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「国内に発送するのとなんら変わらずに越境ECを開始できた」 海外モール展開に、Wish×オープンロジを導入した理由とは

7インテリア雑貨やファッションアイテムを始めとする、中国からのさまざまな輸入品の販売を手がけているAiO JAPAN株式会社様。国内販売だけでなく、海外販売にまで販路を広げるなど、現在急成長中の企業です。

今回はAiO JAPAN株式会社の藤田様に、オープンロジ導入の決め手や、なぜハードルを感じることなく越境ECに挑戦できたのか、実際に使ってみて感じたメリットなどを詳しくお聞かせいただきました。

売上拡大が見込めるのであれば、 
複数モール展開をやらない手はない 

貴社についてご紹介をお願いします

AiO JAPAN株式会社は、中国から輸入したインテリア雑貨、ファッションアイテム、アクセサリー、スポーツ用品など、多岐にわたるカテゴリーの商品を扱っているネットショップを運営しております。

現在、商品を販売している主なモールは、楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングですが、他にも6店舗ほど展開中です。最近では、PayPayフリマ、ヤフオク!などのフリマアプリにも出品しています。海外販売を展開しているECは、海外通販アプリ「Wish」のみです。

Wishとは、2010年にシリコンバレーにて誕生し、世界中で毎月1億人以上のユーザーが利用するECサイト。2021年より日本チームが立ち上がり、今後の拡大が期待される越境ECサービスの一つです。

取り扱っている商品の種類は約1,800種類です。さらにカラーバリエーション、サイズバリエーションを含めるとそれ以上になります。現在は、毎月50〜100件ほどの新商品を増やし、売上拡大を図っています。

新商品はどのように選定しているのでしょうか?

以前は、ECサイトを調査している最中に目についた商品、日本でも人気が出そうな商品を経験を頼りに選定していました。最近では、社員のみならずアルバイトスタッフにも新商品選定に参加していただき、会社全体で探す取り組みを行っています。

弊社では、基本的に中国のECサイトで新商品を探しています。サイトによっては一品一品直接購入する場合もありますが、商品によっては一度に複数個を購入する場合もあります。

複数モールで商品を販売されていますが、どのように販路を広げていったのでしょうか?

最初はAmazonから販売を始め、その後、Yahoo!ショッピング、楽天の順番で展開していきました。現在の売上規模としては楽天が最も高いですが、出店前は、楽天は最初の登録料金がかかり敷居が高く感じていたので、始めるのが遅くなりました。

複数モールで販売している理由としては、間口を広げることで売上拡大が見込めるのであれば、取り組まない選択肢はないという考えです。

今後自社サイトを作ることは検討されていますか?

自社サイトは全く検討していないわけではないですが、人員体制やコストを考慮し、直近で取り組むべきではないという判断をしています。まずはモールのプラットフォームを軸にした販売の拡大に注力したいと考えています。

Wishの導入で、言語のハードルを感じることなく 
海外モール展開に踏み出せた

 

海外通販アプリ「Wish」への出店の経緯を教えてください

Wishからの営業電話がきっかけです。弊社代表が話を聞き、Wishをきっかけに海外モール展開に踏み出せそうだと感じたため、導入を決定しました。

意志決定プロセスの中でも、Wish導入に対してネガティブな意見は出ず、まずは導入してみようとスタートしました。

それまで国内を中心に事業展開されていた中で、海外モール展開、越境ECの開始は検討されていましたか?

興味はありましたが、発送やサイトへの商品登録が滞りなく行えるかといった不安が拭えなかったため、越境ECへの参入にはハードルの高さを感じていました。

弊社には英語を使えるスタッフが1人もいないので、海外サイトを利用するとなるとGoogle翻訳を使いながらの対応となります。こうした事情もあり、これまでは越境EC導入に踏み出せずにいました。

ですが、Wishにはサイトに翻訳機能が付いており、日本人スタッフのサポートも受けられるなど、言語のハードルを解消する機能やサポートが充実していました。私自身は英語がまったく分からないのですが、Wishの担当者の方に、出店までの道筋を丁寧に教えていただいたので、導入にあたって特に困ったことはありませんでした。

インボイスなど海外配送に必要な書類を 
自社で作成する必要がない

オープンロジ導入にあたり、他の越境物流アウトソースサービスなども検討されたのでしょうか

弊社では、最初は自社のみで梱包から発送まで行っておりましたが、社内の人件費を考慮し、物量が増えてきた段階で、海外発送の外注を検討し始めました。

低コストのサービスを探していたので、他サービスも金額に重点を置いて比較検討しました。Google検索でヒットした物流サービスのホームページを見て、リストアップした会社には電話もして話を伺ったこともあります。

最終的にオープンロジに委託した一番の理由は、海外発送のコストの安さです。従量課金制なので、初期費用や固定費がかからないことから、まずは導入してみようという判断に至りました。

オープンロジの海外配送サービスを利用して感じている点などございましたら、お聞かせください

一番便利に感じているポイントは、商品を倉庫に預けてユーザーにお届けするまで、国内販売とオペレーション方法が変わらない点です。

商品を倉庫に送るだけで、オープンロジ側で海外発送に必要な作業を全て担ってくれます。本来ならば、インボイスや税関通知書、キャリア用ラベルの書類発行や入力が必要ですが、全てオープンロジの倉庫で発行してもらえるので、手間なく、初めてでもスムーズに運用スタートできました。

越境配送についてわからないことが多い中、「商品を倉庫に送るだけ」で海外購入者に配送ができたからこそ、弊社も海外モールへの展開に踏み出すことができました。

オープンロジの越境配送サービスを利用する際の、発送作業の流れを教えてください

越境配送サービスの発送作業は、Wishで商品が売れていることを確認した後に、オープンロジに出庫依頼をかける流れです。その際のシステム操作は2分もかからず行えるため、少ないリソースでも回しやすく、運用のしやすさを実感しています。

オープンロジに改善して欲しいポイントを教えてください

以前クリックポストで発送したい商品があったのですが、オープンロジのサービスでは対応していないサイズだったため、発送できなかったことがありました。弊社では多様な商品を展開しており、送料はなるべく抑えたいと考えているので、クリックポストサイズの梱包があればなお良いと思います。

オープンロジでは、配送キャリア各種との連携でサイズに最適な梱包をご提案させていただいております。

発送に必要なコストを考慮した上で、 
オープンロジを選択

貴社の今後の挑戦について教えてください。

現在は売上を上げることを重点に考えており、楽天の2号店立ち上げや、越境で言うと東南アジア・台湾最大規模のECプラットフォーム「Shopee」の導入も検討しています。

最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします

海外発送を行っている企業は、外注を利用せずに自社発送で対応できないことはありません。ただし、日々の発送にかかる人的コストを考えると、発送代行サービスを利用するのも1つの選択肢だと思います。

弊社では、発送に必要なコストを考慮した上で、オープンロジを利用させていただいております。他の業務に時間や人を割きたいと考えている事業者の皆様も、ぜひご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

AiO JAPAN株式会社

楽天:https://www.rakuten.co.jp/aio-shop/info.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/s?i=merchant-items&me=AJDCD906YYC2Y
Yahoo!ショッピング:https://shopping.geocities.jp/aioshop/

 

国際物流のアウトソーシングサービスを生業にしているワールド交易株式会社様。対象国を日本・アメリカ・欧州としており、日本の物流にはオープンロジを活用しています。

中国から国外への輸出をメインにサービスを提供している同社ですが、日本での物流手段を確保するために採用したのがオープンロジの倉庫サービスでした。

今回はワールド交易株式会社の楊濤様に、日本の倉庫拠点としてオープンロジを選んだ理由や導入で感じたメリットなどを詳しくお聞かせいただきました。

「安定性」「スピード性」「安全性」の3つを重視

貴社についてご紹介をお願いします

ワールド交易株式会社と申します。弊社では主にフォワーダー業務を行っており、主な対象国は日本・アメリカ・欧州でございます。

業務内容につきましてはBtoC向けのサービスとして「パッケージ梱包」、BtoB向けとしては「ラベル貼り付け」や「Amazon・楽天への納品」などを手がけており、その他にも海外輸出や日本の通関手続き代行といった業務も行っています。

