「初期コストがどこよりも安い」オープンロジ利用の決め手とネクストエンジン連携を使う利点とは

「初期コストがどこよりも安い」オープンロジ利用の決め手とネクストエンジン連携を使う利点とは

代表取締役 細川 孝蔵 様

代表取締役 細川 孝蔵 様

この記事のPOINT

  • 1

    ネクストエンジンは在庫の一元管理だけでなく販売管理としても活用できる

  • 2

    オープンロジに依頼したことで新規事業を立ち上げることができた

  • 3

    初期コスト、ランニングコスト共にオープンロジが最も安かった

ゴルフのパターや雑貨用品などの商品をグローバルに提供している株式会社SOLID様。Facebookのフォロワー数は約12000人、昨年の売上は約2億2000万と高い人気ぶりが伺えます。

メイン事業を自社物流で運営しているSOLID様ですが、他商品の販売事業を始めるときに課題となったのが物流でした。

今回は株式会社SOLIDの代表取締役である細川様に、ECを販売経路に選んだ決め手やネクストエンジン・オープンロジを導入された理由、実際に利用されて感じたメリットなどを詳しくお聞かせいただきました。

新規事業だからこそECを選択

貴社や扱っている製品についてお聞かせ下さい

私たちはスコッティーキャメロンというメーカーのゴルフパターを専門で扱う事業を主軸としながら、雑貨事業も展開しております。

オープンロジには、私たちが扱っている商品のひとつであるサラダシェイカーの物流をお願いしています。この商品はインスタ映えするスタイリッシュな弁当箱で、サラダ容器とドレッシング容器がそれぞれ別となっています。食べる直前にドレッシングをかけて頂けるため野菜がフレッシュな状態で食べることができ、今Instagramなどで人気を集めています。

昨今の情勢もあり、中国メーカーの事情で商品の生産が一時ストップしてしまいましたが、現在新たに違うメーカーの工場にOEMをかけており、今までよりもバージョンアップさせたサラダシェイカーを新ブランドとして今年の11月にデビューさせる予定です。

ECを販売経路として選択した理由は何ですか?

創業当時は資金があまり無かったのです。
ECの場合は店舗を構える必要がなく初期投資がほぼいらないので、新たに事業を興すのであればECという道を必然的に選んだという感じですね。

ネクストエンジンは在庫管理だけでなく
販売管理としても活用できる

ネクストエンジンを導入された理由をお聞かせください

私たちは現在、カラーミーショップ、Yahooショッピング、楽天の3店舗で出店しているのですが、当時ネクストエンジン以外にはこの3つのチャネルと連結している在庫連携システムがありませんでした。このことが導入の大きな決め手です。

最終的に弊社のシステムを管理している者が「これだったら連携できる」ということで選んだのがネクストエンジンです。他のサービスの検討は試みましたが、3つ全てのチャネルを一括に管理できることが必須条件でしたので、選択肢は無いに等しかったです。

ネクストエンジンを導入されて感じたメリットは何ですか?

当然、在庫の一元管理ができるようになったことは大きなメリットでした。あとは、利益管理ですね。

在庫管理でなく、売上原価という物を入力したときに概算ではありますが、今現在の売り上げ状況や利益状況も見えてくるので、在庫管理だけでなく販売管理の一部としても活用ができるというところはメリットと言えます。

物流の外注を検討されたのはいつですか?

新たに雑貨事業を始める際、大量の在庫を抱えることが予想されました。弊社はメイン事業であるゴルフ事業の物流を自社で行っており、倉庫も保有しています。しかし倉庫と言いましても、そんな広いスペースはありません。そのため雑貨事業の物流に関しては、外注でお願いする必要がありました。

それに加え、雑貨事業のために改めて家賃だったり人員を確保することは難しいこともあり、はじめから物流に関しては外注することを視野に入れて事業を立ち上げたのです。

物流を外注できなければ
新規事業立ち上げは成し得なかった

物流の外注先をオープンロジに決めた理由は何ですか?

