子供服のセレクトショップELMO for Family(エルモ フォー ファミリー)を運営する株式会社Get It様。Instagramのフォロワー数は約10万人に達し、その数からも人気ぶりが伺えます。
EC事業の他にもECサイトの開発や運営、マーケティングサポートなどの分野でも活躍している同社ですが、国内にてEC事業を拡大していくにあたり課題となったのが物流でした。
今回は、株式会社Get Itの軸屋様と菅原様に、物流をオープンロジに外注したきっかけや利用で感じられたメリット、オープンロジ社員の具体的な対応や、その時に感じた印象などを詳しくお聞かせいただきました。
オープンロジの決め手は
「コミュニケーションの取りやすさ」
「スピード感」
貴社についてご紹介をお願いします
【軸屋様】株式会社Get Itは2015年に起業した会社です。現在、弊社では「ELMO for Family(エルモ フォー ファミリー)」という子供服のセレクトショップを運営しておりますが、こちらは弊社のメンバーが子育て世代が多かったことがきっかけとなりスタートした事業です。
試験的に始めたD2C・ECストアでしたが、そこで手応えを感じられたため本格的に事業を展開していくこととなりました。現在はShopifyで構築したストアの他に、BASE、楽天市場、Yahoo!、Amazonの5箇所で販売を行っています。
物流に関しては当初、商品仕入れ先の海外から直接発送をしていたのですが、事業を拡大していくにあたって物流の効率をより高めるべく、日本から商品を発送しようと考えました。
そこで導入したのがオープンロジのサービスです。
物流を外注しようと思ったきっかけは何ですか?
【菅原様】もともと最初から物流は外部に委託していたのですが、そこは海外の業者であり海外からの物流しか対応していませんでした。今回事業を拡大していくにあたり、「今まで海外から直輸送だったものを今後は日本から輸送を行うようにする」ということが決まっていたため、倉庫管理と輸送を一気に請け負っていただける業者様を探していたのです。
オープンロジを選んだ決め手を教えてください
【菅原様】外注業者の選定の際、実際に商談したのは8社ほどです。その中でオープンロジを選ぶ決め手となったのは「コミュニケーションの取りやすさ」と「スピード感」でした。
商談をした時、私たちは料金面のご相談をかなりさせていただいたのですが、当時担当してくださった方は具体的な数字をすぐに提示してくださいました。また、私が質問した内容についても全てお答え頂き、その時点で「いつまでにやらなければいけない」「始めなければいけない」といったことに対しても、あらかじめ「ここまでに契約していただいたらできます」と具体的に提示していただけたので、安心感があったのを覚えています。
他社様ももちろん良い提案をしてくださったのですが、オープンロジはそれを大きく上回っており、私たちの求めていたスピード感を持って行動し、前向きに提案してくださっただけでなく、こちらの要望もしっかりと受け止めていただけたので、好感を持ったのです。
オープンロジの管理画面は分かりやすい
オープンロジ導入はスムーズに進みましたか?
【菅原様】オープンロジ導入を決めて契約後から実際に運用するまでには約1カ月くらいかかりましたが、特に仕様に関して難しいところはありませんでした。
具体的な確認方法なども、その都度相談しながら疑問点を解決して進めることができたので問題は無かったです。
オープンロジ導入のメリットを教えてください
【菅原様】私たちは国内での物流アウトソーシングサービスを使うのはオープンロジが初めてですので他社のサービスとの比較はできませんが、管理画面が非常に分かりやすいところがメリットであると感じています。
弊社は少人数で事業を運営しているため、管理画面をパッとみればすぐに入庫や出庫の状況を把握できる点はとても助かっています。また、運用していく中で何か問題が発生してもすぐに担当者の方と連絡が取れ、迅速に解決できるため、安心して利用することができています。
日々の物流業務にかかっている時間は受注量にもよりますが概ね30分程度であり、内容はデータの取り込みやチェック程度ですので負担としては重くありません。
オープンロジはサービス改善に
前向きな姿勢で取り組んでいる
オープンロジ利用で印象に残っているエピソードがあればお聞かせください
【菅原様】2ヶ月くらい前のことですが、商品を生産している工場から「今日中に入庫データを作ってくれ」と突如言われたことがありました。私たちは月に1回大量入庫をさせていただいてるのですが、その際ケース数が300~400程度になっており、入庫データの作成にすぐ対応することは当時難しかったのです。
ですので、当日中の対応は正直無理だと思ってました。しかしオープンロジに相談したところ、担当の方がすぐに解決策を提案してくださったため、不可能と思っていたことが30分程度で解決できたのです。この出来事が私にとって印象に残っていることです。
【軸屋様】私にはその方以外にもオープンロジの社員で一人、とても印象に残っている方がいらっしゃいます。その方にも、物流サービスを導入するにあたって大変尽力していただきました。
具体的には、オープンロジからの説明は特に無かったので私たちは「できる」と認識していたことが、実は「できない」内容だった、ということが実際にオープンロジを利用していく中で発覚した際、どうにかならないかと問い合わせたのですが、「できません」と断られてしまったといったことがあったのです。
しかし私たちは諦めきれず、その方に再度相談させていただいたところ、責任者の方に掛け合ってくださり、その後、一緒にサービス改善に向けて取り組んで頂いたという出来事がありました。
このように私たちがオープンロジに対して、スタートアップならではの柔軟性やチャレンジ精神を求めるような強めの要望を正直に伝えさせていただたときでも、その方は「できません」と跳ねのけるのではなく、しっかりと受けとめ、サービス改善に繋げるといった姿勢を見せてくださったことは私の中で強く印象に残っています。
今後、オープンロジに期待されることはありますか?
