「オープンロジのAPIで在庫データの取得・分析が可能に」越境ECへの挑戦を決めた私たちがオープンロジを導入した理由とは

株式会社IMCF

「オープンロジのAPIで在庫データの取得・分析が可能に」越境ECへの挑戦を決めた私たちがオープンロジを導入した理由とは

河野様

河野様

この記事のPOINT

  • 1

    越境EC販売に長けた物流サービスを提供しているオープンロジ×Shopifyを導入した

  • 2

    データドリブンな経営を目指す弊社にとって、API経由でデータ取得ができることは大きな魅力であった

  • 3

    導入後のサポート体制も充実しており、オペレーションの改善にも柔軟に対応してもらえた

8インターネットを通じて、世界中の人々に日本のアパレルブランドを届けるため「PERVERZE」を始めとする複数ブランドの製造、販売を手がけている株式会社IMCF様。着実に世界中に認知を広めつつあります。

今回は、株式会社IMCFの河野様に、越境ECへの挑戦を決めたきっかけやオープンロジを導入した理由、実際に利用して感じたオープンロジならではの魅力などを詳しくお聞かせいただきました。

ECを通じて日本のアパレルブランドを
世界に伝えたい

貴社についてご紹介をお願いします

弊社は、2016年から自社ECを中心としたアパレルブランドの運営を開始しました。「価値あるものを、世界中の人々へ。」というビジョンを掲げ、インターネットを通じて世界中の人に日本のアパレルブランドを伝えることを目指しています。現在は、12のブランドを展開中です。

ECのうち、CS-Cartと併用してShopifyも利用しています。情報システム担当の自社エンジニアは私を含めて3名です。この3名のメンバーで、Shopifyの保守メンテナンス含めて、CS-Cartの運営も行っています。

CS-Cartとは:モール販売や越境ECに強い、オープンソース型のEC構築パッケージ

複数のブランドを展開されていますが、今一番注目を集めているブランドについて教えてください

今最もインスタグラムのフォロワー数が多いのは、創業時から運営している「PERVERZE」というブランドです。現在、約19万人のフォロワーがいます。堅実にインスタの運営をしていく中で、多数のフォロワーを獲得することができました。

国内配送と同等のスピード感を
越境ECでも実現したい

越境ECに参入したきっかけを教えてください

日本のデザイナーズブランドをグローバルで通用するデザインブランドとして育てたい、というのが創業時からの弊社のビジョンです。そのため、越境ECは創業当初から目標として掲げていました。

物流面で抱えている課題や社内体制が整うまではなかなか着手できませんでしたが、挑戦できる環境が整ったことをきっかけに、越境ECへの挑戦を決めました。

越境ECの開始になかなか踏み切れなかった理由である「課題」とは何ですか

ブランドの認知獲得のための海外マーケティング手法がつかめていなかったのが、一番の課題でした。新しいブランドなので、海外のお客様にどう認知していただくのか、そこが最大の難関で、この課題の解決に時間と労力を費やしました。

まずは、国内である程度の販売実績を積んで、社内に海外店舗のマーケティングチームを作り、取引先を増やすなど、着実に準備を重ねました。海外ECに挑戦できたのは、創業3年目です。越境ECを開始したタイミングで、オープンロジの利用も開始しました。

越境ECを開始するにあたって、語学にハードルを感じる企業も多いようですが、弊社には英語を話せる社員が多いので、その点は課題に感じていませんでした。

創業当時からビジョンとして掲げていた越境ECへの参入が叶った今、次に取り組みたいことは何でしょうか

海外発送はお届けまでに時間がかかってしまうので、お届けまでのリードタイムを短くすることに挑戦したいです。オープンロジは、当日午前中の受注分を午後に発送するので、すぐに手元に商品が届きます。このスピード感を海外でも実現したいと思っています。

中国、韓国、ヨーロッパなど、海外での卸先を増やしているので、海外への配送は今後増えていく予定です。特に、中国には潜在顧客が多くいると考えています。中国以外のメインターゲットは、アパレル産業の盛んなフランスを含めたヨーロッパです。

