「D2CとShopifyにオープンロジはマスト」
独自資材の導入と物流外注の重要性とは

株式会社Period.

「D2CとShopifyにオープンロジはマスト」<br>独自資材の導入と物流外注の重要性とは

寺尾 彩加 様

寺尾 彩加 様

この記事のPOINT

  • 1

    ECはコストを抑えられ、その分商品に還元することができる

  • 2

    Shopifyはカスタマイズ性も高いが、デフォルトの状態でも機能が充実している

  • 3

    オープンロジの独自資材サービスは小ロットでも利用可能

日本発の吸水ショーツブランド「Period.」を運営する株式会社Period.様。新しい形のサニタリーショーツを提供する同社は、2018年に創業したばかりですが注目度は高く「VOGUE」「美的」「MORE」など、数々の有名雑誌に取り上げられており、その知名度は現在も更に高まりをみせています。

Shopifyを利用しECを運営しているPeriod.様ですが、課題となったのが物流業務でした。

今回は株式会社Period.のFounder / President and Directorである寺尾様に、ブランドの詳細やECプラットフォームとしてShopifyを販路に選んだ理由、オープンロジ導入のきっかけ、今後の事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました。

「この商品を多くの人に知ってほしい」
その思いで事業を立ち上げた

貴社とブランドについてお聞かせください

株式会社Period.は2019年に設立した会社です。事業自体は2017年くらいから構想を始め2018年からスタートいたしました。

商材は吸水ショーツを取り扱っており、日本国内では私たちが初めて市場展開しているD2Cブランドとなります。吸水ショーツとは生理のときも快適に過ごせるショーツとして、近年注目を集めているフェムテックにカテゴライズしている商品です。

この商品を知ったきっかけは、たまたまインターネットで色んな情報を見ているときにニューヨークにあるTHINX(シンクス)というフェムテックを牽引しているブランドのインタビュー記事を見つけたことです。その記事を読んだことで吸水ショーツの存在を知り「すごく面白い商品がある」「誰もが考えつきそうだけど、まだ多くの人には知られていないものがあったんだ」と感銘を受けました。

実際にTHINXの商品を購入し自分で使用してみたところ、大変使い心地が良いものでした。そこで、日本で販売されているのか気になり調べてみたところ、THINXだけでなく似たような商品の取扱さえも見つからない現状を目の当たりにしたのです。このことが起源となり、私は「この素晴らしい商品を日本にもっと広めたい」と強く思い、事業を立ち上げることを決断いたしました。

始めはTHINXの代理店を立ち上げようと考えました。しかし条件やコストなどの条件が厳しく、得られる利益が薄いことが予想できたため、長期的に続けるのは難しかったのです。しかし吸水ショーツを日本に広めるということを諦めることはできなかったため、心機一転、プロダクトを新たに作るという方向に発想を転換させて立ち上げたのが、株式会社Period.になります。

ECのメリットは
スキマ時間を利用して買い物ができること

販路にECを選んだ理由は何ですか?

2つ理由があります。

1つめの理由は私自身もオンラインで買い物をすることが多く、ECに抵抗がないということです。

実店舗に直接赴いて商品を購入するのは、店舗が遠かったり人で混み合っていたりなどして、意外と時間や手間がかかります。しかしECならば通勤の時や寝る前など、日常のスキマ時間で思い立った時にすぐ商品を購入することができます。このことは商品を購入するにあたって大きなメリットであると考えました。

2つめの理由は、運営にかけるコストを抑えたかったからです。

仮に実店舗で商品を販売するとなると、光熱費や人件費・スペース代など多くのコストが発生します。しかしECならば、実店舗よりも運営に関わる諸経費を低く抑えることが可能です。私たちの扱っている商品は原価が高いため、より良い製品を作っていくためには他コストを削る必要があります。少しでも多くのコストを商品に還元したいという気持ちもあったため、私たちはECという販路を選択いたしました。

数あるECプラットフォームの中でShopifyを選択したのはなぜですか?

