「越境ECは成功よりも失敗しないことが重要」
中国荷主がオープンロジ導入で得られたメリットとは

JUST MATCH株式会社

「越境ECは成功よりも失敗しないことが重要」 <br>中国荷主がオープンロジ導入で得られたメリットとは

周 様

周 様

この記事のPOINT

  • 1

    大手ECモールは集客力が高い

  • 2

    オープンロジのサービスは物流を自動化することができる

  • 3

    オープンロジのシステムは自社システムとのAPI連携も可能

洗練された独自デザインのスマホケースやワイヤレス充電器といったオリジナル製品を取り扱っているJUST MATCH株式会社様。同社は中国から日本国内向けの販売者に対して商品を受注生産し、エンドユーザーまでの配送を請け負っていらっしゃいます。

国境を跨いだ越境EC事業を軌道に乗せるにあたり、課題となったのが物流でした。

今回はJUST MATCH株式会社の周様に、越境ECを始めたきっかけやオープンロジの利用で得られたメリット、今後の事業展開についてなどを詳しくお聞かせいただきました。

日本をメインターゲットに据え、越境ECを開始

貴社についてご紹介をお願いします

JUST MATCH株式会社と申します。弊社は2013年1月に日本で設立した会社であり、当初は中国で作ったtoB向けの商品を日本国内の企業であるソフトバンクやauに卸しておりました。しかし中国国内の工場に投資したことをきっかけに、私は生まれ故郷である中国へ戻り、日本をターゲットとして新たに越境EC事業を開始したのです。

弊社ではオリジナルデザインのスマホケースを主に取り扱っており、現在は自社ECサイトの他にAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングといった集客力の高い大手ECモールでも主に日本国内向けの販売者に商品を卸すという形で商品を展開しています。ありがたいことに利用ユーザー数はは2500、企業数は300社を達成いたしました。

本事業におきましては日本がメインターゲットの国ではありますが、中国や欧州にも僅かながら商品を販売しています。今後、2021年後半にかけて東南アジアや韓国にも販路を拡大していく予定です。

日本をターゲットに越境ECを始めた理由を教えてください

私自身が事業を立ち上げる以前に日本へ留学していたことが大きな理由です。実は学生時代の頃から既に、日本をターゲットにした越境EC事業の立ち上げを検討していました。

卒業後、そのまま日本に留まり国内の企業に勤めたことも、今となっては事業立ち上げのきっかけのひとつであったと思います。当時、私は卸を生業とする会社に入社したため、幸いにも物販のノウハウを多少身につけることができたのですが、ここで得ることのできた知識は事業を立ち上げる際に役立ちましたね。

日本への進出で一番大変だったことは何ですか?

「越境EC事業を運営していく上でかかるコストが予想以上に高かったこと」です。実際に事業を開始してみると、中国からの輸送も含めて、物流費はトータルで35%、販売費用は約10%がコストとしてかかることが分かりました。私にとってこのパーセンテージは結構高く感じるものだったのです。

一方、越境ECにおいて言語の壁は課題のひとつと言われておりますが、弊社は日本国内にも法人があるだけでなく日本語に堪能なスタッフがいるため、その部分においては課題感を感じることはありませんでした。もちろん中国のスタッフもいるので、多言語においてフォローできる体制が整っています。

オープンロジの導入は
業務効率向上とコスト削減に繋がる

物流アウトソーシングを利用しようと思った理由は何ですか?

理由は2つあります。

1つめは「システムの連携性を高め、業務効率を上げたかったから」です。

弊社では自社で開発したシステムで在庫管理を行っているのですが、そのシステムとAPI連携することで業務を自動化するのが狙いでした。もちろん他の物流アウトソーシング先も比較・検討しましたが導入までに工数がかかってしまうため、すぐに利用開始できるオープンロジを選択いたしました。

2つめは「人件費を削減したかったから」です。

当たり前ですが費やすことのできるコストは無限ではありません。ですので適材適所にコストをかけていくためには、削れる部分はとことん削っていく必要があると考えました。前述したように弊社はシステムの連携性を高めることで業務効率を挙げることができ、必然的に人件費も削減され、結果的にコストダウンを図ることが叶いました。

オープンロジ導入で得られたメリットは何ですか?

物流業務の自動化が叶いコストの削減ができただけでなく、業務負担も大幅に改善されました。オープンロジを導入する前は夜中の注文は翌朝の対応になってしまい、対応までにややタイムラグが生じるのは避けられないものでした。

しかしオープンロジのシステムを導入し、自社の在庫連携サービスとAPI連携することで、物流業務を全て自動化することが叶いました。そのおかげで、24時間いつでもお客様の注文に対応する体制を整えることができたのは大きなメリットです。

また物流業務に関して対応の遅れや見逃しなどの心配をかかえることが無くなったことで、ストア運営や業務拡大といった基幹業務にしっかりと注力できるようになったのもメリットのひとつであると言えるでしょう。

今後オープンロジに期待されることはありますか?

3つあります。

1つめは「システムの更なる改善」です。

オープンロジの提供しているシステムには概ね満足しています。強いて要望を挙げるとするならば、システム上で「WeChat」が使えるようになると良いですね。基本的にオープンロジとのやりとりはこちらのツールを利用しているため、オープンロジのシステムでこのツールが使え、さらに通知もWeChatから受け取ることが可能になれば、メールが不要になるだけでなく機能を一ヶ所に集約できるため、一段と業務効率を高めることができるはずです。

2つめは「大型商品の対応」です。

弊社では現在アメリカを対象として大型商品の販売も行っており、そこでの売上は目を見張るものがあります。今後、さらに事業を展開していくためにも日本国内で大型商品の販売に挑戦していきたいのですが、現状、弊社の該当商品を取り扱える倉庫を見つけられておりません。もし、オープンロジで大型商品の取り扱いが可能になればとても助かります。

3つめは「コスト感」です。

物流にかけるコストはなるべく減らしたいのが正直なところですので、全体的にコストがもっとリーズナブルになれば嬉しく思います。

越境EC事業は
成功よりも失敗しないことが重要

貴社として挑戦していきたいことはありますか?

冒頭にも申し上げたように、東南アジアと韓国へさらに販路を拡げていきたいと考えています。しかし、事業拡大において大きなリスクを抱えてしまうのは好ましくありません。

一昔前まで越境ECでは、どのようなものでも合法的な商品であれば、たとえ競合が多くても売れる時代でした。しかし現在は、集客対策やマーケティングは必須であり、商品のオリジナル性やブランド体験が重視される傾向にあります。

事業失敗という最悪のリスクを避けるためにも、あくまで弊社は現状のビジネス環境を維持した上で、慎重に事業拡大に着手していくことを検討しています。

最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします

越境ECでは関税や言語といった通常のECには無い課題がたくさんあるため、一般的にハードルが高い事業だと言えるでしょう。ですが前もって課題に対して策を立てたり、リスクに備えることができれば、決して怖いものではありません。

どんな事業でもつい、成功することばかりを考えてしまいがちです。しかし「失敗するかもしれない」ということを想定した上でリスク回避の術を用意していなければ、万が一つまづいた時に立ち上がることが難しくなるでしょう。

越境EC事業においては「成功よりも失敗しないことが重要」であると私は考えています。新たに越境EC事業へ参入する際には、ECストアの運営だけでなく物流の面も含め、しっかりとリスクを想定して対策を立てることをおすすめします。

JUST MATCH株式会社:https://www.just-match.com/

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