現在までの月間最高出庫件数は約15万件を記録しました。toBの輸出に関しては基本的な単位として「トン」を用いており、こちらの最大輸送重量は850トンでして、日本だけですと300トンの実績があります。

貴社サービスの魅力やこだわりを教えてください

弊社のサービスでは「安定性」「スピード性」「安全性」の3つを重視しています。

具体的な例を挙げるとするならば、私たちは自社の航空便を所有しているのですが、こちらを使用する際には運送の安定性を確保することに注力しています。また通関では日本の大手運送会社のひとつである佐川急便様にお任せし、日本の倉庫業務ではオープンロジに委託をすることで、荷主様に高品質なサービスを提供することができております。

ちなみに弊社をご利用されているお客様は、口コミがきっかけでサービスを知ったお客様がほとんどです。弊社の事業成長率は2020年度の売上が前年度の3倍、つまり伸び率が300%に達しました。そのことからも私たちが「安定性」「スピード性」「安全性」を重視し、しっかりとサービス品質に反映できていることがお分かりいただけるかと思います。

日本進出にあたり苦労したことはありますか?

2018年に日本へ進出したのですが、検討を始めたのは2017年のことでした。

進出にあたって課題となったのは通関と現地倉庫との提携です。

通関につきましては最初は日本の輸入代理店に依頼をしたのですが、トラブルが度々起こってしまい安定性を保てなかったため、最終的に佐川急便様にお任せすることを決めました。

次に現地倉庫ですが、こちらはたくさんの会社があるものの「中国語の対応ができる」「他国と同じ業務レベルを保てる」といった条件が揃っている倉庫を見つけるのは、容易なことではありませんでした。結果的には知り合いからオープンロジを紹介していただいたことで日本の倉庫拠点を確保できましたが、自力で探していた時にはなかなか見つからず、とても苦労したことを覚えています。

オープンロジには
中国語に対応することのできる社員がいる

物流アウトソーシングに求める条件は何ですか?

先述した「中国語の対応ができる」「他国と同じ業務レベルを保てる」といった条件以外には、「コスト」「サービス品質」「リードタイム」「安全性」を求めておりました。その条件を全て満たしたのがオープンロジです。

オープンロジのシステムは他中華系倉庫より使いやすく、日次の業務はカスタマイズ不要で、システム上にて完結することができます。また、wechatが使えるのがありがたいですね。特殊な運用や緊急時にはwechatで連絡を取ることで、速やかに対応いただけているため助かっています。

オープンロジ導入で解決できた課題は何ですか?

日本にて倉庫を確保するためにはコミュニケーションが課題となることが予想されましたが、オープンロジには中国語に対応することのできる社員がいるため安心して導入することができました。

またシステムの誤操作などのアクシデントが発生した際には、他の倉庫では5営業日ほどかかってしまう内容でも、オープンロジでは2営業日以内に対応をしてくださるので、迅速に問題を解決することができています。

アクシデント以外にも細かなことまで相談させていただいておりますが、毎回担当者の方にはとても親切に応対していただいており、その真摯で柔軟性のある姿勢は印象に残っています。

オープンロジのシステムは検索機能がとても便利

オープンロジ導入のメリットを教えてください

2つあります。

1つめは「サービス品質の高さ」です。

現在、弊社ではオープンロジのサービスを導入することで日本国内の物流業務に関しては、ほぼカバーできています。大きな問題も起こることなく、安定して運営できているのも利点のひとつでしょう。

2つめは「システムの検索機能がとても使いやすい」ことです。

オープンロジのシステムは検索機能がとても便利だと思います。例えば、在庫がずれたときには原因を突き止めるために検索をかけますが、半年以上前の履歴も容易に検索できます。このように、基本的に知りたいことはすぐに検索で引っ張ってくることができるので、大変助かっています。

今後、オープンロジに期待することはありますか?

料金がやや高い印象があるためコストダウンを図ってくださると嬉しいですが、高品質のサービスを提供していただいておりますので、さほど問題ではありません。

現在のオープンロジのサービスに加えて「トラック配送」や「空港までの集荷」など、これから更にサービス内容が充実することを期待しております。

これからも品質の良いサービスを提供していきたい

貴社が今後挑戦されていきたいことを教えてください

現在、弊社が提供している既存の国際物流のアウトソーシングサービス以外にも、「COD(代引)」「再配送」「返品処理」「ラベル貼り替え」などといった部分もサービスとしてお客様に提供していきたいと考えています。

上記の一部は既に対応を始めていますがまだスタートしたばかりですので、もっと品質の良いサービスを提示できるようにブラッシュアップしていこうと思っています。

最後に、オープンロジの導入を検討されている方にメッセージをお願いします

越境ECに関しては、物流にどうしても多くのコストがかかりがちです。そのため、サービス品質よりもコストに目がいってしまうことが多いでしょう。しかし、越境ECでは物流品質は看過することのできないポイントのひとつです。

私たちは物流に関して「良いサービスを提供できること」を前提として、安全性や効率性が重要であり、コストはその次に優先すべきことであると考えています。オープンロジの物流サービスは全体的に高品質であり、コストをかけてでも利用する価値があると言えるでしょう。

洗練された独自デザインのスマホケースやワイヤレス充電器といったオリジナル製品を取り扱っているJUST MATCH株式会社様。同社は中国から日本国内向けの販売者に対して商品を受注生産し、エンドユーザーまでの配送を請け負っていらっしゃいます。

国境を跨いだ越境EC事業を軌道に乗せるにあたり、課題となったのが物流でした。

今回はJUST MATCH株式会社の周様に、越境ECを始めたきっかけやオープンロジの利用で得られたメリット、今後の事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました。

日本をメインターゲットに据え、越境ECを開始

貴社についてご紹介をお願いします

JUST MATCH株式会社と申します。弊社は2013年1月に日本で設立した会社であり、当初は中国で作ったtoB向けの商品を日本国内の企業であるソフトバンクやauに卸しておりました。しかし中国国内の工場に投資したことをきっかけに、私は生まれ故郷である中国へ戻り、日本をターゲットとして新たに越境EC事業を開始したのです。

弊社ではオリジナルデザインのスマホケースを主に取り扱っており、現在は自社ECサイトの他にAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングといった集客力の高い大手ECモールでも主に日本国内向けの販売者に商品を卸すという形で商品を展開しています。ありがたいことに利用ユーザー数はは2500、企業数は300社を達成いたしました。

本事業におきましては日本がメインターゲットの国ではありますが、中国や欧州にも僅かながら商品を販売しています。今後、2021年後半にかけて東南アジアや韓国にも販路を拡大していく予定です。

日本をターゲットに越境ECを始めた理由を教えてください

私自身が事業を立ち上げる以前に日本へ留学していたことが大きな理由です。実は学生時代の頃から既に、日本をターゲットにした越境EC事業の立ち上げを検討していました。

卒業後、そのまま日本に留まり国内の企業に勤めたことも、今となっては事業立ち上げのきっかけのひとつであったと思います。当時、私は卸を生業とする会社に入社したため、幸いにも物販のノウハウを多少身につけることができたのですが、ここで得ることのできた知識は事業を立ち上げる際に役立ちましたね。

日本への進出で一番大変だったことは何ですか?

