7インテリア雑貨やファッションアイテムを始めとする、中国からのさまざまな輸入品の販売を手がけているAiO JAPAN株式会社様。国内販売だけでなく、海外販売にまで販路を広げるなど、現在急成長中の企業です。
今回はAiO JAPAN株式会社の藤田様に、オープンロジ導入の決め手や、なぜハードルを感じることなく越境ECに挑戦できたのか、実際に使ってみて感じたメリットなどを詳しくお聞かせいただきました。
売上拡大が見込めるのであれば、
複数モール展開をやらない手はない
貴社についてご紹介をお願いします
AiO JAPAN株式会社は、中国から輸入したインテリア雑貨、ファッションアイテム、アクセサリー、スポーツ用品など、多岐にわたるカテゴリーの商品を扱っているネットショップを運営しております。
現在、商品を販売している主なモールは、楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングですが、他にも6店舗ほど展開中です。最近では、PayPayフリマ、ヤフオク!などのフリマアプリにも出品しています。海外販売を展開しているECは、海外通販アプリ「Wish」のみです。
Wishとは、2010年にシリコンバレーにて誕生し、世界中で毎月1億人以上のユーザーが利用するECサイト。2021年より日本チームが立ち上がり、今後の拡大が期待される越境ECサービスの一つです。
取り扱っている商品の種類は約1,800種類です。さらにカラーバリエーション、サイズバリエーションを含めるとそれ以上になります。現在は、毎月50〜100件ほどの新商品を増やし、売上拡大を図っています。
新商品はどのように選定しているのでしょうか?
以前は、ECサイトを調査している最中に目についた商品、日本でも人気が出そうな商品を経験を頼りに選定していました。最近では、社員のみならずアルバイトスタッフにも新商品選定に参加していただき、会社全体で探す取り組みを行っています。
弊社では、基本的に中国のECサイトで新商品を探しています。サイトによっては一品一品直接購入する場合もありますが、商品によっては一度に複数個を購入する場合もあります。
複数モールで商品を販売されていますが、どのように販路を広げていったのでしょうか?
最初はAmazonから販売を始め、その後、Yahoo!ショッピング、楽天の順番で展開していきました。現在の売上規模としては楽天が最も高いですが、出店前は、楽天は最初の登録料金がかかり敷居が高く感じていたので、始めるのが遅くなりました。
複数モールで販売している理由としては、間口を広げることで売上拡大が見込めるのであれば、取り組まない選択肢はないという考えです。
今後自社サイトを作ることは検討されていますか?
自社サイトは全く検討していないわけではないですが、人員体制やコストを考慮し、直近で取り組むべきではないという判断をしています。まずはモールのプラットフォームを軸にした販売の拡大に注力したいと考えています。
Wishの導入で、言語のハードルを感じることなく
海外モール展開に踏み出せた
海外通販アプリ「Wish」への出店の経緯を教えてください
Wishからの営業電話がきっかけです。弊社代表が話を聞き、Wishをきっかけに海外モール展開に踏み出せそうだと感じたため、導入を決定しました。
意志決定プロセスの中でも、Wish導入に対してネガティブな意見は出ず、まずは導入してみようとスタートしました。
それまで国内を中心に事業展開されていた中で、海外モール展開、越境ECの開始は検討されていましたか?
興味はありましたが、発送やサイトへの商品登録が滞りなく行えるかといった不安が拭えなかったため、越境ECへの参入にはハードルの高さを感じていました。
弊社には英語を使えるスタッフが1人もいないので、海外サイトを利用するとなるとGoogle翻訳を使いながらの対応となります。こうした事情もあり、これまでは越境EC導入に踏み出せずにいました。
ですが、Wishにはサイトに翻訳機能が付いており、日本人スタッフのサポートも受けられるなど、言語のハードルを解消する機能やサポートが充実していました。私自身は英語がまったく分からないのですが、Wishの担当者の方に、出店までの道筋を丁寧に教えていただいたので、導入にあたって特に困ったことはありませんでした。
インボイスなど海外配送に必要な書類を
自社で作成する必要がない
オープンロジ導入にあたり、他の越境物流アウトソースサービスなども検討されたのでしょうか
弊社では、最初は自社のみで梱包から発送まで行っておりましたが、社内の人件費を考慮し、物量が増えてきた段階で、海外発送の外注を検討し始めました。
低コストのサービスを探していたので、他サービスも金額に重点を置いて比較検討しました。Google検索でヒットした物流サービスのホームページを見て、リストアップした会社には電話もして話を伺ったこともあります。
最終的にオープンロジに委託した一番の理由は、海外発送のコストの安さです。従量課金制なので、初期費用や固定費がかからないことから、まずは導入してみようという判断に至りました。
オープンロジの海外配送サービスを利用して感じている点などございましたら、お聞かせください
一番便利に感じているポイントは、商品を倉庫に預けてユーザーにお届けするまで、国内販売とオペレーション方法が変わらない点です。
商品を倉庫に送るだけで、オープンロジ側で海外発送に必要な作業を全て担ってくれます。本来ならば、インボイスや税関通知書、キャリア用ラベルの書類発行や入力が必要ですが、全てオープンロジの倉庫で発行してもらえるので、手間なく、初めてでもスムーズに運用スタートできました。
越境配送についてわからないことが多い中、「商品を倉庫に送るだけ」で海外購入者に配送ができたからこそ、弊社も海外モールへの展開に踏み出すことができました。
オープンロジの越境配送サービスを利用する際の、発送作業の流れを教えてください
越境配送サービスの発送作業は、Wishで商品が売れていることを確認した後に、オープンロジに出庫依頼をかける流れです。その際のシステム操作は2分もかからず行えるため、少ないリソースでも回しやすく、運用のしやすさを実感しています。
オープンロジに改善して欲しいポイントを教えてください
以前クリックポストで発送したい商品があったのですが、オープンロジのサービスでは対応していないサイズだったため、発送できなかったことがありました。弊社では多様な商品を展開しており、送料はなるべく抑えたいと考えているので、クリックポストサイズの梱包があればなお良いと思います。
オープンロジでは、配送キャリア各種との連携でサイズに最適な梱包をご提案させていただいております。
発送に必要なコストを考慮した上で、
オープンロジを選択
貴社の今後の挑戦について教えてください。
現在は売上を上げることを重点に考えており、楽天の2号店立ち上げや、越境で言うと東南アジア・台湾最大規模のECプラットフォーム「Shopee」の導入も検討しています。
最後に、オープンロジの導入を検討されている方へメッセージをお願いします
海外発送を行っている企業は、外注を利用せずに自社発送で対応できないことはありません。ただし、日々の発送にかかる人的コストを考えると、発送代行サービスを利用するのも1つの選択肢だと思います。
弊社では、発送に必要なコストを考慮した上で、オープンロジを利用させていただいております。他の業務に時間や人を割きたいと考えている事業者の皆様も、ぜひご利用を検討されてみてはいかがでしょうか。
AiO JAPAN株式会社
楽天:https://www.rakuten.co.jp/aio-shop/info.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/s?i=merchant-items&me=AJDCD906YYC2Y
Yahoo!ショッピング:https://shopping.geocities.jp/aioshop/
物流のお悩み、お気軽に
ご相談ください
オープンロジについて疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。自社で導入できるかどうかのご相談も可能です。
各種お役立ち資料もご用意していますので、物流の構築を検討中の方はぜひお役立てください。