったと思いますね。
やはりテレビの影響はすごいんですね。出演準備などは大変でしたか?
はい。実は今回出演のお話をいただいてから本番までが非常にタイトなスケジュールだったので、商品手配をサポートしてくれたオープンロジに大変感謝しているんです。
最初はあるWEBメディアの記事をご覧になったTVスタッフの方から出演のお話をいただいたんですが、水曜日にご連絡を頂いて木曜日に具体的な話が決まり、土曜日の朝から番組スタートというスケジュールで、通常の手配では商品の到着が間に合うか分からない状況でした。そこでオープンロジに相談したところ柔軟に対応をしてくださり、そのおかげでなんとか商品の到着が間に合って収録に臨むことができたんです。あの対応がなかったら今回のTV出演の成功は無かったと言っても過言ではないので、本当にありがとうございました。
物流の手間を削減し、
睡眠問題の解決と環境保護に邁進したい。

今後の展望と、オープンロジに期待することを教えてください。
今後も事業を通じて日本の皆さんを快眠に導き、睡眠問題の解決に貢献していきたいですね。商品展開も随時アップデートしていく予定なので、ご期待ください。また睡眠に関するイメージや価値観を変えていく啓蒙活動も重要だと考えているので、現在WEBサイトやブログでは睡眠に関する豆知識などもご紹介しています。
くわえて当社は、環境保護にも力を入れているんです。社名にもなっているコアラやウミガメの保護活動のほか、資源を無駄にしない製造ライン作りにも取り組んでいます。こうした活動やストーリーも、今後さらに多くの方に知っていただけたら嬉しいですね。
(最新の商品情報や睡眠ノウハウ・CSR活動の詳細は同社の公式WEBサイトから)
物流面に関しては、現在配送クオリティー向上のための新たなプロジェクトにオープンロジと取り組んでいるので、まずそちらを無事に軌道に乗せたいですね。またオーストラリアではマットレス以外にベッドベースやソファといった大型商品も展開しているので、今後日本でもそういった商品を展開できるような物流ライン作りについても考えています。我々が日本市場で更に成長していくためには物流の仕組みづくりが欠かせないので、オープンロジにはこれからも一緒に仕組みづくりに取り組んでほしいです。
最後に記事をご覧の方・特に越境ECやオープンロジとShopifyの利用をご検討中の方へ、メッセージをお願いします。
ECのビジネスをされている方、特にスタートアップ期の方には、コスト面でもオペレーション面でもオープンロジ・Shopifyともに非常におすすめです。
商品をエンドユーザーに届ける際、配送コストが思いのほか高くなったり、商品が問題なく出庫されているか分からないといった問題が発生しますよね。でもオープンロジを利用することでそういった心配が無くなり、そのぶん他の業務に注力できるんです。きっとあなたのビジネスも成功に導いてくれると思いますよ。
インタビュー後記
最近ひときわ大きな盛り上がりを見せる越境EC。ECプラットフォーム側では多言語や複数通貨への対応が進みどの国でも共通のサービスを通じて販売ができる一方、物流面については新市場で新たなパートナー探しが必要になるケースも多く発生します。さらに言語やコミュニケーションといった越境ECユーザー特有の課題が、パートナー探しの難易度を上げているのです。
日本進出に際し、まさにこれらの課題に直面したKoala Sleep様。英語でのコミュニケーションをきっかけにオープンロジを導入した同社には、下記3点をご評価いただきました。
1. ShopifyとオープンロジのAPI連携で、大幅な時短とミス削減が叶う
2. 正確な在庫状況をリアルタイムで把握でき、情報変更もWEBから簡単にできる
3. 担当者の密なコミュニケーションと柔軟な対応が頼りになる
「日本の睡眠改革」をミッションに掲げ、上陸以来急成長を続ける同社。同社が提供する優しい寝心地のマットレスには、事業や環境への強い想いが込められていました。
オープンロジは越境ECでのビジネス拡大を目指すお客様を、今後も物流面でサポートしてまいります。
























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