また、オープンロジでは、海外の卸の配送も委託しています。現状、オープンロジでは国内の倉庫から海外への発送、海外卸への納品を行っているので、今後海外にもオープンロジの倉庫ができることを期待しています。配送料の観点でも、海外に倉庫があると嬉しいですね。

データドリブンな経営を目指す上で、
API経由でデータ取得ができることに
大きな魅力を感じた

物流の外部委託先としてオープンロジを選んだ理由を教えてください

弊社の出資者からの紹介がきっかけです。創業当初から越境ECに挑戦することは目標にあったので、越境に強い物流ということでご紹介いただきました。他社との比較検討もしましたが、API経由でデータが取りやすかったことが最終的な決め手です。

弊社はデータドリブンな経営を目指しているので、APIでデータが取得できるオープンロジのサービスに魅力を感じました。オープンロジを利用すれば、整理された状態のデータを取得できるうえ、CSV出力が可能です。このように、エンジニアではないスタッフでも使いやすい設計になっている点に惹かれ、迷いなくオープンロジの導入を選択しました。

オープンロジが提供しているデータを活用し、どのようにオペレーション改善を行っていますか

オープンロジのサービスでは、APIで簡単に在庫数が取得できるので、在庫分析にデータを活用しています。APIが不十分なサイトやカスタマイズできないサービスを利用してしまうと在庫管理に手間がかかりますが、オープンロジが提供しているデータを活用することで、非常に分析がしやすいです。

弊社はCS-CartとShopify2つのECを運営していますが、どちらもオープンロジのサービスから在庫のデータを取得できます。同じフォーマットでデータを取得できるので、ShopifyとCS-Cartそれぞれの販売チャネルの在庫データの分析をすることができ、かつデータ分析の作業負担を抑えられるのが魅力的ですね。

自社の状況や要望にあわせて
最適なオペレーションを組んでくれる

導入後に感じたオープンロジを利用するメリットはありますか

定期的に打ち合わせを開催してもらえることの価値は大きいと思っています。物流サービスを自社の状況に合わせてカスタマイズしようと思っても、なかなか対応してくれない会社が多いですが、オープンロジの社員の方は、打ち合わせの中で話した内容をすぐに改善してくれます。

オープンロジを利用してきた中で特に印象に残っているエピソードを教えてください

配送先にあわせて梱包を変えるカスタマイズに対応してもらえたことは、強く印象に残っています。

配送先名の欄に「卸」と入力すると、ほかのお客様とは異なる段ボールに入れて会社向けに配送してもらえる機能を個別に開発してもらいました。

また、返品交換商品に「検品」と記載した際には検品に応じていただくという要望もかなえていただきました。このように、柔軟にオペレーションが組めるのはオープンロジの大きな魅力です。不良品だとお客様から連絡があって返品されたときに、弊社の担当者がすべて検品するわけにもいきません。そんなとき、オープンロジ側でマニュアルを組んで検品してもらえるので、本当に助かっています。

システムについても、要望を出せばすぐに改修してくれます。通常、物流のシステムは専用のカスタマイズには応じてくれません。専用のカスタマイズにも柔軟に対応してもらえるのは、オープンロジならではですね。

越境ECに関しては、オープンロジに物流を一任することで、弊社は販売活動に専念できています。国内、海外問わず同品質で対応してもらえるので、安心してお任せできています。

最後に、オープンロジの利用を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。

物流倉庫選びに悩んでいる企業も多いかと思いますが、まずはオープンロジの担当者の方に気軽に相談してみてはいかがでしょうか。物流に対する課題に自社だけで取り組まず、プロの意見を聞いたうえで比較検討してみる価値は、大いにあると思います。

株式会社IMCF
https://www.imcf-international.com/

 

物流のお悩み、お気軽に
ご相談ください

オープンロジについて疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。自社で導入できるかどうかのご相談も可能です。
各種お役立ち資料もご用意していますので、物流の構築を検討中の方はぜひお役立てください。