「越境EC事業を運営していく上でかかるコストが予想以上に高かったこと」です。実際に事業を開始してみると、中国からの輸送も含めて、物流費はトータルで35%、販売費用は約10%がコストとしてかかることが分かりました。私にとってこのパーセンテージは結構高く感じるものだったのです。

一方、越境ECにおいて言語の壁は課題のひとつと言われておりますが、弊社は日本国内にも法人があるだけでなく日本語に堪能なスタッフがいるため、その部分においては課題感を感じることはありませんでした。もちろん中国のスタッフもいるので、多言語においてフォローできる体制が整っています。

オープンロジの導入は
業務効率向上とコスト削減に繋がる

物流アウトソーシングを利用しようと思った理由は何ですか?

理由は2つあります。

1つめは「システムの連携性を高め、業務効率を上げたかったから」です。

弊社では自社で開発したシステムで在庫管理を行っているのですが、そのシステムとAPI連携することで業務を自動化するのが狙いでした。もちろん他の物流アウトソーシング先も比較・検討しましたが導入までに工数がかかってしまうため、すぐに利用開始できるオープンロジを選択いたしました。

2つめは「人件費を削減したかったから」です。

当たり前ですが費やすことのできるコストは無限ではありません。ですので適材適所にコストをかけていくためには、削れる部分はとことん削っていく必要があると考えました。前述したように弊社はシステムの連携性を高めることで業務効率を挙げることができ、必然的に人件費も削減され、結果的にコストダウンを図ることが叶いました。

オープンロジ導入で得られたメリットは何ですか?

物流業務の自動化が叶いコストの削減ができただけでなく、業務負担も大幅に改善されました。オープンロジを導入する前は夜中の注文は翌朝の対応になってしまい、対応までにややタイムラグが生じるのは避けられないものでした。

しかしオープンロジのシステムを導入し、自社の在庫連携サービスとAPI連携することで、物流業務を全て自動化することが叶いました。そのおかげで、24時間いつでもお客様の注文に対応する体制を整えることができたのは大きなメリットです。

また物流業務に関して対応の遅れや見逃しなどの心配をかかえることが無くなったことで、ストア運営や業務拡大といった基幹業務にしっかりと注力できるようになったのもメリットのひとつであると言えるでしょう。

今後オープンロジに期待されることはありますか?

3つあります。

1つめは「システムの更なる改善」です。

オープンロジの提供しているシステムには概ね満足しています。強いて要望を挙げるとするならば、システム上で「WeChat」が使えるようになると良いですね。基本的にオープンロジとのやりとりはこちらのツールを利用しているため、オープンロジのシステムでこのツールが使え、さらに通知もWeChatから受け取ることが可能になれば、メールが不要になるだけでなく機能を一ヶ所に集約できるため、一段と業務効率を高めることができるはずです。

2つめは「大型商品の対応」です。

弊社では現在アメリカを対象として大型商品の販売も行っており、そこでの売上は目を見張るものがあります。今後、さらに事業を展開していくためにも日本国内で大型商品の販売に挑戦していきたいのですが、現状、弊社の該当商品を取り扱える倉庫を見つけられておりません。もし、オープンロジで大型商品の取り扱いが可能になればとても助かります。

現在は、大型商品の取り扱いについては、詳細をお聞きの上柔軟に対応させていただきます。

3つめは「コスト感」です。

物流にかけるコストはなるべく減らしたいのが正直なところですので、全体的にコストがもっとリーズナブルになれば嬉しく思います。

越境EC事業は
成功よりも失敗しないことが重要

貴社として挑戦していきたいことはありますか?

冒頭にも申し上げたように、東南アジアと韓国へさらに販路を拡げていきたいと考えています。しかし、事業拡大において大きなリスクを抱えてしまうのは好ましくありません。

一昔前まで越境ECでは、どのようなものでも合法的な商品であれば、たとえ競合が多くても売れる時代でした。しかし現在は、集客対策やマーケティングは必須であり、商品のオリジナル性やブランド体験が重視される傾向にあります。

事業失敗という最悪のリスクを避けるためにも、あくまで弊社は現状のビジネス環境を維持した上で、慎重に事業拡大に着手していくことを検討しています。

最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします

越境ECでは関税や言語といった通常のECには無い課題がたくさんあるため、一般的にハードルが高い事業だと言えるでしょう。ですが前もって課題に対して策を立てたり、リスクに備えることができれば、決して怖いものではありません。

どんな事業でもつい、成功することばかりを考えてしまいがちです。しかし「失敗するかもしれない」ということを想定した上でリスク回避の術を用意していなければ、万が一つまづいた時に立ち上がることが難しくなるでしょう。

越境EC事業においては「成功よりも失敗しないことが重要」であると私は考えています。新たに越境EC事業へ参入する際には、ECストアの運営だけでなく物流の面も含め、しっかりとリスクを想定して対策を立てることをおすすめします。

JUST MATCH株式会社:https://www.just-match.com/

大手ECモールを利用し、SIMフリー端末の販売を行っている鈴木様。小規模から事業を始めた同社ですが、現在4つのECサイトを運営し、WEBデザイナーの経験を生かして各ショップのカスタマイズも自らされています。

事業が拡大していくに従って負担となったのは、物流でした。

今回は、現在オープンロジに物流業務を委託されている鈴木様に、ECという販売手段を選んだ理由や物流の外注を決断したタイミング、今後の事業展開の詳細などをお聞かせいただきました。

スモールスタートできることが
ECを選んだ決め手

貴社のご紹介をお願いします

Grapeseed Storeという屋号で4つのショッピングサイトを利用し、SIMフリーのスマートフォンを販売しています。

事業を初めて3年くらい経つのですが、当時SIMフリーの端末は購入するのに敷居が高かったのです。主に海外旅行などに行かれる方が購入されますが、商品自体の値段が高額で、販売しているショップが少ないため、中々購入しずらいという面がありました。

しかしリサーチしたところ、これまで他のショップさんが販売していた値段より低く設定し販売できそうな見通しがついたため、少しずつ始めて見ようと思い、事業を開始しました。

なぜECという手段を選ばれましたか?

固定費が多くかからずに、クラウドサービスを利用してスモールスタートできるのが決め手でした。

私が元WEBデザイナーというのもあり、各ショップのカスタマイズも自分でできたということもECを選んだ理由のひとつです。業務を回すのにGoogleのサービスを駆使して行っているのですが、ECはそれらが利用できるのも魅力でした。

また、事業を始めるときに最初はできるだけ規模を小さくと考えていたので、固定費や初期費用の負担が少なくスモールスタートできるECは、他の手段よりも条件に合った手段でしたね。

ECの中でも大手ECモールを利用されていますが、他の手段は検討されましたか?

実店舗の検討もしたのですが、扱っている商品が高額商品なので、在庫管理や設備投資、スタッフの教育など色々な要素のハードルが高かったので断念しました。効率やバランスを考えてできるだけ最少人数で回したいという考えもあったため、大手ECモールを選びました。

今コロナで実店舗は影響受けているところが多いですが、今後コロナが収束したとしても、私はECという手段が自分にとっては合うのかなと思っているので、この方法で続けていきたいですね。

また、ECプラットフォームの利用も検討はしました。
色々分析していくうちに今の消費者の購入に繋がる行動やモチベーションは、大手ECモールのキャンペーンやクーポンなどの施策の影響が大きいことが分かりました。例えば、楽天さんですと、お買い物マラソンやポイント還元などの施策を出されています。

私の今の主力販売先はYahooショッピングなのですが、こちらも同じようにポイント還元や期間限定のクーポンの配布などをやっており、その施策に合わせて消費も動いています。

私がECプラットフォームを利用しECを独自に自分で立ち上げ、それに見合った売上が出せるのか分析したところ、現時点では難しいと判断したため、ECプラットフォームの利用は見送った次第です。

2時間かかっていた作業が10分に

物流の外注はいつ頃から検討されましたか?

事業が軌道に乗り、売上が伸びてきた頃ですね。
もともと副業で始めた事業なので最初は自分で発送梱包を行っていました。起業してから約1年経ち出荷量が増え、入庫量も増えてきたこともあり、保管スペースが足りなくなり作業量も増えてしまったためどうしようか考えていたところ、オープンロジのサービスを見つけました。

オープンロジを選択する前に他社比較はされましたか?