ECに対しての知識が当時ゼロに等しかったため、片っ端から使えそうなプラットフォームを調べ上げました。それだけでなく、既にEC事業の経験がある友人に聞いたりしながら候補のプラットフォームを4つにまで絞り込み、実際に使用し比較してみるといったことも行いました。

最終的に選んだShopifyはどのプラットフォームよりの実質かかる固定費が安く、連携できるアプリも豊富にあり、カスタマイズ性が非常に高いことが決定打となりました。

他プラットフォームは月額費用などの固定費が安くとも売上時に発生する決済手数料が高くついてしまったり、ストア機能の拡張性が物足りないと感じました。今後、ブランドの規模を大きくしていくことを念頭に置いたとき、課題となる可能性が予測できる箇所が多かったのです。

私たちは個人事業という枠内で事業をやっていく考えは最初から持っていませんでした。ですので事業を長期的な目線で捉えた際「拡張性の高いShopifyを使っていった方が、実質かかる総コストは安くなる」と判断したのです。

また、Shopifyはカスタマイズ前のデフォルトの状態でもマーケティングに役立つ情報が期間を絞って見ることができたり入金が1週間でされるなど、機能が充実している点も決め手となったポイントでした。

丸一日費やしていた業務が負担ゼロに

物流の外注を検討したのはいつですか?

事業を立ち上げたはじめのうちは、自分たちで物流業務を行っていました。当時、取り扱っている商品は1サイズの2タイプのみであり、注文数もさほど多くなかったため、外部に任せるよりも自分たちでやってしまった方が安く済んでいたのです。

しかし昨年の11月から商品の種類が4商品増え、サイズ展開も4サイズになったことで、一気に商品数が増えただけでなく比例して注文数も増加することが予想できました。状況が変化する中で以前と同じく物流を社内で行うのは、ミスやリソースのひっ迫といったリスクが高くなることが目に見えていたので、注文数の増加を見込んで倉庫や物流代行業者を探し始めました。

実際に業者を探し始めたのは上記のタイミングでしたが、実は以前から物流業務のリソースは手放したいなとは思っていました。

私たちの取り扱う商品はサニタリーグッズのため、月経の時期を過ぎると次に使用できるのは1カ月後になってしまいます。ですので、なるべく早くお客様に商品を届ける必要があり、ゆえに物流業務は最優先で行わなければいけません。

当時から注文は常に入ってくる状況でしたが、どのくらい来るのかは予測ができるものではありませんでした。先ほど配送作業を終えたと思いきやまた作業が溜まっている、なんて状況も日常茶飯事です。特にキャンペーンの時には注文が殺到するため、丸一日発送業務に時間を費やしてしまい、他の業務に手が回らないこともありました。

多い時で一日に100件以上の作業を一人で行うこともあったのですが、その時は本当に自分がロボットにでもなったかのように作業をしていましたね。室内も在庫で埋もれていました。

ですが、約1年間この経験をしたおかげで配送時の懸念点やコツを理解することができました。梱包資材や物流業務を外注する際には迷うことなく自分の要望を具体的に伝えられたので。その点においては、自分で物流業務を経験しておいて良かったなと思っています。

外注先にオープンロジを選んだ理由は何ですか?

Shopifyと連携としていたことと、独自資材を扱うサービスを開始予定だったことが大きな理由です。

最近のD2Cブランドはお客様に商品が届いた時の体験をかなり重視しているので、ただの段ボールで送付したりなど、明らかにワクワク感の無い状態で送ってしまうのは避けなければいけません。そのためには独自資材を導入して他社との差別化を図ることは必須でした。

オープンロジで独自資材を取り扱うことができなかったらどうしよう、という不安はありましたが、無理矢理交渉してでも導入してもらう必要はあるだろうとも考えていました。独自資材を使うことはもちろん、物流代行も外すことのできない要素のひとつでしたから。それほどに自社で物流業務を行うのは負担となっていたのです。

当時オープンロジではまだ独自資材サービス(※)が運用開始前でしたが、仮にこのサービスが開始予定でなければ他社への外注を検討せざるを得ませんでした。弊社の物流外注とオープンロジの独自資材サービスのスタートのタイミングが合って本当に良かったです。

※梱包にブランドオリジナルの箱を利用することができるなど、独自資材を商品発送時に利用できるサービス

物流外注先は他社との比較はされましたか?

他社比較はもちろんしました。物流外注にあたりShopify連携が必須条件だったのですが、外注先を探したところ、連携ができるという企業でも一個アプリをかませないとできないところがほとんどでした。

比較検討した中でShopifyとシームレスに連携することができ、かつ独自資材を利用できるところはオープンロジしか無かったというのが正直なところです。

ですが、それ以外の理由として見積り価格がはじめから明確だったことも、オープンロジ利用を決断するに至った重要なポイントでした。

他社に見積もりを取った際、一応見積もりは出してくれるのですが明らかに金額が大きく、その後交渉で下げてくる、というパターンが多かったのです。EC事業を既に行っている友人からは「昔からの倉庫事業者や物流外注業者はそういうもの」だと聞いてはいたので「こういう世界なんだな」と理解はしていたのですが、明朗会計ではない言い値である文化に疑問を感じていました。