【軸屋様】Webサービス業界では細かくPDCAを回していくので、何か問題が発生したり新たな施策が決まれば気軽に試したり挑戦したりする企業様が多くいらっしゃいます。先述したように、私たちはオープンロジにはそのスピード感があると実感しています。
加えてオープンロジは、業務内容的に国内外のBtoC業界に携わるEC事業者やECプラットフォームからECに関連した情報をどこよりも早く・多く入手しているはずです。もしそこで得た情報を積極的に共有・提供していただくことができれば、私たちはとてもありがたいですし、私たち以外にもそれを期待している事業者はきっと多いでしょう。
このように私たちはオープンロジをただの配送業者といった位置づけではなく、SaaSとしての価値を提供していける企業だと思っています。ですので配送品質だけを改善していくのではなく、サービスを提供するというところに対して付加価値を付けることができれば、さらに良いサービスへと発展していくのではないでしょうか。
【菅原様】私が今後期待していることは「返品対応」です。返品についてはオープンロジだけでなく他企業にとっても課題点ではあると思っており、私たちも解決をしなければいけないポイントであると考えています。
大手アパレル企業では返品を無料で受け付けているところも存在します。仮に返品が無料であれば、色やサイズの異なる商品を敢えて購入し、試着してみて気に入らない・サイズの合わない商品は気軽に返品することができます。これはお客様にとって大きなメリットとなり、事業者側としても大きな強みになるでしょう。
しかし現状のコスト感ですと、まだ弊社では導入することが難しいのが実情です。この先、オープンロジのサービスで返品にかかるコスト感が現実的なラインになってくれば、返品無料のサービスをお客様に提供することができますので、これからの取り組みに期待しています。
EC事業の運用に手間をかけたくない人に薦めたい
貴社の今後の展開についてお聞かせください
【軸屋様】現在よりもさらに自社ブランドとしてより良い商品をたくさん作っていき、認知をもっと拡げていきたいと考えています。
最近では世界進出の足がかりとして、中国をターゲットに越境ECにも挑戦しようと計画中です。中国ECの市場規模はとても大きく、期待ができる市場です。加えて、そもそも私たちの商品の生産は中国で行っているので、現地で販売するのが一番効率的であることも中国をターゲットに定めた理由のひとつとなっています。
今後の事業目標としては「子供服といえばELMOだよね」と言っていただけるようなブランドをしっかり作っていくことです。日本国内だけでなく、ゆくゆくは世界でも多くの人に認知されるような大きなブランドへと成長させていきたいですね。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
【軸屋様】スタートアップ企業は躍動感といいますか、スピード感を持ってPDCAを回して改善していき、より良いサービスに成長し、そして規模も大きくなっていくものだと思っています。それはもちろんオープンロジにも言えることであり、利用者と共により良いサービスへと成長していけるのはSaaSならではの利点でもあります。
ですので「これから自社の規模を大きくしていきたい」「何か新しいことに挑戦したい」という事業者様にとってオープンロジを利用することは、物流の面だけでなく企業の成長という面においても利点があるのではないでしょうか。
そして何よりShopifyでECを始めようと考えられている方にとっては、物流外注サービスを手軽に導入できます。できるだけEC事業の運用に手間をかけずに始めたいという方は、オープンロジの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
株式会社Get It:https://getit.co.jp/
ELMO for Family:https://elmo-shop.jp/
物流のお悩み、お気軽に
ご相談ください
オープンロジについて疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。自社で導入できるかどうかのご相談も可能です。
各種お役立ち資料もご用意していますので、物流の構築を検討中の方はぜひお役立てください。