はい。大体5社くらい見積もりを取ったのですが、総合的なサービスの面など全てにおいてオープンロジが良かったですね。

特にUIの画面が使いやすいというのは大きなポイントでした。
他社はスマホで操作できないというところが多かったです。他社で見積もりを取る際に「オープンロジはスマホに対応してますよ」と言うと「凄いですね」と反応が返ってくることもありました。

元々は他社のフルフィルメントサービスの利用を考えていました。しかし入庫作業の手間が多かったので、利用に踏み切ることができなかったのです。悩んでいたところオープンロジのサービスを見つけ、導入してみたところ、入庫は商品個別のIDではなく、商品が10個入った袋にラベルを1枚ペタッと貼ればOKだったのです。この入庫作業のシンプルさに惹かれて、オープンロジの利用を決断しましたね。これが一番の決め手だったと思います。

オープンロジご利用前に不安はありましたか?

導入前の懸念点としては、出荷や入庫検品の作業の精度は実際のところどうなのか、というところでした。しかし今までその部分で不満に思うことは起きていないですし、梱包についてもお客様からご指摘いただいた事もありません。

あとは倉庫でどのような状態で保管されているのか不安がありましたが、きちんとお客様に届いていますし、何かクレームを頂いたり問題が起きたりしたこともないので、そういった不安は一切解消されてますね。

物流の作業時間はどのように変化しましたか?

オープンロジを利用する前は平均一日2時間くらいかかっていました。しかし今では約10分程度で済んでいます。

ショッピングサイト上の管理画面で注文一覧画面が出るのですが、そこからCSV画面を出して、自分で作ったGoogleのスプレッドシートに流し込み、それをエクスポートするとオープンロジのCSV形式にそのまま読み込める状態になるので、それをOPLのサイトに流し込んで終了です。

入庫時の検品もかなり時間がかかっていたので、出荷と入庫をおまかせできたというのは、かなり自分にとっては大きい利点だったと思っています。

また、システム改善がこまめにされているので、そういったところも日々の私の業務時間の短縮に繋がっていると思います。

オープンロジを利用されている中で印象に残っているエピソードはありますか?

商品入庫時に実際の商品と入庫データに相違があることが度々あり、その際にこの商品はどういったIDにしてくださいとか、そういった依頼をこちらからさせていただくのですが、対応がいつも迅速で助かっています。きっとオープンロジ側で事態を想定して質問回答を作っているのだろうな、ということが日々の対応から伝わってきますね。

私は基本、細かい指示や要望をお願いすることが多いので、オープンロジの的確で早い対応にはいつも感謝しています。

オープンロジは固定費ゼロ
だから忙しくなる前に試せる

今後の事業展開について、お聞かせください

小規模ながら他の商材の販売を開始しているのですが、現在は外注するほどではなく自分だけの作業で間に合っている状態です。今後、軌道に乗ってきたときには物流はオープンロジに任せたいと考えています。

オープンロジに今後期待することはありますか?

商品のマスター一覧を表示させるときに、私は大体商品名でソートをするようにしているのですが、ソートの表示順をアカウント個別でできるようになればいいですね。

また、アカウント別で画面の表示をカスタマイズできるようになれば、利便性が向上すると思います。

最後にオープンロジの利用を考えている方にメッセージをお願いします

使いやすいUI、入庫方法のシンプルさ、開発力、検品などの精度の高さ。他に競合他社がいないんじゃないかと思うくらいに私は評価しております。固定費かからないのもメリットだと思うので、ちょっとでも梱包出庫作業が大変だと思っている方にはオススメしたいですね。

特に出荷件数が多い方で、体積の少ない商品を扱っていらっしゃる方、あとはオープンロジは大抵のECサイトのファイル形式に対応しているのでECサイトを利用されている方、できるだけ人件費を押さえたい方には本当にオススメだと思います。

また、オープンロジは物流業務が大変になる前に導入した方が良いですね。
私の場合、物流が大変になることはある程度予測はできていました。オープンロジは固定費もないですし、忙しくなる前に試してみても良いと思います。

私はオープンロジに物流を任せることで、元々梱包していた時間をECサイトの改善に充てたり、出先から出荷指示を出す事が出来るので、出張や旅行へ行くこともできるようになりました。

オープンロジはスマホやタブレットがあれば、外出先からも出庫依頼が可能です。どんな場面でも出庫依頼ができることで、すぐにお客様に商品を発送できるため、お客様の満足度も保てますし、自分にとっても大きなメリットになっていると思います。

近年目覚ましい発展を見せる越境EC。日本も魅力的な市場として、海外から多くのEC事業者が進出しています。

今回取材した香港宇宸電子有限会社様も、そんな越境ECでの日本進出に成功した企業の1つ。中国に本社を置きながら販売先の中心は日本という同社はカーアクセサリやモバイル端末用グッズの人気メーカーで、スマホの保護シートやケースなど、品質にこだわった商品が高い評価を得ています。

そんな同社も、日本での事業拡大にあたっては物流で大きな壁にぶつかり、試行錯誤を重ねたといいます。FBAを利用したAmazonでの販売から他ECモールへの拡大、という越境ECの王道ルートを辿った同社は、どんな壁にぶつかり、どう乗り越えて成功を掴んだのでしょうか?代表のA様にお話を伺いました。

主な商品はカーアクセサリやスマホのケース・保護フィルムなど。品質にこだわり、ビジネスを拡大中だ。

こだわりの商品を日本市場で販売。
FBAとオープンロジを使い分け、
Amazon・楽天・Yahoo!で展開中

まず、貴社について教えてください

当社は中国に本社を置くメーカーです。『Nikatto』等のブランド名で、カーアクセサリやスマートフォン用の保護フィルム・充電器やケーブル・スマホケースなどを販売しています。こうした商品は中国でも沢山のECセラーがいて差別化が難しくなっていますが、当社のこだわりは商品の品質です。商品の企画段階から自社で行い、安全性や品質を追求しています。

2014年に私とアシスタントの2人だけで創業した当社ですが、現在はグループ全体で300人以上の規模に成長しました。本社は中国にありますが、現在は中国国内でははほぼ販売しておらず越境ECでの日本市場の販売がメインです。中国国内に日本市場担当チームが約70人、日本には正社員とアルバイトを合わせて約50人のスタッフがいます。また香港に物流センターがあるほか、ヨーロッパなどにも少数ですが従業員がいますね。

なぜ越境ECで日本進出をしようと思われたんですか?

きっかけは、日本が好きだという私自身の想いです。大学卒業後に自分で日本語を勉強をしていたこともあり、加えて創業当時は越境ECが急激に伸びていた時期だったので、越境ECで日本進出にチャレンジしてみたいと考え会社を立ち上げました。

日本では、どういった販路で販売されているんですか?

日本での主な販路は、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングです。販売規模は現在月平均で約10万点、ピークの年末には毎年約15万点に達します。
物流はAmazonでの販売分はFBAで、それ以外をオープンロジでとサービスを使い分けしています。オープンロジの使い方としては、中国で製造された商品を月に数回提携倉庫にまとめて入庫し、注文に応じて出庫してもらっています。

FBAだけでは、これ以上拡大できない…
物流のつまづきが事業に影響

販路拡大にあたり、FBAだけでも自前物流でもうまくいかなかったという同社。

日本での販売にあたり、物流は最初からアウトソーシングしていたんですか?