一方、オープンロジの見積もりは明確な金額で、コスト感も適切な印象を受けました。その時点で信頼することができると感じましたし、心象が良かったです。

私たちは「顧客に対して誠実でいる」ということをとても大切にしているので、このシンパシーが合う企業としか仕事をご一緒したくないと考えています。物流外注を検討し始めた割と最初の段階でオープンロジには問い合わせをしていたのですが、この時点で圧倒的に他企業よりも良い印象を持ちました。

独自資材サービスのこれからに期待

オープンロジ導入のメリットを教えてください

自分の手から物流業務が離れ、ストアの運営や新商品開発など他のするべきことに時間を創出できるようになったことが最大のメリットです。

一日に2回、自動的に注文情報の取り込みを行ってくれるので、昼までに商品を購入してくださったお客様に当日のうちに発送することが出来ます。私たちにとって発送スピードの維持は重要でしたので、これが継続できることは重要なポイントでした。また、操作も難しい手順が無く、簡単に管理ができるところも便利です。

以前は連携までが自動で行われ出庫はこちらでボタンを押していたので、10分程時間を割いていたのですが、先日、出庫依頼も自動連携を有効することができたため、実質物流にかけている時間はゼロになりました。

今後オープンロジに期待されることはありますか?

独自資材サービスのカスタマイズ性を、もっと高めていってくださると嬉しいです。

例えば、実現可能な話であると思うのですが、限られたシーズンのみ限定の梱包資材で対応していただくといったサービスをリーズナブルに利用できたら良いですね。D2Cですと季節ごとの荷姿にもこだわっていきたい事業者が多いはずですので、荷姿含め、ノベルティの同梱など、その時々で柔軟に対応していただけたら助かります。

後はサスティナブルな資材など、まだ日本に浸透していない資材も導入していただけると嬉しいです。このような国内ではまだ取扱が珍しい資材は、ロット数が大きくないと導入できない外注業者がほとんどなのです。

また日本の資材業者は昔ながらの企業が多く、海外での流行りや最近のトレンドなどはあまり取り入れていない事業者が多い傾向にあります。国内で浸透していない資材を取り扱う事業者も増えつつはありますが、規模が小さい故にコストは割高で、負担が大きくお願いすることが難しいため、独自資材の導入を妥協または断念してしまう企業も多くいるのが実情です。

小ロットからでも独自資材サービスを利用できるオープンロジだからこそ、手頃な価格で最新の資材を製造・利用することができれば、かなり需要があると思います。

これからD2Cを立ち上げていく方は
オープンロジの利用はマスト

これからの事業展開についてお聞かせください

今年中に新商品を2~3つほど発売するために現在計画を進めております。もちろん新しい商品を増やしていくことは今年に限った話でなく、今後も続々と新商品を展開して行く予定です。

あとは海外展開を拡大させていきたいですね。今現在、弊社は商品をシンガポールの企業に卸しているのですが、ゆくゆくは東南アジア諸国に販路を拡げていきたいと思っています。

現時点では商品に対して諸外国での認知度が低く、残念ながら越境EC参入には至っておりません。私たちの取り扱う吸水ショーツという商品は、日本国内だけでなく世界的にもまだまだ認知度が低いものです。

将来、海外のお客様に直接商品をお届けできるようになるためには、まず私たちの扱っている商品を知ってもらう必要があります。ですので現段階では海外のセレクトショップといった販路を通して商品を販売し、商品の認知度を高めることに注力していこうと考えています。

最後に、オープンロジのご利用を検討されている方にメッセージをお願いします

D2Cをこれから立ち上げようと思っている方やECプラットフォームにShopifyを利用しようと検討している方は、マストでオープンロジを導入した方が良いと思います。実際、私はオープンロジを導入したことで物流業務を手放す事ができており、物流に関する悩みはほぼゼロになったと言っても過言ではありません。

そして、オープンロジの新たな試みである独自資材サービスを利用することで、私たちは商品のブランドイメージを崩すことなく、お客様に商品を届けることができています。

物流業務は規模が大きくなると負担も倍増します。事業を始めたばかりの頃は、自分で作業を行うのもひとつの経験です。しかし、出荷件数が一日に100件を越えて業務を圧迫するようになり、他の基幹業務に手を付ける余裕が無くなってきたのなら、ミスやトラブルを防ぐためにも早めの段階で物流外注を検討し始めた方が良いのではないでしょうか。

 

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