初めての物流アウトソーシングだったので、どこが良くてどこが悪いのかっていうのは正直分かりませんでした。実際使ってみないと分からないだろうとも思ったのです。ですので価格・コストで判断しました。

初期コストが必要か否かは外注先を決めるときの重要なポイントでした。あとはランニングコストや出荷ピッキング代金などにも注目しましたね。比較は何社かしたのですが、ネクストエンジンとも連携されており、同期ができ、何よりコストが最もかからないオープンロジを最終的に選択いたしました。

システムの導入はスムーズでしたか?

そうですね。導入に関してはスムーズでした。

船会社から商品が港に入る日がずれてしまったのですが、デバンニングの調整等していただけたので助かりました。輸入時に通関が遅れることもありましたが、その際も色々調整していただけたので、基本的には全く問題なく導入できました。この点に関しては高く評価させていただいております。

オープンロジを導入して感じたメリットをお聞かせください

メリットは、時間さえ守れればその日のうちに大量出荷が可能ということですね。
弊社の人員ではさばき切れないような数量でも、決められた時間さえ守れば必ず出荷される部分は安心感があります。

新規事業を行うにあたり、大量の商品を自社でさばくのは現実的に不可能だったので、物流を一括してお願いできるところがあって本当に良かったです。物流のアウトソーシング先が無ければ、大量輸入を必要とする雑貨事業の立ち上げは考えられませんでした。雑貨事業に関しては自社で倉庫を持って運営していこうとまでは検討していなかったですから。

今後オープンロジに期待されることはありますか?

要望が2つあります。

1つめは「出荷依頼への備考欄の追加」です。

出荷依頼したときに、要望などが書ける備考欄があればいいですね。現在は要望を伝えたいときには別画面でメールを開いてメールをやりとりしなければならず、それが若干手間になっています。備考欄が追加され、伝票をここに貼り付けてとか、これを貼ってくださいといった指示を伝えられるようになったら嬉しいです。

2つめは「更なる状況の見える化と伝達スピードの向上」です。

オープンロジのシステムは操作性が良く、便利です。
しかし私たちはオープンロジの提携している倉庫を利用することはできても、直接見ることが不可能で、商品の管理状態を確認することができません。実際に電話でやりとりをさせていただいているのも東京にいらっしゃる本部の方であり、倉庫とは場所が離れているので、リアルタイムでの状況把握は難しいものがあります。

商品が今どのような状況にあるのか、いつどんな状況でキズが付いてしまったのか、それは輸送中なのか梱包中なのか……。自社で物流を担っている場合は確実に把握できることでも、外注ですと原因究明が困難であることが多いように思えます。

先述したように、私たちは物流のアウトソーシングを利用するのは初めてです。ですのでまだ分からないこともたくさんあり、経験不足というところも否めません。だからこそ、見えないところをなるべく見える化して欲しいですし、知りたいところを早く知れるよう更にシステム改善をしていただけたら、もっと安心して利用することができるのではないかと思います。

現在は、商品の状態(検品、配送中など)がリアルタイムに把握できるように実装しております。

初めての物流外注をされる方に
オープンロジはオススメできる

今後の貴社の展開についてお聞かせください

今着手している新商品の開発も含め、海外製品のエージェントやメーカーとして今回のサラダシェイカーと同様、雑貨という分野で次々とヒット商品を作っていきたいです。

メインで行っているゴルフ事業が頑張れている間に、第二の事業として雑貨事業もどんどん拡大していきたいなと思っています。

最後に、オープンロジの利用を検討されている方にメッセージをお願いします

弊社は雑貨の物流をお任せしておりますが、オープンロジはBtoCのみならず、BtoBの事業でもオープンロジの利用は向いているのではないでしょうか。

とにかく初めて物流のアウトソーシングをされる方にとっては、システム的に扱いやすいと思います。さまざまな物流機関があると思いますが、ネクストエンジン提携が可能な部分やシステム利用料がかからないことを考えたら、オープンロジはトータル的にすごくオススメできます。

物流のお悩み、お気軽に
ご相談ください

オープンロジについて疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。自社で導入できるかどうかのご相談も可能です。
各種お役立ち資料もご用意していますので、物流の構築を検討中の方はぜひお役立てください。