はい。最初はAmazonでの販売から始めたので物流は全てFBAにアウトソースしていました。でも色々と問題が発生してしまって…。1番困ったのは、トラブルがあってアカウントを一時停止された際に、物流までフリーズさせられてしまったこと。当時の我々は全ての在庫をFBAに預けていたので、問題の解決まで出庫が一切できなくなってしまい大変困りました。これをきっかけに、リスク分散の観点からFBA以外の方法も検討しなければいけないと考え始めたんです。

なるほど。FBAに全てまとめるのは便利な一方で、そういったリスクもあると。

はい。それに加えて販路を拡大しようとした際に物流でつまづいてしまったことも大きかったです。
実は2017年から楽天とYahoo!ショッピングで新たに出店を始めたのですが、物流面の運用がうまくいかず、販売拡大が予定より遅れてしまって…。正直、物流の問題さえ早く解決できていれば、もっと早く販売拡大ができたと思います。

具体的な問題としては、FBAからの発送だと箱にAmazonのロゴが入っているため、他のサイトで注文したお客様から「自分は違うサイトで購入したのに、なぜAmazonから商品が届いたのか」といったお問い合わせが大量に来てしまいました。他にも、発送状況の更新や伝票番号の反映が遅いといったクレームもありました。

こうした問題を何とかせねばと自分達で楽天とYahoo!ショッピング分の発送業務を行っていた時期もあったのですが、思った以上に手間がかかってしまい、この方法もうまくはいきませんでした。
このまま楽天やYahoo!ショッピングの物流もFBA一本でやっていくのは難しい、でも今までFBAに物流を丸投げしてきた我々には通関や物流の知識も全く無いうえ、手間を考えても自前の物流には限界がある…という状況で、頭を抱えてしまいましたね。
こういった背景があり、商品発送を手伝ってもらえる会社を本格的に探し始めたのです。

FBAだけでも自前物流でも、解決策にはならなかったと。そこからオープンロジを知ったきっかけと、導入の決め手は何でしたか?

インターネットでホームページを見つけたのがきっかけです。他にも複数の物流アウトソーシング会社に連絡を取って比較したのですが、最終的にオープンロジを選びました。

決め手は大きく2つ、自社システムと連携できることと、価格でした。
まずシステム連携については、1番負担だった事務処理の手間を削減する方法として重要視していました。なぜかというと、自前でYahoo!ショッピングと楽天の発送業務を行っていた際、配達ステータスと追跡番号の更新といった事務処理に非常に時間がかかっていたから。この作業が原因で当時は1日50件程度の注文の処理が限界。もっと沢山注文を受けたいのに物流の手間がボトルネックとなっていたので、ここは絶対に解決したい点でした。

また価格については、当社で最も多く使う厚さ2cm以下の小さいサイズの配送料がFBAより安い点が魅力でした。 他の事業者も含めると価格だけでは一番安いわけではなかったのですが、システム連携なども含め総合的に値段以上の価値があると判断し、オープンロジの導入を決めました。

導入決定から実際の導入までは、スムーズに進みましたか?

はい、スムーズでした。システム連携については当社にも ITの知識がある社員がいましたし、運用面でもシステムがシンプルで使いやすいので、あまり苦労はしませんでしたね。
また越境ECの事業者にとって言語は避けて通れない大きな問題ですが、オープンロジには中国語を話せるスタッフがいらっしゃるので、その点も安心でした。現在当社の運用担当者は中国にいますが、日本のオープンロジ担当者とは中国語でやり取りができるので対応がスムーズで助かっています。

導入のメリット

中国本社で打合せを行う社員の方々。導入以前は物流業務に多くの人手が割かれていた。

実際にオープンロジを導入して感じたメリットを教えてください。

メリット1:システム連携で、作業時間と人件費を大幅削減

オープンロジのシステムを使えば追跡番号などは各出庫に自動で紐づくので、面倒な事務作業の手間を大幅に削減できました。ほかにも APIを使って自社システムやECモールなどと連携できるのも便利です。当社は自社システムと連携させていますが、大量の注文や複雑なSKUでも90%以上は自動処理できていますよ。

こうした作業時間の短縮によって、人件費も大幅に節約できましたね。システムの便利さや使いやすさは人件費に直結するので、物流において非常に重要な要素だと思います。しかもオープンロジのシステムはシステム利用料なども不要なので、価格面でも有難いです。

メリット2:出庫までのリードタイムの保証

2つ目はリードタイムの保証です。
お客様にとって指定の日時に商品が届くことは非常に大切なことですが、我々はプロではないため、自前の物流業務ではこの部分を完璧には保証できません。オープンロジを利用することによって出庫までのリードタイムが確実に分かるので、その点は非常に安心です。

メリット3:トラブル時のきめ細やかなフォロー

どれだけ仕組みを整えシステム連携をしても、やはり想定外のトラブルやアクシデントが起きてしまうことはあり、そんな時には担当者のフォローが欠かせません。

これまで緊急で予期せぬ状況に遭遇したとき、オープンロジのスタッフは私達を助けるためにいつもベストを尽くしてくれました。一時的に倉庫の作業人数を増やしていただいたり、トラブルの際のきめ細かな対応に助けられました。

3つのメリットについて、特に印象に残っているエピソードはありますか?

トラブル対応が特に印象に残っていますね。我々は中国で生産した商品を日本へ運びオープンロジの提携倉庫に預けているんですが、ある時トラブルで輸入の通関に大幅な遅れが生じ、倉庫への入庫に影響が出るという緊急事態が発生しました。でもオープンロジのスタッフがきちんと調整してくれたおかげで、翌日にはなんとか出庫が完了できたんです。あの時の一生懸命な対応には、本当に感謝しています。

またシステムについては、随時最新のものにアップデートされていくのも良い点だと思いました。
例えば以前自社システムと楽天のシステムを直接連携させていた時は、楽天側のシステムのアップデートに我々が対応しきれず、突然今までの方法で受注データをアップロードできなくなってしまうというトラブルがありました。その時は毎日2〜3人が朝から晩まで注文の確認と対応に追われ、非常に大変でした。

その点オープンロジは常にシステムが改良・更新されて連携先システムのアップデートにも対応しているので、非常に便利で安心です。実際にオープンロジとシステム連携した後は、同様の場合でもすぐに解決されました。システムの使いやすさは、日々の操作性の良さに加えてこういった点も大切ですね。

発展の向こうに淘汰も見え始めた中国市場
日本進出は正しい選択だった。

今後も越境ECでの事業拡大を目指す同社。製品とともに物流やアフターサービスも重視している。

記事をご覧の方・特に貴社と同じく越境ECへの挑戦をご検討中の方へ、メッセージをお願いします。

我々も日本進出の際は様々な苦労がありましたが、努力を積み重ねここまで事業を大きく成長させることができました。ECというとどうしても中国市場のイメージが強いですが、品質を大切にしたいという我々の考え方は日本の価値観とマッチしていましたし、今振り返っても日本市場への挑戦は正しい選択だったと思っています。

現在も中国のEC市場は大きく発展しており大金を稼ぐ事業者が沢山いるのは事実です。しかしそれを長く続けるには本質的な積み重ねが必要で、発展の一方、勢いだけの事業者は数年後には多くが淘汰されるのではないでしょうか。

それを見据え、今から各社が自身の事業にしっかりと向き合い、努力を重ねていくことが大切だと思います。

最後に今後の展望と、オープンロジに期待することをを教えてください。

展望としては今後売上2.5倍を目標にしており、人員も2倍に増やす予定です。日本以外の国での事業拡大や、ECに加えてBtoB事業への挑戦も行っていきたいですね。
またお客様に対しては、引き続き品質を大事に・自信の持てる商品を提供していきたいと思います。それと同時に物流やアフターサービスなど商品以外の部分の品質向上も大切にしていきたいですね。自社の製品やサービスの品質に自信を持てることが、ブランドの確立には何より大切ですから。

オープンロジに対しては、サービスが高いレベルに達していますし、細かい作業やプロ意識など日本人や日本のサービスから学ぶところが沢山あるなと思っています。
希望があるとすれば、日曜も出庫可能になると有難いですね。難しいことかもしれませんが、実現できれば我々にとってもビジネスチャンスが広がるのでぜひ挑戦してほしい。こういった新しい取り組みについては、ぜひ我々中国人の勢いや貪欲さから学んでほしいです(笑)。
これからもお互いにプロとしてレベルを高め合って、一緒にベストを目指していきましょう。

インタビュー後記

越境ECでの日本進出にあたり、第一歩として利用される方が多いAmazonとFBA。しかし複数モールに販路を拡大するにあたり、本事例のようにFBAだけでは上手くいかないというケースも…。一方で自前物流は融通が効く反面こなせる作業量には限界があり、事業拡大を積極的に行いたいフェーズの企業様にとっては、物流がボトルネックになるという事態を招きかねません。

こうした壁を乗り越え日本市場で成功を収めた同社には、下記3点をご評価いただきました。

1. システム連携で、作業時間と人件費を大幅削減
2. 出庫までのリードタイムが保証されるので安心
3. トラブル時のきめ細やかなフォローに助けられた

こだわりを持った製品を武器に、今後も更なる事業拡大を目指す同社。我々もその成長を物流面からしっかりとサポートしていきたいと思います。

「世界をWi-Fiで覆い尽くす」という目標のもと世界最大のWi-Fiコミュニティサービスを 運営するFON(フォン)の日本法人、フォン・ジャパン株式会社様。 同社では、FONルーターを持つコミュニティメンバー同士で自宅や 店舗のアクセスポイントをシェアしあうことで、メンバーは世界中のアクセスポイントで 無料のWi-Fiを利用できるというユニークなサービスを提供しています。

物流業務の作業負担がネックとなり、一度は個人向け販売を中断した同社。 再開を決意できたのは、オープンロジとYahoo!ショッピングのシステム連携があったからでした。これにより、社内業務の負担削減に加えスピーディーな顧客対応を実現。今回のインタビューでは、どのように負担が削減できたのか、 また、物流アウトソーシングを検討している方へのアドバイスも伺いました。

一度は中断した個人向け販売。
ネックになったのは物流だった

まず、貴社について教えてください

私たちは、世界150カ国で2000万箇所以上・日本でも約50万箇所のアクセスポイントを持つ世界最大のWi-Fiコミュニティサービスを運営しています。 「コミュニティーサービス」というのは、2005年に創業者が考えたアイディアです。 当時はまだスマートフォンが普及しておらず、インターネットといえばPCがメインの時代。 公衆Wi-Fiも非常に高価で、家ではネットを使えるけれど、外に出ると使えないのが普通でした。 そこで「どこでもインターネットを使えるようにしたい」という想いで作ったのがこのサービスです。

各家庭にはインターネットがあるのであればそれを皆でシェアしよう、という発想で、コミュニティメンバー同士で自宅や店舗のアクセスポイントをシェアし、どこでも無料でWi-Fiを利用できるというサービスをスタートしました。 現在ご利用のユーザー様は、全世界で約3億人です。

また個人向けだけでなく、塚田農場やリンガーハット、カフェのセガフレード・ザネッティなど、チェーンの飲食店様への導入も進めているところです。
オープンロジは、2017年からWi-Fiルーターの個人向けネット販売の物流で、利用しています。

オープンロジ導入以前の販売・物流はどのようにされていたんですか?

2006年に日本法人ができた当時は、量販店やAmazonなど様々なところで販売していました。 当初はAmazonで個人向け販売をしていたのですが、自分たちがオフィスで在庫の保管や梱包、出荷作業を行っていたため、とにかく大変でしたね。 また戦略として業務提携などにも力を入れる必要があったため、手間のかかる個人向けの販売は一旦中止し、BtoBtoCの形で携帯キャリア等を通じた販売に注力することにしました。 物流の手間が、個人向け販売を一度断念せざるを得ない大きな原因になりました。

物流を外部委託するという方法もあったかと思いますが、断念せざるを得なかったのはどのようなご状況だったのでしょうか。

倉庫への外部委託も試してみましたが、ECサイトとのデータ連携ができないため結局自分達で行う作業が発生したり、倉庫とのやりとりに手間がかかったので、最終的に断念してしまいました。

たとえば倉庫の実在庫データやその日の出荷データなどをすぐに把握できなかったので、お客様からのお問い合わせにすぐ答えられなかったり、こちらでの確認作業が発生したりと、委託したのに結局手間がかかってしまう状況だったのです。

頼めない作業や倉庫とのやりとりが、負担になってしまったんですね

社員からも負担の声が上がっていましたね。みんな「大変だ。」と口に出しては言わないのですが、物流関連の業務にかなりの時間がかかっているのは事実でした。 多い時で、社員2人で半日ほどの時間を出荷関連の作業に費やしていました。 他にビジネス関連の業務も山ほどある中、外部委託しても自社での出荷作業でもどちらも時間がかかる。 残業も発生してしまっていました。

個人向け販売中止の背景には、物流面のご苦労があったんですね。では、どのようにして再開する運びになったのでしょうか? 再開の1番大きな理由は、ユーザーのレスポンスを直接聞きたかったからです。 コミュニティサービスとして、もう一度きちんとお客さまと向き合って商品づくりをしたいと考えました。

一度個人向けを中止し、BtoBtoCの販売や飲食店などへの設置を推進していましたが、やはり店舗様を挟むと、お客様がどういった感想を持っていらっしゃるかが見えづらい。 そういったレスポンスを直接受けたいという思いがあり、2017年からECで再度個人向け販売に取り組むことにしました。

オープンロジ導入で、EC再開!
手間なく・誰でも導入できる

オープンロジのYahoo!ショッピング連携を知り、「これはいける!」と思いました。

EC再開にあたり、販路や物流についてはどのように選定されたんですか?

販路に関しては、Amazonに加えて、Yahoo!ショッピングさんでも販売したいと考えていました。 昔はECといえばほぼAmazon一択で、それはAmazonがフルフィルメントサービスを提供していたからだと思います。 あれから時間が経過し、物流に不安を抱えていた私はYahoo!ショッピングでも物流サービスの紹介サイトを発見しました。 そこから受注管理システムのネクストエンジンさんを知り、彼らからオープンロジを紹介してもらったんです。

そうやってYahoo!ショッピングさん経由でたどり着いたオープンロジでしたが、仕組みが非常に面白いなと思ったので、素直に興味を持ちました。 我々もベンチャー企業でWi-Fiコミュニティサービスという独自のサービスを提供しているので、相性が良さそうだと。 これで物流面の問題を解消できると思い、さっそくオープンロジを使ってYahoo!ショッピングでの販売を開始しました。 実際に商品を入庫して出荷依頼してみても、「これはいける!」という手応えを感じました。 その後、楽天での販売も始めることができ、ECの販売チャネルを広げられたのは、オープンロジのおかげなんです。

導入の一番の決め手は、具体的にはどこでしたか?

やはり、手間が削減できるというところが大きかったですね。
それも単に作業を委託できるだけではなく、Yahoo!ショッピングなど、販売に利用しているモールと連携できるのが大きかったです。 それまで2人で半日がかりで行っていた出荷作業が、モールと倉庫のシステム連携で1クリックで完了するようになりました。

それから、オープンロジのカスタマー対応が非常に良かったのも印象に残っています。 説明も分かりやすく、具体的な作業はどう進めればいいのかなど、すぐに分かりました。 問い合わせフォームからの質問への回答スピードも良いですし、問題や不明点を伝えると迅速に対応していただけるので、非常に助かってます。 対応の早さは、他社サービスと比べても満足のいくものでした。

また導入当時、Yahoo!ショッピング連携の機能はまだ開発中の段階だったので、テストユーザーとして利用を開始しました。 その際も、こちらのフィードバックに素早く対応していただきました。 正式サービスとしても、我々の想定より早く提供開始されたので、信頼感も高まりましたね。

導入のメリット

実際にオープンロジを導入して感じたメリットを教えてください

メリット1:作業時間を大幅に削減!半日が15分に、15分がボタン1つに、続々と改善

導入後、まずはCSVファイルを使って出庫依頼をしたところ、昔は半日かかっていた作業が、一気に15分に短縮されました。 CSVデータを抽出したら、オープンロジのシステムに取り込んで終了なので、大幅に楽になりましたね。

その後、Yahoo!ショッピングとの連携が使えるようになったことで、作業時間が更に短縮されました。 今は、本当に1クリックで、5分もかからず作業が済みます。かなり有難いですね。 社内の担当者からも、使い勝手がよくてすぐ作業が済むという声を聞け、助かっています。

メリット2:スピーディーな顧客対応が可能に

オープンロジの導入により、出庫履歴や在庫状況をすぐに把握できるようになり、スピーディーな顧客対応ができるようになりました。 お客様のお電話番号やご注文番号など様々な情報から検索ができるので、問い合わせがあったらすぐ検索して、配送状況を一覧で確認できます。 管理画面も見やすいので、確認するのは簡単です。

以前使用した他社サービスには、配送会社の送り状番号を追跡する機能がなかったり、そもそもオープンロジのような管理画面もなかったので、私たちは「まあ送ってくれているんだろうな」 くらいしか分からない。そのうえ、販売量が増えれば増えるほど倉庫さんとの電話やメールのやりとりが手間になりました…。 お客様からの問い合わせが来たら、都度エクセルの資料を確認したり、倉庫に電話して状況を確認することもありました。本当に送ったのか、不安になってしまいますよね。

こういった手間によってお客様へのご連絡が遅れてしまったり、とにかく管理が煩雑でした。 オープンロジの導入で、そこが整理できたことは非常に良かったです。 その倉庫に、オープンロジのシステムを導入してほしかったと思っちゃうくらいです(笑)。

メリット3:社員全員が使える使いやすいシステムで、導入も簡単。

アカウントさえ持っていれば、誰でもすぐに管理画面にログインして対応ができるので、とても便利です。また、ダッシュボードの設計も非常に使いやすくて満足しています。

導入の際もトラブルなくスムーズに導入できました。 CSVで出荷依頼する際はフォーマット合わせをする必要はありますが、一度プログラムを書いてしまえば問題ありませんでした。 ただ出荷量がそこまで多くない方であれば、CSVを使わなくても大丈夫ですし、もうYahoo!ショッピングとの連携も完成してますしね。 ITや物流に関する専門知識に自信がなくても、誰でも簡単に使えるサービスだと思います。

意外と多い物流関係のレビュー。
スピーディーな対応が重要

意外と多い物流関係のレビュー。高評価はありがたいです。

個人向け販売の再開や販売数の拡大に伴い、変化はありましたか?

販売数の伸びに伴って、お客様からお問い合わせは増えましたね。 個人向け販売に限って言うと、創業当初と比べて販売個数は4倍、問い合わせ数は3倍くらいになっています。
加えてECは、直接お客様からお問い合わせが来るので対応が煩雑です。 やはり、個人向け販売は、求められるものが全く違ってきますね。 スピードや、出荷IDによる個別管理、宅配会社の配送番号のトラッキングなど、きちんとお客様をサポートをしなくてはならないです。

販路によって、物流に求められるものは変わってきますね

そうですね。それに、お客様からのレビュー評価にも思った以上に影響しています。 商品のことだけではなく、「すぐ届きました。ありがとうございました。」など、物流のことをレビューに書いてくださる方も結構多いんです。 我々としても、中身の製品はもちろんですが、物流がきっかけで良いレビューを頂けるのなら有難いです。

現在はYahoo!と楽天の配送でオープンロジを利用しているんですが、配送に関しての口コミは良いと思いますよ。早く届いたっていうレスポンスが増えてると感じます。

プラスのレビューが増えたのと、マイナスのレビュー削減にもつながっていると思います。 例えば、不在で返送になっている商品に対して、「全然届かない!」とお問い合わせくださったお客様にも、オープンロジを使えばすぐに出荷状況をお伝えでき、お客様の理解度も高いです。 クレームになることが減りましたね。 以前はお客様からは見えないバックエンドの確認作業に手間取っていて、クレームにつながりかねないという問題意識がありました。

更なる連携先拡大を期待。
少量でもいい、1度使ってみれば便利さが分かる

御社の展望と、今後オープンロジに期待することを教えてください。

今後については、ECに手応えを感じているので、お客様のお声をもとに製品やパッケージなどをより充実させていきたいと思っています。 オープンロジに期待することとしては、もっと連携先を広げてほしいなと思っています。 ECの販売チャネルを増やしていきたいので、Yahoo!ショッピングのシステム連携のような事例を増やしていってくれることを期待しています。

最後に、現在物流のアウトソーシングを検討されていらっしゃる方へのメッセージをお願いします。

特にご自身で出荷作業をしていらっしゃる方は、まずアウトソーシングサービスを一度使ってみたほうがいいと思います。 実際どういうものなのか、使ってみると分かるので。少しでも手間を省いて、その分、本来のビジネスを充実できるようにしたほうがいいと思います。 すごく簡単に使えちゃうので、ぜひ一度試してみるといいのではないでしょうか。

インタビュー後記

ECで販路を広げるにあたり、物流がネックになるケースは意外と多いもの。 また、物流業務をアウトソーシングした場合でも、一部業務が手離れせず残ってしまったり、倉庫とのコミュニケーションに手間がかかったりすると、課題の根本解決には至りません。

個人向け販売の再開にあたり物流業務の手間がネックとなっていたフォン・ジャパン様には、下記3点をご評価いただきました。

1. Yahoo!連携で作業時間を大幅削減
2. スピーディーな顧客対応が可能になり、レビューにも好影響
3. 導入しやすく、誰でも使いやすいシステム

「世界をWi-Fiで覆い尽くす」という目標のもと、多くのユーザー様に便利なネット環境を提供している同社。 同社のコミュニティの広がりに物流を通じて貢献できるよう、今後も連携先の拡大など、利便性の向上に努めてまいります。

リングノートのように持ち運べるホワイトボード「バタフライボード」。今回はたった一人で副業から始め、日米でのクラウドファンディングを成功させ、現在も開発から販売までを一人で手がける創業者の福島様にお話をお伺いしました。今後、販路拡大を進める同社の物流に迫ります。

持ち運べてどこでも使えるホワイトボード「バタフライボード」。4枚1組になったボードは1枚ずつでも繋げても使えて便利。

物流はクラウドファンディングの KPIになると感じた

起業のきっかけを教えてください。

私はもともとエンジニアで、オーディオメーカーで15年以上スピーカーの開発をしていましたが、開発部門が無くなったことをきっかけに、マーケティングや事業開発の仕事をしていました。その際にコミュニケーションの質と仕事の質の繋がりが増し、言葉を可視化するホワイトボードの重要性に気づきました。しかしコミュニケーションは会議室だけではなく、どこでも行うものなのに、満足のいくどこでも使えるホワイトボードが世界中探しても見当たらないという事で、最初は副業として、週末を利用して自ら製作を開始したのがバタフライボード開発のきっかけでした。

副業で始めた商品開発からクラウドファンディングの成功まで、どのような道のりを経たのでしょうか。

納得した商品ができるまで、頭がちぎれるくらい試行錯誤しました。バタフライボードのメイン機能であるボード同士が繋がる部分だけでも半年かかりましたね。また、工場探しにも心が折れそうになりましたが、最終的に300万円近くお金が集まり、ようやく第1回目の量産を果たしました。

しかし当時は配送の事を深く考えておらず、700件ほど支援が集まって初めて、ことの重大さに気づきました。場所を借りて、送り状の印刷から貼り付けまで全部手作業で行いました。

700件の出荷作業を手作業で行うのは、大変でしたよね。

手作業による出荷ではミスを防ぎきれず、収益面で若干の赤字になってしまいました。顧客の単純な住所入力ミスを検知することができず、5%近くが返送されてくる状況で、物流費用が予算の倍かかってしまったのです。クラウドファンディングの際は、物流周りまで重要なKPIとして管理することが重要だと学びました。本当にこの2〜3ヶ月は大変でしたが、ユーザーからのコメントを支えに、なんとか乗り切りました。

導入のきっかけは料金体系とCSV連携

オープンロジを導入した理由を教えてください。

オープンロジの料金体系は、とにかく分かりやすかった。(お客様のご希望により顔を伏せさせていただいております。)

オープンロジ導入の決め手は、1個から利用できる分かりやすい料金体系と、MakuakeとCSV連携ができる点でした。

他の物流会社も候補にはあったのですが、当時は商品がどれくらい売れるか分からない状況で、必要な倉庫面積も分からなかったので、物流会社が提示する規模感と乖離していると感じました。

また、MakuakeとCSVでデータを一括でつなぐことができるのも魅力的でしたね。前回のクラウドファンディングで手作業による物流管理で苦労しましたからね。CSV連携ができていれば、予想以上に商品が沢山売れた場合でも手間がかかりません。

アメリカでも販売開始後、トラブルが相次ぐ

2回目のクラウドファンディングもされたそうですね?

はい。1回目のクラウドファンディング成功後にアマゾンで販売していると、リピーターや口コミから新たな要望が出てきたため、米国のクラウドファンディングサイト「Indiegogo」で資金調達することにしました。米国市場を選んだ理由は、日本より圧倒的にホワイトボードでコミュニケーションを行う文化が根付いているからです。

この時、一気に100万円ほど1日の売り上げが伸びる出来事もありました。「教育に良いプロダクト」という反響でトップ3にランクインし、それがIndiegogoのユーザーにメール配信されたのです。この反響を受けてクラウドファンディング期間を延長し、さらに注文が入る大きな成果を残せました。

海外配送のトラブルはありませんでしたか?

国内配送とは全然違いました。海外は荷扱いが荒くてクレームが来たり、ヨーロッパでは関税が面倒でした。インドの僻地や官有地など、配送自体できない地域があるというのも知りませんでした。商品の特性上、急激な温度差や湿気で商品が反ってしまうというクレームも初めて経験しました。

こうしたトラブルが相次ぎましたが、都度対応しながら学んでいきました。

現在は米国のアマゾンでも販売されているとお伺いしました。

はい。米国のアマゾンにも出品しています。オープンロジの米国アマゾンFBA納品サービスを利用しています。こちらの業務負担が減るので助かっています。以前は、オープンロジではこのサービスの提供はなかったのですが、こうしてサービスが追加されていくことは魅力の一つですね。我々ユーザーと共に成長していっている印象です。

導入後のメリット

オープンロジ導入のメリットを教えてください。

空いた時間を開発や他の作業に回せて、助かっています。

メリット1: 返送率の改善

オープンロジ導入により、商品の返送率を5%から1%まで下げる事ができました。(表1参照)
これは、配送前にユーザーの入力ミスを把握し対応できるようになったためです。CSV連携をしてオープンロジのシステムを通すことにより、入力ミスがある場合でもアラートで気づくことができます。

表1: Makuakeにおけるオープンロジ導入前後の変化

メリット2: 空いた時間の有効活用

オープンロジを導入したことにより空いた時間を、新製品の開発や直接ユーザーさんと会う機会に充てています。1人なので、開発以外にもカスタマーサポート、マーケティング、財務等やることは沢山あり、できる限り自動化するようにしています。オープンロジのおかげでうまく回るようになってきました。

メリット3: FBA納品代行など各種サービスの追加

米国Amazon納品代行サービスなど、各種サービスが追加されていくことに魅力を感じます。不便なことを伝えると素早く改善してくれるので、こちらの業務負荷が減り、助かっています。先日は、月極めで請求書が欲しいと頼んだらボタンを作ってもらえました。

国内外で販売チャネルが増えると物流が大変そうです。

全てオープンロジで管理できます。受注一元化システム等も使っていなくて、オープンロジの在庫管理画面と各チャネルの販売数を見ながら、配分をコントロールしています。

在庫管理については、弊社の場合、メーカーのリードタイムが長く商品の発注を、在庫や手元資金、売上見込み、広告と効果、お客さんの反応などを複合的に考えて先読みする必要があり、最も神経を使い難しい判断を日々の活動から見出しています。

今後の展開

新商品を追加するそうですね!

はい。お客さまの「ケースが欲しい」「ペンと一緒に持ち歩きたい」という要望にバタフライボードなりのアイデアをプラスして全6色のバタフライボード専用ジャケットを作りました。

さらに、ペンのカラーも2色追加しました。実はこれは3年かけてようやくできた物で難易度の高いカラー化を日本のインクテクノロジーで実現できた世界に無い極細のホワイトボードカラーペンシルです。そしてこれら2つの進化で「バタフライボード ver2.2」としてクラウドファンディングにチャレンジしていますので、ぜひご覧ください。

クラウドファンディングページはこちら(期間: 2018年6月14日 – 2018年8月31日)

すごい勢いですね。今後の展望を聞かせてください。

新商品は、完全防水で衝撃にも強く進化。また持ち歩き用ジャケットや青赤のマーカーが登場し、カラーバリエーションも豊富に。 バタフライボードのモノづくりの理念は、大手メーカー流の「時間をかけ完全に仕様を固めて大量生産し単価を下げる」方法とは真逆の手法で、世界各国のユーザーフィードバックを高速で反映すべく、小ロット生産を繰り返すハードウェア版リーン開発を行っています。ユーザーが商品を育て、商品がユーザーを育てるソフトウェア的な感覚でバタフライボードを進化させています。

バタフライボードの目指すところの本質は、コミュニケーションから生まれる次のレベルのアイデアで世界のイノベーションを加速し、世の中をよくすることです。ソフトウェア、ハードウェアなどの手段は問いません。今はハードウェアかつアナログですが、ソフトウェアやデジタルを取り入れて、コミュニケーションが改善され、世界のイノベーションが加速していくのであれば、それを推進していきます。私の経験したコミュニケーションロスが、アナログのもの一つで変わった実感があるので、それが全世界に広がればすごいことになると思うんです。

今は遠隔でのコミュニケーションを改善するソリューションがどんどん進化していますが、リアルでのコミュニケーションを改善するソリューションって意外とないんですよね。

Face to Face で話しても、意外と違うもの見ていることがあるじゃないですか。これは、ビジネスの現場だけじゃなく家庭や親子・夫婦間でもありうることだと思うのです。リアルでのコミュニケーションは、もっと変わる余地があると思うので、そういうものをユーザーと一緒に生み出していきたいですね。

編集後記

近年ますます盛んになるクラウドファンディングと副業。しかしバタフライボード様のように、物流でご苦労をされるお客様は決して少なくありません。「商品のピッキング」「送り状発行」「梱包作業」など、つい見落としがちですが、サプライチェーンを繋ぐために決して欠かせないのが物流です。

また、1人で何役もこなす必要がある中小や個人の事業者様は、物流を効率化することで、事業の成長に集中することができます。バタフライボード様には、下記3点をご評価いただきました。

1. 1個単位で利用できる分かりやすい料金体系
2. CSV連携で手間を削減。将来的に注文数が増えた時も安心
3. FBA納品など便利な機能が増えていくので、今後のサービス充実にも期待が持てる

思いの詰まった商品で次なるステージへ羽ばたくお客様と共に、オープンロジも更に成長してまいります。

物流のお悩み、お気軽に
ご相談ください

オープンロジについて疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。自社で導入できるかどうかのご相談も可能です。
各種お役立ち資料もご用意していますので、物流の構築を検討中の方はぜひお役立てください。